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しかも耳元で囁かれた言葉を聞いた瞬間、完全に思考が停止してしまったくらいだからな。
それは……どういう意味なんだ?
混乱して上手く言葉が出てこないでいると、彼女は微笑みながら答えてくれたんだ。
それを聞いてようやく理解できた俺はホッと胸を撫で下ろしたんだが、それと同時に疑問を抱いたんだ。
どうしてそんなことを聞いたんだろうと思って聞いてみることにしたんだ。
すると意外な答えが返ってきたんだよ。なんでも一度でいいから試してみたかったからなんだってさ。
それを聞いて思わず苦笑してしまったよ。
まさかそんなことを言われるとは思わなかったからな。
まあでも確かに言われてみればそうかもしれないと思ったのは事実だしな。
というわけで早速やってみることにしたんだ。
とは言ってもどうすれば良いのかわからないから聞いてみたところ、まずは服を脱がなければならないと言われたので言われた通りにすることにする。
そして下着姿になったところで再び問いかけられたので頷くと、ゆっくりと手を伸ばしてきて俺の身体に触れてきたんだ。
最初はくすぐったかっただけだったんだが次第に変な気分になってきたような気がして戸惑っていると、
不意に胸の辺りを撫でられた途端ビクッと反応してしまったんだ。
その様子を見た彼女は笑みを浮かべると更に強く揉んできたので
堪らず声が出てしまうほどだった。
しかしそれでも止めてくれる気配はなくむしろ激しさを増したように思えたので慌てて
止めようとするも間に合わず絶頂を迎えてしまったんだ。
そして力が抜けてぐったりとしていると頭を撫でられたので顔を上げると優しく微笑む彼女と目が合い恥ずかしくなって顔を背けていると、
後ろから誰かに抱きつかれたので驚いて振り返るとそこには裸の少女がいたのだ。
驚きのあまり硬直していると、その少女は妖しく微笑みつつこう言った。
そして次の瞬間、俺の唇を奪ったのだ。
突然のことに混乱していると口の中に何かが入ってくる感触があった。
舌だと気づいた時にはすでに遅く、絡め取られてしまっていたのだ。
しばらくして解放された時には息も絶え絶えの状態になっており、呼吸を整えようと必死になっていると不意に名前を呼ばれたので顔を上げると
目の前に彼女の顔があった。
その瞳を見た瞬間、吸い込まれそうな感覚に襲われた直後、再び唇が重ねられていた。
今度は先程よりも激しいものでまるで貪り尽くすかのような勢いだった。
抵抗しようにも力が入らずされるがままになっているうちに意識が遠のいていきそうになった時、
ようやく解放されたことで安堵していると今度は首筋を舐められたので背筋がゾクッとする感覚に襲われていると
今度は耳に息を吹きかけられてしまい身体が大きく跳ね上がるほどの衝撃を受けることになった。
そんな俺を見て楽しそうに笑う彼女を睨みつけようとしたその時、突然下腹部を撫でられたことで
変な声が出てしまい慌てて口を塞ぐことになったのだが手遅れだったようだ。
その様子を見た彼女がニヤリと笑ったのを見て嫌な予感を覚えたのだが時すでに遅しといった
感じで逃げ道を塞がれてしまっていたためどうすることもできなかったのだが結局諦めるしかなかったようだ。
こうして俺は彼女にされるがままになってしまうことになるのだった。
「ちょっ、ちょっと待ってくれ!」
流石にこれ以上はまずいと思い制止しようとするも聞き入れてもらえなかったようで、
それどころか逆に激しさが増していったため結局最後までやる羽目になってしまったようだ。
それからしばらくの間余韻に浸っていた俺達だったが、
落ち着いたところでこれからどうするか話し合うことになった。
「さて、どうしたものかな?」
俺の言葉に全員が考え込むような仕草を見せる中、最初に口を開いたのはアレクだった。
「とりあえずリュートさんは、今後どうしたいですか?」
そう言われて少し考えてみるが特に思いつくことはなかった。
なので正直に答えることにする。
「う~ん、そうだな……できればこのまま平和に暮らしたいかな?」
「そうですか……」
マリアは少し残念そうな表情を浮かべるがすぐに笑顔に戻ると続けて質問してきた。
その内容は至ってシンプルなものだったのだが、俺にとっては非常に難しい問題でもあった。
なぜなら俺にはこの世界で生きていく上で必要な知識が全く無いからだ。
それに言葉や文字もわからない状態でどうやって生活していくというのか?
そんなことを考えているうちに段々と不安になってきてしまった俺は思い切って相談してみることにしたんだ。
すると意外な答えが返ってきたんだ。
なんと彼女達の家に住まわせてくれるというのだ!
これには驚いたね。まさかそんなことを言ってくれるなんて思ってなかったからさ。
でも、そうなると色々と問題があるんじゃないのかと思って聞いてみたら問題ないとのことだったので
お言葉に甘えることにすることに決めたんだ。
「じゃあよろしくお願いします」
そう言って頭を下げると彼女も笑顔で応えてくれたんだ。
それを見て嬉しくなった俺は自然と笑みが溢れてくるのを感じたんだ。
それからしばらくは雑談しながら過ごした後、日が暮れてきたこともあって夕食を食べていくことになったんだ。
そこで改めて自己紹介をしたんだがみんないい人達ばかりで安心したよ。
食事の方はすごく美味しかったな。
こんなに美味しい料理を食べたのは初めてかもしれないくらいだ。
夢中で食べているとみんなが微笑ましそうに見ていることに気づいたんだが恥ずかしかったけど嬉しかったぜ。
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