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6章 変な石とその後の話
第252話 番外 のろけてみよう
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「たまにはデレろと言うことで」
「アイシテイルゲームー」
「どんどんぱふぱふー」
「・・・・・・はい?」
思わず呆然と、まの抜けた声を上げた。
自分と灯、エリス、アカデ、クリスの全員で寝室に集まり、晩酌をしていたところで、酒を飲んで出来上がった灯とエリスが謎のネタを引っ張り出した。
いつの間にやら灯とエリスは息がぴったりに成っている。多分表層意識共有の翻訳をそのままにしている弊害と言うか、効能みたいな物だろう。
回りの面々、アカデとクリスが何処となく楽しみな様子で見ている事から、恐らくネタ合わせは済んでいるのだろうと納得する。
「で、其れはどんなの?」
わざとらしくルールの確認をしてみた、知っていてもローカルルールで変な事に成っている可能性もある。
「オーソドックスに愛してるをお互い交互に言い合って、返答に詰まったら負けにしましょう、ニヤケとテレはセーフで」
「其れは終わらないんじゃないか?」
「多分、意外と直ぐ終わると言うか、満足したら終わる感じです、罰ゲームも有りませんから気楽に、まあやってみましょう?」
「了解、其れじゃあ」
手始めに、ちょいちょいと近くにいたクリスを手招きして、近付いた所を問答無用で抱き寄せた。
クリスが一瞬バランスを崩して強ばったので、倒れない様にぎゅっと抱き締めて固定する。
落ち着いた所を見計らって、耳元に唇を寄せて。
「何時もありがとう、愛してる」
精一杯其れっぽく囁いた。
「・・・・・・はい、ありがとうございます」
クリスの反応は一拍遅れて、ぷしゅうと音を立てそうな感じに耳まで真っ赤にして、へなへなと膝から崩れ落ちる様に脱力した。
一撃だった。
怪我をしないように、ゆっくりと力を抜いて、優しく着地させる。
クリスは良い感じの、ほわっとした笑顔を浮かべていた。
「こんな感じで?」
灯に判定を仰ぐ。
「完璧です、触れるのは色々ルール的に色々アレですが、うれしそうなので問題ないですね、その調子で行きましょう」
灯が良い笑顔で親指を立てる。
と言うか、嫁達の間で、欲求不満が溜まってきたと言うことらしい、こう言った気遣いに関しては灯にかなわない。
「愛してる」
「愛してます」
「あの森で、エリスと出会えて、本当に良かったと思う、愛してる」
「・・・・・・」
エリスは意外とあっさり、ニコニコになり満足したのか、満面の笑みを浮かべてテーブルに突っ伏した。
「愛してる」
「・・・・・・愛してます」
最初から真っ赤になったアカデさんが、ギリギリいっぱいと言った調子で返してくる。
「何だかんだ、貴方に出会えて良かったと思います、愛してる」
「・・・・・・」
直ぐにキャパオーバーを起こしたのか、真っ赤になってニヤニヤしたまま固まってしまった。
「愛してる」
「愛してる」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「しかし、なんでいきなりこんな事を? 愛してる」
「ヤラナイいちゃつきで取れる栄養というモノも有るんですよ、愛してます」
意外とあっさり陥落した3人に比べて、灯相手にはやはりというか何というか、千日手の様相を呈してきたので、雑談を交えて語尾だけ愛してるを着ければ何でも良いと言う雑な状況になってきていた。
「確かにそういうモノも有るけどな、愛してる」
「結構良いでしょう? 愛してます」
「にっこにこじゃないか、愛してる」
灯はもう満面の笑みを浮かべてこのゲームを続けている、未だ足りないと言うことだろうか?
「お互い様ですよ? 鏡を見てください、愛してます」
灯の指摘通り、此方の顔も真っ赤だし、ニヤニヤしていることだろう。鏡なんか見なくても解る。
「何だかんだ、こっちでも灯と逢えて良かったと思う、愛してる」
「そうですね、其れもお互い様ですね、愛してます」
灯が身を乗り出して来た、直ぐ唇が触れそうな距離だった。
「愛・・・・・・」
言い切る前に、灯の方から唇で唇を塞いできた。
「コレで勝ちです、御馳走様」
キスを終え勝利宣言をしつつ離れた灯が、どや顔で艶っぽく、小さく舌を出して自分の唇をペロリと嘗めていた。
物理的に塞ぐのはルール違反ではと一瞬浮かんだが、嫌がる必要もなかったので、飲み込んだ。
「まあ、コレで終わりと、流石にはずいな・・・・・・」
時間差で力尽きてテーブルに突っ伏す、ついでに色々辛抱たまらない状態なので、反射的に隠す意味もあったりする。
「さてと、じゃあ負けたので罰ゲームですね、いや、ご褒美?」
目をギラギラとさせた4人に囲まれる。
「お手柔らに頼む」
結局多数決なので、こうなると勝ち目は無いと言うことで、観念することにした。
そもそも既に加護のせいもあって腕力で敵わない。
「流石に全員分絞り出せとは言いませんが、頑張ってくださいね?」
この後、念入りに搾り取られた。
後日。
「やっぱりアレですね、精力剤欲しいですね?」
「その内、腎虚(うちどめ)になりかねんから程々に頼む」
昔は男の発射も回数制限が有ると言われていた頃の概念で、今はそんな限界は無いとされたが、製造ペースの限界突破を求められても困る。
そんな訳で冒険者ギルドの常設依頼に、謎の精力剤調達系の依頼が常に並ぶことになったのは、また別の話である。
「アイシテイルゲームー」
「どんどんぱふぱふー」
「・・・・・・はい?」
思わず呆然と、まの抜けた声を上げた。
自分と灯、エリス、アカデ、クリスの全員で寝室に集まり、晩酌をしていたところで、酒を飲んで出来上がった灯とエリスが謎のネタを引っ張り出した。
いつの間にやら灯とエリスは息がぴったりに成っている。多分表層意識共有の翻訳をそのままにしている弊害と言うか、効能みたいな物だろう。
回りの面々、アカデとクリスが何処となく楽しみな様子で見ている事から、恐らくネタ合わせは済んでいるのだろうと納得する。
「で、其れはどんなの?」
わざとらしくルールの確認をしてみた、知っていてもローカルルールで変な事に成っている可能性もある。
「オーソドックスに愛してるをお互い交互に言い合って、返答に詰まったら負けにしましょう、ニヤケとテレはセーフで」
「其れは終わらないんじゃないか?」
「多分、意外と直ぐ終わると言うか、満足したら終わる感じです、罰ゲームも有りませんから気楽に、まあやってみましょう?」
「了解、其れじゃあ」
手始めに、ちょいちょいと近くにいたクリスを手招きして、近付いた所を問答無用で抱き寄せた。
クリスが一瞬バランスを崩して強ばったので、倒れない様にぎゅっと抱き締めて固定する。
落ち着いた所を見計らって、耳元に唇を寄せて。
「何時もありがとう、愛してる」
精一杯其れっぽく囁いた。
「・・・・・・はい、ありがとうございます」
クリスの反応は一拍遅れて、ぷしゅうと音を立てそうな感じに耳まで真っ赤にして、へなへなと膝から崩れ落ちる様に脱力した。
一撃だった。
怪我をしないように、ゆっくりと力を抜いて、優しく着地させる。
クリスは良い感じの、ほわっとした笑顔を浮かべていた。
「こんな感じで?」
灯に判定を仰ぐ。
「完璧です、触れるのは色々ルール的に色々アレですが、うれしそうなので問題ないですね、その調子で行きましょう」
灯が良い笑顔で親指を立てる。
と言うか、嫁達の間で、欲求不満が溜まってきたと言うことらしい、こう言った気遣いに関しては灯にかなわない。
「愛してる」
「愛してます」
「あの森で、エリスと出会えて、本当に良かったと思う、愛してる」
「・・・・・・」
エリスは意外とあっさり、ニコニコになり満足したのか、満面の笑みを浮かべてテーブルに突っ伏した。
「愛してる」
「・・・・・・愛してます」
最初から真っ赤になったアカデさんが、ギリギリいっぱいと言った調子で返してくる。
「何だかんだ、貴方に出会えて良かったと思います、愛してる」
「・・・・・・」
直ぐにキャパオーバーを起こしたのか、真っ赤になってニヤニヤしたまま固まってしまった。
「愛してる」
「愛してる」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「しかし、なんでいきなりこんな事を? 愛してる」
「ヤラナイいちゃつきで取れる栄養というモノも有るんですよ、愛してます」
意外とあっさり陥落した3人に比べて、灯相手にはやはりというか何というか、千日手の様相を呈してきたので、雑談を交えて語尾だけ愛してるを着ければ何でも良いと言う雑な状況になってきていた。
「確かにそういうモノも有るけどな、愛してる」
「結構良いでしょう? 愛してます」
「にっこにこじゃないか、愛してる」
灯はもう満面の笑みを浮かべてこのゲームを続けている、未だ足りないと言うことだろうか?
「お互い様ですよ? 鏡を見てください、愛してます」
灯の指摘通り、此方の顔も真っ赤だし、ニヤニヤしていることだろう。鏡なんか見なくても解る。
「何だかんだ、こっちでも灯と逢えて良かったと思う、愛してる」
「そうですね、其れもお互い様ですね、愛してます」
灯が身を乗り出して来た、直ぐ唇が触れそうな距離だった。
「愛・・・・・・」
言い切る前に、灯の方から唇で唇を塞いできた。
「コレで勝ちです、御馳走様」
キスを終え勝利宣言をしつつ離れた灯が、どや顔で艶っぽく、小さく舌を出して自分の唇をペロリと嘗めていた。
物理的に塞ぐのはルール違反ではと一瞬浮かんだが、嫌がる必要もなかったので、飲み込んだ。
「まあ、コレで終わりと、流石にはずいな・・・・・・」
時間差で力尽きてテーブルに突っ伏す、ついでに色々辛抱たまらない状態なので、反射的に隠す意味もあったりする。
「さてと、じゃあ負けたので罰ゲームですね、いや、ご褒美?」
目をギラギラとさせた4人に囲まれる。
「お手柔らに頼む」
結局多数決なので、こうなると勝ち目は無いと言うことで、観念することにした。
そもそも既に加護のせいもあって腕力で敵わない。
「流石に全員分絞り出せとは言いませんが、頑張ってくださいね?」
この後、念入りに搾り取られた。
後日。
「やっぱりアレですね、精力剤欲しいですね?」
「その内、腎虚(うちどめ)になりかねんから程々に頼む」
昔は男の発射も回数制限が有ると言われていた頃の概念で、今はそんな限界は無いとされたが、製造ペースの限界突破を求められても困る。
そんな訳で冒険者ギルドの常設依頼に、謎の精力剤調達系の依頼が常に並ぶことになったのは、また別の話である。
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