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第97話 御目出度いけど残念な告知(ツブリ視点)
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「何やってんの?」
思わず聞いた。
びくぅ!
分かりやすく戸に張り付いて居た面々の身体が跳ねた。
「あのこのそれ」
興奮していたのか、赤い顔をした主犯らしい一人が、わたわたと無意味な身振り手振りを交えて説明しようとする。
横にいた2人はしぃと人差し指を立てる。
「まあ見逃しておいてあげるから、お仕事に戻りなさい」
ため息交じりに流す、立場的には私も若いが、精液関係の部署は割と強いのだ。後ろにその上も居るし。
とっとと仕事に戻れとひらひら手を振って促す。
「すいませんでした」
小声で謝りつつ、そそくさと現場を離れる面々を、ため息交じりに見送った。
「ふぅ………………」
こちらも一息入れて気を落ち着ける。
コンコン
「今、大丈夫ですか?」
先ほどの面々の様子から見て、やってる可能性が微レ存ってやつだ、念のために声をかける。
「はい、大丈夫です」
思ったより平気そうな声が返ってくる。
「じゃあ、失礼します」
声をかけつつ戸を開けて中に入る。
入ると同時に、むわっと、男の人と言うか、翡翠さんの匂いが鼻腔をくすぐる。
(若い娘だと、コレだけでいちころじゃ無いかなあ?)
思わずそんな事を考える。女の娘と言うものは、かなり匂いに敏感なのだ。
私も人の事を言えたモノじゃないので、だいぶキュンキュンしているが、先日ダイレクトに受けた分だけ、多少耐性がついているのか、余裕がある。 病室内には、多少着崩れているが、寝台に横になっている、平気そうな顔をした翡翠さんと、その護衛のハチクマさんが付添い用の椅子に腰かけていた。二人ともちょっと顔が赤いので、それっぽい雰囲気は出していたのだろう。
ハチクマさんの首元に、白金色の鎖と、翡翠で出来た指輪がきらりと光って居た。
コレ、昨日は着けていなかったな? となると。
「おめでとうございます」
思わずそんな言葉が出てきた。
「ありがとうございます」
その一言に、ぼっと赤くなるハチクマさん、当たりらしい、私の見る目も捨てたものじゃないと、内心得意になる。 しかし、身体大きいのに、可愛らしい美人さんである、女の私から見ても色々な意味で羨ましい。
「で、いきなり本題なのですが、前回献精で採取させていただいた分で、あまりにも数字が良すぎたため、エラーを疑われています、念のため、もう一度採取させてほしいと言う事で、こうして説明に上がった次第です」
気持ち赤い顔で、上司の兎田薬が先に切り出した。流石に機密情報になる為、私が先に言っちゃ拙いと言う事で、上司を連れてきた次第である。
「それ自体は構いませんが、先刻ワクチン山ほど摂取した後なので、別の意味でエラー出ません?」
翡翠さんが、困り顔で首を傾げた。
「えーっと、これとこれとこれと・・・・・・」
改めてカルテのデータベースを照会、ワクチン接種データと薬品処方データを確認して、ハンディ端末で片っ端から照会する、基本的に副作用がヤバい抗がん剤系以外は大丈夫だが、医療事故というのは変なところから生えるので、念のためである。
「よし、OK、せーふ」
最後の一つまで照会を終え、二人で胸をなでおろした。 と言うか、ワクチンの方で良かった、例えば野生株のおたふく、ムンプウイルスなんてかかっていた日には、合併症の睾丸炎からの種無しなんて例も有るのだ、私達としても死活問題である、他にもコロ丸やらHIVやらを筆頭に野生株がヤバいのは山ほどあるので、今回の予防接種で助かった人間の数は両手の数じゃ足りない所か、未来まで含めてカウントすると、何万を超えて億まで行っても可笑しくない。
狸の皮算用としても、冗談じゃすまないのだ、例の中間結果を見ている私等としては、大本気である。
因みに先代の琥珀様に関しては子孫の数が認知されていない者を含めると何百万単位であった、本気でシャレにならない、私ら関係者以外知らないが。
「と言うか、コレだけ打って、むしろ本人の体力的な方が問題では?」
思わず確認する、着いて居るセンサー機器から拾われて流れる情報的に、今現在急性的な副反応は無いので、大丈夫は大丈夫だろうけど、たぶん今夜辺りからそれなりに副反応で腫れたり発熱する奴である、今体力削らせるわけにい かないと思うのだ。
「大丈夫だと思いますよ? 激しい運動はアレでしょうけど」
当人はあっけらかんとしたモノである、物分かりが良すぎるのも考え物だと思うのだ。
「ところで、エラー的にはどんなモノが出たんですか?」
鋭い目つきで、ハチクマさんが質問してくる、さすが上位の護衛官、迫力だけでも大したものだった。
「初回で受け取った分が、体外受精での受精率が9割を超えました、さすがに何かの間違いじゃないかと言う事で、再検査です」
一瞬どう話すかと考える間もなく、上司の方が先に答える。
「9割……………」
その数字を聞いて絶句するハチクマさん。無意識にお腹を撫でている。
「排卵次第ですけど、直付けも、かなりの高確率だと思われます」
「ですよねえ」
かなり心当たりがありそうだ。
「おめでとうございます」
祝ってみよう。
「未だちょっと早いです」
はにかんだ様な笑みを浮かべて一旦否定するが、否定しきれない当たり幸せ感がにじみ出ていた。
「ちょっとですね?」
何と言うか、笑みがこぼれる、かなりほのぼのとした空気が流れる、ご懐妊は基本的に喜ばれるというか、祝福される案件である。
「さらに言うと、現時点で暫定の新設Sランクに成ります、護衛の方も増えるのではないかと」
「増えるんですか?」
「ええ、ランクが出た時点で確定ですね」
「あの人、確実にAは出るって言ってましたけど、超えましたか」
何と言うか、経験的な目測でソレ出せる辺り、流石の妖怪枠なのだろう。
「ソレはもう、盛大に・・・・・・」
ちょっとそれどころじゃなくなっている。
「今の独占期間はかなり良い物ですけど、しょうがありませんね」
少し残念そうに溜息をついた。はたから聞くと仕事中毒っぽいが、純粋に翡翠さんと一緒に居るのは実質デートと変わらないと言う感覚なのだろう。
未だ出会って二回目だけど気持ちは分かる気がする。
なお、当事者の翡翠さんの反応は、未だ分からないのか、キョトンとした物だった。
追申
良かったら「感想」とか「いいね」10連打とか「お気に入り登録」とか、ご協力お願いします。
こんなん幾らあっても良いので。
思わず聞いた。
びくぅ!
分かりやすく戸に張り付いて居た面々の身体が跳ねた。
「あのこのそれ」
興奮していたのか、赤い顔をした主犯らしい一人が、わたわたと無意味な身振り手振りを交えて説明しようとする。
横にいた2人はしぃと人差し指を立てる。
「まあ見逃しておいてあげるから、お仕事に戻りなさい」
ため息交じりに流す、立場的には私も若いが、精液関係の部署は割と強いのだ。後ろにその上も居るし。
とっとと仕事に戻れとひらひら手を振って促す。
「すいませんでした」
小声で謝りつつ、そそくさと現場を離れる面々を、ため息交じりに見送った。
「ふぅ………………」
こちらも一息入れて気を落ち着ける。
コンコン
「今、大丈夫ですか?」
先ほどの面々の様子から見て、やってる可能性が微レ存ってやつだ、念のために声をかける。
「はい、大丈夫です」
思ったより平気そうな声が返ってくる。
「じゃあ、失礼します」
声をかけつつ戸を開けて中に入る。
入ると同時に、むわっと、男の人と言うか、翡翠さんの匂いが鼻腔をくすぐる。
(若い娘だと、コレだけでいちころじゃ無いかなあ?)
思わずそんな事を考える。女の娘と言うものは、かなり匂いに敏感なのだ。
私も人の事を言えたモノじゃないので、だいぶキュンキュンしているが、先日ダイレクトに受けた分だけ、多少耐性がついているのか、余裕がある。 病室内には、多少着崩れているが、寝台に横になっている、平気そうな顔をした翡翠さんと、その護衛のハチクマさんが付添い用の椅子に腰かけていた。二人ともちょっと顔が赤いので、それっぽい雰囲気は出していたのだろう。
ハチクマさんの首元に、白金色の鎖と、翡翠で出来た指輪がきらりと光って居た。
コレ、昨日は着けていなかったな? となると。
「おめでとうございます」
思わずそんな言葉が出てきた。
「ありがとうございます」
その一言に、ぼっと赤くなるハチクマさん、当たりらしい、私の見る目も捨てたものじゃないと、内心得意になる。 しかし、身体大きいのに、可愛らしい美人さんである、女の私から見ても色々な意味で羨ましい。
「で、いきなり本題なのですが、前回献精で採取させていただいた分で、あまりにも数字が良すぎたため、エラーを疑われています、念のため、もう一度採取させてほしいと言う事で、こうして説明に上がった次第です」
気持ち赤い顔で、上司の兎田薬が先に切り出した。流石に機密情報になる為、私が先に言っちゃ拙いと言う事で、上司を連れてきた次第である。
「それ自体は構いませんが、先刻ワクチン山ほど摂取した後なので、別の意味でエラー出ません?」
翡翠さんが、困り顔で首を傾げた。
「えーっと、これとこれとこれと・・・・・・」
改めてカルテのデータベースを照会、ワクチン接種データと薬品処方データを確認して、ハンディ端末で片っ端から照会する、基本的に副作用がヤバい抗がん剤系以外は大丈夫だが、医療事故というのは変なところから生えるので、念のためである。
「よし、OK、せーふ」
最後の一つまで照会を終え、二人で胸をなでおろした。 と言うか、ワクチンの方で良かった、例えば野生株のおたふく、ムンプウイルスなんてかかっていた日には、合併症の睾丸炎からの種無しなんて例も有るのだ、私達としても死活問題である、他にもコロ丸やらHIVやらを筆頭に野生株がヤバいのは山ほどあるので、今回の予防接種で助かった人間の数は両手の数じゃ足りない所か、未来まで含めてカウントすると、何万を超えて億まで行っても可笑しくない。
狸の皮算用としても、冗談じゃすまないのだ、例の中間結果を見ている私等としては、大本気である。
因みに先代の琥珀様に関しては子孫の数が認知されていない者を含めると何百万単位であった、本気でシャレにならない、私ら関係者以外知らないが。
「と言うか、コレだけ打って、むしろ本人の体力的な方が問題では?」
思わず確認する、着いて居るセンサー機器から拾われて流れる情報的に、今現在急性的な副反応は無いので、大丈夫は大丈夫だろうけど、たぶん今夜辺りからそれなりに副反応で腫れたり発熱する奴である、今体力削らせるわけにい かないと思うのだ。
「大丈夫だと思いますよ? 激しい運動はアレでしょうけど」
当人はあっけらかんとしたモノである、物分かりが良すぎるのも考え物だと思うのだ。
「ところで、エラー的にはどんなモノが出たんですか?」
鋭い目つきで、ハチクマさんが質問してくる、さすが上位の護衛官、迫力だけでも大したものだった。
「初回で受け取った分が、体外受精での受精率が9割を超えました、さすがに何かの間違いじゃないかと言う事で、再検査です」
一瞬どう話すかと考える間もなく、上司の方が先に答える。
「9割……………」
その数字を聞いて絶句するハチクマさん。無意識にお腹を撫でている。
「排卵次第ですけど、直付けも、かなりの高確率だと思われます」
「ですよねえ」
かなり心当たりがありそうだ。
「おめでとうございます」
祝ってみよう。
「未だちょっと早いです」
はにかんだ様な笑みを浮かべて一旦否定するが、否定しきれない当たり幸せ感がにじみ出ていた。
「ちょっとですね?」
何と言うか、笑みがこぼれる、かなりほのぼのとした空気が流れる、ご懐妊は基本的に喜ばれるというか、祝福される案件である。
「さらに言うと、現時点で暫定の新設Sランクに成ります、護衛の方も増えるのではないかと」
「増えるんですか?」
「ええ、ランクが出た時点で確定ですね」
「あの人、確実にAは出るって言ってましたけど、超えましたか」
何と言うか、経験的な目測でソレ出せる辺り、流石の妖怪枠なのだろう。
「ソレはもう、盛大に・・・・・・」
ちょっとそれどころじゃなくなっている。
「今の独占期間はかなり良い物ですけど、しょうがありませんね」
少し残念そうに溜息をついた。はたから聞くと仕事中毒っぽいが、純粋に翡翠さんと一緒に居るのは実質デートと変わらないと言う感覚なのだろう。
未だ出会って二回目だけど気持ちは分かる気がする。
なお、当事者の翡翠さんの反応は、未だ分からないのか、キョトンとした物だった。
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こんなん幾らあっても良いので。
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