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今日も家に帰って来ることができないそうだ。
「分かったわ、貴方がいない間は子供達と一緒に過ごすことにするわね」
と私は答える。
その答えにバレッド様は苦笑を浮かべると共に申し訳なさそうな表情を見せながらも私との子供を撫でながら
こう言う。
「本当にすまないが、俺のいない間よろしく頼む」
とね。
そんなこんなで夫と別れた私は自室に戻り、私と子供の二人きりで過ごしていた。
この子はまだ幼いので一緒にいる時間は長いのだけどね。
その日の夜は、久しぶりに私達二人で寝る事になった。
私はこの子と添い遂げると誓った日から、毎日のように抱かれるようになってしまい、今ではそれが当たり前の事
として認識するようになった私がいる。
それ故に、今夜はどんな風にされてしまうのか、考えるだけでもドキドキしてしまう。
いつも以上に激しい愛を注がれてしまうのか、それとも私を愛してくれるだけに終わるのか、はてまた両方なのか、
どちらにせよ私にとっては刺激的すぎる内容でしかないわけで、楽しみにしている自分と怖がっている自分が
共存する不思議な状態となっていた。
そういえば、どうして私はこのような目に遭うようになったんだっけ、などと思い出そうとするがうまく
まとまらない、何が原因なんだろう。
「まあ、いっか」
そんなことを思っているとふと、眠くなってきたせいでそのまま瞼を閉じていった。
そのまま寝息を立てていた私の耳に入るのは自分の名前を何度も呼ぶ彼の声で、目を覚ませと促される。
一体なんだというのだろうかと目を開けようとすると唇を塞がれた。
バレッド様の舌が私の口内に入り込み、蹂躙するように舐め回すせいで息が出来なくなる。
押し倒されて、バレッド様は私の体を弄んでいき、胸を触り始めていく。揉まれていく内に私の体は火照って
来てしまっていて彼のされるがままの状態になっていました。
そのまま私の下着を脱がされると濡れていたせいか糸を引いてしまい、バレッド様はそれを見てニヤリとした
表情を見せたのである。
ついに挿入されていく感覚に身悶える私、激しく動く度に私の口から喘ぎ声が漏れ出してしまいました。
それからしばらくしてバレッド様が果てるまでずっと続いた行為が終わった後、私はバレッド様に愛してもらって
嬉しい気持ちになる。
それと同時に私はこれからもバレッド様との幸せな時間を噛みしめていたい、そう思うようになっていったので
ある。
次の日の朝を迎えようとしたとき、バレッド様から突然言われたの。
「今日、デートしよう」
って、そう言われて、私は嬉しくなってバレッド様の提案を受け入れましたわ。
私もバレッド様と一緒の時間を過ごしたかったから、一刻も早く会いたかったのです。
そうしているうちにバレッド様は着替え終わったらしく、私も準備を始める。
といっても、服に着替えて化粧をすればいいだけの話なのですぐに終わったけどね。
さあ、出かけましょう。私はバレッド様の左腕に自分の腕を絡ませた。
バレッド様は私の方へ視線を向けると微笑みかけてくれた。
それにつられて私も笑顔を返す。それだけで幸せだった。
こうして私はバレッド様と二人で並んで歩いて行く、すると途中ですれ違った男達が私の事をじろじろと
見てくるものだから不快な気分になり、つい睨みつけてしまった。
止めてと制止してくるが、それでも私は許せなかった。
バレッド様は私の肩に手を置くと優しく語り掛けて来る。
「落ち着けって、あんな奴らの事は放っておけば良いんだよ。あいつらはお前が美人なのが気に入らないだけ
だからな」
と言ってきたので納得した。
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