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84 ミレリア復活※
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3月。
弟は15歳の誕生日を迎えた。(3/10)
3月中旬、卒業式があった。僕も卒業式を見に行ったけど、一応ドレスを持って行って良かった。
弟は卒業ダンスパーティの相手の子がいなくて『負け犬』のレッテルを貼られていた。そんな中、僕はドレスを着て『ミレリア』に扮装してセドリックと踊った。
弟の同級生達はざわついた。何故なら弟は『俺は、兄貴と踊る!』と言っていたからだ。去年の卒業式で僕の姿を見ていた子達は『ミレリア様復活おめでとう!』と書いてあるでかい垂れ幕を10人程で掲げてた。
弟とダンスをしながら二人で笑った。
その日の夜。
卒業式とダンスパーティが終わった後、セドリックの一番の親友、レイフ=ベクトル次期侯爵のパーティに誘われて行った。
レイフは僕と弟がケンカした時に、弟を屋敷に泊めてくれた子だ。
見た目は派手だが、話してみると真面目で頭の良い子だった。
「本当に男の人なんですか?」
女装のままだったからか、レイフがそう聞くので手を取って僕の胸を握らせてみた。
「無い……」
「はははっ」
「兄さん、レイフに触らせないでよ!」
弟は僕の行動にちょっと怒ってた。レイフは他のお客様達に卒業の挨拶をする為、すぐに行ってしまった。
僕達は家に帰っても腹が空かないようにとテーブルにある料理をたらふく食べた。
パーティは楽しかったが、あっと言う間に終わった。
弟が召喚獣の風竜を出して、僕を前に乗っけて空を飛んだ。ドレスのせいか足がスースーすると思ったらスカートの裾がはだけてた。
そして僕はちょっと酔っ払ったまま家に帰った。
自宅に帰ると、玄関に入った途端廊下に寝かせられて足を広げられた。
スカートが捲れて僕の穿いている下着が露になると、セドリックは僕の開いたままの股間に自分の物を擦りつけた。
弟のそれは何にもしてないのに猛々しく反り勃っていた。足を広げられたまま膝を持たれて擦り付けられると、体が痛い。床板のせいだ。
「ねっ、セドリック。ここ背中と足痛いから……やだよ。寝室でしよ? あっち連れてって?」
「うん!」
僕が腕を伸ばすとすぐに抱き上げられて寝室に連れて行かれた。
寝台の端に座らせられたかと思ったら、そのままトンと上半身を倒されて、足を開かせられた。両方の足の膝を掴まれて、弟は寝台に左膝を乗せてそのまま僕を見下ろしていた。
「兄さん……綺麗だ」
僕の右足を自分の肩に掛けてスカートを捲り上げると、白いレースの女性用下着が露になった。
「僕が用意した下着、ちゃんと穿いてくれたんだね」
「お前が穿けって言うから」
「素直な兄さん大好きだよ」
弟は僕の太ももにキスをした。そこには赤い跡が残った。
「僕の物の印だよ」
「お前の物になったつもりないけど?」
「ここはこんなになってるのに?」
女性用の下着は小さくて、僕の陰嚢と肉棒で下着はパツパツだった。亀頭の先がひょっこり顔を出して透明な液体が垂れている。
くちゅくちゅと陰茎を弟に擦られて、甘い声が出た。
「あっ、……あんっ、先、刺激強くしないで……」
「さっきレイフに触らせた罰だよ」
弟は僕の亀頭の先を指先で開いた。尿道の入り口がぱっくり開く。
そこに人差し指の先をぐりぐり挿れて穿る。
「んっ、んんんっ! らめぇっ、しげき、つよっ……んんっ!!」
「去年はドレス着るの、厭がってたのに、どうして今年は着てくれたの? 女装が好きになっちゃった?」
「違っ、別に女装が好きってわけじゃないけど、お前が喜ぶから」
「兄さん可愛い!!」
女物の下着の隙間から、自分のいきり勃った物を差し挿れ、狭くてきつい下着の中に突っ込んで、僕の物に擦り付けるように腰を動かした。
僕の右足はセドリックの肩に真っ直ぐ伸びていた。寝台の縁を使って松葉崩しみたいな体勢になっている。
左足は自分で押さえていた。
弟が僕の女物の下着の中に擦り付けて動かすと、僕の下着はべとべとに濡れてきた。
女物のドレスを着て、下着を穿いたまま弟の物と僕の物が擦れ合ってぬちゃぬちゃするのを見ると、凄く興奮した。
「綺麗だよ、兄さん。俺凄く興奮してる、うううっ、ああっ! こ、こうふんしてもうイキそっ!」
セドリックに褒められると嬉しくなって、女装くらいしてもいっか、って気分になるから不思議だ。僕は最近自分が雌化してるのが気になる。
どんどん考え方が女っぽくなってる気がする。
かと言って、女言葉を使うわけでも無いし、女っぽい仕草をするわけでも無いけど。
弟は15歳の誕生日を迎えた。(3/10)
3月中旬、卒業式があった。僕も卒業式を見に行ったけど、一応ドレスを持って行って良かった。
弟は卒業ダンスパーティの相手の子がいなくて『負け犬』のレッテルを貼られていた。そんな中、僕はドレスを着て『ミレリア』に扮装してセドリックと踊った。
弟の同級生達はざわついた。何故なら弟は『俺は、兄貴と踊る!』と言っていたからだ。去年の卒業式で僕の姿を見ていた子達は『ミレリア様復活おめでとう!』と書いてあるでかい垂れ幕を10人程で掲げてた。
弟とダンスをしながら二人で笑った。
その日の夜。
卒業式とダンスパーティが終わった後、セドリックの一番の親友、レイフ=ベクトル次期侯爵のパーティに誘われて行った。
レイフは僕と弟がケンカした時に、弟を屋敷に泊めてくれた子だ。
見た目は派手だが、話してみると真面目で頭の良い子だった。
「本当に男の人なんですか?」
女装のままだったからか、レイフがそう聞くので手を取って僕の胸を握らせてみた。
「無い……」
「はははっ」
「兄さん、レイフに触らせないでよ!」
弟は僕の行動にちょっと怒ってた。レイフは他のお客様達に卒業の挨拶をする為、すぐに行ってしまった。
僕達は家に帰っても腹が空かないようにとテーブルにある料理をたらふく食べた。
パーティは楽しかったが、あっと言う間に終わった。
弟が召喚獣の風竜を出して、僕を前に乗っけて空を飛んだ。ドレスのせいか足がスースーすると思ったらスカートの裾がはだけてた。
そして僕はちょっと酔っ払ったまま家に帰った。
自宅に帰ると、玄関に入った途端廊下に寝かせられて足を広げられた。
スカートが捲れて僕の穿いている下着が露になると、セドリックは僕の開いたままの股間に自分の物を擦りつけた。
弟のそれは何にもしてないのに猛々しく反り勃っていた。足を広げられたまま膝を持たれて擦り付けられると、体が痛い。床板のせいだ。
「ねっ、セドリック。ここ背中と足痛いから……やだよ。寝室でしよ? あっち連れてって?」
「うん!」
僕が腕を伸ばすとすぐに抱き上げられて寝室に連れて行かれた。
寝台の端に座らせられたかと思ったら、そのままトンと上半身を倒されて、足を開かせられた。両方の足の膝を掴まれて、弟は寝台に左膝を乗せてそのまま僕を見下ろしていた。
「兄さん……綺麗だ」
僕の右足を自分の肩に掛けてスカートを捲り上げると、白いレースの女性用下着が露になった。
「僕が用意した下着、ちゃんと穿いてくれたんだね」
「お前が穿けって言うから」
「素直な兄さん大好きだよ」
弟は僕の太ももにキスをした。そこには赤い跡が残った。
「僕の物の印だよ」
「お前の物になったつもりないけど?」
「ここはこんなになってるのに?」
女性用の下着は小さくて、僕の陰嚢と肉棒で下着はパツパツだった。亀頭の先がひょっこり顔を出して透明な液体が垂れている。
くちゅくちゅと陰茎を弟に擦られて、甘い声が出た。
「あっ、……あんっ、先、刺激強くしないで……」
「さっきレイフに触らせた罰だよ」
弟は僕の亀頭の先を指先で開いた。尿道の入り口がぱっくり開く。
そこに人差し指の先をぐりぐり挿れて穿る。
「んっ、んんんっ! らめぇっ、しげき、つよっ……んんっ!!」
「去年はドレス着るの、厭がってたのに、どうして今年は着てくれたの? 女装が好きになっちゃった?」
「違っ、別に女装が好きってわけじゃないけど、お前が喜ぶから」
「兄さん可愛い!!」
女物の下着の隙間から、自分のいきり勃った物を差し挿れ、狭くてきつい下着の中に突っ込んで、僕の物に擦り付けるように腰を動かした。
僕の右足はセドリックの肩に真っ直ぐ伸びていた。寝台の縁を使って松葉崩しみたいな体勢になっている。
左足は自分で押さえていた。
弟が僕の女物の下着の中に擦り付けて動かすと、僕の下着はべとべとに濡れてきた。
女物のドレスを着て、下着を穿いたまま弟の物と僕の物が擦れ合ってぬちゃぬちゃするのを見ると、凄く興奮した。
「綺麗だよ、兄さん。俺凄く興奮してる、うううっ、ああっ! こ、こうふんしてもうイキそっ!」
セドリックに褒められると嬉しくなって、女装くらいしてもいっか、って気分になるから不思議だ。僕は最近自分が雌化してるのが気になる。
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