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私が不思議に思っているとバレッド様は笑顔で答える。
「大丈夫だよ。ちょっとした準備をするだけだ」
と、そう言われたので私はおとなしく待つことにした。
するとバレッド様は棚をゴソゴソと探し始める。
一体何をするつもりなのだろうかと私は首を傾げていると彼は引き出しの中から黒い首輪を取り出すと
私の後ろに回り込んで首に嵌めようとする。
そうすると当然私は前屈みの体勢になってしまうので、必然的にお尻を突き出してしまう事になる。
なのでバレッド様は楽しげに笑い出す。
その態度を見て私は少しだけ不機嫌になっていたが、彼はお構いなしに私の後頭部を
掴んで無理やりこちらに向けさせると言った。
「マリアベル。これは君を可愛がりやすくするためのものなんだ。だから受け入れてくれないかな」
そう言われて私は何も言い返せなくなってしまう。
バレッド様の言い分もわかるの。
私達は今まさに結ばれようとしているのである。
ならば邪魔なものを取り払うくらいはしなければ駄目な事は理解していた。
「わかり、まし――」
そう言いかけたところでバレッド様は私のお尻を叩いてきた。
いい音の後に私は痛みを感じる。
私は痛さに顔をしかめているとその隙にバレッド様は私を仰向けにすると
馬乗りになってきて無理矢理唇を奪ってくる。
そのまましばらくディープなキスをしている間に私はいつの間にか下着まで剥ぎ取られていた。
バレッド様に裸体姿を見られてしまっている。
そう考えるだけで顔から火が出そうな程熱くなってくる。
きっと私の表情からは羞恥心というものは消え去っておりただ単に興奮して発情した雌のような顔をしてるに
違いないと思うとますます恥ずかしい。
するとバレッド様は満足そうにして私のお腹に跨ってきた。
お陰で彼のモノと私の下腹部が擦れ合って快感を与えてくる。
しかも、私の花弁はすでに洪水状態でグチョ濡れになっていて太腿を伝って滴っていた。
彼のモノが触れればすぐに分かる位に敏感になっている。
それに気付いた彼はわざと焦らすようにして入り口周辺を刺激してきた。
その度に甘い吐息が漏れてしまい恥ずかしくて仕方がない。
私は意地悪されて感じている自分が嫌いなのにどうしても反応せずにはいられなかった。
無意識のうちに自分でも股間を押し付けるような形で彼のモノを受け入れようと試みるがうまくいかない。
そんな様子に気が付いたバレッド様の指が私の花弁に伸びてきてゆっくりと掻き回してきたの!
最初は一本だけだったけれど次第に二本、三本、最終的には四本入れられてしまったのです!
私はもう抵抗できずされるがままになっていましたが、それが気持ちよくて私は何度も絶頂を繰り返していました。
それからバレッド様は私から離れる。
やっと終わるのかと思ったら今度はバレッド様が自分の性器を取り出して、私の入り口に押し当ててきます。
そして一気に突き上げてきた。
あまりの質量の大きさに耐え切れず子宮にまで届いてしまったのではないかと思われるほどの衝撃を
受けた私は軽く潮を吹き出し意識を失いそうになりました。
それからバレッド様の激しいピストン運動が始まった時、とうとう私は耐え切れなくなって、
バレッド様の白濁液を中に出されながら盛大に漏らしてしまった。
バレッド様は私の中へ射精をしながら、私の乳房にしゃぶりついてきました。
私はそれだけで身体を大きく痙攣させてイッてしまい、 
バレッド様のお口に乳房を差し出しながら失禁と脱糞をしました。
それを見たバレッド様は私にキスをしてくださいまして、
そのまま私と繋がってくださいました。
バレッド様の熱いものが注がれていき私の膣内はいっぱいになってしまいそれでもまだ足りなかったらしくて
隙間から溢れてしまい床に水溜りを作ってしまいました。
その後私は何度も絶頂を迎えさせられ続け遂には意識を失ってしまった。
そう、バレッド様によって失神させられたの。
気が付けば朝になっておりベッドの上で横たわっていました。
そして隣にはバレッド様の姿があったのです。
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