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76.DIVA教
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遺跡の入口には20人を超える人が、姫歌達の帰りを待っていた。
しかし先程、爆発と共に黒い修道服の集団が5人現れ、空中に浮かんで不吉な笑みを浮かべている。
その中には、夏休み中に姫歌達を襲ったガイツやフェレライ、ファールハイトとナイトの姿があった。
「貴様ら何者だ、ここは許された者しか出入りを許されぬ場所、どうやって入った!」
Sクラス第9位、早瀬 愁が牽制している。
「どうやって…?警備がざるなんだもの、入ってくださいって言ってるようなものだわ」
そんな事は無いはずだ。
1度魔物の襲撃にあってから、警備する人や中に入る人の確認、監視カメラの追加等、出来ることはしている。
それを掻い潜って入ってくるのであれば、正規ルートではないという事だ。
「どうやって入ったかわからないけど、ここは部外者立ち入り禁止なの、出てってくれる?」
九条菫がそう言っても、はいそうですかなんて出ていくバカはここには居ないと相手は返してきた。
「それに…、全くの部外者ってわけでもないのよー?だって私…、そこの遺跡に入って行った子の母親だもの」
「何?!」
「貴様の名を聞こうか」
「DIVA教…教祖、マリアよ。お喋りはこのくらいにしておいて…さぁお前たち、相手をしてやりなさい」
「ひぃやっはぁぁォォォァァ!!」
「来るぞ!こちらも戦闘態勢!」
ぶつかり合う刃、振り下ろされる拳、ひび割れる地面。
戦闘が始まった直後、遺跡の中から出てきた白羽達が状況を確認している。
そして、傍らにいた姫歌はその人物を見るなり震え上がった。
「……おか…あ…さん…」
他の人にとってフードを被っていて顔はよく分からないが、姫歌は身体に染み付いた危険メーターが反応しているようだ。
そして微かに言ったその言葉を、隣にいた白羽と楓真、そして空が聞き取った。
「母親…?」
姫歌の視線の先には、浮かびながら一際異彩を放つ女性。
どうやらそれが母親らしい。
意図していなかった母親との対峙、姫歌の顔は青ざめている。
「あーら、大きくなったのねぇ」
その声と共に呼び出される記憶。
殴られ、罵られ、人として否定された過去。
姫歌の身体は震えていた。
「桜川…無理するな、亮と貴紀の所に戻っても…」
「だ…め…、足…動かな…」
「逃げる気…?はーあ、身体は大きくなっても中身は変わらないのねぇ。まぁ…お前に期待した事なんぞ1度足りともないけれど」
「くっ…」
「お前なんて、ヒメカ様が復活するまでのただの入れ物に過ぎない。早く身体を明け渡して消えてしまえばいいのに」
その言葉に白羽がキレる…。
勢いよく飛び上がり、真正面から凄い速さでマリア目掛けて剣を振り下ろした。
が、何の防御もなくマリアが語る訳もなく、その剣は弾かれ、その衝撃でマリアの周りのバリアが可視化された。
「それ以上…あいつを罵倒してみろ…、その口から声が出ないようにしてやる」
「ふふ…威勢がいいこと。あなた…あの子のなんなの?」
「家族だ」
「あらー…やだやだ。それはそうよねー、身体は大きくなったんだもの、男を落とす1つや2つ…。ふっ…汚らわしい…」
――ドゴッ!!――
白羽達の下の戦場から、上に向かって石が飛んできた。
危うく当たりかけたマリア。
バリアで防いだがヒビが入る。
見ると、下での激しい戦闘によって、石像のひとつが破壊されていた。
「まったくうるさいのぅ…、我の寝床を破壊しないでくれぬか…」
石像が破壊された影響なのか、バラバラになり転がった石像が元あった位置に、1人の着物の男性が現れる。
その男性の髪はアイスブルーで、太ももまである髪を腰の当たりで少し束ねていた。
エメラルドグリーンの目で回りを確認すると、その場所によっこらせと言いながら座り込む。
「ふむ…、どういう状況でここで争っているのかは知らぬが、ここは300年前魔物たちと勇敢に戦った者が眠る神聖な場所…、暴れまわるようならここではない場所で頼むぞ」
だが、そんな事は敵はお構い無しだ。
なんだコイツと言うように、血の気の多いガイツが、現れた男性目掛けて突っ込んでいく。
「神聖な場所とか関係ねぇ!」
素早く繰り出されたガイツのストレートパンチは、相手の左手により捕まれ阻止された。
「ほぉ…我に拳を向けるとは、身の程を知らないらしいのぅ…。なるほど、おぬしらが一方的にこの場所に入ってきたということでよさそうじゃの。ならば…」
【去るが良い…小童ども】
着物の男性がそう言うと、修道服を着た者の近くに空間の亀裂ができ、そこへフェレライやガイツ達は悲鳴を上げながら吸い込まれていった。
しかしその亀裂に、マリアだけは吸い込まれず空中に居座っている。
「ほう…大抵のやつは吸い込まれるのじゃが、おぬしには効かなかったようじゃのう」
「300年前に魔物を封印した英雄の1人に会えるとは光栄ですわ。今回私達が来たのはご挨拶に過ぎません。またお会い出来るのを楽しみにしておりますわね」
マリアはそう言うと、自ら空間に亀裂を作り、中へと入って行った。
母親が消えた事で、張り詰めた気持ちが和らいだのか、姫歌はその場所にへたり込んだ。
「なんだったんだ…嵐のように現れて去って行った…」
訳も分からないまま戦闘が始まり終わっていった。
そして、その場所に現れたのは、壊れた石像から男性が1人。
着物の男性は自分が眠っていた石像の残骸を見て回っている。
「お手を貸していただき、ありがとうございました」
菫がそう男性に話しかけにいくと、よいよいと言いながら男性は笑っている。
そして、その場にいた人は姫歌と白羽を除き、その男性を取り囲むように周りに集まった。
「物珍しいのは分かるが、あんまり見られると照れてしまうのう…。して、我に何か聞きたいことでもあるのか?」
「沢山ありすぎて…困っています。でも、まずはお名前を聞かせていただけますか」
菫にそう言われると、男性は少し姿勢を正し1つ間を置いて、真剣な面持ちで答えた。
「我の名は榊原 冬月(さかきばら とうげつ)、今より300年ほど前に、魔物の封印に参加した者じゃ」
「榊原…冬月?」
その言葉に楓真が反応した。
同じ榊原だからと言うこともあったが、もう1つ明確な理由があった。
榊原家には、先祖代々語り継がれてきた言い伝えが存在する。
それは、300年ほど前に榊原冬月という人物が、魔物と戦い封印する為の一員であったこと。
自分の両親からその話を聞いていた頃は、凄い人だったくらいの認識だったのだが、今目の前に本人がいるのだ。
「驚きました…まさかご本人に会えるとは…」
冬月に楓真が挨拶すると、冬月も楓真に対し興味を持ったようで、名前を聞いてきた。
自分の名前が榊原楓真であると答えると、冬月は嬉しそうに握手を交わす。
冬月も自分の子孫に会えるとは思っていなかったようだ。
「ふむ、これもきっと何かの縁なのじゃろう。この時代に目を覚ました事も、我の子孫に会えたことも。じゃが、今日この場ですべてを語るには少し状況が良くない。この中にネズミが紛れ込んでおるからの」
「ネズミ・・・?」
「そうじゃ。おぬしらもなんの対策もせずにこの場所に入ってきたわけではないであろう?なにせここは地中深いのじゃから。そこに招かれざる者が入ってきたということは、裏で手引きしているものがいると言うことじゃ」
「私たちの中に裏切者がいると…!?」
「誰かまではわからぬ。じゃが、もう少し周りを見てみれば、ここにあの招かれざる者を招くための仕掛けが見つかるはずじゃ。今日は一度皆にはここから出て行ってもらおう。下手に入れないように結界を張っておくが、何もしていなければ通れるじゃろう」
しかし先程、爆発と共に黒い修道服の集団が5人現れ、空中に浮かんで不吉な笑みを浮かべている。
その中には、夏休み中に姫歌達を襲ったガイツやフェレライ、ファールハイトとナイトの姿があった。
「貴様ら何者だ、ここは許された者しか出入りを許されぬ場所、どうやって入った!」
Sクラス第9位、早瀬 愁が牽制している。
「どうやって…?警備がざるなんだもの、入ってくださいって言ってるようなものだわ」
そんな事は無いはずだ。
1度魔物の襲撃にあってから、警備する人や中に入る人の確認、監視カメラの追加等、出来ることはしている。
それを掻い潜って入ってくるのであれば、正規ルートではないという事だ。
「どうやって入ったかわからないけど、ここは部外者立ち入り禁止なの、出てってくれる?」
九条菫がそう言っても、はいそうですかなんて出ていくバカはここには居ないと相手は返してきた。
「それに…、全くの部外者ってわけでもないのよー?だって私…、そこの遺跡に入って行った子の母親だもの」
「何?!」
「貴様の名を聞こうか」
「DIVA教…教祖、マリアよ。お喋りはこのくらいにしておいて…さぁお前たち、相手をしてやりなさい」
「ひぃやっはぁぁォォォァァ!!」
「来るぞ!こちらも戦闘態勢!」
ぶつかり合う刃、振り下ろされる拳、ひび割れる地面。
戦闘が始まった直後、遺跡の中から出てきた白羽達が状況を確認している。
そして、傍らにいた姫歌はその人物を見るなり震え上がった。
「……おか…あ…さん…」
他の人にとってフードを被っていて顔はよく分からないが、姫歌は身体に染み付いた危険メーターが反応しているようだ。
そして微かに言ったその言葉を、隣にいた白羽と楓真、そして空が聞き取った。
「母親…?」
姫歌の視線の先には、浮かびながら一際異彩を放つ女性。
どうやらそれが母親らしい。
意図していなかった母親との対峙、姫歌の顔は青ざめている。
「あーら、大きくなったのねぇ」
その声と共に呼び出される記憶。
殴られ、罵られ、人として否定された過去。
姫歌の身体は震えていた。
「桜川…無理するな、亮と貴紀の所に戻っても…」
「だ…め…、足…動かな…」
「逃げる気…?はーあ、身体は大きくなっても中身は変わらないのねぇ。まぁ…お前に期待した事なんぞ1度足りともないけれど」
「くっ…」
「お前なんて、ヒメカ様が復活するまでのただの入れ物に過ぎない。早く身体を明け渡して消えてしまえばいいのに」
その言葉に白羽がキレる…。
勢いよく飛び上がり、真正面から凄い速さでマリア目掛けて剣を振り下ろした。
が、何の防御もなくマリアが語る訳もなく、その剣は弾かれ、その衝撃でマリアの周りのバリアが可視化された。
「それ以上…あいつを罵倒してみろ…、その口から声が出ないようにしてやる」
「ふふ…威勢がいいこと。あなた…あの子のなんなの?」
「家族だ」
「あらー…やだやだ。それはそうよねー、身体は大きくなったんだもの、男を落とす1つや2つ…。ふっ…汚らわしい…」
――ドゴッ!!――
白羽達の下の戦場から、上に向かって石が飛んできた。
危うく当たりかけたマリア。
バリアで防いだがヒビが入る。
見ると、下での激しい戦闘によって、石像のひとつが破壊されていた。
「まったくうるさいのぅ…、我の寝床を破壊しないでくれぬか…」
石像が破壊された影響なのか、バラバラになり転がった石像が元あった位置に、1人の着物の男性が現れる。
その男性の髪はアイスブルーで、太ももまである髪を腰の当たりで少し束ねていた。
エメラルドグリーンの目で回りを確認すると、その場所によっこらせと言いながら座り込む。
「ふむ…、どういう状況でここで争っているのかは知らぬが、ここは300年前魔物たちと勇敢に戦った者が眠る神聖な場所…、暴れまわるようならここではない場所で頼むぞ」
だが、そんな事は敵はお構い無しだ。
なんだコイツと言うように、血の気の多いガイツが、現れた男性目掛けて突っ込んでいく。
「神聖な場所とか関係ねぇ!」
素早く繰り出されたガイツのストレートパンチは、相手の左手により捕まれ阻止された。
「ほぉ…我に拳を向けるとは、身の程を知らないらしいのぅ…。なるほど、おぬしらが一方的にこの場所に入ってきたということでよさそうじゃの。ならば…」
【去るが良い…小童ども】
着物の男性がそう言うと、修道服を着た者の近くに空間の亀裂ができ、そこへフェレライやガイツ達は悲鳴を上げながら吸い込まれていった。
しかしその亀裂に、マリアだけは吸い込まれず空中に居座っている。
「ほう…大抵のやつは吸い込まれるのじゃが、おぬしには効かなかったようじゃのう」
「300年前に魔物を封印した英雄の1人に会えるとは光栄ですわ。今回私達が来たのはご挨拶に過ぎません。またお会い出来るのを楽しみにしておりますわね」
マリアはそう言うと、自ら空間に亀裂を作り、中へと入って行った。
母親が消えた事で、張り詰めた気持ちが和らいだのか、姫歌はその場所にへたり込んだ。
「なんだったんだ…嵐のように現れて去って行った…」
訳も分からないまま戦闘が始まり終わっていった。
そして、その場所に現れたのは、壊れた石像から男性が1人。
着物の男性は自分が眠っていた石像の残骸を見て回っている。
「お手を貸していただき、ありがとうございました」
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そして、その場にいた人は姫歌と白羽を除き、その男性を取り囲むように周りに集まった。
「物珍しいのは分かるが、あんまり見られると照れてしまうのう…。して、我に何か聞きたいことでもあるのか?」
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「我の名は榊原 冬月(さかきばら とうげつ)、今より300年ほど前に、魔物の封印に参加した者じゃ」
「榊原…冬月?」
その言葉に楓真が反応した。
同じ榊原だからと言うこともあったが、もう1つ明確な理由があった。
榊原家には、先祖代々語り継がれてきた言い伝えが存在する。
それは、300年ほど前に榊原冬月という人物が、魔物と戦い封印する為の一員であったこと。
自分の両親からその話を聞いていた頃は、凄い人だったくらいの認識だったのだが、今目の前に本人がいるのだ。
「驚きました…まさかご本人に会えるとは…」
冬月に楓真が挨拶すると、冬月も楓真に対し興味を持ったようで、名前を聞いてきた。
自分の名前が榊原楓真であると答えると、冬月は嬉しそうに握手を交わす。
冬月も自分の子孫に会えるとは思っていなかったようだ。
「ふむ、これもきっと何かの縁なのじゃろう。この時代に目を覚ました事も、我の子孫に会えたことも。じゃが、今日この場ですべてを語るには少し状況が良くない。この中にネズミが紛れ込んでおるからの」
「ネズミ・・・?」
「そうじゃ。おぬしらもなんの対策もせずにこの場所に入ってきたわけではないであろう?なにせここは地中深いのじゃから。そこに招かれざる者が入ってきたということは、裏で手引きしているものがいると言うことじゃ」
「私たちの中に裏切者がいると…!?」
「誰かまではわからぬ。じゃが、もう少し周りを見てみれば、ここにあの招かれざる者を招くための仕掛けが見つかるはずじゃ。今日は一度皆にはここから出て行ってもらおう。下手に入れないように結界を張っておくが、何もしていなければ通れるじゃろう」
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