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第五章

26 妖女クリスティア レイジェス視点

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 ゲートを潜って出ると、そこはグレーロック城の食堂だった。
突然現れた私に、食堂で食事を取っていた女達が騒ぎ出す。

「誰? 凄いイケメンなんですけど!?」
「魔術師団の魔術師長様よっ! 何故ここにっ!?」
「何故ここにって、城主様だからでしょ?」
「えっ、ここってアルフォード公爵家の城なの!?」

 女達はどうやら、番所の事務員の様だった。女達の騒ぎの声でエドアルドが慌てて食堂にやってきた。

「旦那様? こちらに来る予定では無かったはずですが?」
「腹が減った、食事を秋桜の間まで運んでくれ」
「部屋の鍵が開いておりません、オーティスを行かせましょう、オーティス!」

 オーティスは急いで鍵を持ってきて、私に付いて来た。
部屋の鍵を開けたあと、心配そうに私に聞いた。

「旦那様、急にこちらにいらっしゃるなんて、姫様と何かあったんですか?」

 図星を突かれて答えるわけなど無いが、思わずオーティスの顔をまじまじと見てしまった。思えば、以前はよくオーティスに嫉妬していた。オーティスは男色家だというのに。彼女が自分と年が近く、見目も美しいオーティスに恋をするかもと思っていたからだ。結果、彼女はオーティスに恋などしなかったし、私と結ばれた。オーティスも、まさかと思ったが、エドアルドと恋仲になった。
要するに私の嫉妬は無駄に終わった。まぁ、今思えばの話だが。

「……旦那様?」
「いや、すまなかったな、オーティス」
「えっ?」
「屋敷に居た頃、お前によくあたった」
「あ、仕方ありません、旦那様は姫様をとても大切に思ってらっしゃいましたから。まぁ、姫様は私のことを兄の様に慕っていただけですが」

 私が一瞬むっとした顔をしたからだろう、オーティスは言った事を訂正しだした。

「あっ、ち、違いますよ? 旦那様のことを変な意味で言ったわけでは……。姫様は子供で、近くに家族の一人もいませんから、寂しくて私の様な者を兄の様に思ったんです、決して私に下心はございませんし、姫様も同じだと思います!」
「……恋人がいても、家族がいないという寂しさは消えないのか?」
「それは当たり前だと思います。恋人と家族は違いますから。特に姫様は、まだ子供ですから……」

 一礼してオーティスは仕事に戻った。
私は部屋の中に入り、寝台の上に寝転がった。
先程オーティスが言っていた事を考えてみた。
恋人と家族は違う。アリアは子供だから……。
分かっているんだ! 私だって頭の中では分かっている!
でも、アズライル様とアリアが二人で寝台にいる姿を見たら……怒りや悲しみが抑えられなかった!
不意にノックの音がした。

「食事をお持ちしました。入りますよ?」
「ああ」

 エドアルドの声だった。私は寝台から起き上がり、近くの長椅子に腰掛けた。
エドアルドがすっと来て、私の前のテーブルに食事を置いた。

「いきなり城に来るなんて、何かあったんですか?」
「私を邪魔者扱いする気か?」
「ええ。城にいる女達が浮き足立ってしまいまして、うるさいです。来るならお忍びにして頂きたいものですが?」
「ああ、それに関しては済まなかった」
「今日はこちらにお泊りに?」
「ああ、今日は強制捜査で疲れた。食事をしたら風呂に入って寝る」
「そして、あの広い寝台で姫様は独り寝ですか? ……言いたくは無いですが、旦那様、お二人の部屋に寝台を置かず、二人の寝室のみに大きな寝台を置いたのは何の為ですか?」
「……」
「『喧嘩はしなければいいだけの事』ではなかったのですか?」
「何故そのことを知って……」
「姫様に聞いたんですよ。タウンハウスのお屋敷に行ったときに、お部屋に寝台が無いのは不便じゃないかと思って。で、喧嘩したらどうなさるんですか? 気まずくないですか? と。その時に、旦那様が『喧嘩はしなければいいだけの事』と仰ったと、嬉しそうに話していたのを覚えております」
「アリアがその様なことを……」

 エドアルドは食事を置いて部屋を出て行った。私は食事をしたが何だか味気なく感じてしまった。一応腹は膨れたが、満足感が少ない。私は風呂に入る事にした。
西の棟にある風呂に行って、立て札から鍵を取り、立て札の向きを変えて入浴中にした。その後、脱衣所に入り鍵を閉め、着ていたローブを籠に入れ、浴室内に入ると、湯煙の中に人の姿がぼんやり見えた。
この城の決まりでは、風呂に入るときは入浴中の札を立て、鍵を閉める事になっている。
……鍵は掛かってなかったはずだが?

「誰? 私が入ってるのに、入ってくるなんて、厭らしい人ね」

 少女の声だった。

「それは誤解だ。鍵が掛かっていなかったし、君が入っているなら私が出て行く」

 私が出て行こうと後ろを向くと、少女は湯船からザバッと音を立て上がった。そしてぱたぱたとこちらに走ってきて、私に抱きついた。まだ膨らみの少ない胸が私の尻の上の方に当たった。

「なっ……!」
「さっきの人でしょっ? 声で分かったぁっ!」

 私は驚いて後ろを振り返った。
湯で蒸気して赤味を帯びた乳白色の肢体、湯に濡れて艶を出している膝にまで伸びた白金の髪。それは彼女自身の身体にぴたりとくっ付いて大事な所を隠している。瞳は大きく、薄い水色をしていて、唇は真紅に濡れていた。
そこには私が見知っている、美しい少女が私を見上げていた。

「君は……」
「私、クリスティア。さっき、ディディエ様の所でお会いしたでしょ? 忘れちゃったかな?」

 覚えている。その少女はディディエに後ろから責め立てられて、蕩けた様な顔をしていた少女だった。

「何故、ここにいる!?」
「え? 保護されたから? ここのお城に暫くいろって偉い人に言われたもの」
「違う、そういう意味じゃない! ここの風呂は入るときに鍵を掛ける決まりだ! 何故鍵を掛けていない!?」
「ああっ! 最初にお城の使い方を話してた人がいたけど、殆ど話を聞いてなかった! あの時に、きっと使い方も説明されたのかも?」

 私はこめかみを押さえて呆れた。

「分かった。私は風呂から出る、離してくれ」
「やだーっ! 離したくない!」
「はっ?」
「だって、お兄さんカッコいいんだもん。私、ディディエ様に突かれてる時、本当はお兄さんの事、考えてたんだよ? お兄さんに突かれてるのを想像して、あの時イっちゃった! でも、私が想像してたのより、全然大っきぃ!」
「……!!」

 少女の手が伸びて私のそれに触れた。少女が触る前から、私のそれは既に硬くなっていた。

「私、子供だよ? まだ9歳。なのに、そんな私の身体を見てこんな風になるなんて……お兄さんもディディエ様と同類? 幼女趣味なの? 変態さん? まぁ、でもお兄さんはカッコいいから、いいや。しよっ? 私と」
「なっ……何を……」
「何をって、もちろんセッ○スだよ。セッ○スしよ? お兄さん。大丈夫、私はもう蜜花なんてとっくに無いから。私としちゃっても捕まらないよ? ほら、身体は正直だよ?」

 少女は私の物を上下に扱き出した。触られて扱かれて、身体が疼いた。

「止めろ! 離せ!」
「変なの。私はか弱い女の子だよ? そんな子供に触られて、こんな風になっちゃって、止めろって……口で言うだけなら、嫌がってる事になるもんね。本当に嫌なら私を突き飛ばして行けばいいだけなのに、そうしないなんて。本当はこうされたいんでしょ? 私みたいな子供に」

 本当にこの子は子供なのか? 言ってることが大人の女と大して変わらない。
そう考えると気持ち悪くなってしまった。
見た目は少女なはずなのに、その顔はよく見ると、醜い皺が沢山あるように見えて、それは少女の姿をした年老いた女の様にも見えた。
気が付くと私はクリスティアを突き飛ばしていた。
床に倒れたクリスティアは私に股を開いて見せた。

「ふ~ん、逃げるんだ? ここに入れてもいいよって言ったのに」
「お前は子供の姿をした、ただの女だ! どこにも純粋さの欠片も無い! 汚らわしい! 私に触るな! 化け物がっ!」

 私はそう言って脱衣所への引き戸を開けて入り、ぴしゃりと閉めた。

『なーんで、私が子供の身なりをした化け物だって、分かっちゃったのかなぁ?』

 浴室の方で彼女が何か呟いていたが、何を言っていたのかまでは聞こえなかった。
私は急いで籠に脱いだ自分の服に着替えた。そしてゲートを開いてタウンハウスの屋敷に戻った。





 開いた先は屋敷の玄関で、中央階段を上がり、二階の自室に入った。
先程のあれは何だったんだ……。彼女が9歳? 絶対嘘だ。私の情欲をそそり誘った。あれは、どう考えても大人の女のやり方だ。今までもあのような女が何人もいた。私に同じような事を仕掛けて来た。だが、私はその誘いに乗らなかった。
体が反応しなかったのが、その最たる理由だが。
しかし、今回の私は……体が反応してしまった。私にはアリアがいるのに。
彼女以外反応しないと思っていたのに……。

 私は彼女の顔が急に見たくなった。だからここへ逃げて来た。アリアから逃げたくせに、クリスティアから逃げてここへ来た。
なんて男だ……私は。

 寝室へ行くと、彼女の寝息が聞こえた。
暗いのが怖いのか、彼女はサイドテーブルの魔石灯ませきとうを小さな光にしたまま眠っていた。私と一緒の時はいつも消しているのに。
寝台に座り彼女の寝顔を見る。
泣きはらしたのか、瞼が腫れていた。

『ヒール』

 小声で詠唱したつもりだったが、聞こえてしまった様だった。

「んっ、……レイジェス様」

 彼女は驚いた顔をして飛び起きた。
そして私に抱きついた。

「ごめんなさい、レイジェス様、もうあんな事しないから、許して!」

 私も彼女を抱きしめて、その柔らかな頭を撫でて匂いを嗅いだ。
やはり、アリアとこうしてるのが一番落ち着く。

「いや、私もリアに謝らなければいけない事がある」
「謝らなければいけない事?」
「『喧嘩はしなければいい事』だと言っておきながら、君の言葉を無視して私は出て行った。あの時ちゃんと話し合うべきだった。すまん」
「いえ、わたくしが悪いんです。ちゃんと自分の身になって考えて無かったから。自分の身になって考えてみると、わたくしでも怒る事だと思いました。反省してます」
「私には他にも謝らなければいけない事がある」
「他にも? 何でしょう」
「……君以外の女にってしまった」
「はああああああっ!?」
「偶然起きた……その、なんていうか、事故だ」
「事故でそこが勃起するって、どんな事故ですか!? もちろん、詳しく教えて下さるんですよね?」

 私は寝台に座ったまま、彼女に起きた出来事をありのまま話した。
すると彼女は胸を撫で下ろしていた。

「勃ったけど、最後までは致して無かったという事ですね、安心しました」
「私には君がいる! 浮気などしない! 愛しているのは君だけだ!」
「レイジェス様、それ、よく浮気した人が言うセリフのTOP3ですよ」
「してないと言っておろうが」
「ええ、分かります。レイジェス様の性格からして、浮気できないという事は分かるんですが、勃起しちゃった所が微妙ですよね」
「だから、それは申し訳無かったと思う……」
「わたくしは怒ってるわけじゃないんですよ。心配しているんです、将来を」
「はっ?」
「だって、相手は9歳の少女だったんでしょ? その方に勃起しちゃうなんて、やっぱりレイジェス様は真性の幼女趣味なのかな? って思って。わたくしが成人したらもう愛せなくなるんじゃないかとか……そちらの方を心配してしまいました」
「君はまだ私を疑っているのか? 私は幼女趣味では無い!」
「ごめんなさい、レイジェス様、説得力がまったくありません。それに、普通の男の人は9歳の少女に身体をくっつけられても勃起なんてしないと思うの」
「だから、私は彼女を振り払ったと言っただろう? 少し強く押してしまった。彼女は転倒したから、もしかしたら怪我をしているかも知れない」

 私はそれを急に思い出した。

「もし、怪我をしていたとしたら、手当てしなければ身体に傷が残る。なんとかしてやらないと……私のせいなのだから」

 私が彼女の心配をしたのが面白くなかったのか、アリアはむすっとした顔で言った。

「わたくしがグレーロック城へ行きます。で、彼女の様子を見てきます。で、怪我をしてたら、ヒールしてきます。で、レイジェス様はもう彼女と関わらないと、わたくしと約束して下さい?」

 その顔は私を睨んでいる。アリアの黒曜石の様に美しく輝く瞳には、嫉妬の感情が見えていた。私はそれを凄く嬉しく感じてしまった。思わず口の端がほころぶ。

「……分かった。約束しよう」

 私はもうクリスティアの事をなんとも思っていない。
怪我をさせたなら、責任は自分にあり申し訳ないと思っただけだ。
寧ろ、何とも思わないどころか、気持ち悪く感じてしまった。
そんな少女とどうにかなるなんて、私には有り得ない話だ。

「明日、わたくしがグレーロック城に行ってきますね」
「うむ」

 私はアクアウォッシュして寝台に上がるとアリアは不思議そうな顔をした。

「風呂に入り損ねたから、掛けた」

 彼女は私の首に両腕を絡め、しがみ付いた。

「他の子を見ちゃいや!」

 私が彼女の顔を見ようと、指先で顎を持ち上げると、大きなアーモンド型の瞳が潤んでいた。泣くのを我慢していたのか、いつからだ?
しかし、その顔に表情に、私はそそられて、自分の物が硬くなるのを感じた。

「それを言いたいのは私なんだがな……」

 私は彼女の着ている薄い寝巻きを下から捲って脱がした。
装飾下着のみになった、それも全部剥いでから、私自身も全て脱ぎ捨てて裸になった。

「レイジェス様……」

 彼女の甘ったるい声が私の耳元で囁く。それはとても甘美で擽ったい。
私は彼女を下に押し倒し、キスをした。お互いを弄りあう様な舌の動き。彼女の舌を痛いんじゃないかと思う位吸った。彼女とのキスは危険だ。彼女の体液には催淫効果がある。舌を絡めるキスなど、一発で催淫状態だ。
私の頭はもう、彼女と繋がり、気持ちよくなる事しか考えられなくなっていた。

 小さな胸の突起を吸いながら、自分のいきり立った物を彼女の足に擦り付けると先走り汁が溢れんばかりに出てきた。まだ、始めたばかりだというのに、私は我慢出来なくなって、彼女の顔に跨った。

「リア、君の口の中に入りたい……」
「……はい」

 彼女は私の肉棒を口に咥え優しくしゃぶり始めた。亀頭を優しくぺろぺろと舐めたかと思うと、ぱくっと口の奥深くまで、私を迎え入れて、激しく上下に頭を振った。
両手も添えて扱かれると、もう呼吸が荒くなってしまった。
彼女をまだ全然気持ち良くさせてもいないのに、これではダメだ。私は彼女の股に顔を寄せた。毎日の様にここを見ているのに、飽きない。
アリアの秘所は薄い桃色に彩られ、まだ誰にも覗かれたことなど無い、秘密の花園の様に思えた。彼女のここを含めて全てが美しい。
私はそこを汚す悪人の様に、夢中で彼女のそこを舐め回した。指を使い、皮に隠れた蕾を探り当て、その皮を剥き、露になった蕾を舌先で弄り倒した。

 それをすると彼女は身体を仰け反らせ善がる。その姿を見るのが堪らなく興奮する。
舌先で弄っていると蜜花から愛液がたらりと尻の方まで流れて行った。
私はその液を指に取り、彼女の菊を揉み解した。
そこを揉み解しながら、蕾をぎゅっと吸うと、彼女は身体をぴくぴくさせて、私の物を同じく吸い上げる。呼応したかのように。
私はもう一度、彼女のそれを強く吸い上げた。呼応した彼女はまた私のそれを強く吸い込み激しく上下に扱く。

「ううっ!」

 あまりの良さに声が出てしまった。
こんなに私を良くするとは。今彼女は8歳だというのに、末恐ろしい。
私は彼女に負けるまいとひたすら蕾を舐め続け、菊を弄りまくった。

「あっ、やっ、も、もぅ、止めて、先にいっちゃうぅ」
「先にイっていいぞ。イク所がみたい。いけ!」
「えっ、あっ、」

 彼女にはもう私の物を弄っている余裕は無かったようで、目を瞑って快感に耐えていた。私は先にいけと言ったんだから、我慢する必要など無いのに。
私は容赦なく彼女の蕾を吸い、菊を弄っていた。

「もぅ、だめっ、あっ、イっ、ィイイイ、イくううううっ!!」

 彼女が達するとすぐに私は空間収納から潤滑ゼリーを出して自分の肉棒に塗りつけた。彼女の入り口にもまだ手に残っている分を擦り付ける。

「えっ、今、イったばっかり……」
「リアはイった所に挿入されるのが気持ち良くて好きだろ?」

 私は少し後ずさった彼女の両足を引っ張って自分に引き寄せた。両足を開いて自分の身体をその間に入れて彼女に押し当てる。
最初はきついが、段々と私を受け入れるそこ。
彼女を見ると頬が紅潮していた。ちいさな、はっ、はっという吐息が聞こえる。
それにも興奮した。

「ぎゅって……して」

 可愛いことを言ってくれる。
私は彼女をきつく抱きしめた。
こんな彼女を知っているのは私だけだ。表では何も知らないはずの、小さな子供の彼女が、私だけにはこんな可愛らしい女の顔を見せる。
私だけだ。私だけが知っている!
アリアは私の物だ! 例え天地創造の神がこれを自分の物だと言っても、誰にも渡さない! 渡すものか!
自分でも、何故こんなに彼女に惹かれるのか分からない。
今までこんな風に女に感じた事はない。
こんな嵐が吹き荒れるような感情は、今まで無かった。

 どうにも行き場のない激しい感情を、小さな彼女の身体にぶつけた。
彼女の両足を持ち上げ、狂ったように腰を打ちつけ振り続ける。彼女の中はふわふわにとろけて、私の熱を、更に高い温度で溶かそうとしていた。
彼女の中に自分を打ちつけるたび、きらめくような快感がそこから身体を突き抜ける。ああもうダメだ。彼女なしではもう生きては行けない。

「リア! 愛してる! 愛してる!」
「はっ、はっ、あっ、あっ、んっ!」

 彼女も私の言葉に応えようとしていたが、頭が回らないんだろう、口からよだれを垂らしていた。
遠慮なしに荒々しく打ち付けていると快感が昇ってきた。私の中の種が、彼女の中に入りたいと出口目がけて走り出す。
良すぎて止められない。

「リア、出すぞ、君の中に! ううっ、射精るっっ!!」
「あっ、んっ、んっ、ぴゅっ、ぴゅって、きてるっ……!」

 私はどさりと彼女の隣に仰向けに横になった。彼女はまだ惚けたように仰向けに横たわっていた。
今日はまるっきり手加減せずに、彼女の身体を好きにしてしまった。
どうしたものかと思っていると、彼女が口を開いた。

「きもち……よかったぁ」

 私は彼女の身体の心配をしていたが、口元がどうしてもほころぶ。
どうやら私は彼女を満足させる事が出来たようだった。
その後、アクアウォッシュと、一応ヒールを掛けておき、私と彼女は一緒に眠りについた。

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