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第四章

28 再び天界へ

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 天界へのゲートを潜ると、そこは父神様の居住区の内宮の広間だった。
天井がドーム状になっている。
そこにはふかふかの白いソファーが二つ並んで置かれている。テーブルは両脇に丸くて小さいものが置いてある。
まるでどこかのホテルのロビーの様だ。
私はそのソファーに座っている灰色の肌の人に目が行った。
その人の隣には父神様が座っている。
父神様が立ち上がって、私につかつかと歩み寄ってぐいっと抱き上げた。

「アリア! よく来た! 久しぶりだなぁ? 少し大きくなったか?」
「父神様、お久しぶりです! そうです、わかります? 少し大きくなったのです」
「そうかそうか」

 床に降ろされて頭をぐりぐり撫で回された。

「あちらの灰色の肌の方は?」
「ああ、そなたの次席にあたる神だ、名前を教えただろう? ネルガル神だ。冥府の統治者でもあり、太陽の神だが、戦と疫病の神でもある」
「ええっ!?」

 冥府の統治者で、太陽と戦と疫病の神? 全然良いイメージが湧かない……。
父神様がネルガル様を呼び挨拶をした。

「お前は私の上席に当たるが、私はお前の兄でもある、よろしく頼むぞ」
「よろしくお願いします!」

 私はぺこりとお辞儀した。
ネルガル様は体の大きい人で、凄く筋肉質だった。身長も高くて、新しく護衛で入ったセドリックも2メートル超えていると思うんだけど、セドリックよりもさらに頭2個分位高かった。2メートル半位ありそうだ。肌は灰色で血色が悪く見えて、髪の色は酸化した血の様に赤黒い。瞳は金色で、男らしい太い眉に堀の深い顔つきをしている。正直ちょっと雰囲気だけ見ると怖い。

「父神様、わたくしはネルガル様の代わりでは無かったのですか?」
「ん? 代わりだ。それは変わらん。ネルガルには私がいない間、リシュフェルに神の恵みを与えて貰おうかと思って呼んだ」
「私など呼ばなくても、ゲートですぐに戻れるではないか」
「お前も妹神であるアリアに会いたいと申していたでは無いか。アリア、アリアチャンネルのファンだぞ、こいつは」
「え……、じゃあ、昨日、一昨日のあんあんしている所も……?」

 私が大きなネルガル様を見上げるとその灰色の頬に赤味が差した。

「ん、まぁ、良いおかずになった。ありがとうな」
「お、お、……おかずぅ!? ……もぅやだぁ……泣きたい」

 私は床に突っ伏した。

「それよりアリア、そなた、腹は減ってないのか? 今日も見ていたが紅茶だけだったろう? 天界は基本2食だからな? まぁリシュフェルに腹が減ったと言えばお前の為にいつでも用意すると思うが……」
「ちなみに朝食のメニューは?」
「私達もこれから食べる予定だが、ご飯に味噌汁、焼き魚と野菜の胡麻和え位じゃないか?」
「み、味噌汁……じゅるっ、食べます! わたくしにも朝食をっ!」
「相変わらず食い意地の張った奴だ」

 父神様が呆れていた。ネルガル様が笑うのをこらえている。

「見た目は美幼女なのに、残念すぎるなぁ? アズライルよ?」
「本当に、残念すぎる」

 三人で食堂に向かった。
食堂に着くとリシュフェルが天使達と配膳していた。

「お久しぶりです、アリア様」
「お久しぶりです、リシュフェル」

 私がぺこりとお辞儀をすると、席に案内された。前来た時に座っていた、父神様と対面の席だった。父神様との距離が遠すぎる。けど、その間に今回はネルガル様がいる。ネルガル様は私からみて左の方に座っている。

「ああ、そう言えば、そなたの部屋を作っておいた。今日はその部屋で休め。イズモ会議は明日の夜の刻からだ」
「え、私の部屋?」
「ん? そなた私と一緒の寝台の方が良かったか?」
「いえ、前は無かったから、少し驚いただけです。わたくしにお部屋をありがとうございます、父神様」
「うむ、して食事を終えた後の事だが、何かしたい事があるか?」
「えっと、神呪をもっと教わりたいです」

 それを聞いていたネルガル様が不思議そうな顔をした。

「アリアは神学校に通わせないのか? アズライル」
「アリアは下界で人の学校に通う。神学校に入る予定は無い」
「ふむ……、それでは神呪を覚えれないではないか、不便だろう。学校に入らずとも講習という形で週に一度とか季節講習とかをやらせれば神呪の学習が進むのではないか?」
「ほう……、その考えはいいな。講習として進めることを考えるとするか」
「神学校? そんなのあるんですね~」

 私の分からない所で勝手に話が進んでいく。

「天界の学校は皆行くのは大人だぞ? そして今通っている者はごく少数だ。そなたの様に子供で生まれる神はほぼいない。皆、大人神として私が作ったからな」
「え、じゃあネルガル様も生まれた時からこんなに大きかったの?」

 私が首を傾げると、ネルガル様はテーブルに突っ伏してドンドンとテーブルを叩いた。

「我が妹神ながら可愛すぎる!」
「うむ、ネルガルは生まれた時からこの大きさだ」
「へ~」

 ネルガル様が突っ伏していた顔を起こして私に向かって言った。

「アリアよ」
「はい?」
「私のことはお兄ちゃんと呼びなさい」
「えっ……」
「お兄ちゃんと呼びなさい」
「えっと……?」
「お兄たんでも構わない」
「……」

 私は黙って視線で父神様に助けを求めた。

「アリア、言っておくが……ネルガルはこんなでかい図体だが、妹萌え属性だ。それも小さい子が好きだ」
「ひぃっ!」

 私の背筋に冷たいものが走った。

「天界は天使以外は大人ばかりだからな、こんな可愛い妹が出来て嬉しく思うぞ」

 ごつい体でにっこり微笑まれた。意外と優しい良い人……なのかな?

「では食事が終わったら神呪の講習時間としようか」
「あっ! あと、神通信のやり方を知りたいです。レイジェス様に一日一回は連絡しなさいと言われたので」
「ではそちらを先に教えるか」

 話をしているとリシュフェルが天使達と一緒に食事を運んで来た。
私達は食事を終えると中庭に出た。





 中庭に三人で一緒に出た時、ふいに思い出した。

「そう言えば、制御室の機械って直ったんですか?」

 父神様が思い出した様な顔をした。

「制御装置はもうそろそろ直ると思うんだが……今、混沌の狭間の管理人である機械人形が修理しているが、どれくらいで直るのか後で聞いてみる。ただ、残りの庇護者の書類は出てきたぞ、リシュフェルが管理してるので、あとで見せて貰うと良い」
「えっ! じゃあ、他の三人の庇護者も分かるのですね!」
「ああ、私が一番最初に機械の画面を確認した時は確かにレイジェスの他に五人の庇護者候補がいた。書類にもきちんと記載されているはずだ」

 正直、別の庇護者候補を知ったからと言って特に何かあるわけじゃない。
私がレイジェス様以外に好きになるとか、恋するとかまず無いし。
ただ、ユリウス様の様に執着されると困るので、私に集まってくる習性があると言うなら、なるべく離れていたいなと思っている。
なので、相手より先に名前を知り、先手を打って近寄らないというのが賢い選択だと思うわけです。
色々考えていると、父神様がパンパンと手を叩いたのでそちらを見た。

「注目! ではまず、神通信のやり方を教えよう」

 父神様はそう言って空間収納から小さなハンドベルを出した。

「神通信をやるにはハンドベルが無い場合、条件がある。神聖な場所でなければ神の声は届かない、なので、相手が礼拝室、神殿など神聖な場所にいるのが条件だ」
「へぇ~」

 父神様はハンドベルを振った。リーンと音が響き近くにいたネルガル様から音が響いてくる。ネルガル様は自分で空間収納を開き、中からハンドベルを出して一回振った。

『応答したぞ』
『こんな感じでハンドベルがあれば呼び出せるし、どこでも話す事が出来る。ハンドベルは空間収納に入れていても鳴ったのがわかる』

「わたくし、ハンドベルを持っていないです。レイジェス様も……」
「レイジェスは人間だからハンドベルがあっても礼拝室でしか話せぬ。神通信がどこでも出来るのはハンドベルを持っている神同士だけだ」
「え? それだったらハンドベルを得れば礼拝室はいらなかったのでは……」
「それではそなたが天界にいる間、レイジェスはそなたとは話す事が出来ぬな? さぞ寂しかろう?」

 え? じゃあ、あの礼拝室ってレイジェス様の為……?
父神様は私の頭をくしゃっと撫でると、空間収納を開いて私に持ち柄の白い小さなハンドベルをくれた。

「アリア、そなた用だ」
「良いのですか?」
「うむ、そう高い物ではない。ピレトス山頂付近の土産屋で売っているからな」
「へ~……、ありがとうございます!」

 私はぺこりとお辞儀した。

「では次に神呪を教える。しかし、神呪の基本の着衣の魔法は教えたしなぁ……久しぶりで教え方を忘れている……次は何だったか?」

 父神様が腕を組んで考えている。
ちなみに何故天界では着衣の魔法が基本なのかと言うと、洋服屋さんが無いからだ。
毎日着る洋服は天界では白と決まっていて、皆、着衣の神呪で洋服を着ている。今日の父神様の白の牧師っぽい服も、ネルガル様の白いワイシャツと少しゆるっとしたボトムパンツも神呪で着衣している。
ちなみに私はもう来る時に白いエンパイアドレスを着てきた。アクセサリーは耳にGPSダイヤのピアスと、首にはアメシストのペンダント。ペンダントに付与してもらった反撃の睡眠の魔法は、以前は一回のみだったのを三回にレイジェス様が増やしてくれた。指輪はアメシストの指輪が左手の薬指で、ダイヤが右手の薬指に嵌ってる。アメシストの指輪は私の心音に異常があるとレイジェス様のダイヤの指輪に警報がなる仕組みになっていて、右手のダイヤの指輪は装飾下着の解除鍵となっていて、翳すと下着が脱げる。
このアメシストの指輪の警報って、天界でも鳴るのかな? そこが疑問だ。

「アリアが教わりたい魔法を教えればいいのではないか?」

 ネルガル様が父神様に言った。

「ふむ、どんな魔法が知りたい?」
「え? じゃあ、死者蘇生の魔法を!」
「馬鹿者! そんな事を教えられるか! ……そなたの事だからレイジェスが間違って死にでもしたら、確実に使うつもりだろうが!」
「そ、そうだけど……いいじゃないですか! ちょっとくらい」
「死者を生き返らすには大量の魔心核が必要だ。ただでさえ魔心核の少ないこの惑星では無理だ。そなたにそれは教えられぬ」
「けちぃ~」
「世の中のバランスが崩れかねないと言うのに呑気な」
「まぁ、天界で生活してるわけじゃないから、分からないんだろう?」

 ネルガル様が私を庇ってくれた。なのでサービスしてみる事にした。

「ネルガル……お兄ちゃん、優しいね」
「お、お兄ちゃんだとっ!? 何という感動……」

 ネルガル様は私をひょいっと抱き上げた。そしてぎゅううっと抱きしめて頬ずりする。

「くぅ~いい匂いだっ! 堪らん!」

 まるで怪しい人だ。ここが日本なら職質に引っ掛かるだろうと思う。
はぁはぁふんふんと吐息と鼻息が凄い……。

「これは完全に魅了されてるな」

 父神様が呆れて呟いた。

「ミ、ミドルキュア! ミドルキュア!」

 私がミドルキュアをするとネルガル様はやや普通に戻った。

「はっ? 私は何故アリアを抱っこしてるのだ?」

 ネルガル様は抱っこした私と目を合わせて首を傾げた。

「お前はアリアにお兄ちゃんと呼ばれ、抱き上げて色々悪さをしておったぞ……完全にアリアの魅了に嵌っていたな」
「なんだと? 私がそんな事を……」

 ネルガル様が驚いて申し訳無さそうな顔で私を見た。
私は父神様を睨んだ。

「大丈夫です、ちょっと抱き上げられて頬ずりされただけです、父神様はネルガル様をからかってるだけですから」
「アズライルよ~~……」

 父神様がくっくと笑って、ネルガル様は私を床に降ろした。
でも、何を覚えたら良いんだろう?

「普通は神様ってどんな神呪を使うのですか? どんな神呪を覚えていれば便利ですか?」

 私が二人に聞くと、二人共暫く考えていた。

「私がよく使う神呪は『杯生成』の神呪だが、もう教えてしまったしなぁ……」

 父神様は頭をぼりぼりと掻いて考えている。

「私は『逆行』かな? 例えば美味い飯を食ったあとにそれがもう無かったとするだろ? そういう時に逆行を使って食べる前に戻り、また食べる。満足するまで繰り返したら元の時間軸に戻るんだ」

 ネルガル様がどうだと言わんばかりに説明をした。

「それって……天界でも貴重なお寿司を何回も食べられるって事ですね! 凄いぃぃぃ! お寿司! お寿司!」

 私がわくわくしてると、父神様がこめかみを押さえておどろおどろしい雰囲気を醸し出していた。

「ちょっと待て、ネルガル、逆行とは食い物を何回も食べれる神呪では無いぞ? 分かってるのか?」
「え? 確か、過去に戻る事が出来るんだよな? 『逆行』って」
「そうだ」
「だから何回も美味いものが食べられるんじゃないか~!」
「お前は何一つ分かっていないな……期待した私が愚かだった様だ」
「何をそんなに怒っている?」
「過去に戻って何かをすれば未来が変わるだろうが……。逆行とは、使い方次第では使う前と使った後が極端に変わる事もあるのだ」
「でも、私はずっと冥府にいたが……何も変わらなかったぞ?」
「それは普段から代わり映えしない毎日を送っているからだと思うぞ?」
「え? じゃ、わたくしが天界で、何回も好きなだけお寿司を食べるという野望は打ち砕かれたのでしょうか?」

 ネルガル様が笑っている。
父神様は私の発言に呆れて溜息をしていた。

「教えても良いが……不安だなぁ……」

 父神様は渋い顔をしていた。

「では、移動する時間帯を一刻前とか、短めに設定すればいいのでは無いか? 一刻如きで歴史は変わらないだろう? それにここは天界だ、常に代わり映えの無い毎日が送れる場所だ」

 ネルガル様がそう言うと父神様は渋々頷いた。

「ではまず、言葉だけ言ってみなさい、色々考えるなよ? 言葉を言うだけだ」
「はい!」
「エフェイトグラーテ、言ってみよ」
「ネフェルトゲラート」
「少し違うな、エフェイトグラーテだ」

 ネルガル様は飽きた様で、中庭にあるカフェテーブルに座ってリシュフェルが出したお茶を飲んでいた。

「エフェルトグラーテ!」
「惜しい、もう少しだな、エフェイトグラーテだ。もう一度言ってみよ」
「エフェイトグラーテ!」

 父神様が目を見開いて驚いている。神呪は慣れないと聞こえにくい、特に下界で人間の言葉に慣れている私には聞き取りずらい。でも言えた。

「さすが私の娘神だな」

 父神様はにっこり微笑んで私の頭を撫でた。

「それでは……ここからが本番だ。いいか? 移動したい時間の事以外何も考えるな? じゃないと別の所に行ってしまう。そなたの考えた所に飛んでしまうからな? 呪文を唱える時は移動する時間の事のみ考えよ? 分かったな?」
「はい!」

 私は元気良く返事した。
移動する時間の事を考えながら唱えるんだよね。はいはい。
あ、そういえばこれって過去に行けるのか……じゃあ、レイジェス様を助けてくれた子の事も分かるんじゃない? あとでその時代に行ってみよっかなぁ……。
まぁ、いいや、今は一刻前に行くんだ! ちゃんと練習して行ける様になったら、もっと過去に行ってみよう……。

「エフェイトグラーテ!」

 そう唱えると私の姿は一瞬にして消えた。


◇◇◆◆◆◇◇◆◆◆◇◇◆◆◆◇◇◆◆◆◇◇

(アズライル様視点です)


 私は目の前でアリアが消えて嫌な汗が流れた。
消える時にアリアの顔がニタついていたのだ。
あれは絶対何か違う事を考えていたに違いない。

「まずい! 失敗したかも知れぬ! あいつ、何を考えていたんだ!? まだ帰るときの呪文も教えていないのに……あの馬鹿!」
「どうした、アズライル?」
「ネルガル、ちょっと食堂を見てきてくれ」

 分かったと言ってネルガルは食堂を見に行ったが、アリアの姿は無かった。

「どうするんだ? どこの時代に行ったか探すなんて……出来るのか?」
「……ハンドベルを持たせたのは正解だったな。あれで探すしかない、協力してくれ、ネルガル」
「私が『逆行』などと言わなければ……こんな事にはならなかった……すまん」
「あれも、馬鹿では無い。下界で色々な魔法も覚えた。今までも何とかやれたのだ……大丈夫だ……」

 私が一番心配していたのはアリアの魅了だった。
あれで今までに幾度となく危険な目に遭っている。それを考えると飛んでしまった先で、見知らぬ男達に酷い目に遭わされないか……それだけが心配だった。

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