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「ねぇ君の名前はなんと言うの?」
と俺が聞くと、
「私の名前? 私はねリリスっていう名前なんだけど貴方がつけてくれる? 私に名前をくれるかしら?」
と言ったので俺は彼女のことを考えながら考えてみた。
リリスか。確か意味は何にでも化けられるだとかそういう感じの意味ではなかっただろうか? だから俺は
「リリス。君は今日からリリィと名乗るといい」
と言うとその瞬間に 彼女の身体が光に包まれたかとお思うとそれはすぐに収まっていき 光が消える頃にはその姿が変わっていた。
見た目的にはあまり変わりはない。
違う点といえば先程までは黒色のドレス姿であったのが白色のワンピースに変わっている程度であった。
それから俺達はしばらくの間は
「一緒に遊ぼう」
と誘われて俺はリリィと遊び続けた。
鬼ごっこをしたり、かくれんばをした。
だけど俺は途中で飽きてしまったので、
リリィに
「ごめん。ちょっと外に行ってくる」
と言って家を出た。
外に出た俺はまずは近くに見える高い塔を目指すと階段を駆け上がり始めた。
何とか頂上までたどり着いた俺はそこから 遠くの景色を見渡した。
そこから見える光景は絶景であった。
美しい街並みにどこまでも続くような草原が広がっていて、 それらを眺めていると自然と心が癒されていくのを感じると俺は満足したので帰ることにする。
「あらっ。おかえり。
何をしてきたの?」
と彼女は問いかけてきた。
俺は何も言わずに首を横に振ると俺達が過ごしていた日々はとても充実していて楽しい毎日が続いていた。
しかし、そんな日常はある事件を境に崩壊してしまうことになる。
あれは俺と彼女が出会ってから数年の月日が流れた頃のことであった。
ある日突然、俺達の暮らしていた村に魔族の軍勢が迫ってきたという知らせを受けた俺は急いで村に戻ることにした。
だが、俺はそこで見てしまう。
無惨に変わり果てた村の姿が
そこにはあった。
建物は全て壊され、死体の山が築かれていて、 それでもなお、まだ殺戮を続けようとしている者達の姿が見える。
「うおおぉぉ!」
叫び声を上げて走り出した。
気がつくと、いつの間にか手に握られていた剣を振るっていた。
刃を振り下ろす度に鮮血の花びらが舞う。そして肉片となって飛び散っていく。
そして、遂に最後の一人を殺した。
終わった。
これで終わりにしよう。
後味の悪い夢を見た。
目覚めてみると全身汗まみれで、着流しが濡
れてしまっている。
と俺が聞くと、
「私の名前? 私はねリリスっていう名前なんだけど貴方がつけてくれる? 私に名前をくれるかしら?」
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「リリス。君は今日からリリィと名乗るといい」
と言うとその瞬間に 彼女の身体が光に包まれたかとお思うとそれはすぐに収まっていき 光が消える頃にはその姿が変わっていた。
見た目的にはあまり変わりはない。
違う点といえば先程までは黒色のドレス姿であったのが白色のワンピースに変わっている程度であった。
それから俺達はしばらくの間は
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と誘われて俺はリリィと遊び続けた。
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「ごめん。ちょっと外に行ってくる」
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美しい街並みにどこまでも続くような草原が広がっていて、 それらを眺めていると自然と心が癒されていくのを感じると俺は満足したので帰ることにする。
「あらっ。おかえり。
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しかし、そんな日常はある事件を境に崩壊してしまうことになる。
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ある日突然、俺達の暮らしていた村に魔族の軍勢が迫ってきたという知らせを受けた俺は急いで村に戻ることにした。
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そこにはあった。
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「うおおぉぉ!」
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気がつくと、いつの間にか手に握られていた剣を振るっていた。
刃を振り下ろす度に鮮血の花びらが舞う。そして肉片となって飛び散っていく。
そして、遂に最後の一人を殺した。
終わった。
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目覚めてみると全身汗まみれで、着流しが濡
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