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客室に着くと、先に着いていたらしい三人が長いソファに座ってお茶を楽しんでいた。
おお、お茶会ではないがそれっぽい雰囲気でいいな。
ララにおやつをあーんされていたイギウォンドが立ち上がり、俺の前にやってくる。
「シルベリウス、こっちだ。俺の隣に座るといい」
そう言って、ララとコーダの向かいのソファに座らされる。アルトが反対側の隣に、その隣にジンゾウラ、向かいにはアドが座るようだ。
アドはララとコーダ、イギウォンドに挨拶をしてから着席した。
ララがにっこりと笑いかけてくる。なんだあの笑みは。俺の身体を奪っておいてあんな笑みを浮かべるとは、許せん。
「それよりイギウォンド、手を離してくれないか」
「下にいた時何を話してたいたのだ?」
イギウォンドが手を離すと、ララの笑顔が終わる。
「うむ、他人に押し付けられる希望と努力は不必要だと話していた」
「他人に押し付けられる希望? そんなものがあるのか?」
「君なら大丈夫だの、君ならなれるだの、そう言うことを言われると萎えるであろう」
「なえるとは?」
「ううむ、萎えるは萎えるだ。説明させるな」
「シルベリウスは物知りだな。聡明で美しい」
「「「なっ!?」」」
俺以外の者が声を上げる。
「どうかしたのか君達」
「イギウォンド様、まさかシルベリウス様を婚約者に選ぶなどと申しませんよね?」
「花うさぎに選ばれたシルベリウスが俺達王族から選ぶのだ。俺には選べない」
あ、そうだった。誤解を解いておかねば。ちなみに花うさぎはバルコニーに置いて来たが、イギウォンド達に着いて来たようだ。今は一人用のソファに座らされている。神獣だからと待遇が良すぎるのではないか?
「花うさぎは俺を選んではいないぞ。俺は花うさぎと話せぬ」
「ってことはやっぱりララ令嬢が花うさぎに選ばれたのかな?」
ジンゾウラがそう言い、ララが得意気に「そうよ!」なんて言う。
「ララに花うさぎの言葉が分かるはずがなかろう」
「無礼よ! イギウォンド殿下、私は嘘などついていませんわ!」
「俺はシルベリウスが選ばれたと思っている。まだ花うさぎと話せる人はいないみたいだからな。今はシルベリウスが選ばれたと言うことでいいだろう」
「そんなにララと婚約したくないのか?」
「婚約したくないわけじゃない、したい訳でもないがね」
もうフっているではないか。ララが泡を吹いている。
「シルベリウス様は花うさぎに選ばれていないとおっしゃってましたが」
「まあ今すぐ婚約者を決めろとは言われないだろう。その点は安心して欲しい」
「…………別に安心する必要はないですが」
「アルト、お前は単純すぎないか? 苦手と思わない令嬢に特別な気持ちを抱いたとでも?」
含み笑いをして言うイギウォンド。
それよりおやつうま、うま。
それに対し、アルトは凄みのある声で言う。
「たったそれだけの理由ではありません。貴方はシルベリウス様の魅力がどれほどのものか、分かっていません。婚約破棄の為に利用したいだけなのでしょう? であれば私がどのような気持ちを抱こうと関係ないでしょう」
ララから凄まじい殺気を感じる。まあ攻略対象が悪役令嬢の俺に特別な気持ちを持つのは仕方がないことだ。どんな特別なのだろう、やはり最初は悪事を働いて来たことへの嫌悪感か? それとも改心した彼女への戸惑いか?
想像するだけで楽しい。
それより悪魔に甘えた報酬である毒をおやつにかけて食べたらめちゃくちゃに身体が冷えて美味しかった。逆に汗は出るわ最高である。
美味しそうに食べていると、コーダが言ってくる。
「それ、そんなに美味しいのか? 俺にもくれないか?」
「これは毒だ。食べたら死ぬぞ」
「じょ、冗談はやめろよな? あんたは死んでないじゃないか?」
「俺は転生できるから死にはせぬ。普段からよく食べているし」
ドバドバと焼き菓子に掛ければ、ジュージューと焼き菓子が溶解する音がする。それを見てコーダはヒュッと息を吸う。
「ほ、本当に毒なのか?」
「それ以外に何を食べると言うのだ」
「いや普通に食うしかなくないかッ?」
「いやいや普通に食べることも確かに良いがやはり毒があってこその――」
「コーダ様、騙されないでください!! 自ら毒を飲むなんてあり得ませんわ!」
そう言ってララが毒の入った瓶を奪い取り、口に含みごくりと飲み込む。
「ああああああ! 俺の毒! 貴様悪役令嬢の身体だけでは飽き足らず逆行でもする気か!」
「――…………」
「お、おい、ララさん、大丈夫か?」
コーダがララの肩を掴み揺する。とたん、ララの身体が傾き、アドに膝枕される形となる。アドは一瞬顔を顰めたが、彼女の肩を揺する。
「令嬢? ララ公爵令嬢?」
次の瞬間、なんの理由もなく、なんのきっかけもなく、その場にいる誰もが何かを察した。
「……ま、まさか、ララ公爵令嬢……」
「死んだか」
「そそそそそそそんな、死んだかって!?」
アドが驚愕している間に、コーダが脈を調べる。
「し、死んでる……」
その場にいる誰もが息を呑んだ。そして、顔に焦りを浮かべる。
「まあ慌てるな。蘇生してやる」
「「「「え?」」」」
何を驚いている。
「そ、蘇生って、何を言っているんですかシルベリウス様」
「何をって、魔法だ。魔法で蘇生するのだ」
「死んだ人を生き返らせることなんか出来る筈ないよ! そんな魔法があったとしても宮廷魔術師が何人集まっても出来るか出来ないか――いや出来ない、絶対に出来るもんか!」
ジンゾウラが発狂しそうな勢いで言う。
「とにかく死んだことを知られれば面倒なことになるだろうから内緒にしててくれたまえ」
そう言って、指をパチンと鳴らせば、ララの目がぱちっと開かれ、むくりと起き上がる。そこにいた誰もが悲鳴を上げた。もちろんララもだ。
「わ、私、今」
「死んでいたのだ。生き返らせてやったのだから感謝しろ」
「生き返らせる? そんな魔法があるわけがないですわ」
キッと睨み付けられる。
「いや、今まさにそれを見ていた人がここにいるぞ」
イギウォンドが呆けた様子で言う。
「そ、それより、私に毒を飲ませた罪を放っておくことはできませんわよ」
「いや君が自分で飲んだだろう?」
「あなたが飲ませたんですわ!」
な、なんと勝手な。転生前の悪役令嬢がこれほど邪悪とは! 何も悪役令嬢の全てが神に等しいとは限らないのだな。
「仕方がない、もう一度眠らせるか」
「ひいいいい!? ごめんなさい!」
「謝られても君が厄介ごとを招きそうなのは変わらぬ。忘れさせよう」
指をパチンと鳴らすと、彼女は何事もなかったかのようにお茶を飲み始める。
ララ以外の者が目を溢れんばかりに見開き硬直した。
「い、いったい何が起きているんだ。シルベリウス、君は一体何者なんだ。今のが魔法であったとしても、詠唱も魔法陣もなしに魔法を使うなんて」
「何の話ですの?」
「君には聞こえぬ聞こえぬ」
指パチンで彼女には聞こえなくする。ついでにイギウォンドの言葉も記憶から消した。
「まあ、ヴェルヴァッカだからと答えておこう」
世界を操る悪魔がいるなどとは言えぬしな。
「ヴェルヴァッカ……」
「父上達がヴェルヴァッカと聞いて恐れ慄いた理由が分かった気がします」
「シルお嬢さんはそんなに厄介なところにいるのか……。どうやって婚約すればいいんだ?」
それに反応したのはアルトとジンゾウラだ。
「どう言う意味だ、アド」
「アドさん、シルベリウス令嬢と婚約したいのかい?」
「そ、そんなことは言っていない! ただどうなるんだろうかと思っただけだ!」
「まだ婚約は出来ぬ。社交界デビューしてからと言う決まりでな」
「そうなんですか……」
「そうなんだ……」
「そうなのかい……」
どうしたんだ君達は。
おお、お茶会ではないがそれっぽい雰囲気でいいな。
ララにおやつをあーんされていたイギウォンドが立ち上がり、俺の前にやってくる。
「シルベリウス、こっちだ。俺の隣に座るといい」
そう言って、ララとコーダの向かいのソファに座らされる。アルトが反対側の隣に、その隣にジンゾウラ、向かいにはアドが座るようだ。
アドはララとコーダ、イギウォンドに挨拶をしてから着席した。
ララがにっこりと笑いかけてくる。なんだあの笑みは。俺の身体を奪っておいてあんな笑みを浮かべるとは、許せん。
「それよりイギウォンド、手を離してくれないか」
「下にいた時何を話してたいたのだ?」
イギウォンドが手を離すと、ララの笑顔が終わる。
「うむ、他人に押し付けられる希望と努力は不必要だと話していた」
「他人に押し付けられる希望? そんなものがあるのか?」
「君なら大丈夫だの、君ならなれるだの、そう言うことを言われると萎えるであろう」
「なえるとは?」
「ううむ、萎えるは萎えるだ。説明させるな」
「シルベリウスは物知りだな。聡明で美しい」
「「「なっ!?」」」
俺以外の者が声を上げる。
「どうかしたのか君達」
「イギウォンド様、まさかシルベリウス様を婚約者に選ぶなどと申しませんよね?」
「花うさぎに選ばれたシルベリウスが俺達王族から選ぶのだ。俺には選べない」
あ、そうだった。誤解を解いておかねば。ちなみに花うさぎはバルコニーに置いて来たが、イギウォンド達に着いて来たようだ。今は一人用のソファに座らされている。神獣だからと待遇が良すぎるのではないか?
「花うさぎは俺を選んではいないぞ。俺は花うさぎと話せぬ」
「ってことはやっぱりララ令嬢が花うさぎに選ばれたのかな?」
ジンゾウラがそう言い、ララが得意気に「そうよ!」なんて言う。
「ララに花うさぎの言葉が分かるはずがなかろう」
「無礼よ! イギウォンド殿下、私は嘘などついていませんわ!」
「俺はシルベリウスが選ばれたと思っている。まだ花うさぎと話せる人はいないみたいだからな。今はシルベリウスが選ばれたと言うことでいいだろう」
「そんなにララと婚約したくないのか?」
「婚約したくないわけじゃない、したい訳でもないがね」
もうフっているではないか。ララが泡を吹いている。
「シルベリウス様は花うさぎに選ばれていないとおっしゃってましたが」
「まあ今すぐ婚約者を決めろとは言われないだろう。その点は安心して欲しい」
「…………別に安心する必要はないですが」
「アルト、お前は単純すぎないか? 苦手と思わない令嬢に特別な気持ちを抱いたとでも?」
含み笑いをして言うイギウォンド。
それよりおやつうま、うま。
それに対し、アルトは凄みのある声で言う。
「たったそれだけの理由ではありません。貴方はシルベリウス様の魅力がどれほどのものか、分かっていません。婚約破棄の為に利用したいだけなのでしょう? であれば私がどのような気持ちを抱こうと関係ないでしょう」
ララから凄まじい殺気を感じる。まあ攻略対象が悪役令嬢の俺に特別な気持ちを持つのは仕方がないことだ。どんな特別なのだろう、やはり最初は悪事を働いて来たことへの嫌悪感か? それとも改心した彼女への戸惑いか?
想像するだけで楽しい。
それより悪魔に甘えた報酬である毒をおやつにかけて食べたらめちゃくちゃに身体が冷えて美味しかった。逆に汗は出るわ最高である。
美味しそうに食べていると、コーダが言ってくる。
「それ、そんなに美味しいのか? 俺にもくれないか?」
「これは毒だ。食べたら死ぬぞ」
「じょ、冗談はやめろよな? あんたは死んでないじゃないか?」
「俺は転生できるから死にはせぬ。普段からよく食べているし」
ドバドバと焼き菓子に掛ければ、ジュージューと焼き菓子が溶解する音がする。それを見てコーダはヒュッと息を吸う。
「ほ、本当に毒なのか?」
「それ以外に何を食べると言うのだ」
「いや普通に食うしかなくないかッ?」
「いやいや普通に食べることも確かに良いがやはり毒があってこその――」
「コーダ様、騙されないでください!! 自ら毒を飲むなんてあり得ませんわ!」
そう言ってララが毒の入った瓶を奪い取り、口に含みごくりと飲み込む。
「ああああああ! 俺の毒! 貴様悪役令嬢の身体だけでは飽き足らず逆行でもする気か!」
「――…………」
「お、おい、ララさん、大丈夫か?」
コーダがララの肩を掴み揺する。とたん、ララの身体が傾き、アドに膝枕される形となる。アドは一瞬顔を顰めたが、彼女の肩を揺する。
「令嬢? ララ公爵令嬢?」
次の瞬間、なんの理由もなく、なんのきっかけもなく、その場にいる誰もが何かを察した。
「……ま、まさか、ララ公爵令嬢……」
「死んだか」
「そそそそそそそんな、死んだかって!?」
アドが驚愕している間に、コーダが脈を調べる。
「し、死んでる……」
その場にいる誰もが息を呑んだ。そして、顔に焦りを浮かべる。
「まあ慌てるな。蘇生してやる」
「「「「え?」」」」
何を驚いている。
「そ、蘇生って、何を言っているんですかシルベリウス様」
「何をって、魔法だ。魔法で蘇生するのだ」
「死んだ人を生き返らせることなんか出来る筈ないよ! そんな魔法があったとしても宮廷魔術師が何人集まっても出来るか出来ないか――いや出来ない、絶対に出来るもんか!」
ジンゾウラが発狂しそうな勢いで言う。
「とにかく死んだことを知られれば面倒なことになるだろうから内緒にしててくれたまえ」
そう言って、指をパチンと鳴らせば、ララの目がぱちっと開かれ、むくりと起き上がる。そこにいた誰もが悲鳴を上げた。もちろんララもだ。
「わ、私、今」
「死んでいたのだ。生き返らせてやったのだから感謝しろ」
「生き返らせる? そんな魔法があるわけがないですわ」
キッと睨み付けられる。
「いや、今まさにそれを見ていた人がここにいるぞ」
イギウォンドが呆けた様子で言う。
「そ、それより、私に毒を飲ませた罪を放っておくことはできませんわよ」
「いや君が自分で飲んだだろう?」
「あなたが飲ませたんですわ!」
な、なんと勝手な。転生前の悪役令嬢がこれほど邪悪とは! 何も悪役令嬢の全てが神に等しいとは限らないのだな。
「仕方がない、もう一度眠らせるか」
「ひいいいい!? ごめんなさい!」
「謝られても君が厄介ごとを招きそうなのは変わらぬ。忘れさせよう」
指をパチンと鳴らすと、彼女は何事もなかったかのようにお茶を飲み始める。
ララ以外の者が目を溢れんばかりに見開き硬直した。
「い、いったい何が起きているんだ。シルベリウス、君は一体何者なんだ。今のが魔法であったとしても、詠唱も魔法陣もなしに魔法を使うなんて」
「何の話ですの?」
「君には聞こえぬ聞こえぬ」
指パチンで彼女には聞こえなくする。ついでにイギウォンドの言葉も記憶から消した。
「まあ、ヴェルヴァッカだからと答えておこう」
世界を操る悪魔がいるなどとは言えぬしな。
「ヴェルヴァッカ……」
「父上達がヴェルヴァッカと聞いて恐れ慄いた理由が分かった気がします」
「シルお嬢さんはそんなに厄介なところにいるのか……。どうやって婚約すればいいんだ?」
それに反応したのはアルトとジンゾウラだ。
「どう言う意味だ、アド」
「アドさん、シルベリウス令嬢と婚約したいのかい?」
「そ、そんなことは言っていない! ただどうなるんだろうかと思っただけだ!」
「まだ婚約は出来ぬ。社交界デビューしてからと言う決まりでな」
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自由奔放なシルベリウスを中心に、わちゃわちゃしているキャラクター達がみんな大好きです!!!
時々差し込まれるシリアスな場面にもドキドキひやひやさせられて、グッッと辛くなってめちゃめちゃ大好きです!!!全部大好きです😭💕💕
あぁ、でも、今日で一旦更新が終わってしまうのですね…。寂しいです🥲
セーザやキリエの安否に、次々に人を虜にしてしまうシルベリウスや虜にされた人々が今後どうなっていくのか、気になって気になって仕方ありません…!!
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更新再開楽しみに待っております!!大好きです!!ありがとうございました🙇♂️💕💕
ご感想ありがとうございます!
お話を好きになってもらえてとても嬉しいです。ご感想を糧に、再び更新できるよう、シルベリウス達のお話を書いてまいります!
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隍沸かゆさんの描かれるギャグも大好きですが、所々に書き込まれるシリアスもたまらなく!!大好きです…!!!
今後の更新分も楽しみに毎日を生きていきます💪💕💕
素敵!最高!素晴らしすぎる作品を、いつもありがとうございます☺🙏💕
ご感想ありがとうございます!
大好きと言っていただけて本当に嬉しいです。
更新できるようこれからもご感想を糧にがんばります!