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(流石だな、相変わらず凄まじい魔力だ)
そう思いながら避けていると不意に魔法が消えた。
(ん?)
いきなり間合いを詰められたのかと思うと足を引っかけられる。
「ちょ」
「魔王なめんじゃねぇぞ」
次の瞬間には地面に叩きつけられていた。
(くそっ!)
それでも立ち上がろうとすると喉元に剣を突きつけられていた。
「これで分かったか? これが俺とお前の実力差だ」
悔しかったが事実なので受け入れるしかない。
「分かったならいいんだ、これからはちゃんと鍛錬に励むんだぞ」
そう言われて渋々頷くしかなかった。
「という訳なんだから、負けたんだから、付き合いなさい」
「やだ」
「……」
上から見下ろされるその視線が怖い。
だけどこれだけは譲れない。
「大体何だよその理由は! そんなくだらない理由で納得できるわけ無いだろ!」
そう言うと父は呆れたように言った。
「俺は今日までお前を散々守って来た筈だけど? その見返りが、反抗期か? リュート」
その言葉に対して俺は言い返した。
「確かに守ってくれたのは感謝してるよ、だけどそれとこれとは話が別なんだよ」
そこまで言ったところでクロードが溜息をつくと
「久々に、お仕置きしないとダメか?」
と言った瞬間嫌な予感が走ったので逃げ出した。
(冗談じゃない、あんなの二度と食らいたくない)
そう思うと無我夢中で逃げた。
しかしそれは無駄な努力に終わった。
あっという間に追いつかれてしまった。
「さてと覚悟はいいか? もう逃がしてやらないからな」
そう言われると、服を掴まれて動けなくなった所を魔法で拘束されてしまった。
身動きが取れないまま連れていかれるとそのままベッドに投げられた。
「痛いんだけど……」
文句を言うものの聞き流されてしまい、両手両足を広げた状態で固定されてしまった。
「やめて、父さん、この前、散々鞭打ちしたよね」
「あれはかなり前の話で、お前が勇者パーティーと密会していると噂が立った時だけだろう?」
「いや、それも、父さんが悪いんじゃ……」
反論しようとするがその前に父が口を挟む。
「問答無用、さぁ始めようか」
そう言いながら近づいてくる父から逃げようとしたけれど拘束されている為動けない。
「如何してやろうか、生意気なこと言いやがって」
(やばい……)
そう思って必死に逃げようとしたが無駄だった。
あっさりと捕まってしまい服を脱がされる。
そして今度は手足をベルトで縛られると逆さに吊るされたまま放置された。
「早く終わらせろよ! もういいだろ!!」
そう言って暴れたが解放される様子はなかった。
それからどれだけ時間が経っただろうか? 長い時間が経過した後ようやく解放された。
だがそこで気を緩めたのが間違いだった。
再び手を掴まれたと思ったら魔法陣に放り込まれた。
次の瞬間には見慣れた景色の中にいた。
目の前には父がいる。
笑みを浮かべて玉座に座り足を組んでいる。
その姿はまさに王と呼ぶに相応しい姿だった。
思わず見惚れてしまうと声をかけられた。
「こちらにおいで、リュート」
その言葉に絶句する。
殺気が違う、怖くて体が震え始めた。
「如何した? 父が来いと言っているんだ、早く来ないか」
なんだか知らない、圧のような物を受けて体が拒絶反応を示している。
(だめだ、怖い)
「なんだ、来られないのか? 仕方がない、こちらから行こう」
そう言いながら歩いてくる姿を見て慌てて逃げようとするが、腕を摑まれて引き寄せられる。
その勢いのまま抱き締められると耳元で囁かれた。
「怖がるな、何も心配はいらない、大丈夫だ、俺がついている」
その言葉に何故か安心感を覚えると、不思議と力が抜けていった。
それと同時に体の痛みが消えていくのを感じた。
(あれ?)
先程まで感じていた痛みが消えていき心地良さを感じる。
「大丈夫か? 痛かったよな、ごめんな、すこし、虐め過ぎた」
そんな声が聞こえたかと思うと頭を撫でられる。
それがとても心地よくて目を細めると優しい声が聞こえてきた。
「もう、大丈夫だよ、お前は強い子だから、何も心配することはない、ゆっくり休みなさい」
その言葉に安堵感を覚えながら目を閉じると意識を手放した。
そんなリュートの様子を見ながら微笑む者がいた。
「ふふっ、本当に可愛いわねこの子は、ずっとこのままがいいのだけれど……そういうわけにもいかないわよね」
そう言って振り返るとクロードは頷いた。
「そうだな、いずれは、あいつにも伝えないといけないな」
クロードの言葉に頷き返すと彼女は言った。
「かわいそうに、貴方に気に入られたばっかりに、彼何も知らないのでしょう? 生きたまま、魔族としてつくりかえられていることも」
「教える必要はない、それに、お前がここに導いてやったと本当に信じているのだろう? 悪いやつだ」
そう言って笑うと彼女もまた笑うのだった。
あれから数年の時が流れた。
その間に色々な事があったし、様々な人と出会った。
そんな中、身体の異変に気付き蹲った。
「何これ」
吐き気がする。
いつもと違う、怖くなった。
震える体を抱きしめて落ち着かせようとするが、恐怖が消えない。
それどころか増していくばかりだ。
ふと、昔を思い出す。
魔王城に来てすぐの頃、俺は父に呼ばれた。
その時はただ嬉しかった。
魔王の素質があると言われた時は嬉しくて堪らなかった。
そう思いながら避けていると不意に魔法が消えた。
(ん?)
いきなり間合いを詰められたのかと思うと足を引っかけられる。
「ちょ」
「魔王なめんじゃねぇぞ」
次の瞬間には地面に叩きつけられていた。
(くそっ!)
それでも立ち上がろうとすると喉元に剣を突きつけられていた。
「これで分かったか? これが俺とお前の実力差だ」
悔しかったが事実なので受け入れるしかない。
「分かったならいいんだ、これからはちゃんと鍛錬に励むんだぞ」
そう言われて渋々頷くしかなかった。
「という訳なんだから、負けたんだから、付き合いなさい」
「やだ」
「……」
上から見下ろされるその視線が怖い。
だけどこれだけは譲れない。
「大体何だよその理由は! そんなくだらない理由で納得できるわけ無いだろ!」
そう言うと父は呆れたように言った。
「俺は今日までお前を散々守って来た筈だけど? その見返りが、反抗期か? リュート」
その言葉に対して俺は言い返した。
「確かに守ってくれたのは感謝してるよ、だけどそれとこれとは話が別なんだよ」
そこまで言ったところでクロードが溜息をつくと
「久々に、お仕置きしないとダメか?」
と言った瞬間嫌な予感が走ったので逃げ出した。
(冗談じゃない、あんなの二度と食らいたくない)
そう思うと無我夢中で逃げた。
しかしそれは無駄な努力に終わった。
あっという間に追いつかれてしまった。
「さてと覚悟はいいか? もう逃がしてやらないからな」
そう言われると、服を掴まれて動けなくなった所を魔法で拘束されてしまった。
身動きが取れないまま連れていかれるとそのままベッドに投げられた。
「痛いんだけど……」
文句を言うものの聞き流されてしまい、両手両足を広げた状態で固定されてしまった。
「やめて、父さん、この前、散々鞭打ちしたよね」
「あれはかなり前の話で、お前が勇者パーティーと密会していると噂が立った時だけだろう?」
「いや、それも、父さんが悪いんじゃ……」
反論しようとするがその前に父が口を挟む。
「問答無用、さぁ始めようか」
そう言いながら近づいてくる父から逃げようとしたけれど拘束されている為動けない。
「如何してやろうか、生意気なこと言いやがって」
(やばい……)
そう思って必死に逃げようとしたが無駄だった。
あっさりと捕まってしまい服を脱がされる。
そして今度は手足をベルトで縛られると逆さに吊るされたまま放置された。
「早く終わらせろよ! もういいだろ!!」
そう言って暴れたが解放される様子はなかった。
それからどれだけ時間が経っただろうか? 長い時間が経過した後ようやく解放された。
だがそこで気を緩めたのが間違いだった。
再び手を掴まれたと思ったら魔法陣に放り込まれた。
次の瞬間には見慣れた景色の中にいた。
目の前には父がいる。
笑みを浮かべて玉座に座り足を組んでいる。
その姿はまさに王と呼ぶに相応しい姿だった。
思わず見惚れてしまうと声をかけられた。
「こちらにおいで、リュート」
その言葉に絶句する。
殺気が違う、怖くて体が震え始めた。
「如何した? 父が来いと言っているんだ、早く来ないか」
なんだか知らない、圧のような物を受けて体が拒絶反応を示している。
(だめだ、怖い)
「なんだ、来られないのか? 仕方がない、こちらから行こう」
そう言いながら歩いてくる姿を見て慌てて逃げようとするが、腕を摑まれて引き寄せられる。
その勢いのまま抱き締められると耳元で囁かれた。
「怖がるな、何も心配はいらない、大丈夫だ、俺がついている」
その言葉に何故か安心感を覚えると、不思議と力が抜けていった。
それと同時に体の痛みが消えていくのを感じた。
(あれ?)
先程まで感じていた痛みが消えていき心地良さを感じる。
「大丈夫か? 痛かったよな、ごめんな、すこし、虐め過ぎた」
そんな声が聞こえたかと思うと頭を撫でられる。
それがとても心地よくて目を細めると優しい声が聞こえてきた。
「もう、大丈夫だよ、お前は強い子だから、何も心配することはない、ゆっくり休みなさい」
その言葉に安堵感を覚えながら目を閉じると意識を手放した。
そんなリュートの様子を見ながら微笑む者がいた。
「ふふっ、本当に可愛いわねこの子は、ずっとこのままがいいのだけれど……そういうわけにもいかないわよね」
そう言って振り返るとクロードは頷いた。
「そうだな、いずれは、あいつにも伝えないといけないな」
クロードの言葉に頷き返すと彼女は言った。
「かわいそうに、貴方に気に入られたばっかりに、彼何も知らないのでしょう? 生きたまま、魔族としてつくりかえられていることも」
「教える必要はない、それに、お前がここに導いてやったと本当に信じているのだろう? 悪いやつだ」
そう言って笑うと彼女もまた笑うのだった。
あれから数年の時が流れた。
その間に色々な事があったし、様々な人と出会った。
そんな中、身体の異変に気付き蹲った。
「何これ」
吐き気がする。
いつもと違う、怖くなった。
震える体を抱きしめて落ち着かせようとするが、恐怖が消えない。
それどころか増していくばかりだ。
ふと、昔を思い出す。
魔王城に来てすぐの頃、俺は父に呼ばれた。
その時はただ嬉しかった。
魔王の素質があると言われた時は嬉しくて堪らなかった。
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