上 下
79 / 190
第三章

4剣の稽古と小さな舞踏会

しおりを挟む

 部屋を出る時に、レイジェス様はインターホンでセバスにアランとアーリンを中庭にやるようにと言った。私とレイジェス様はそのまま中庭へ行く。
北の棟の方が遠いからかアランもアーリンも既に中庭に居た。二人で剣の打ち合いをしている。見ているとやっぱりアーリンの方が押されているのは、男と女の力の差なのかな? と思ってしまった。

「待たせた、アラン」
「いえ、公爵様、ではよろしくお願いします」

 二人で挨拶をしてから木剣で打ち合う。初っ端から激しい打ち合いで剣を絡めて睨みあう。それを見ているとアーリンから声が掛かった。

「私達もやりましょう、姫様」
「はい、よろしくねアーリン」
「お体に無理のないようにお願いしますよ?」
「ええ、わかってます」

 アーリンは盾を出してそこに打ち込んで来いと言う。いつもと同じだ。

「たああああ!」

 バシン! と音が響く。

「はぁあああ!」

 バシン! と音が響く。視線を感じたので見上げると2階のバルコニーからシエラ様が見ていた。

「きゃあ、アリア様素敵!」

 シエラ様の声が聞こえる。

「よそ見とは余裕がありそうですね? 姫様? ではこちらから行きますよ!」

 ひゅっと風を切って突っ込んでくるアーリン、私が剣を振るのが遅くてアーリンの剣は私の鼻先三寸で止められた。

「ほらほら、ちゃんと剣を見極めて払って下さい?」

 私を見てニヤリとする。

「てぃやっ!」

 私は横腹を狙って払い打ちをした。

「お? やりますね!」

 少し褒められて嬉しくなる。

「うぉぉぉおおおお!!」

 横腹狙いからの上段からの打ちおろし!盾で受けられる。

「今のフェイント、いいですね!」

 木剣でカンカン打ち合っていると、ユリウス様とクロエ様が中庭のカフェテーブルで私達を観覧していた。シエラ様とコモン様もいつの間にかカフェテーブルでお茶を飲んでいる。

「はい、では今日はここまでです!」
「ありがとうございます!」

 挨拶をし終了になった。汗がすごいのでアクアウォッシュをかけた後、レイジェス様を見る。まだアランと打ち合っている。
クロエ様がこちらを見て言った。

「アリア様、良かったらこちらにどうぞ?」

 空いてる席に促すのでそこに座った。白い丸テーブルで私とクロエ様、ユリウス様の3人が座っている。

「アリア様は意外と活動的なのですね?」

 ユリウス様が驚いているように言う。

「前に、事件でわたくしの側仕えが危険な目に遭ったので……。わたくしを助けようとして……だから強くなりたくて! わたくしを守ろうとすれば誰かが傷つくなんて嫌ですから、わたくし自身が強くなれば良いと思ったのです」

 クロエ様が微笑んだ。

「アリア様はとてもお優しいのですね。見目も美しいですが、そのお心まで清らかで傍にいるとわたくしは癒されます」

 べた褒めされて居心地が悪い。

「い、いえ、クロエ様みたいな超絶美人さんにそう言われると照れます。簡便してくださいませ」

 顔が真っ赤になった。
そこにアランとの打ち合いが終了したレイジェス様が来た。

「リア、タオルを出してくれ」

 私はそう言われたけれど、アクアウォッシュをした。
「魔法、だいぶ上手くなったでしょ? レイジェス様」
「ふむ、他の魔法も教えねばな?」

 と言っているとレイジェス様がユリウス様に言った。

「ユリウス、私と剣を交えないか?」
「……私とですか? そんなに上手くありませんよ?」
「身のこなしから察すれば並より上だと思うがな?」

 ニヤリと笑い言うレイジェス様。

「本気で行きますよ?」

 ユリウス様がそう言うと、レイジェス様の紫の瞳がきらっと光った。

「ああ、そうではないと面白くない」

 二人で中庭の先程アランと打ち合っていた所に行き、ユリウス様がアランから木剣を受け取る。挨拶をしたあと二人は打ち合いを始めた。最初二人共動かない。
お互いが様子見をしている。

「なんか、アランの時とは違って本格的っぽいです」
「ユリウスお兄様は小さい頃から剣を振ってましたから、結構強いのですよ」

 クロエ様が微笑みながら言う。
私は負けずに言った。

「わたくしのレイジェス様だって強いんですから!」

 クロエ様が目をぱちぱちさせた。
私は心の中でレイジェス様を応援した。やっつけろ~~! って。
先に動いたのはユリウス様だった。シュッといきなり近距離に行き、下からレイジェス様の剣を打ち払う。その剣の振りが重かったらしく衝撃を感じたレイジェス様の顔が歪む。

 払われた剣を一回内に引き戻し、足元を突いたあと顔を狙って突くユリウス様。だが、剣を縦に構えられてレイジェス様に弾かれてしまう。弾かれた瞬間お互い中段で切りかかる。カン! と木剣のぶつかる音が響き、睨みあう二人。

「思ったより……やりますね師長様」
「お前こそ、辺境伯爵の腕前ではないだろうがっ!」

 レイジェス様は力で押し上げて横に平打ちするがユリウス様の剣先でふいっと払われる。

「何しろ、幼い頃から練習をさせられましたからね。おかげで、貴族の教養である楽器は何一つ奏でられません」

 風のように走り抜け左肩を突く。
レイジェス様はなんとかそれを防いだ。そして逆手で
ユリウス様の首の後ろを狙った。ユリウス様はそれを自分の体の後ろに木剣を立てて軽く防いだ。剣なんて私は詳しくないけど、それでも見ているだけでレベルが違うのがわかる。

「ヒュー、やるねぇあの銀髪」

アランが私に近づいて来て言った。

「騎士団にも余裕で合格だな」

 アランが言っていると、クロエ様は自分の兄が褒められていてご満悦だ。
私は打たれているレイジェス様が心配になって、応援の言葉が自然に口から出ていた。

「レイジェス様~! 頑張って~! 勝ったらとっても良い事してあげる!」

と叫ぶとユリウス様とレイジェス様が一瞬固まって、レイジェス様の方が先に我に返って、ユリウス様の剣を打ち払って落とした。

「はっ!?」

 自分の剣が打ち払われてからユリウス様が我に返った。地べたに座り込んだユリウス様がレイジェス様を見上げて言った。

「師長様、卑怯ですよ?」
「ん? 実践においては卑怯もまた策略のうちだ」

 ニヤリとしてから、ほくほくの笑顔になる。そして私の所に戻ってきた。

「リア、いい事とはなんだ?」
「え? ここでは言えない事ですよ?」

 そう言って誤魔化す。
実は何にも考えて無かったりする。
つい、勝って欲しくて言ってしまった言葉だから。

「お兄様が半分死んでますわね」

 クロエ様がこめかみを押さえていた。
ユリウス様は芝生の上で大の字になっている。
私はレイジェス様とユリウス様にアクアウォッシュをした。
コモン様が隣のカフェテーブルからユリウス様の所に行って話しをしている。

「君は凄いな、あのレイジェスと互角にやりあうとは、俺は感動した!」

 コモン様はユリウス様の手を握ってがっつり握手した。

「やられてしまいましたけどね」

 しょんぼりしているユリウス様。私はすっとユリウス様の前にしゃがんで言った。

「わたくしが邪魔をしてしまったからですね、申し訳ありません」

 ぺこりと謝った。
ユリウス様はフッと笑った。

「油断した自分が悪いだけです、次は負けません」

 ユリウス様が立ち上がると、コモン様も立ち上がって言った。

「俺、剣はやりたくないけど、なんだか体を動かしたくなった。みんなで踊らないか?」

 私は頷いた。シエラ様も私の所に来てきゃ~ダンス好き~嬉しい! と私にぎゅっと抱きついた。
レイジェス様が近くにいたセバスに大広間の用意をさせるようにと言うと、セバスが慌しい様子で無線らしき黒い魔道具でたぶん、エドアルドと話しその席を離れた。
へ~そんな無線みたいな魔道具もあるんだ~。

「場が用意できるまで茶でも飲んでいろ」

 レイジェス様の発言でサーシャがカフェテーブルにいる6人にお茶をついだ。
アランは汗をかいたからとお風呂に行き、アーリンは私の後ろで立って警護をしている。

「アーリンもお茶を飲めばいいのに? 終春節は働いてはいけないらしくてよ?」

 私が言うとアーリンは笑った。

「私は平民ですから、一緒にお茶を頂くなんてとんでもない。それに、私は姫様の身を守る為に雇われましたからね、危険はいつ起こるかわからないのです」

 そう言ってぴしっと立っている。

「うむ」

 アーリンの話を聞いてレイジェス様が納得していた。お茶を飲んでいるとセバスが用意できましたと言い皆を先導する。一度中庭から屋敷に入って市松模様の続く廊下を真っ直ぐ歩き北の棟の2階に行った。

 私とレイジェス様の秋桜の間は北の棟の中にある丸い塔の3階にある。大広間は北の丸い塔の中にはないけれど、食堂よりは近い。細かく彫刻された大きな木の扉を開くとそこにはバロック様式の豪華な空間があった。これでもかというくらい大きなシャンデリアが六つ縦に並んでいる。

 天井は凄く高く2階はぐるりと壁沿いにギャラリーになっている。
ギャラリーにはいくつか扉があってどこかと繋がっているようだ。天井には絵画が描かれている。どことなく雰囲気がニュンフェンブルク城の大広間を想像させた。あれよりこちらの方が奥行きが広くて天井も高いかも知れない。窓がかなり上の方にあるせいか日が当たらなくて涼しい。広間の壁には古い絵画が掛けてあり、長椅子や個人椅子、テーブルなどが両壁に置いてある。広間の奥にはピレーネがあり他にもハープやチェロも置いてある。
音楽隊のCuteの4人もいた。

「ごきげんよう姫様!」

 ランが私に挨拶をした。

「ごきげんよう、ラン。今日はもしかして生演奏で踊れるのかしら?」
「ええ、終春節は演奏を領地でと言われて来てますからね」
「良いのかしら? 終春節は働いてはいけないのでしょう?」

 私が遠慮がちに言うと、ランはぽんと私の背中を軽く叩いた。

「私達は平民ですよ? お金が無くては食べて行けませんから! 大丈夫です! お金はたっぷり公爵様から頂いてますので!」

 そう言われたのでレイジェス様を見ると目を逸らされた。私は他のメンバーにも会釈をして下がった。そしてレイジェス様のシャツの袖を引っ張る。

「ねぇ、どういうこと? 演奏隊はわたくしが雇っているのに……」
「リア、君はもっと私に甘えても良いと思うぞ? 金を出すくらい、良いじゃないか」
「だって、それじゃあ、わたくし……なんだかお金で飼われているみたいです」

 それを聞いていたコモン様がどうしたの? と言ってくる。

「リアが私が贈り物をするといつも渋い顔をする」
「え~? なんで? 貰っておけばいいじゃん。普通でしょ? 俺も贈り物いっぱいしたくなる」
「ええ、ドレスと装飾品が山程お部屋にあってびっくりしました」

 シエラ様が言った。

「困りません? シエラ様」
「少し、戸惑いますね。アリア様」

 二人で納得していると、その会話にユリウス様も入って来た。

「ん? 何故二人は贈り物を貰って困るんです? 普通喜ぶんですよね? 女性は」
 というので説明してみた。

「だって、そんなに高いものを買って貰っても、わたくしまだ子供ですもん、返せませんわ?」
「返さなくていい」

 レイジェス様がむっとする。

「わたくしはお父様やお母様にもあまり贈られたりしないので戸惑います。何か返さなきゃって気になってしまう、アリア様の気持ち、分かります」

 とシエラ様が肯定してくれる。

「でしょ? 分かりますよね?」

 盛り上がる私達二人に対して大人の男性陣はさっぱり分からないようだ。

「お二人は純粋ですのね。大人の女性は欲が出て、あれが欲しいこれが欲しいと殿方におねだりする物ですけれどね?」

 クロエ様が微笑む。

「おねだりするのは恥ずかしいですわ」

 と私が言うと皆がなんで? というので

「おねだりは可愛くしなければいけないのでしょ?」

 皆が、え? という顔をしている。

「それは誰がリアにそう言って教えたんだ?」

 レイジェス様が訝しげに聞くので言った。

「父神様ですけど?」

 レイジェス様が続けて言う。

「アズライル様におねだりしたのか? どういう風に? 今やってみろ」

 ちょっと怒っている。

「え、やるんですか? ここで? 皆さん見てるじゃないですか」
「いいからさっさとやれ!」

 耳を引っ張られた。

「痛いですってば! やればいいんでしょ! もう」

 耳を押さえて深呼吸してからやり始める。
まずは両手をぐーにして顎につけて足は内股にしてお尻を思いっきり突き出して振りながら上目遣いに瞳をちょっと潤ませる。
そして一言。この時、吐息を吐くように言うのがコツだと父神様が言っていた。

「リアのお願い、聞いてなのにゃん♪」

 と首をこてんと横にした。
みんなが一斉に固まった。どういうことだ失敗したか?
レイジェス様がこめかみを押さえた。

「そのポーズやセリフはアズライル様が?」
「そうです、こうやってやれって。狩りに行きたいと言ってた時に、このポーズでようやっと連れて行ってくれました」
「そんな願いでしたら、そのポーズがなくても私は連れて行きますけどね」

 ユリウス様が鼻を押さえながら言った。指の間から血が垂れている。鼻血か。

「リア、そのおねだりのポーズは正しくない。私が正しいポーズを教えよう」

 レイジェス様がにこにこしている。

「え、わたくし、間違ってたのです?」
「ああ、今夜正しいのを教える」

 レイジェス様が私の手を両手で握り締めた。

「アリア様、公爵様に騙されてはいけませんよ? 何か良からぬ事を企んでおられます」

 クロエ様が言うので私は訝しげにレイジェス様を見た。

「ん? 私は何も企んでなどいないぞ?」

 目が泳いでる辺りが怪しい。

「さぁさぁ、音楽隊も用意が整ったようだ。踊るぞ?」

 話を誤魔化して私の手を取って踊りだした。

「キントーンを使いますよ?」
「うむ」

 私は小声でキントーンを呼び足を振って雲を蹴散らして小さくした。

「では、ズボンスカートですがこのままで申し訳ありません」
「着衣の神呪でドレスにすれば良かろう?」
「あ、そうですね、じゃあ」

 社交ダンス用のひらひらした生地が腕に付くタイプのドレスに着替えた。色は薄いピンクでドレスの裾と胸廻りだけ濃いピンクになっている。ついでにレイジェス様も剣の稽古のシャツと黒いズボンだったので着衣の神呪で黒の燕尾服に変えた。

「お、私までか」
「王子様には素敵な格好でいて貰いたいですからね」

 私が笑うと、レイジェス様も笑った。

「では改めて……リア姫、お手をどうぞ」

 そう言って、私に手を差し出したので、私はその手に自分の手を軽く乗せた。軽い足取りで踊りだすと、音楽が遅れて付いてきて、レイジェス様は間を取って、音楽に合わせて踊り出した。ユリウス様もクロエ様と踊りだし、コモン様もシエラ様と踊りだした。一曲が終わると続いて二曲目に入る。私はキントーンに乗っているのであんまり疲れない。続けて三曲目、四曲目と踊って演奏が一度終了する。

「同じ人とは4回までしか踊れないのでしょう? ここは内輪だからいいのかしら?」

 私が聞くと、レイジェス様が君としか踊りたくないという。

「コントルダンスはいかがですか?」

 そんなレイジェス様に、クロエ様が提案した。

「それはなんですか?」

 私が聞くと説明してくれた。

「皆で輪になって次々と相手を変えながら踊っていくダンスですよ。少人数だと自分のパートナーに廻るまであっという間ですし、集団舞踊なので一体感もありますね」
「ここで踊った人は仲間! みたいな?」
「そうですそうです」

 クロエ様がこくこく頷く。

「わたくし、そのコントルダンスは踊った事がございませんわ?」

とシエラ様。

「ステップにワルツほど決まりごとはないのです。田舎のダンスですからね」

 気楽に踊ると良いですよとクロエ様が言った。

「相手を替えるときに【ハイ!】と声を掛けるのはいかがでしょうか?」

 話を聞いていた音楽隊のランが言う。
音楽の節の合い目でその仕切り声を出すので皆で言って次のパートナーに替わろうと言う。レイジェス様は渋い顔をしていたけれど、みんなで試しにコントルダンスを踊ってみると最初はタイミングが合わない掛け声も、回数をこなすとパートナーチェンジのタイミングと掛け声のタイミングが合ってきて、いい感じで合うと盛り上がったりして、結構みんな楽しんでいた。4曲終わってまた休憩に入る。

「喉が渇いちゃいましたね」

 私がそう言うと、レイジェス様がインターホンで連絡してセバスとサーシャが冷たいお茶を持ってきた。サーシャがそのままそこに残って空になったグラスにお茶を注いだりしていた。

 セバスは夕食の仕度に戻っている。
コモン様の執事や、シエラ様の執事と使用人、ユリウス様の執事と使用人は夕食の仕度をしているらしい。
コモン様が思い出した様にお茶を飲みながら言った。

「そう言えば、レンブラントとヒューイットを見ないね」

 それを聞いてユリウス様とクロエ様、レイジェス様が渋い顔をする。

「あいつらが仲直りするために呼んだわけだし、一緒にいるってことはうまくいっているんだろう。放っておけ」

 レイジェス様が言うとユリウス様が渋い顔をした。

「本当に仲直りできるんでしょうかね……」

 なぜかクロエ様に申し訳なさそうに、ユリウス様が言って、クロエ様がそれを聞いて少しイラついたようだった。

「お兄様が気になさることではございませんわ? お二人はお似合いだと思います」

 私達はお茶を飲んだあとにまたコントルダンスを踊った。そして夜の6の刻に近くなったので食事を取るために皆食堂へ行く。

「アーリンは食事は?」
「私は南棟にある使用人専用の食堂で食事を取ります。ラン達と一緒に取ります。だから片付け、手伝うよ?」

 アーリンはランに声を掛けた。

「では皆ご苦労様、またね」

 私は皆に手を振って大広間を出た。
クロエ様が私の隣に来て言った。

「アリア様は本当にお優しいのですね」
「え? ……普通じゃないですか?」
「普通は使用人の食事にまで気を配りませんわ」

クロエ様が言うので、そうなの? と疑問に思ったけど、普通がよくわからないのでなんとも言えない。
前を歩いていたレイジェス様がくるっと振り向いて私を抱き上げた。

「リアは歩くのが遅い」

 私を抱き上げてスタスタ歩く。
クロエ様がその速度に付いてこようと必死だ。レイジェス様は背が高いが足自体も長いので1歩の歩幅がでかい。女性が付いて歩くのは大変だと思うが後ろから一生懸命に付いて来る。淑女は走ってはいけない決まりなので早歩きで付いて来るのは大変だろうな~とクロエ様を見るが、ホントに美人は何やってても美しいし様になる。早歩きして苦しそうな顔まで美しいんだから羨ましいわ。

しおりを挟む

処理中です...