228 / 274
6章 変な石とその後の話
第227話 外伝 子供達、学園編
しおりを挟む
前置きとして、本編からかなり後です。
「これが貴族学園……」
貴族の子弟の特典として入学を招待されたのだが、入り口の門で早速気後れしていた。
「ほら、ウルザ、行くよ?」
ヒカリ姉にお尻を叩かれてつんのめりつつ前に出て、学園の敷地に一歩を踏み入れた。
因みにウルザは自分の名前、之でも貴族であるフォレスト領の正当な嫡男である。
そしてヒカリ姉は、自分から見ると姪っ子に当たるのだが、若干年上で一緒に育った関係上、姉の様な者として定着してしまった、隣の領地、アグリカ領の嫡女に当るので、何だかんだで貴族枠に入る。更に血縁自体は無いので、何故か自分の婚約者候補のうちの一つとして数えられている
「私等の寮は何処だっけ? 一番奥?」
更に雰囲気に呑まれて固まって居るのを、イリス姉がニヤニヤ笑いながら追い抜いていく。
イリス姉も同じく、自分から見ると姪に当たるが、やはり若干年上で以下略、そして、何だかんだで二人共自分よりも色々な意味で強い為、結局頭が上がらない。
「まっ・・・・」
背中にモフモフの毛玉の様な物がぶつかった。
「あれ? ウルザ? 未だここに居たの?」
「きょい」
アカデ義母さんとあーさんだった、毛玉と言うか羽毛玉だったらしい。因みにアカデ母さんは学者と言うか研究者が正式な職業で、自分達が学園の入学を招待された事から、お目付け役を兼ねて、前々から打診されていた教師職を引き受けたと言う事らしい。
「アカデ義母さん? もう追いついたの?」
呆然と呟く。こっちの方が乗合馬車で数日は先に出発した筈なのだが、後から出て来た筈のこのコンビに追いつかれてしまった。
「この子速いんだから」
アカデ母さんの言葉に合わせてエッヘンと言った感じにあーさんが胸を張る。
何だかんだでこの母と鳥は仲が良い。
この人は母と言って居るが、義理の姉に当たる、母と同い年の姉、等と言う良く分からない存在である事に加え、学業を教えてくれたのがこの人である事から、母のような物として認識されて居る。そろそろ40も過ぎた頃の筈だが、現状うちの母達は見た目が若いので、外から見ると年齢不詳で謎の人物扱いされて居る。
因みに先の二人、ヒカリ姉とイリス姉から見ると義母に当るので母で間違えてはいない、初めて母と呼んだ時には目を剥いて驚かれたが、何だかんだで嬉しそうで、結局其のまま呼び名が固定されて居る。
更に言うと、ヒカリ姉もしくはイリス姉と自分が結婚すれば、問題無く違和感も無く義母に成ると言う事で、猛烈に結婚相手として推奨されて居たりする。
両親のエリザ母さんとギル父さんからも、義理兄姉である和尚義兄と灯義姉やエリス義姉と言う面々からも、盛大に推されて居る為、外堀も内堀も埋まって居るのだ、結局最後の一押しは当人同士でと言う感じに無言で見守られて居るのだが、自分が最後の一押しが足り無いと言うか、そんな不意気に成らずに姉的な二人に引きずり回されて居ると言うのが現状なので、幼少期に刻まれた力関係と、現在でも勝てないと言う現状に、そんな雰囲気を出せると言う状況は存在しない。
正直、目の上のたんこぶで在るのが正直な所だ。
二人共何だかんだで美人で有る事もあってか、見合い話は何処からともなく飛んでくるのだが、貴族内の権力闘争には興味の無い面々が全て弾いて、なおかつ姉妹揃って父である和尚より強い人じゃ無いと嫌だと公言した為、最早行き遅れる事が確定している。あの人に一対一で勝てる人が思い付かない。家に居る草原のヌシ猫で有るぬーさんが唯一互角位の扱いだが、猫と結婚するのか? と言うツッコミに、寧ろぬーさんのほうが良いとか言い出しているので、最早どうしようもない。
因みに、少し下のリーオは実質うちの猫シリーズの一匹『なーさん』とべったりセット扱いで、尚且つ、この『なーさん』が現状身内以外に心を許して居ない為、これまた行き遅れそうと言うのが周囲の見解である。
部屋割りだが、4人揃って意外と立派な居室をあてがわれた、貴族枠で教師特権でアカデ母さんが押し込んだらしい、因みに、アカデ母さんに関しては論文の数と学会での貢献度が高い為、単独で女男爵位(バロネス)を得ているので、本気で凄い人である。和尚義兄さんと怪しい宝石、EXの手柄を分けてもらっただけだと言うが、あの二人?の良く分からない用語を此方に解るように見事に翻訳している分を見ても、立派な物だと思う。
だが年頃の男女を一緒の部屋に?と言われそうだが、部屋数はそこそこ多く、元から同居していたので今更間違いなど起きよう筈も無い。
虎猫『しーさんが』あーさんの荷物に紛れて入り込んでいた、猫欠乏でどうなるかと思った二人が思う存分モフモフスウスウと吸い込んでいた、流石に其処までするのは如何なのだろう?
余談だが。
「其れも其れで問題だな?」
と、後日、二人の父である和尚に何とも言えない表情で笑われた。
因みに、授業内容だが、予習と称して和尚兄や、灯姉、エリス姉、アカデ義母さんに色々予め詰め込まれて居た結果、思ったより軽々と揃って優秀な成績を対外的にさらして一騒ぎとなった。
更に、貴族は領地の民の為に剣を持つ者と言う事で、戦闘訓練の授業も有ったのだが、3人揃って学校入学前に冒険者をやって現場で稼いだ戦闘能力と知識、親達に詰め込まれた分も有って、トップ3を独占する形となってしまった。
因みに、戦闘訓練ではヒカリイリス自分の順で、学科ではイリスヒカリ自分と成っている、結局勝てて居ない。
「空気を読んで目立たない様負けた方が良いのでは?」と思わず確認したのだが、口を揃えて「良いからやっちまえ(意訳)」と意見が揃って居たので、気にせずやらかした結果である、敵が増えそうだなと身構えたのだが。
姉的な二人が文化侵略はお茶会からと言う事で、領地の名産品、鉛では無い安全なソーダクリスタルのガラスの食器、チョコレートにココア、その他色々な珍しい食材をふんだんに使ったお茶会によって根回しは完璧と言った状況で、田舎貴族なのに異様に影響力が強いと言う謎状況が出来上がった。
「悪い事は言わないから、この二人のどっちかで良いからちゃんと捕まえて置きなさい、外交の切り札になるから」
アカデ義母さんにしみじみと言われた、言われなくても判るのだが、想像以上に女は怖い……
完全に身内だけでやって居る内は異常なのしか居なかったので、比較対象が可笑しかったらしい。
本気であの面々って何者なのだろう……
追伸
お察しの通り、ヒカリとイリスは親達と言うか教師陣が優秀過ぎて幾分チート臭いですが、ウルザは比較対象がアレなだけで、純粋に努力で追いかけて来てます、十分以上に優秀。
ウルザの立ち位置がサザエさんのカツオに成っております、こうして文章に起こして説明すると何て面倒な家系。
本作と並行して書いて居た。
「ゆびきりげんまん、約束のお狐様に押しかけ女房されました」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/979548274/613387207
が、無事完結しました、良かったら此方もよろしくお願いいたします。
「これが貴族学園……」
貴族の子弟の特典として入学を招待されたのだが、入り口の門で早速気後れしていた。
「ほら、ウルザ、行くよ?」
ヒカリ姉にお尻を叩かれてつんのめりつつ前に出て、学園の敷地に一歩を踏み入れた。
因みにウルザは自分の名前、之でも貴族であるフォレスト領の正当な嫡男である。
そしてヒカリ姉は、自分から見ると姪っ子に当たるのだが、若干年上で一緒に育った関係上、姉の様な者として定着してしまった、隣の領地、アグリカ領の嫡女に当るので、何だかんだで貴族枠に入る。更に血縁自体は無いので、何故か自分の婚約者候補のうちの一つとして数えられている
「私等の寮は何処だっけ? 一番奥?」
更に雰囲気に呑まれて固まって居るのを、イリス姉がニヤニヤ笑いながら追い抜いていく。
イリス姉も同じく、自分から見ると姪に当たるが、やはり若干年上で以下略、そして、何だかんだで二人共自分よりも色々な意味で強い為、結局頭が上がらない。
「まっ・・・・」
背中にモフモフの毛玉の様な物がぶつかった。
「あれ? ウルザ? 未だここに居たの?」
「きょい」
アカデ義母さんとあーさんだった、毛玉と言うか羽毛玉だったらしい。因みにアカデ母さんは学者と言うか研究者が正式な職業で、自分達が学園の入学を招待された事から、お目付け役を兼ねて、前々から打診されていた教師職を引き受けたと言う事らしい。
「アカデ義母さん? もう追いついたの?」
呆然と呟く。こっちの方が乗合馬車で数日は先に出発した筈なのだが、後から出て来た筈のこのコンビに追いつかれてしまった。
「この子速いんだから」
アカデ母さんの言葉に合わせてエッヘンと言った感じにあーさんが胸を張る。
何だかんだでこの母と鳥は仲が良い。
この人は母と言って居るが、義理の姉に当たる、母と同い年の姉、等と言う良く分からない存在である事に加え、学業を教えてくれたのがこの人である事から、母のような物として認識されて居る。そろそろ40も過ぎた頃の筈だが、現状うちの母達は見た目が若いので、外から見ると年齢不詳で謎の人物扱いされて居る。
因みに先の二人、ヒカリ姉とイリス姉から見ると義母に当るので母で間違えてはいない、初めて母と呼んだ時には目を剥いて驚かれたが、何だかんだで嬉しそうで、結局其のまま呼び名が固定されて居る。
更に言うと、ヒカリ姉もしくはイリス姉と自分が結婚すれば、問題無く違和感も無く義母に成ると言う事で、猛烈に結婚相手として推奨されて居たりする。
両親のエリザ母さんとギル父さんからも、義理兄姉である和尚義兄と灯義姉やエリス義姉と言う面々からも、盛大に推されて居る為、外堀も内堀も埋まって居るのだ、結局最後の一押しは当人同士でと言う感じに無言で見守られて居るのだが、自分が最後の一押しが足り無いと言うか、そんな不意気に成らずに姉的な二人に引きずり回されて居ると言うのが現状なので、幼少期に刻まれた力関係と、現在でも勝てないと言う現状に、そんな雰囲気を出せると言う状況は存在しない。
正直、目の上のたんこぶで在るのが正直な所だ。
二人共何だかんだで美人で有る事もあってか、見合い話は何処からともなく飛んでくるのだが、貴族内の権力闘争には興味の無い面々が全て弾いて、なおかつ姉妹揃って父である和尚より強い人じゃ無いと嫌だと公言した為、最早行き遅れる事が確定している。あの人に一対一で勝てる人が思い付かない。家に居る草原のヌシ猫で有るぬーさんが唯一互角位の扱いだが、猫と結婚するのか? と言うツッコミに、寧ろぬーさんのほうが良いとか言い出しているので、最早どうしようもない。
因みに、少し下のリーオは実質うちの猫シリーズの一匹『なーさん』とべったりセット扱いで、尚且つ、この『なーさん』が現状身内以外に心を許して居ない為、これまた行き遅れそうと言うのが周囲の見解である。
部屋割りだが、4人揃って意外と立派な居室をあてがわれた、貴族枠で教師特権でアカデ母さんが押し込んだらしい、因みに、アカデ母さんに関しては論文の数と学会での貢献度が高い為、単独で女男爵位(バロネス)を得ているので、本気で凄い人である。和尚義兄さんと怪しい宝石、EXの手柄を分けてもらっただけだと言うが、あの二人?の良く分からない用語を此方に解るように見事に翻訳している分を見ても、立派な物だと思う。
だが年頃の男女を一緒の部屋に?と言われそうだが、部屋数はそこそこ多く、元から同居していたので今更間違いなど起きよう筈も無い。
虎猫『しーさんが』あーさんの荷物に紛れて入り込んでいた、猫欠乏でどうなるかと思った二人が思う存分モフモフスウスウと吸い込んでいた、流石に其処までするのは如何なのだろう?
余談だが。
「其れも其れで問題だな?」
と、後日、二人の父である和尚に何とも言えない表情で笑われた。
因みに、授業内容だが、予習と称して和尚兄や、灯姉、エリス姉、アカデ義母さんに色々予め詰め込まれて居た結果、思ったより軽々と揃って優秀な成績を対外的にさらして一騒ぎとなった。
更に、貴族は領地の民の為に剣を持つ者と言う事で、戦闘訓練の授業も有ったのだが、3人揃って学校入学前に冒険者をやって現場で稼いだ戦闘能力と知識、親達に詰め込まれた分も有って、トップ3を独占する形となってしまった。
因みに、戦闘訓練ではヒカリイリス自分の順で、学科ではイリスヒカリ自分と成っている、結局勝てて居ない。
「空気を読んで目立たない様負けた方が良いのでは?」と思わず確認したのだが、口を揃えて「良いからやっちまえ(意訳)」と意見が揃って居たので、気にせずやらかした結果である、敵が増えそうだなと身構えたのだが。
姉的な二人が文化侵略はお茶会からと言う事で、領地の名産品、鉛では無い安全なソーダクリスタルのガラスの食器、チョコレートにココア、その他色々な珍しい食材をふんだんに使ったお茶会によって根回しは完璧と言った状況で、田舎貴族なのに異様に影響力が強いと言う謎状況が出来上がった。
「悪い事は言わないから、この二人のどっちかで良いからちゃんと捕まえて置きなさい、外交の切り札になるから」
アカデ義母さんにしみじみと言われた、言われなくても判るのだが、想像以上に女は怖い……
完全に身内だけでやって居る内は異常なのしか居なかったので、比較対象が可笑しかったらしい。
本気であの面々って何者なのだろう……
追伸
お察しの通り、ヒカリとイリスは親達と言うか教師陣が優秀過ぎて幾分チート臭いですが、ウルザは比較対象がアレなだけで、純粋に努力で追いかけて来てます、十分以上に優秀。
ウルザの立ち位置がサザエさんのカツオに成っております、こうして文章に起こして説明すると何て面倒な家系。
本作と並行して書いて居た。
「ゆびきりげんまん、約束のお狐様に押しかけ女房されました」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/979548274/613387207
が、無事完結しました、良かったら此方もよろしくお願いいたします。
10
お気に入りに追加
227
あなたにおすすめの小説
私のスローライフはどこに消えた?? 神様に異世界に勝手に連れて来られてたけど途中攫われてからがめんどくさっ!
魔悠璃
ファンタジー
タイトル変更しました。
なんか旅のお供が増え・・・。
一人でゆっくりと若返った身体で楽しく暮らそうとしていたのに・・・。
どんどん違う方向へ行っている主人公ユキヤ。
R県R市のR大学病院の個室
ベットの年配の女性はたくさんの管に繋がれて酸素吸入もされている。
ピッピッとなるのは機械音とすすり泣く声
私:[苦しい・・・息が出来ない・・・]
息子A「おふくろ頑張れ・・・」
息子B「おばあちゃん・・・」
息子B嫁「おばあちゃん・・お義母さんっ・・・」
孫3人「いやだぁ~」「おばぁ☆☆☆彡っぐ・・・」「おばあちゃ~ん泣」
ピーーーーー
医師「午後14時23分ご臨終です。」
私:[これでやっと楽になれる・・・。]
私:桐原悠稀椰64歳の生涯が終わってゆっくりと永遠の眠りにつけるはず?だったのに・・・!!
なぜか異世界の女神様に召喚されたのに、
なぜか攫われて・・・
色々な面倒に巻き込まれたり、巻き込んだり
事の発端は・・・お前だ!駄女神めぇ~!!!!
R15は保険です。
一般人に生まれ変わったはずなのに・・・!
モンド
ファンタジー
第一章「学園編」が終了し第二章「成人貴族編」に突入しました。
突然の事故で命を落とした主人公。
すると異世界の神から転生のチャンスをもらえることに。
それならばとチートな能力をもらって無双・・・いやいや程々の生活がしたいので。
「チートはいりません健康な体と少しばかりの幸運を頂きたい」と、希望し転生した。
転生して成長するほどに人と何か違うことに不信を抱くが気にすることなく異世界に馴染んでいく。
しかしちょっと不便を改善、危険は排除としているうちに何故かえらいことに。
そんな平々凡々を求める男の勘違い英雄譚。
※誤字脱字に乱丁など読みづらいと思いますが、申し訳ありませんがこう言うスタイルなので。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
人間不信の異世界転移者
遊暮
ファンタジー
「俺には……友情も愛情も信じられないんだよ」
両親を殺害した少年は翌日、クラスメイト達と共に異世界へ召喚される。
一人抜け出した少年は、どこか壊れた少女達を仲間に加えながら世界を巡っていく。
異世界で一人の狂人は何を求め、何を成すのか。
それはたとえ、神であろうと分からない――
*感想、アドバイス等大歓迎!
*12/26 プロローグを改稿しました
基本一人称
文字数一話あたり約2000~5000文字
ステータス、スキル制
現在は不定期更新です
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
婚約破棄は誰が為の
瀬織董李
ファンタジー
学園の卒業パーティーで起こった婚約破棄。
宣言した王太子は気付いていなかった。
この婚約破棄を誰よりも望んでいたのが、目の前の令嬢であることを……
10話程度の予定。1話約千文字です
10/9日HOTランキング5位
10/10HOTランキング1位になりました!
ありがとうございます!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる