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3章 活躍する坊主
第117話 後始末
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「さてっと休憩終わり、さあ帰りますよ。」
灯が早くも復活宣言で帰りたいらしいが。
「流石に暗いから、もう無理だ、夜明けまでは動かない方が良い。」
既に休憩して居る内に日は沈み切って居る、これから韋駄天付けて全力疾走でも、足元が暗いのはどうしようもないので、万が一ゴブリンの残党がトラップ仕込んで居た日には朝日が拝めるか怪しくなる。三人だけでアレだけのゴブリンを狩って置いて今更怖いのかと言われそうだが、掛かって来るのを切り捨てるだけの迎撃戦とトラップ満載のゲリラ戦では意味合いと難易度が違うのだ、ベトナム戦争がトラップ仕込んで物量戦仕掛けたアメリカと戦況を泥沼にして負けなかった、むしろベトナムが勝ったと言う歴史が証明している、夜に動く物では無いのだ。
「むー、多数決。」
灯が諦めきれないと言う様子で決を取る。
「今夜は野営。」
俺とエリスが賛成と手を上げる。
「強行軍で今すぐ帰る。」
当然だが灯のみである。
「しょうがないですね・・」
灯が渋々と言った様子で了承する。
「そんな訳で、今夜は野営、流石にこの死体の山では別の物来るから、お経上げて少しだけ移動だな。」
先程から大型の鳥がゴブリンの死体を啄んでいると言うか、凄い勢いで飲み込んでいる上、狼らしきものも死体を漁りに来ている、これだけ餌がある状態で、生きている人間を襲うか?と言う疑問は有るが。用心するに越した事は無いので、逃げて置く事にする。
「一応上げるんですね?」
「流石に小鬼で悪鬼だろうと、これだけ居ると集団化して悪霊化しそうだからな・・・」
そんな物見た事無いが、異世界なので居ると言う線も捨てきれないので念の為である。
「摩訶般若波羅蜜多心経・観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罜礙、無罜礙故、無有恐怖、遠離・一切・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経」
「此処まで多いと見応え有りますね・・・・」
灯が感心した様子で呟く。
「凄い・・・・」
エリスは言葉も無いと言う様子で見とれている。
どうやら死んだ直後に唱えると魂の類が可視化されるらしい、死体から光の玉が抜けて夜空に向かって昇って行く、唱えている本人が初めて見る光景だが、確かに圧巻ではあった。
「仏教徒でなくても効果あるんだな・・・」
「凄く今更ですね・・・」
思わず呟いた一言に灯が呆れ気味にツッコミを入れて来る。
「未だに仏さまって言うのが判りませんが・・・」
「凄い人。」
エリスがお約束の疑問を呟くが、灯がバッサリと雑な説明で切り返した。
雑な説明で有るが、大体合っては居る。釈迦如来、仏陀さん、ゴーダマシッダルタさんは悟りを開いた只の人であるので間違いでは無い、その他の神を吸収して名前だけ変わった類もかなり居るので、いくらでも混ざるのだ。
「開祖が悟りを開いた只の人で、それ以降悟りを開けば全て仏だからな、ある意味其れで有ってる。」
「ほら。」
灯は得意気だ。
「あと、上位の如来やらその他は他の宗教から引っ張り込んだ神のごった煮、二人の加護についてる鬼子母神辺りは、仏教では悟りを開いた母鬼だけど、元ネタ辿るとインド神話の女神で一番強いの混ぜた感じのだから。」
極論、息子のガネーシャの首を落とされ、暴れて怒って暴れて大陸を割りかけたバールバディが元ネタだ、前回の灯の大暴れは可愛い物である。
「可愛いって言うのも方向が違いますね。もっと愛を込める方向で。」
だから当然のように読むな灯・・・それとその要求は何だ・・・後で落ち着いてからゆっくり語ろうか?
「だから、神様がいっぱい居る程度の認識で良いと思う。担当者いっぱい居るから即物的な願いも何でも有り。」
取り合えず灯の寝言を黙殺しつつ、松明に火をつけて少しだけ移動する、崖を横に、その反対側は鬱蒼とした森なので、一歩踏み込むと月明かりも見えずに暗くて何も見えない、流石にあの中を夜中に走るのは自殺行為だろう。
「大分緩いんですね?」
エリスが呆れ半分で呟く。
「世界一緩いぞ?参考資料は此処に居る。」
「緩いと言うかチョロいのです。」
灯が何時もの様にツッコミを入れて来る。
「と、この辺で良いかな?」
少し開けた場所に出た、先ほどのゴブリンの死体を漁る獣の声も遠くに成ったので、これだけ離れれば問題無いだろう。
「今日は此処で野宿、そういえば之も有ったな。」
虚空の蔵からツエルトと保存食、しばらく前に買い込んだバスタブを取り出す。
「後、私の着替え在りましたっけ?」
「何着か有ったはず・・・ああ、これか。」
無事灯の服も見つかった、エリスはウキウキした様子でバスタブに魔力を流し込み、お湯を貯めて行く。灯に焚火を任せ、周囲に念の為の鳴子を設置して置く、正直、これが反応しても今夜は起きられる自信が無いのが辛い所だ。
最早ご飯の準備をする元気が無いので、保存食で済ませ、3人で風呂に入ったら揃って寝落ちしかかったので、大人しくツエルトに引っ込み、眠りに落ちた。
考えてみたら久しぶりの野宿だったのだが、正直それ所では無かった、まあ、揃って無事生き残ったのだから、良しとしておこう。
灯が早くも復活宣言で帰りたいらしいが。
「流石に暗いから、もう無理だ、夜明けまでは動かない方が良い。」
既に休憩して居る内に日は沈み切って居る、これから韋駄天付けて全力疾走でも、足元が暗いのはどうしようもないので、万が一ゴブリンの残党がトラップ仕込んで居た日には朝日が拝めるか怪しくなる。三人だけでアレだけのゴブリンを狩って置いて今更怖いのかと言われそうだが、掛かって来るのを切り捨てるだけの迎撃戦とトラップ満載のゲリラ戦では意味合いと難易度が違うのだ、ベトナム戦争がトラップ仕込んで物量戦仕掛けたアメリカと戦況を泥沼にして負けなかった、むしろベトナムが勝ったと言う歴史が証明している、夜に動く物では無いのだ。
「むー、多数決。」
灯が諦めきれないと言う様子で決を取る。
「今夜は野営。」
俺とエリスが賛成と手を上げる。
「強行軍で今すぐ帰る。」
当然だが灯のみである。
「しょうがないですね・・」
灯が渋々と言った様子で了承する。
「そんな訳で、今夜は野営、流石にこの死体の山では別の物来るから、お経上げて少しだけ移動だな。」
先程から大型の鳥がゴブリンの死体を啄んでいると言うか、凄い勢いで飲み込んでいる上、狼らしきものも死体を漁りに来ている、これだけ餌がある状態で、生きている人間を襲うか?と言う疑問は有るが。用心するに越した事は無いので、逃げて置く事にする。
「一応上げるんですね?」
「流石に小鬼で悪鬼だろうと、これだけ居ると集団化して悪霊化しそうだからな・・・」
そんな物見た事無いが、異世界なので居ると言う線も捨てきれないので念の為である。
「摩訶般若波羅蜜多心経・観自在菩薩・行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識・亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明・亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智、亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罜礙、無罜礙故、無有恐怖、遠離・一切・顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶。般若心経」
「此処まで多いと見応え有りますね・・・・」
灯が感心した様子で呟く。
「凄い・・・・」
エリスは言葉も無いと言う様子で見とれている。
どうやら死んだ直後に唱えると魂の類が可視化されるらしい、死体から光の玉が抜けて夜空に向かって昇って行く、唱えている本人が初めて見る光景だが、確かに圧巻ではあった。
「仏教徒でなくても効果あるんだな・・・」
「凄く今更ですね・・・」
思わず呟いた一言に灯が呆れ気味にツッコミを入れて来る。
「未だに仏さまって言うのが判りませんが・・・」
「凄い人。」
エリスがお約束の疑問を呟くが、灯がバッサリと雑な説明で切り返した。
雑な説明で有るが、大体合っては居る。釈迦如来、仏陀さん、ゴーダマシッダルタさんは悟りを開いた只の人であるので間違いでは無い、その他の神を吸収して名前だけ変わった類もかなり居るので、いくらでも混ざるのだ。
「開祖が悟りを開いた只の人で、それ以降悟りを開けば全て仏だからな、ある意味其れで有ってる。」
「ほら。」
灯は得意気だ。
「あと、上位の如来やらその他は他の宗教から引っ張り込んだ神のごった煮、二人の加護についてる鬼子母神辺りは、仏教では悟りを開いた母鬼だけど、元ネタ辿るとインド神話の女神で一番強いの混ぜた感じのだから。」
極論、息子のガネーシャの首を落とされ、暴れて怒って暴れて大陸を割りかけたバールバディが元ネタだ、前回の灯の大暴れは可愛い物である。
「可愛いって言うのも方向が違いますね。もっと愛を込める方向で。」
だから当然のように読むな灯・・・それとその要求は何だ・・・後で落ち着いてからゆっくり語ろうか?
「だから、神様がいっぱい居る程度の認識で良いと思う。担当者いっぱい居るから即物的な願いも何でも有り。」
取り合えず灯の寝言を黙殺しつつ、松明に火をつけて少しだけ移動する、崖を横に、その反対側は鬱蒼とした森なので、一歩踏み込むと月明かりも見えずに暗くて何も見えない、流石にあの中を夜中に走るのは自殺行為だろう。
「大分緩いんですね?」
エリスが呆れ半分で呟く。
「世界一緩いぞ?参考資料は此処に居る。」
「緩いと言うかチョロいのです。」
灯が何時もの様にツッコミを入れて来る。
「と、この辺で良いかな?」
少し開けた場所に出た、先ほどのゴブリンの死体を漁る獣の声も遠くに成ったので、これだけ離れれば問題無いだろう。
「今日は此処で野宿、そういえば之も有ったな。」
虚空の蔵からツエルトと保存食、しばらく前に買い込んだバスタブを取り出す。
「後、私の着替え在りましたっけ?」
「何着か有ったはず・・・ああ、これか。」
無事灯の服も見つかった、エリスはウキウキした様子でバスタブに魔力を流し込み、お湯を貯めて行く。灯に焚火を任せ、周囲に念の為の鳴子を設置して置く、正直、これが反応しても今夜は起きられる自信が無いのが辛い所だ。
最早ご飯の準備をする元気が無いので、保存食で済ませ、3人で風呂に入ったら揃って寝落ちしかかったので、大人しくツエルトに引っ込み、眠りに落ちた。
考えてみたら久しぶりの野宿だったのだが、正直それ所では無かった、まあ、揃って無事生き残ったのだから、良しとしておこう。
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