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それから、また私の体に彼のが押し当てられて来たけれどその行為は、
愛し合うための物ではないから、愛のない性行為なのだから苦痛しかないはずなのだが
彼の与えてくれるものが全て愛のあるものだと錯覚した私にはすべてが快感として
処理されてしまった。
「もう、許して下さい、これ以上は、ああっ!」
彼に訴えかけるも聞き入れてもらえずにただ無慈悲なまでに責められる、
それはお仕置きだと言ってる割にはいつもの仕打ちよりもずっと優しいもので、
私はそれが不満で仕方ありませんでした。
だけど今の私にとってそれはどうでもいいことでした。
今は彼に少しでも優しく抱かれたかった。
だけど彼が求める行為に、私は拒否できない。
何故なら私自身が望んでいるからだ。彼からの寵愛を望んでいるのに、その相手を
拒むなんてできるわけがない。
でも私を本当に好きなのかどうか分からなくなってしまった今、私は何もできなくなっていました。
いつものように彼を誘惑すればよかったのです。ですが私は彼に拒絶されることが恐ろしく、
結局いつものようにはできなかったのです。私はいつだって彼の事を一番に考えていました。
どんなに辛い時でも、私は彼がいれば乗り越えられたし頑張る事ができました。
そんな私が、私は、恐ろしかった。
普段大切にされない分、私はお仕置きされるのにドンドン固執するようになるのでした。
「おまえはまた」
ある日の事です、私はわざとウディル様の大切にしていた皿を目の前で割って見せていました。
「フィリア、分かっているのか」
そう言ってウディル様は怒りに満ちた目で私を見ています。
怒っているのでしょう。当然だと思います。
しかし私は謝ることはせず、逆にウディル様を挑発するようにして笑いかけます。
そう、これが、私のやり方なんです。
私はウディル様の事が大好きで、ウディル様は私の事を愛していなくても構いません。
私はただ、あなたが欲しい。
私はあなたの側に居たい。
私はそれだけなんですよ。
だから、どうか、私を側に置いてください。
私の望みはたった一つだけ。
私はウディル様にお仕置きされたい。
ウディル様は私に厳しい目を向けていました。
その視線がとても心地よかった。
私はその日、ウディル様に酷いことをされました。
今までのお仕置きなんて比べ物にならないほどの、酷いこと。
私はウディル様に犯されている。
「ははっ、なんだ、こんなので感じているのか」
ウディル様はそう言うと私の中に乱暴に押し込んでくる。
「あ、んぅ、はぁ」
私の口からは勝手に声が漏れ出てしまいます。
「ほら、もっと締め付けてごらん」
ウディル様はそう言いながら私の乳房を揉んで来る。
「ん、んぁ」
私はその刺激に必死に耐える。
「ほら、どうした? お前の欲していた快楽だろうが」
「そんな事ありません」
「強情な奴め」
「ん! あんっ」
ウディルは強く突起を引っ張ってくる。
「もうやめてぇ」
私は耐えきれずに涙を流してしまう。
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
私はただウディル様にお仕置きされて喜んでいたかったのに。
いつの間にか、私がお仕置きされたいとウディル様にバレてしまった。
だからこうして組引かれている。
最初はお尻に入れられた。
そして次は口だった。
私の乳房を吸ったり舐めたり噛んだりしてくる。
それだけじゃない。
私の大事なところを指で擦ってきたり、舌で舐めてきたり、中に入れてかき回したりしてきた。
私はウディル様にされる事全部が気持ち良くて、 ウディル様がしてくれるなら何でもよかった。
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