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しかも一度で終わらずに何度も求められる事も多い。
だが、私としても彼を悦ばせたくは思う。
こんな体で役に立てるのだろうかと思わざるをえないが、彼は私を求めてくる事が多いのだし私も拒みはしない。
とはいえ、限度というものがあるので私は必死に耐えたりするのだが、
結局最後は私の方が耐えきれずに根負けしてしまう事も多かったりするのが実情。
そう考えている間に彼は私の花弁に指を入れていき、
ゆっくりと中を掻き混ぜたりとしていくので私はつい腰を揺らめかせていた。
「そ、そこはいけません。気持ち良すぎておかしくなって、あ、あっ、あ」
私は身を捩らせて悶えるしかなくなっていた。
彼の指の動きに合わせるように花弁から淫猥極まりない音が出ていて恥ずかしくて死にそうだ。
更には蜜壺の奥底にある快楽の源泉とも言うべく場所、Gスポットまで容赦なく
攻め立ててくるため私は意識が飛んでしまいそうになっていた。
当然のごとく快楽漬けの状態にされているため何も考えられなくなってしまっているが、
このまま続けば間違いなく気を失ってしまうであろうことは確実だっただけに私は焦りを隠せない。
「ああああ、またイキそうになります。ふ、ふっ、ダメぇ、それ以上触らないでくださいっ、
ああ、これ以上はほんとに死んじゃいますから!」
そう言ったものの私は既に快楽に流されてまとも判断ができるような状態ではなくて
ただひたすらにバレッド様の事だけを見ていた。
そのバレッド様と言えば嬉しげに笑っており、
「それじゃ止めるとするか。俺はいつでもできるが、流石に負担を強いる事になる。
その状態で交わってもきっと辛いはずだ。大丈夫、今日はお休みするとよい。
その前にお風呂に入った方がいいだろう。
さ、行くぞマリアベル。背中を流してやる、いや洗ってあげようか。ほら早くこないか、
それともまだ物足りないのか?」
と嬉々とした表情をしていて私は否定したが内心では違っていてもしかしてバレッド様は
私の心を読むことが出来るのですか!?
「はい、参ります。喜んで行かせていただきます!」
そう言い放つとすぐに準備をして、浴室へ向かったのだが、彼は先に入っており私は急いで入ろうとしたが、
いきなり彼が私の腕を掴んだためそのまま倒れ込んでしまい、私は慌てて体勢を立て直すがその際、
私の花弁が思いっきりバレッド様の顔に激突しており、彼が驚いていたのだが私は慌てることも無く、
冷静に彼の首筋を掴んでいたりする。
つまり、首を締め付けた状態である。
この程度の事で彼が怒る事は無いのだが、私が意図的にやったわけではなく
不慮の事故であるのだが――彼は違うらしい。
「すまない。君は悪くはないのかもしれないが今ので怒りが爆発してしまった」
彼は謝るとおもむろに私を押し倒してきたため、抵抗するにもできなく、
私の方からも彼を求めるようになったのだと説明。
その後はお互い激しく貪りあうのであったが、私の体は未だに火照る一方であり欲求不満なのは確かなこと。
それは恐らくバレッド様も同じだろうと思われるため暫くの間は毎日のように
交わることになるとはこの時は夢にも思わぬことだった。
そして夜が訪れる度にバレッド様との逢瀬を交わす日々が続いていたある日のことである。
「おはようございますバレッド様、今日も素敵な朝を迎えましたね!」
そう私が声を掛けたら彼からの返事が無かった。
おかしいと思った私が寝室を覗き込むと彼は熟睡していたのが見えた。
普段ならば起きる時間帯なのだが今日に限って起きようともしなかったのが不思議だと思い、
彼が眠るベッドに近づいて顔を覗かせると安眠を享受している。
寝顔だけでも十分にカッコいいと思うのはバレッド様の魅力が引き立っているせいなのだろうとは思う。
私は微笑ましいと思うと頬にキスをしていた。
その後、ベッドの端でバレッド様が眠っている様子を見ながら朝食を作り終えると匂いに
誘われたらしく欠伸をしながら彼は起きたのだった。
だが、私としても彼を悦ばせたくは思う。
こんな体で役に立てるのだろうかと思わざるをえないが、彼は私を求めてくる事が多いのだし私も拒みはしない。
とはいえ、限度というものがあるので私は必死に耐えたりするのだが、
結局最後は私の方が耐えきれずに根負けしてしまう事も多かったりするのが実情。
そう考えている間に彼は私の花弁に指を入れていき、
ゆっくりと中を掻き混ぜたりとしていくので私はつい腰を揺らめかせていた。
「そ、そこはいけません。気持ち良すぎておかしくなって、あ、あっ、あ」
私は身を捩らせて悶えるしかなくなっていた。
彼の指の動きに合わせるように花弁から淫猥極まりない音が出ていて恥ずかしくて死にそうだ。
更には蜜壺の奥底にある快楽の源泉とも言うべく場所、Gスポットまで容赦なく
攻め立ててくるため私は意識が飛んでしまいそうになっていた。
当然のごとく快楽漬けの状態にされているため何も考えられなくなってしまっているが、
このまま続けば間違いなく気を失ってしまうであろうことは確実だっただけに私は焦りを隠せない。
「ああああ、またイキそうになります。ふ、ふっ、ダメぇ、それ以上触らないでくださいっ、
ああ、これ以上はほんとに死んじゃいますから!」
そう言ったものの私は既に快楽に流されてまとも判断ができるような状態ではなくて
ただひたすらにバレッド様の事だけを見ていた。
そのバレッド様と言えば嬉しげに笑っており、
「それじゃ止めるとするか。俺はいつでもできるが、流石に負担を強いる事になる。
その状態で交わってもきっと辛いはずだ。大丈夫、今日はお休みするとよい。
その前にお風呂に入った方がいいだろう。
さ、行くぞマリアベル。背中を流してやる、いや洗ってあげようか。ほら早くこないか、
それともまだ物足りないのか?」
と嬉々とした表情をしていて私は否定したが内心では違っていてもしかしてバレッド様は
私の心を読むことが出来るのですか!?
「はい、参ります。喜んで行かせていただきます!」
そう言い放つとすぐに準備をして、浴室へ向かったのだが、彼は先に入っており私は急いで入ろうとしたが、
いきなり彼が私の腕を掴んだためそのまま倒れ込んでしまい、私は慌てて体勢を立て直すがその際、
私の花弁が思いっきりバレッド様の顔に激突しており、彼が驚いていたのだが私は慌てることも無く、
冷静に彼の首筋を掴んでいたりする。
つまり、首を締め付けた状態である。
この程度の事で彼が怒る事は無いのだが、私が意図的にやったわけではなく
不慮の事故であるのだが――彼は違うらしい。
「すまない。君は悪くはないのかもしれないが今ので怒りが爆発してしまった」
彼は謝るとおもむろに私を押し倒してきたため、抵抗するにもできなく、
私の方からも彼を求めるようになったのだと説明。
その後はお互い激しく貪りあうのであったが、私の体は未だに火照る一方であり欲求不満なのは確かなこと。
それは恐らくバレッド様も同じだろうと思われるため暫くの間は毎日のように
交わることになるとはこの時は夢にも思わぬことだった。
そして夜が訪れる度にバレッド様との逢瀬を交わす日々が続いていたある日のことである。
「おはようございますバレッド様、今日も素敵な朝を迎えましたね!」
そう私が声を掛けたら彼からの返事が無かった。
おかしいと思った私が寝室を覗き込むと彼は熟睡していたのが見えた。
普段ならば起きる時間帯なのだが今日に限って起きようともしなかったのが不思議だと思い、
彼が眠るベッドに近づいて顔を覗かせると安眠を享受している。
寝顔だけでも十分にカッコいいと思うのはバレッド様の魅力が引き立っているせいなのだろうとは思う。
私は微笑ましいと思うと頬にキスをしていた。
その後、ベッドの端でバレッド様が眠っている様子を見ながら朝食を作り終えると匂いに
誘われたらしく欠伸をしながら彼は起きたのだった。
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