死なない死刑囚の恐怖
殺人罪で死刑が確定し、執行された男。彼は無罪を主張していたが受け入れられなかった。刑が執行されたが、前代未聞の事が起こる。彼は死なないのだ。それはこの世に対する復讐なのか未練なのか…それから、彼に関わった人間たちが、次々とこの世から消えていく。その度、彼は……一場面でしか登場しない主人公と、それに関わる人々の恐怖を描いてみました。読んで頂けたら幸いです。
プロローグ
2章 停止しない心臓
3章 8年前の事件
4章 最初の犠牲者は誰?
5章 本当の最初の犠牲者
6章 突きつけられた真実
7章 被害者の研究
8章 新たな犠牲者
9章 佐伯死刑囚のつぶやき
10章 熊野刑事のつぶやき
11章 拘置所内の出来事
12章 福崎刑務官のつぶやき
13章 アバターのつぶやき
14章 終息への糸口
15章 1か月振りの再会
16章 あの事件の目撃者
17章 アバターとの闘い
18章 佐伯死刑囚とアバター
19章 友人の推理と決断
20章 不完全な不完全体
21章 クリスマスイヴ
22章 意外な犠牲者
23章 いよいよ・・・
24章 決断の時
25章 福崎刑務官の使命
26章 佐伯死刑囚とアバター再び
27章 最後の戦い
28章 終息か…
29章 熊野と福崎の再会
30章 エピローグ(その意思を継ぐ者)
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