絶倫彼は私を離さない～あぁ、私は貴方の虜で快楽に堕ちる～

58話

「もちろん、君が嫌なら無理にとは言わないが……」
私は迷いましたが、覚悟を決めて彼に身を委ねることにしました。
「いいわ、しましょう」
そう言うと彼は優しく微笑んでくれました。
「ありがとう、嬉しいよ」
と言って抱きしめてくれたのです。
それが嬉しくて私も抱きしめ返しました。
そしてそのまま唇を重ね合わせました。
初めは軽く触れるだけのキスでしたが、次第に激しくなっていき、
最後には舌を絡め合いました。
お互いの唾液を交換し合った後でようやく離れると、銀色の糸を引いていました。
それを見た私たちは思わず笑い合ってしまいました。
それからベッドに移動して服を脱がせ合っているうちに興奮してしまい、
すぐに裸身になって抱き合いました。
お互いの体温を感じながら何度もキスをしているうちに、
だんだん気持ちが昂ぶってきて自然と手が下に伸びていきました。
やがて敏感な部分に触れると快感が増していき、どんどん息が荒くなっていきました。
そのうち我慢できなくなった私たちは、そのまま一つになることに決めたのです。
ゆっくりと挿入していくにつれて痛みが走りますが、それすらも愛おしく思えます。
全て入り切ったところで動きを止めると、今度は彼が動き始めました。
最初はゆっくりだった動きが徐々に速くなり、それに合わせて私も腰を動かし始めました。
「ああっ！　凄いっ！」
子宮口を突かれる度に意識を失いそうになるほどの快楽に襲われ、
もう何も考えられなくなってしまいます。
ただひたすらに求め続け、とうとう限界に達しそうになった時、
彼もまた限界を迎えたようでした。
膣内で熱いものが弾けると同時に私も絶頂を迎え、頭の中が真っ白になりました。
しばらく余韻に浸った後で引き抜かれると、栓を失ったそこから白濁液が流れ出してきます。
それを勿体ないと思ってしまい、慌てて手で押さえようとするのですが、
うまくいかず結局床を汚してしまいました。
それを見た彼は申し訳なさそうにしていましたが、気にすることはないと伝えました。
それよりも今は幸福感に包まれているので満足していたのです。
「これからもずっと一緒だよ」
という彼の言葉に対して、私は笑顔で頷きました。
ああ、幸せだな……そう思いながら、彼と抱き合って眠りについたのです。
こうして私たちの幸せな生活が始まりました。
朝起きるとおはようのキスをして、一緒に朝食を食べて、その後は一日中愛し合うのです。
「俺のを舐めてくれるかい？」
「はい、喜んで」
私が跪くと、彼はズボンを脱いで大きくなったものを取り出してきました。
それを口に含むと、独特の臭いが鼻を突き抜けていきます。
（これが彼の味なんだ）
そう思うと興奮してしまい、夢中でしゃぶりついていました。
すると、口の中でさらに大きくなっていきます。
喉の奥まで突かれて苦しいはずなのに、それが気持ち良く感じてしまうのです。
そして遂にその時が来たのです。
口の中に大量の液体を流し込まれた瞬間、頭が真っ白になり、
同時に私も達してしまったのです。
「んっ！　んんっー！」
恍惚とした表情を浮かべながら、私は全てを受け止めました。