元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

375.

その作業が一段落着く頃には夜になっていたため俺はその日はすぐに休むことにしたのだ。
次の日に朝早く起きてから俺達三人でギルドに向かった。
するとギルドの前では昨日の騒ぎを知らない人達が沢山いたのだ。
（まぁ仕方ないか）
俺はその人達の視線を浴びながらも堂々としている。
するとミリアの方を見てコソコソと話しているのが見えたのだ。
どうやらミリアの事を見惚れているようだが、まぁいいかと思いながら中に入っていったのだ
だが中にはミリアの姿を見てさらに盛り上がる。
俺がそれを眺めながら呆然としていると ミリアが話しかけてきたのである。
「ユウトは相変わらず人気ですね」
そう言われて苦笑いをするしかなかった。
だがミリアが話しかけてくれたことで気になったことを聞く。
そう、生産に関係してくることを。
そして生産関係の話を聞くために俺は生産の依頼をしている部屋へと向かう そうしていくと、
俺の姿を見つけるとその人たちが集まってくる。
俺はそれに対応するべく、生産を頼むための用紙を渡していくと俺は早速仕事を
頼み込んでくる人が現れる。
その人たちは全員女性だ。
それも結構な美人だ。
そしてその誰もがこの仕事を受けたいということだ。
（これは困ったな、全部受けてしまったら、俺は過労死してしまうぞ、
さすがに俺の体が持たないし、何より、俺が死んだら、俺の家族達が悲しむことになる）
俺はそう思うと、一旦全て断りを入れてから別の依頼を受けてくれる人をさがそうとしたのだか、
やはり女性は諦めきれないらしくて、俺はその女性達から泣き付かれてしまう。
そして俺の体を心配して俺の嫁達に助けを求める連絡を入れる。
するとみんなは快く受け入れてくれたのでまずは、その女冒険者の話を詳しく聞くことにして 
それから、一人ひとりと面談を始める。
するとその女性たちも、かなり無理をしてでも生産がしたいと言い始めたので。
俺は仕方なく生産の依頼を全て受けることにする。
すると俺は生産の仕事に取り掛かるがその前に俺の体調を考えながら 生産を行ってくれたら
それで良いことを伝えたのだ。
俺はとりあえず今日一日はゆっくりしてもらって明日からは しっかりと働いて貰うように頼んだのであった。
俺はその後で生産に必要な機材を取りに行き 工房まで運ぶと。俺は早速、生産を開始するのであった。
俺は今、俺が作り出した武器の性能を確認するため、試作品の剣を振るっていたのだ。
そして俺はミリアに声をかける。
そう俺の作った剣は魔法との組み合わせによって効果が変わるのである。
俺はその魔法の種類を確認していたのだ。
俺は魔法と相性の合う剣を作り出したのである。
そうすることで俺にしかない能力の発動が可能になり更に攻撃力が増すのである。
その能力は、属性付与である。
つまりは剣に魔力を込めて振ると、それに合った属性の魔法を発動することができるのである。
そうすると、その魔法に応じたダメージが与えられるのだ。
俺はその剣を使って、俺が作った防具と剣を身に着けているミリアと軽く手合わせを行う。