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15話

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しかしそれも長くは続かずすぐに絶頂を迎えてしまい、同時に熱いものが注ぎ込まれるのを感じました。
それと同時に私の中に入っているモノが大きく脈打ち大量の白濁液を流し込んできましたので、
思わず声が出てしまうほど気持ちよく感じてしまいました。
その後も何度か続けざまにイカされて頭が真っ白になり何も考えられなくなってしまいましたが、
「次は私よ」
と言って、今度はエルザが私の上に乗ってきました。

そして、そのまま挿入されてしまい激しく突き上げられました。
私はあまりの快感に耐えられず意識を失いそうになりましたが、それでも彼女は止まりません。
それどころか更に激しさが増していき、ついに耐え切れなくなり絶頂を迎えてしまいました。
しかしそれでも止まることはなく、その後も何度もイカされてしまいました。

最後には気を失ってしまいベッドの上に倒れ込みましたが、その間もずっと交わり続けていたようです。
目を覚ますと隣にはご主人様の姿がありましたので挨拶をしようとしましたが、
上手く声が出せませんでしたので身振り手振りで伝えることにしました。
そうすると彼は優しく微笑んでくれましたので安心しましたが、すぐにまた求められてしまったのです。

それからしばらくの間、私たちは愛し合い続けました。
「ご主人様、愛しています」
と伝えると彼は嬉しそうにしてくれました。
「僕も、愛しているよ」
と答えてくれたのですが、それだけで私は嬉しくて涙が出てしまいました。

そんな私を彼は抱きしめてくれて、頭を撫でてくれたり背中をさすってくれたりして慰めてくれました。
それが心地よくて、思わず甘えてしまいましたが嫌な顔一つせず受け入れてくれ、
それどころか更に激しく求めてきたのです。
私はそれに応えるべく一生懸命応えようとしましたが、あまりの快感に何度も失神しそうになりました。
それでも必死に耐え続けた結果、遂にその時が訪れました。

膣内で大きく膨れ上がったモノから熱い迸りが解き放たれ、私の最奥にまで届いたのです。
その瞬間、頭の中で何かが弾けたような感覚が走り、視界が真っ白になりました。
その後、脱力してしまい身動きが取れなくなってしまった私に対して、彼は容赦なく攻め立てて来ました。
何度も何度もイカされ、数え切れない程の回数を重ねた後、ようやく解放された時には
もう指一本動かせない程に疲れ果てていましたが、最後にもう一度だけして欲しいと言われてしまい断ることができませんでした。

結局その後三度に渡って交わることになってしまいましたが、それでもとても幸せな気持ちでした。
そして、ついに限界を迎えた私が意識を手放す直前、耳元で囁かれました。
「おやすみ、僕の愛しい人」
という優しい声を聞きながら眠りについた瞬間、唇に柔らかい感触を覚えました。
きっとキスしてくれたのだろうと思いながら、ゆっくりと目を閉じていくのでした。

「おやすみなさい、ご主人様」
と返事をして眠りに就きました。
翌日、目が覚めてから時計を見ると既に正午近くになっており、
慌てて起きようとしたところで隣から腕が伸びてきて引き戻されてしまったのです。
顔を上げると目の前にはご主人様のお顔があり、驚いてしまいました。

そうすると、ご主人様はゆっくりと口を開きこう言いました。
「もう少しこうしていたいんだけど、いいかな?」
その言葉に頷くと、再び唇を重ねてきました。
最初は軽いものだったのですが、段々と激しくなっていき最終的には舌まで絡め合ってしまいました。

息苦しくなったところで一旦離れ、呼吸を整えた後は再び口づけを交わし始めました。
そうして何度も繰り返している内に、だんだんエスカレートしていき最終的には朝から夜になるまで延々と続いてしまったのです。
「もう夜になっちゃったね、ご飯でも食べに行くかい?」
とご主人様が訊ねてこられたので、素直に頷きました。

そうして二人で仲良く出かけることにしたのですが、道中で手を繋がれてしまいました。
しかも恋人繋ぎというやつなので、とても恥ずかしかったのですが、
それ以上に嬉しかったので何も言わずに握り返すことにしました。
そうすると、もっと強く握ってくれたので嬉しくなりました。

そのまま歩いていると、いつの間にか目的地に着いていたらしく、お店の中に入って席に座りました。
そこで注文を済ませると、料理が来るまでの間他愛もない会話をしていましたが、
その中でふと気になったことを訊いてみました。
「そういえば、エルザとはどこまで進んでるんですか?」
と聞くと、ご主人様は少し恥ずかしそうにしながらも答えてくださいました。

「実はまだ何もしていないんだ」
と言われてしまい驚きましたが、その理由を聞いて納得しました。
何でも、初めてなので緊張してしまうらしく、なかなか踏み出せないそうです。
それを聞いて少し安心した私は、思い切って言ってみることにしました。
「だったら、私が練習台になりますよ!」
と言うと、ご主人様は驚いた表情を浮かべていましたが、すぐに笑顔になってくれました。

そして、そのまま宿屋に連れて行かれたのですが、部屋に入るなりいきなり押し倒されてしまいました。
驚いて抵抗しようとしたのですが、耳元で囁かれてしまったせいで力が抜けてしまい動けなくなってしまいました。
その間に服を脱がされてしまい下着姿にされてしまった私は恥ずかしさのあまり顔を背けてしまいましたが、
そんな私に構うことなく彼はキスしてきました。

最初は軽く触れるだけの優しいものでしたが、徐々に激しくなっていき最後には舌を絡ませ合う濃厚なものへと変わっていきました。
その間も彼の手は私の身体を撫で回しており、乳房やお尻など敏感な部分を中心に攻め立てられましたのですっかり感じてしまっていました。
そうしてしばらく続けられた後ようやく解放された時には息も絶え絶えになっており、まともに喋ることすらできなくなっていました。
しかし、休む暇もなく今度はショーツの中に手を入れられてしまい、直接割れ目をなぞられてしまいました。

その瞬間、全身に電気が流れたかのような衝撃に襲われ、思わず仰け反ってしまいましたが、
それでも彼は手を止めることはありませんでした。
それどころか更に激しく動かし始め、とうとう絶頂を迎えてしまったのです。
その後しばらく余韻に浸っていたのですが、突然彼がズボンを脱ぎ始めたので何事かと思い見ていると、
そこには大きく反り返ったモノがありました。
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