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第二章

35宿泊部屋にて ユリウス視点

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 宿泊部屋に入ると寝台と小さなミニテーブルに丸椅子が一つあった。
窓の下にもう一つ丸椅子があり、それをテーブルの所に持って来た。
コンコンとノックがしてドアを開くとレンブラントだった。

「どうぞ、入ってください」
「お邪魔する」

 私はテーブルを親指で指しレンブラントが先に座った。部屋の奥に私、ミニテーブルを挟んでレンブラントが座り睨みあう。

「で、あれから、大分たっていますが、私の妹のことはどうなりました?」
「……まだ考え中です」
「逃げる気ですか? さっき、二人で一組で部屋に泊まると言ってましたが、ちゃんと別れる気はあるんですか? もしかして別れるんだから一発やって別れてやるとか思ってませんか?」

 と言ってじーっと顔を見るとやっぱり思った通りだった。

「別にいいですよ、もうレンブラントの事は妹に諦めさせます。私は師長様が素晴らしい人で尊敬しているのであの方の第二夫人にしてもらえないか相談してみます。まぁ、蜜花を散らされてしまっては価値のない女かもしれませんがね」
「なぜ、師長様に彼女を!? 私が待って下さいと言ってるではないですか!」

 レンブラントはアルフォード公爵にコンプレックスでもあるのか?
いささか過剰に反応した。

「もともと君では家格が合わないじゃないですか。でも、妹が君がいいと言うから私は納得したに過ぎないんですが、誠実に対応してくれてませんよね? 少なくとも公爵様ならこんな事にはならない。あの方は素晴らしい、私は尊敬してます。妹も私が尊敬する方の元なら嫁ぐでしょう。あなたはヒューイットさんと一緒になればいいじゃないですか。このまま」

 ヒューイットをアルフォード公爵にぶつけても意味がないなら君達は二人で仲良くすればいい、私にはどうでもいい二人だ。

「妹の事など忘れてください」
「忘れられるはずなどない!! 私の初めての人なのだから!」

 だったらクロエをとっくに選んでいるはずだ。
私は蔑んだ目でレンブラントを見た。

「口ではどうとでも言えます。本気ならこんなにだらだら結果を伸ばしませんよ。…君は誰にでも良く見られたいだけです。ヒューイットさんの事も1年も拒まれて何もせず別れるのが悔しいだけなのでは? ヒューイットさんと一度致したらクロエを選ぶつもりですよね?」
「!!」
「顔に図星と書いてありますよ」
「でも、今夜の君を見てると誰も愛していない気がします」
「は?」
「レンブラント、君はアリア様に魅了されてないですか?」
「まさか? 私が? 私はヒューイットを愛しているから魅了になんて掛からない」

 その顔は明らかに動揺していた。汗が額から頬にかけてたらりと流れている。

「そんなに言うなら自分を鑑定してみて下さいよ」

 私はレンブラントが鑑定をするのを待った。
レンブラントは暫く考えてから自分を鑑定してがくりと肩を落としてミニテーブルをドンと叩いた。

「魅了、されていたみたいですね」
「……ああ」
「クロエを愛してない以上、君にクロエは上げられません。それはわかりますよね?」

 レンブラントは頷いた。

「君と、クロエはもう終わったということにしましょう。それが一番いい。波風も立たない。君は一度女といたして自信を持ったのだからヒューイットさんとまた仲良くやればいいじゃないか。それが一番問題ないですよ」
「しかし私は……!」
「なんですか?」
「…ヒューイットとやり直すのは無理だ。彼女の心は師長様に向いている」
「レンブラント、君はヒューイットさんが師長様に告白したとして受け入れられると思ってますか?」

 レンブラントは目をぱちぱちした。

「無いな。あの方はアリア様一筋だ」
「そうですよ。だからヒューイットさんは振られますね、告白しても。だから、ヒューイットさんは告白なんてしないでしょう? したら速攻で師長様の近くにいられなくなりますから。まず遠ざけられるのは確定ですね。レンブラント、君はヒューイットさんの事をどう思っているんですか? 魅了にかかっているということはもう愛してないのは確実ですが、男同士です。正直に言ってみてください」

 そう言うとレンブラントは憎らしそうな表情でヒューイットの事を語った。

「……一年と少しという長い間、彼女にお預けを食らった。最初は愛しているから我慢していた。けど、段々ヒューイットは私の事を都合がいいように扱うようになったピレーネの夕べに行ってからだ。あの時まで彼女は師長様と接点が無かった。同じ事務所にいても話すことなど無かった。師長様が私と彼女が婚約しているので気を使って飲み会に参加させたんだ。前回も今回みたいに終わったあとに飲み会があった」

 女という生き物はやはり見目の良い男に好意が行くのだろう。レンブラントはしがない子爵家の人間だが、まだ爵位を譲位してもらっていない。それに比べ、アルフォード公爵は公爵本人だ。アルフォード商会や銀行の他に幾つもの商会を経営して多大な利益を上げている。魔術に関しても他の国に名が轟くほど有名だ。見目も美しい。ヒューイットが惹かれるのも無理もない。

 そもそも女が浮気しないように自分も上を目指さなくては今のレンブラントにアルフォード公爵に勝つなど無理だろう。性格も優柔不断すぎる。真面目で誠実が取り得と思っていた男が、それも偽りで幻だったとしたら? モテるわけがない。

「あの時から彼女は私に隠れて師長様と会ったりしていた。それも内緒にされていた。私は最初彼女を愛していたけど、彼女は最初から私など愛してなかった。私はそれに気付いて冷めた。けど、1年以上だぞ? 散々我慢させられて何もしないで別れるなんて私だって男だプライドが許さない! さっきのアリア様を見たか? あんな小さいのに、師長様に全てゆだねて、太ももを撫でられても気持ち良さそうにうとうとしていた。あれは信頼があるからだよな? 私があんなことをヒューイットにやったら大騒ぎだ。私の事を酷く罵る。そんな女だ」

 よくも自分で選んだ女の悪態をこんなにつける物だ。私には理解出来ない。
なんでレンブラントは婚約したんだ? ただ付き合うだけで良かったじゃないか。

「大人の女が未知の世界は怖いと拒むんだぞ? お前はいくつだと言いたくなる時が何回もあった。私はヒューイットを抱いたら捨てる。もう愛するつもりは全く無い。だからクロエ様を私に……」
「妹のことを愛してない男の元にはやれません。何度も同じ事を言わせないでください」

 私はレンブラント、ヒューイット、この二人と性格的に合わないとため息が出た。
人として美しくないのだ。なんて醜く卑しいのか。
今日はコンサートで楽しかったのに。最悪だ。

「レンブラント、君とはもう話すことはないです。妹にもしつこくしないで下さい。あんまり酷いようでしたら師長様に言います」
「ユリウス、友達だと言ってくれたじゃないか」
「しつこくしなければ何も言いませんよ。しつこくしたら報告をすると言っただけです」
「もう自室へ戻った方がいいです。立って下さい」

 言っても立たないので腕を掴むと振り払われた。

「行けばいいんだろ?」

 とガラリと人が変ったようになった。
レンブラントは立って部屋を出て行った。




 次の日私は昼近くに目覚めた。しまった。泊まった邸宅でこんなに遅く起きてしまうなんて。と思っているとコンコンとノックされ、出るとアリア様だった。

「おはようございます。ユリウス様」
「は、はい、おはようございます。アリア様」

 自分がまだ寝巻きなのに気付き服装を隠そうと手で隠す。それを見て彼女は笑う。

「わたくしも、実はさっき起きたばかりですの。それで、お昼を一緒に食べませんか?」
「え、頂けるなら、ぜひ」
「はい」
「じゃ、お昼がいる方はユリウス様とヒューイット様だけですね」
「え? 他の二人は?」
「もう帰られました。残ってるのはヒューイット様とユリウス様だけですよ」

 彼女は微笑んだ。

「食堂に案内します。ヒューイット様はもう食堂へ行ってしまったと思うので」
「あの、何故アリア様が私を起こしに?」
「レイジェス様がユリウス様は私のファンの様だから起こしてやれ、喜ぶと思う、っておっしゃったので。余計なお世話でしたか?」

 私におずおず聞いてくるのが可愛い。

「いえ、大変嬉しく思います。ありがとうございます」
「えへへ」

 ふにゃりと笑う彼女がとても可愛らしくて思わず手を伸ばしてしまった。そして慌てて自分の手を止める。

「す、すいません!」

 彼女は不思議そうに、その黒曜石のようにきらきら輝く瞳で私を見つめて言った。

「どうして謝るの? ユリウス様はわたくしに触れてもいないのに?」

 そして付いてきてね、とふわりと笑った。私は熱に浮かされたように寝巻きのまま彼女に付いて行った。
食堂に着くとアルフォード公爵とヒューイットが何やら話をしていた。ヒューイットは猫撫で声でアルフォード公爵と話をしている。こんな状況、彼女が見たら嫌な気分になるのじゃないかと私は気が気ではない。
テーブルの端に彼女が座り、私はヒューイットの向かい側の席しかなかったのでそこに座った。この女が目の前にいるなど食欲が無くなる…気分が悪い。

「ユリウス様、二日酔いとか大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫ですが、あまり食欲が無くて……」
「じゃあ、トウミだけにします? わたくしも今日はトウミだけにしようかと思ってたのです」
「トウミですか」
「採れ立てで美味しいですよ」
「じゃあ、トウミをいただきます」
「オーティス、わたくし半分でいいですよ」

 そう言うと使用人は頷いて厨房へ消えた。リリーが私に皿にのったトウミを持って来た。彼女にはオーティスという美少年が皿に半分のトウミを持ってきた。

「それだけで足りるのですか?」
「今日は動いてないから。歌とかダンスとか、剣のお稽古とかするとお腹が減るんですけどね」
「今、剣と言いましたか?」
「ええ、わたくし、よく危ない目に遭うので自衛のためアーリンに習ってるんです。リリーもですよ」

 ちらりとリリーを見るとリリーが会釈をした。

「アーリンというのはわたくしの護衛騎士の女性です。強くて格好良いのですよ」

 そう言って笑う。
アリア様が剣の稽古をやっているのが意外だった。そんな攻撃的に見えないからだ。

「あ、今、想像できない! って思ってません? わたくしこれでも筋が良いって言われたんですよ!」

 えっへんと胸を張る。私はくすりと笑った。
さっきまでのヒューイットに対する嫌な感情が彼女と話していて薄れたからだ。
私はヒューイットとアルフォード公爵の話を聞いていた。
それは朝から少しとんでもない内容だった。

 アルフォード公爵がヒューイットに対してなぜレンブラントにその体を許さないか、もう許してしてやれというものだった。アルフォード公爵は天然が付くほどの鈍感な男だった。
それに対してヒューイットは怖いとかまだ決心が付かないとか適当なことを抜かしている。
しかし、この会話、アリア様にも聞こえると思うのだが、そ知らぬ風にトウミを食べお茶を飲んでいる。

 オーティスが私にもお茶は何にしますか? と聞いてくるのでブラウンティを頼んだ。トウミは甘くて美味しかった。
彼女が言うとおり採れ立てのせいか普段食べているトウミより美味しかった。
ブラウンティが私の目の前に出され、私はそれを飲んだ。目元がすっきりする。やはり寝起きはブラウンティがいい。しかもこの豆、結構美味い。いい豆を使っているんだな。と思った。

「レイジェス様もブラウンティがお好きなんです。だからいいお豆なんだと思いますよ」

 彼女は言う。私の一歩先を答える。まるで心を読まれているような感覚。

「わたくし心なんて読めませんよ?」

 と言う。じゃあなんでわかる? 私は失礼なくらい、穴が開くほど彼女を見ていたのかも知れない。ヒューイットがいらいらした声で言った。

「ユリウス君、あなた魅了に掛かってるわよ」

 たぶん、ステータスを見なくても掛かってるのは分かる。でもキュアで状態回復もしたくない様な。このままの状態が気持ちよく感じていたりする。でもこれじゃダメなんだろうな。
私はステータスを確認した。そして魅了状態であることを確認してから

「ミドルキュア!」

 状態異常回復を使った。もう一度ステータスを見る。驚く事に回復してなかった。いや、一瞬回復してまたかかったのか? よく分からない。もう一度かけてみる。

「ミドルキュア!」

 もう一度ステータスを見ると回復していた。

「それって二回して聞くのです?」
「えっと、今一度したら回復しなくて、二度目すると回復したんです」
「へ~そうなんだぁ」
「レイジェス様が何回もやってて変だなって思ってたんですよね」
「アリア様は魔法は使わないのですか?」
「この前天界に帰ったときに父神様に覚えなさいっていくつか神語魔法を教わったくらいです。普通の魔法で覚えたのはアクアウォッシュだけなの。早くもっと覚えたいです」

 二人で話しているといきなり女の泣き声が。

「わああああああんどうせわたくしなんて!!」

 テーブルに突っ伏してヒューイットが泣いている。泣き声までうざい女だ。
彼女が自分の椅子を降りて椅子を運ぼうとして重くて運べない。私はその椅子を持ってあげた。
あっちへ。というので公爵とヒューイットの間に置いた。そしてその椅子に彼女が座る。

「どうしたんです? レイジェス様?」
「ぐだぐだ言ってないでやることを致してしまえと言ったら泣いた。私のせいではない」
「レイジェス様、ヒューイット様が気になるのはわかりますが放っておきましょ?あんまりとやかく言われたくないこともありますよ、いい大人なんですから困った事があっても御自分で解決されますよ」

 アリア様が大人びた発言をした。

「き、気になるってレイジェス様がわたくしを?」

 ヒューイットは何をとち狂ったのか変な勘違いしている。
恋愛関係で気にしてるわけないだろうがっ! と突っ込みたくなった。
アリア様が薄い目でアルフォード公爵を見る。
なんだか段々糸が絡まったような感じがするのは気のせいか?
アルフォード公爵はヒューイットに向かってきっぱりと言った。

「おまえがさっさとしないから気になるだけで、お前を女として見ている訳じゃないからな。早くしろ。そしてレンブラントと結婚しろ。いつまで婚約でいる気だ。私みたいに相手に年齢制限があるわけでもないのに、1年も婚約状態とか有り得ないぞ? いい大人が」

 アルフォード公爵がそう言うと泣き声が一層大きくなった。

「領地に来るならきちんとレンブラントと蜜花を散らせよ? その気がないなら私の領地に来るな、面倒だ」
「レイジェス様、はっきり言い過ぎですよ…」
「私が一番大事なのはリアだ。あと、私の体に勝手に触るな。触っていいのはリアだけだ」

 これはヒューイットに効いているのかも知れない、泣き声が止まった。
どうせ嘘泣きだろうが。

「まぁ、これだけ言えば分かるでしょう。これで分からなかった終わってます」

 と私も言った。

「わかりましたよ! 散らせばいいんでしょ! 散らせば! 領地で散らしてやりますよ!」

 アリア様がこめかみを押さえた。

「わたくしなんだか疲れました。ちょっと休んできますね」
「そうだな、今日は休みだし、二人で仲良く閨事でもするか。一日中な!」

 アルフォード公爵がヒューイットに止めを刺した。

「私も疲れました…着替えてから帰ります、長居して申し訳ありませんでした師長様。良ければ私の屋敷にも遊びに来て下さい。ではまた」

 と一礼して着替えに部屋に戻る。
アルフォード公爵がアリア様を抱きかかえて部屋へ行った。

「本当にこれから閨事を?」
「昨日はいたせなかったからな。ああ、今日は一日中リアを抱く」
「それは良いのですがヒューイット様は?」
「放っとけと言ったのは君だ。放って置く。帰りたければ帰るだろ?」

この言葉を聞いてヒューイットはどう思ったのか?
まぁ、いい。蜜花を散らす気が無いならくるなと言った。こない確立の方が高いか。

私はアルフォード家の執事に馬車を出して欲しいとお願いした所、もう用意できてます。と言われた。さすが公爵家の執事だ。そつがない。私は馬車に乗った。





「ただいま戻った」
「「「お帰りなさいませ」」」

 屋敷に戻ると使用人が一斉に言った。
オリオンが昨日はどうだったか聞くので素晴らしいコンサートだったと感想を言った。そして打ち上げ飲み会があって泊まったことも話した。

「ユリウス様、楽しそうですね」

 とオリオンが言う。

「まぁ、嫌なこともあったけどな」
「何がありましたの? お兄様?」

 クロエが興味津々で聞いてくる。

「ああ、クロエ私を慰めてくれないか?」
「ええ、わたくしでお慰めできるのでしたら…」
「じゃあ、部屋にきてくれ」

 私は荷物を持って部屋に行った、そのあとをクロエが付いて来た。部屋に入って壁際のサイドテーブルに荷物を置き、そして洋服を脱いで寝巻きになり、そのまま寝台に行く。

「クロエはドレスのままでも、寝巻きでも、裸でも好きにしろ。話を聞いて欲しい」

 クロエはドレスをさっと脱いで部屋着に着替えた。
そして寝台に入り込む。

「何があったのです?」
「せっかくおまえが蜜花を散らしてくれたというのに…今回の作戦はだめそうだ」
「レンブラント様の女にアルフォード公爵を落とさせるというあれですか?」
「そうだ」
「何故ダメなのです?」
「女がダメ過ぎる。ブスで気が利かなくて下品で意地が悪い。そんな女好きになれるか?」

 私はため息をついた。

「なれませんね」
「ましてやアルフォード公爵は女嫌いだからな。あれじゃあダメだ」
「で、クロエ、お前がアルフォード公爵を落とせ」
「あの、わたくしの側室の話は、無くなってしまったのですか?」
「いや? お前は側室だ。レンブラントを落としたらそうすると私が言っただろ?」
「良かった…」
「いや、クロエは美しいから落とせるのではないかと思って。5月の休みに領地の城に招かれた。それにお前を連れて行く。ダメならダメで仕方ないがやれるだけ、やってくれぬか?」
「レンブラント様はどうなったのです?」
「あいつは最低な男だった。お前の事を愛してないし、婚約者も愛してなかった。1年閨事を拒否されていてそれの恨みで、蜜花を得たら捨てるとか言う男だぞ?」
「それは相手の女性もお気の毒ですこと」
「終わった事にしろと言ったすまぬ」
「せっかくのクロエの蜜花が無駄になってしまった」
「ふふふ、お兄様の側室にしていただけたのですから、わたくしにとっては全然無駄ではないのですけどね?」

クロエが私に微笑む。

「クロエ、本当言うと、お前を凄く抱きたい。だが、凄く眠い。一緒に眠ってくれぬか?」
「お兄様、本望です」

 そう言って彼女は私を抱きしめた。私は泥沼に入り込むように沈む感覚の中眠りに入った。

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