175 / 236
175.
しおりを挟む
その事実を知った時、俺は驚きを禁じ得なかった。
何せこの世界の住人なら絶対に知らないはずのことを知っていたのだから無理もないことだろう。
聞けば彼女達は別の世界の神によって召喚されたのだという。
そして、その目的は元の世界に帰る方法を探すことだったそうだ。
最初は戸惑っていたようだが、次第に慣れてくると楽しく過ごすようになっていったらしい。
だが、それも長くは続かなかった。
ある日のこと、突然この世界に連れて来られたかと思えば、
「私は、お前を勇者として認めていない。よってお前は今日からこの城から出ていけ!」
突然のことに頭が真っ白になったまま立ち尽くしていると、更に追い討ちをかけるように
告げられた言葉に目の前が真っ暗になるのを感じた。
(え……? 今なんて言ったんだ?)
一瞬理解できなかったが、すぐにその意味を理解することになる。
何故ならその直後、目の前に居た女性が不敵な笑みを浮かべながら
こちらに手をかざしてきたからだ。
すると次の瞬間、突如として視界が歪み始めたかと思うと、そのまま意識を失ってしまった……
気がつくとそこは見知らぬ部屋の中だった。
どうやらベッドに寝かされていたらしく身体を起こそうとしたが思うように動かないことに気付く。
それどころか手足の自由すら利かず、首を動かすことすら出来なかった。
「くっ……何だこれは……」
何とかして動こうと試みるも無駄に終わるだけだった。
それどころか余計に体力を使ってしまい息切れを起こしてしまう始末であった。
それでも諦めずに続けていくうちに段々と慣れてきたのかスムーズに動けるようになってきた気がした。
そこで今度はゆっくりと立ち上がってみることにする。
ふらつきながらもなんとか立ち上がることに成功した俺は周囲を見回してみたがやはり見覚えのない場所であることに変わりはなかった。
(ここはどこなんだ?)
そう思って考えていると不意に部屋の扉が開いた。
入ってきたのは一人の女性であった。
年齢は20代前半くらいだろうか?髪は金色で腰の辺りまで伸びているストレートヘアーをしており、
「あら、目が覚めたみたいね。良かったわ」
と言って微笑んでいる姿はとても美しく見えた。
だが同時にどこか懐かしい感じがするのは何故だろう?
そんなことを思っていると彼女が話しかけてきた。
「気分はどうかしら?どこか痛いところとかはない?」
そう言われて自分の身体を確認してみると、特に異常はなさそうだったので素直に答えることにした。
その後、いくつか質問をされたがどれも簡単なものばかりだったので問題なく答えることができたと思う。
すると安心したような表情を見せた後で言った。
「それなら大丈夫そうね」
そう言いながら俺の顔を覗き込んでくる彼女の瞳を見ていると吸い込まれそうな感覚を覚えたが、
そこで我に返った俺は慌てて視線を逸らすと話題を変えるために質問を投げかけた。
「ところで、あなたは誰なんですか?」
それを聞いた彼女は一瞬キョトンとした表情を浮かべた後でクスクスと笑った後、自己紹介を始めた。
「あぁ、ごめんなさいね。まだ名乗ってなかったわね。私の名前はアリアよ。よろしくね」
そう言って微笑む彼女に対して俺も名乗ろうとしたのだが、何故か名前が思い出せなかった。
仕方なく黙ったままでいると、それに気付いた彼女が不思議そうに首を傾げながら尋ねてくる。
「どうしたの?何かあったのかしら?」
その言葉にどう答えて良いか分からずにいると、それを見た彼女が何かを思いついたかのように手を叩いた後で言った。
「もしかして、名前を忘れちゃったの?」
図星を突かれて思わず黙り込んでしまう俺を見て、彼女は困ったような表情を浮かべると言った。
「参ったわね……どうしようかしら……」
困り果てている様子の彼女に申し訳なく思いながらもどうすることもできずにいると、不意に部屋の扉を叩く音が聞こえてきた。
コンコンッ!その音を聞いてビクッと身体を震わせると、恐る恐る扉の方に目を向ける。
すると、扉の向こう側から声が聞こえてきた。
その声は女の声だった。
どうやらこの部屋に向かって呼びかけているようだが、
一体誰だろうか?
そう思っていると、アリアさんが代わりに答えてくれた。
「ちょっと待ってくださいね」
そう言って立ち上がると扉の方へと向かうと、鍵を開けてから扉を開いた。
そこには一人の女が立っていた。
その姿を見て驚いたのは俺だけではなく、アリアさんも同じだったようだ。
「えっ!? 嘘っ!?」
驚愕のあまり目を見開いて固まっている彼女をよそに俺は女に話しかけた。
それにしても随分と派手な格好をしているなと思ったものの口には出さないでおくことにした。
それよりも今は目の前の状況をどうにかする方が先決だと思ったからだ。
とりあえず落ち着いてもらうためにも部屋に入れて話をすることにしたのだが、
その際アリアさんにも一緒に来てもらおうとしたら断られたので渋々一人で戻ることになったのだった。
翌朝、朝食を済ませた後で出発する準備をしていたところに誰かが訪ねてきたようだ。
扉を開けるとそこには見覚えのある顔があった。
それは昨日会ったばかりの女騎士様だった。
何の用だろうかと思っていると、いきなり頭を下げられてしまったので面食らってしまった。
何せこの世界の住人なら絶対に知らないはずのことを知っていたのだから無理もないことだろう。
聞けば彼女達は別の世界の神によって召喚されたのだという。
そして、その目的は元の世界に帰る方法を探すことだったそうだ。
最初は戸惑っていたようだが、次第に慣れてくると楽しく過ごすようになっていったらしい。
だが、それも長くは続かなかった。
ある日のこと、突然この世界に連れて来られたかと思えば、
「私は、お前を勇者として認めていない。よってお前は今日からこの城から出ていけ!」
突然のことに頭が真っ白になったまま立ち尽くしていると、更に追い討ちをかけるように
告げられた言葉に目の前が真っ暗になるのを感じた。
(え……? 今なんて言ったんだ?)
一瞬理解できなかったが、すぐにその意味を理解することになる。
何故ならその直後、目の前に居た女性が不敵な笑みを浮かべながら
こちらに手をかざしてきたからだ。
すると次の瞬間、突如として視界が歪み始めたかと思うと、そのまま意識を失ってしまった……
気がつくとそこは見知らぬ部屋の中だった。
どうやらベッドに寝かされていたらしく身体を起こそうとしたが思うように動かないことに気付く。
それどころか手足の自由すら利かず、首を動かすことすら出来なかった。
「くっ……何だこれは……」
何とかして動こうと試みるも無駄に終わるだけだった。
それどころか余計に体力を使ってしまい息切れを起こしてしまう始末であった。
それでも諦めずに続けていくうちに段々と慣れてきたのかスムーズに動けるようになってきた気がした。
そこで今度はゆっくりと立ち上がってみることにする。
ふらつきながらもなんとか立ち上がることに成功した俺は周囲を見回してみたがやはり見覚えのない場所であることに変わりはなかった。
(ここはどこなんだ?)
そう思って考えていると不意に部屋の扉が開いた。
入ってきたのは一人の女性であった。
年齢は20代前半くらいだろうか?髪は金色で腰の辺りまで伸びているストレートヘアーをしており、
「あら、目が覚めたみたいね。良かったわ」
と言って微笑んでいる姿はとても美しく見えた。
だが同時にどこか懐かしい感じがするのは何故だろう?
そんなことを思っていると彼女が話しかけてきた。
「気分はどうかしら?どこか痛いところとかはない?」
そう言われて自分の身体を確認してみると、特に異常はなさそうだったので素直に答えることにした。
その後、いくつか質問をされたがどれも簡単なものばかりだったので問題なく答えることができたと思う。
すると安心したような表情を見せた後で言った。
「それなら大丈夫そうね」
そう言いながら俺の顔を覗き込んでくる彼女の瞳を見ていると吸い込まれそうな感覚を覚えたが、
そこで我に返った俺は慌てて視線を逸らすと話題を変えるために質問を投げかけた。
「ところで、あなたは誰なんですか?」
それを聞いた彼女は一瞬キョトンとした表情を浮かべた後でクスクスと笑った後、自己紹介を始めた。
「あぁ、ごめんなさいね。まだ名乗ってなかったわね。私の名前はアリアよ。よろしくね」
そう言って微笑む彼女に対して俺も名乗ろうとしたのだが、何故か名前が思い出せなかった。
仕方なく黙ったままでいると、それに気付いた彼女が不思議そうに首を傾げながら尋ねてくる。
「どうしたの?何かあったのかしら?」
その言葉にどう答えて良いか分からずにいると、それを見た彼女が何かを思いついたかのように手を叩いた後で言った。
「もしかして、名前を忘れちゃったの?」
図星を突かれて思わず黙り込んでしまう俺を見て、彼女は困ったような表情を浮かべると言った。
「参ったわね……どうしようかしら……」
困り果てている様子の彼女に申し訳なく思いながらもどうすることもできずにいると、不意に部屋の扉を叩く音が聞こえてきた。
コンコンッ!その音を聞いてビクッと身体を震わせると、恐る恐る扉の方に目を向ける。
すると、扉の向こう側から声が聞こえてきた。
その声は女の声だった。
どうやらこの部屋に向かって呼びかけているようだが、
一体誰だろうか?
そう思っていると、アリアさんが代わりに答えてくれた。
「ちょっと待ってくださいね」
そう言って立ち上がると扉の方へと向かうと、鍵を開けてから扉を開いた。
そこには一人の女が立っていた。
その姿を見て驚いたのは俺だけではなく、アリアさんも同じだったようだ。
「えっ!? 嘘っ!?」
驚愕のあまり目を見開いて固まっている彼女をよそに俺は女に話しかけた。
それにしても随分と派手な格好をしているなと思ったものの口には出さないでおくことにした。
それよりも今は目の前の状況をどうにかする方が先決だと思ったからだ。
とりあえず落ち着いてもらうためにも部屋に入れて話をすることにしたのだが、
その際アリアさんにも一緒に来てもらおうとしたら断られたので渋々一人で戻ることになったのだった。
翌朝、朝食を済ませた後で出発する準備をしていたところに誰かが訪ねてきたようだ。
扉を開けるとそこには見覚えのある顔があった。
それは昨日会ったばかりの女騎士様だった。
何の用だろうかと思っていると、いきなり頭を下げられてしまったので面食らってしまった。
0
お気に入りに追加
123
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
【完結】国外追放の王女様と辺境開拓。王女様は落ちぶれた国王様から国を買うそうです。異世界転移したらキモデブ!?激ヤセからハーレム生活!
花咲一樹
ファンタジー
【錬聖スキルで美少女達と辺境開拓国造り。地面を掘ったら凄い物が出てきたよ!国外追放された王女様は、落ちぶれた国王様゛から国を買うそうです】
《異世界転移.キモデブ.激ヤセ.モテモテハーレムからの辺境建国物語》
天野川冬馬は、階段から落ちて異世界の若者と魂の交換転移をしてしまった。冬馬が目覚めると、そこは異世界の学院。そしてキモデブの体になっていた。
キモデブことリオン(冬馬)は婚活の神様の天啓で三人の美少女が婚約者になった。
一方、キモデブの婚約者となった王女ルミアーナ。国王である兄から婚約破棄を言い渡されるが、それを断り国外追放となってしまう。
キモデブのリオン、国外追放王女のルミアーナ、義妹のシルフィ、無双少女のクスノハの四人に、神様から降ったクエストは辺境の森の開拓だった。
辺境の森でのんびりとスローライフと思いきや、ルミアーナには大きな野望があった。
辺境の森の小さな家から始まる秘密国家。
国王の悪政により借金まみれで、沈みかけている母国。
リオンとルミアーナは母国を救う事が出来るのか。
※激しいバトルは有りませんので、ご注意下さい
カクヨムにてフォローワー2500人越えの人気作
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!
夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ)
安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると
めちゃめちゃ強かった!
気軽に読めるので、暇つぶしに是非!
涙あり、笑いあり
シリアスなおとぼけ冒険譚!
異世界ラブ冒険ファンタジー!
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
勇者パーティー追放された支援役、スキル「エンカウント操作」のチート覚醒をきっかけに戦闘力超爆速上昇中ですが、俺は天職の支援役であり続けます。
カズマ・ユキヒロ
ファンタジー
支援役ロベル・モリスは、勇者パーティーに無能・役立たずと罵られ追放された。
お前のちっぽけな支援スキルなど必要ない、という理由で。
しかし直後、ロベルの所持スキル『エンカウント操作』がチート覚醒する。
『種類』も『数』も『瞬殺するか?』までも選んでモンスターを呼び寄せられる上に、『経験値』や『ドロップ・アイテム』などは入手可能。
スキルを使った爆速レベルアップをきっかけに、ロベルの戦闘力は急上昇していく。
そして勇者一行は、愚かにも気づいていなかった。
自分たちの実力が、ロベルの支援スキルのおかげで成り立っていたことに。
ロベル追放で化けの皮がはがれた勇者一行は、没落の道を歩んで破滅する。
一方のロベルは最強・無双・向かうところ敵なしだ。
手にした力を支援に注ぎ、3人の聖女のピンチを次々に救う。
小さい頃の幼馴染、エルフのプリンセス、実はロベルを溺愛していた元勇者パーティーメンバー。
彼女たち3聖女とハーレム・パーティーを結成したロベルは、王国を救い、人々から賞賛され、魔族四天王に圧勝。
ついには手にした聖剣で、魔王を滅ぼし世界を救うのだった。
これは目立つのが苦手なひとりの男が、最強でありながらも『支援役』にこだわり続け、結局世界を救ってしまう。そんな物語。
※2022年12月12日(月)18時、【男性向けHOTランキング1位】をいただきました!
お読みいただいた皆さま、応援いただいた皆さま、
本当に本当にありがとうございました!
俺は5人の勇者の産みの親!!
王一歩
ファンタジー
リュートは突然、4人の美女達にえっちを迫られる!?
その目的とは、子作りを行い、人類存亡の危機から救う次世代の勇者を誕生させることだった!
大学生活初日、巨乳黒髪ロング美女のカノンから突然告白される。
告白された理由は、リュートとエッチすることだった!
他にも、金髪小悪魔系お嬢様吸血鬼のアリア、赤髪ロリ系爆乳人狼のテル、青髪ヤンデレ系ちっぱい娘のアイネからもえっちを迫られる!
クラシックの音楽をモチーフとしたキャラクターが織りなす、人類存亡を賭けた魔法攻防戦が今始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる