王子の妹君を虐めて婚約破棄される私～実家で療養の為にお屋敷を貰い そこの領主となったのでのんびりスローライフを満喫したい～

21.

「あ」
ミレナはスティラのモノが抜かれた瞬間、思わず声を漏らす。
スティラはミレナの腰を持ち上げ、ミレナの腰を下に下げて、スティラのモノを股間に挟ませる。
「俺のモノを綺麗にするんだよ」
スティラはミレナの腰を上下に動かして、ミレナの割れ目を刺激させる。
「あ、あ」
ミレナはスティラのモノを自分の手で支えながら、スティラのモノに付いた精を拭っていく。
（熱い）
ミレナはスティラのモノについた白い液を必死に落とそうとするが、中々落ちない。
スティラはミレナの腰を持って、腰を動かす。
「あ」
（まだする気なの）
スティラはミレナの腰を離すと、ミレナの腰を上に上げて、再びモノを挿れる。
スティラはミレナの腰を両手で掴み、激しく腰を打ち付けていく。
スティラはミレナの子宮口に勢いよく当てた。
「あ」
スティラは再びミレナの中に射精を行った。
（また出された）
ミレナはスティラのモノを抜かれた後、うつ伏せになって倒れ込んだ。
スティラはミレナの蜜壺に指を入れて、かき混ぜ始めた。
「あ、あ」
スティラはミレナの中から指を引き抜くと、ミレナの顔の前に手を差し出した。
「ミレナ、見てみろよ。
お前の中に沢山注いだからな。
ほら、こんなに溢れ出てくる」
スティラはミレナの目の前に手を近づけていく。
ミレナはスティラの手に視線を向けた。
スティラの指の間には、ミレナの愛液と、スティラの白い液が入っていた。
「これがお前の蜜と、俺の種だよ」
スティラはミレナの頬に手を当てて、顔をこちらに向けさせた。
「どうだい？   自分の中に何があったか知りたいだろう？」
スティラはニヤリとした笑みを浮かべる。
（そんなもの見たくないです）
「いいえ」
私はスティラに背を向け、ベッドの枕の方を向いて横にならる。
すると、スティラは自分の方を向き直すように促した。
私が横になっていた体を起こして、スティラを正面から見た。
スティラの瞳を見てしまったら駄目だとわかっているのに。
「俺はお前との子供がほしいんだ。ミレナ」
スティラは優しくミレナを抱きしめた。
「お前は子供を産む準備ができた。だからこうして結ばれた。そうだよね？」
「はい」
ミレナが頷くと、スティラは私の唇を奪おうとする。私は咄にスティラから身を引いた。
「ミレナ？」
「お願い。今日はこれで終わりにして。疲れたの。本当にもう休ませてほしいの。身体に力が入らないの」
「そうかい。仕方ない」
スティラは私を解放すると、寝具をミレナにかぶせてやった。
「ゆっくり休みなよ」
スティラはミレナを一人にさせようと、部屋を出て行こうとする。
私は慌てて起き上がって、扉から去ろうとするスティラを追いかけようとしたけれど、
「駄目！」
って叫んで、
何とか踏み止まったわ。
だってここで止めなかったらスティラは私の前から消えるつもりなんだと感じたから。
今度こそ、絶対に逃がしたりなんてしないんだから！
「待って。行かないでください」
扉の向こう側に消えていこうとしているスティラを、息を切らせながら追いかけていったわ。
後ろを振り返ることなく歩き続けているその大きな背中に追いつこうと思って必死に走っていたはずなのに。
気がつけば、私の小さな歩幅じゃ一生たどり着けないと思えるほど遠ざかられてしまっていて。
でもそれでも諦めずに歩いていたらようやく追いつけた。
その時、スティラは足を止めていたのだけれど、私はそのまま止まれずぶつかってしまったから、
結局二人ともその場に尻餅をついて転ぶことにになってしまったわ。
「ミレナ、大丈夫かい？」
スティラが心配して、手を伸ばしてくれた。
「はい」
差し伸べられたスティラの手を取って立ち上がると、スティラは私の事を抱き寄せた。
「ごめんね。ミレナ。
お前に辛い思いをさせてしまって」
「謝らないで下さい。
貴方は何も悪くありませんから」
「ミレナ」
「スティラ」
「愛している」
「私もです」
「もう一度、抱かせてくれないか？」
「はい。喜んでお受けします」
スティラはミレナの顎に指を添えて上を向かせると、ミレナの唇を奪った。