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3.魔素計設置編
3-16.アレクの甘やかしたい気分 ※
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セフィリオに抱き締められて、俺は左の首筋に顔を埋める。
ふわり、とセフィリオの甘い香りが漂ってきた。
「今日は、セフィを甘やかしたい気分だ」
束ねられた銀髪をすくい、自分の色をした髪紐をもてあそびながら、そこに唇を落とす。
ちらりと、首筋の白印が見えて、そこに誘われるように吸い付く。
「…っつ……。僕は、いつも、甘やかされてるよ…んっ…」
「…そんなこともないと思うけど」
「本気で言ってるの?…あっ…アレク」
「じゃあ、もっと甘やかすことにする」
白印に、紅い印を散らしながら、セフィリオをベッドに横たえ、頬を撫でると、その手にすり寄る様に顔を寄せてくる。
「そんなことしたら、僕ダメ人間になる」
まあ、俺はなってもらってもいいのだけど。
「セフィはならないよ」
俺はなるかもしれないけれど。
「どうしてほしい?」
頬にキスをして、こめかみに、額に、顔中に口づけを落とすと、くすぐったそうにセフィリオが笑って言う。
「たくさん触って、たくさんキスして」
「了解」
「誰よりも近くに一緒にいて」
「俺もそうしたい」
そうして、セフィリオの薄い唇に、俺のを重ねる。何度か、確かめるように啄んで、深く混ざり合うようにキスをする。
セフィリオの舌は、俺より薄くて、口の中は少しひんやりとしていて、触れ合う感触が甘い疼きとなって全身に広がる。
セフィリオの身体も段々と緩んできて、普段は常に強張っているのだと切なくなる。
上顎をくすぐられるのが弱くて、繰り返していると、溺れて縋る様にしがみつく手に力が入って、もっと溺れてほしくて、何度もゆっくり味わうように愛撫すると、空気を求めるように喘ぐ吐息がどんどん甘くなる。
二人とも、隔てる布が邪魔で、お互いを脱がしあい、肌が触れ合う。
「…あ…もう、…んっ…」
全身に手を這わせながら、上半身から隅々に口づけし、あちこちに印をつけていく。
セフィリオはその印を嬉しそうに撫でながら、気持ちよさそうに俺を見ている。
「いっぱい、つけて」
言われなくても。
胸の突起にも口づけすると、ぴくり、と身体が震えて、舌で弾く様に刺激して、尖ったところに歯を立てる。
反対側も指で挟むと、引っ張る様につまんで、先端を指の腹で擦る。
「っふぁ…それ、…きもちいい…あっ」
空いている手は首筋から撫でおろして、鎖骨に沿わせ、肩に触れ、わき腹をくすぐって、腰をさすると、尻を揉む。繰り返し、そうしていると、汗ばんできた肌がしっとりと吸い付くようで、甘い香りが強くなり、
「んん、…もう、アレクっ」
声が上ずり、俺の五感を刺激して、さらに興奮が高まってくる。
欲しくて、でも欲しがってほしくて、もっともっと近づきたくなる。
とろとろと蜜をこぼした、セフィリオの中心に触れると、くち、と湿った音がして、びくり、と身体が跳ねて、根元から先端へ何度も掴んだ手を這わす。
「あっ…ああっ!だめっ…それ、すぐ、いっちゃっ…あ、あっ!」
「いいよ」
口づけを全身に続けながら、尻を撫でるように腰を支えて、その手で足の付け根と尻との境をなぞる様に触れていく。触れるか触れないか、後ろの蕾をくすぐると、身悶えて腰が揺れてくる。
「んん、…んぁっ…もう…さわって、…さわってっ!アレク、…せつない、よぅ」
ベッドサイドから浄化薬と香油を取り出すと、一瞬セフィリオが驚いた顔をして、しかしそれは無視して、浄化薬を一包開封すると、彼の蜜をまとわせて、まだ閉じている蕾に指でゆっくりと押し込んでいく。
「…んうっ…これ、…ああっん、…アレク、まって、まってっ!」
どうも、この浄化薬が苦手のようで、自分で魔術を使おうとするのだが、俺は自分がしたいので家中に忍ばせている。
昨日着いたあとにこの屋敷にも配置済みだ。
指をゆっくりと出し入れして、香油をまとわしながら、ぬるぬると滑る様に中に触れて、熱く緩みうねるのを感じながら、指を増やすと弾力のある快感の中心を探り当てる。
「ああっ!…だめ、だめっ!…ああっ…がまん、できな…あっ!」
ぐり、とそこを抉る様に何度も強く押すように触れて、たっぷりと香油を注ぐと、水音が響き、セフィリオの快感が溜まってくる。
その高まりを感じながら、それに自分自身の興奮も煽られて、わざと音を立てるように蕾を拡げながら、胸の突起を強く吸い、扱く手の律動を早くする。
「…あっ!だめっ!…わから、なく…なっちゃう!……ああっ!」
「なったらいい」
訳が分からなくなるくらい、溺れたらいい。
ああ、でも。
もっと近づきたい。
「あっ!…アレク、…きてっ…いっしょ、に」
快感に彷徨う瞳が俺をとらえて、その腕が力なく伸ばされる。ずくり、と自分の欲望が沸き起こり、どうしようもなく愛しくて。
指を引き抜くと、セフィリオの身体が震えて、俺は両足を持ち上げると、ひくつく蕾にあてがった。
「…まってっ!ゆっくり…――ああぁっ!」
ぐり、と奥に俺のもの当たる感触がして、その瞬間に、セフィリオの肢体が跳ねてしなり、何度も痙攣するようにびくつき、ぎゅっと力が入ると、それと共に白濁が彼の白い腹に散った。
中が熱くうねって、強く締め付けるのを感じながら、汗ばんで紅潮した身体が、何度も震えるのを見つめていると、恍惚とした瞳と視線が合った。
涙に濡れた目元を拭ってやると、切なそうに眉根が歪んで、
「だから、…まって、て、…いったのに」
と、整わない息を吐きながら言うセフィリオに、身体を引き寄せられて、抱きしめられた。
動きたい欲求に耐えていると、セフィリオの中で、ぴくり、と俺のがひくつく。
すると、抱きしめる力が緩んで、身体が離れて、俺の顔を覗き込んでくる。
「我慢してる顔。…色っぽい」
そう言って頬を撫でるセフィリオの方が、ずっと気だるげな妖艶な美しさがあって、熱がぐっと集まるのが分かる。
「なか、…アレクでいっぱい、だね」
セフィリオの足が、するりと俺の足に触れて、腰に絡んでくる。
すりすりと、撫でるように腰をさすられて、そこからぞくり、と快感が背内に走って、腰が熱く重くなる。
「も、…お前っ」
「アレク…すき、だいすき…いっぱい、して」
強烈な誘惑に、かっと一気に欲望が滾り、俺はセフィリオを揺さぶる。
反応を見ながら、快感の場所を探りながら、じっくりそこを押さえつけるようにこすり、さらに奥を抉る。
「あ、はっ…あついっ…それ、きもち…いい、…ああっ!」
「セフィ、すきだ」
セフィリオは、俺のどんな欲求も受け入れてくれるけど、じわじわとしつこく、ゆっくり味わうように刺激する方が、溺れて惚けていくことを、俺は知っている。
「ん、…あ、あっ…もう、とけちゃう…あっ…ふっ」
力なくよがりながら、それとは逆に中がぎゅうぎゅうと締まって絡みついてきて、とろとろと熱くからめとられて、俺にも強い快感が押し寄せてくる。
「可愛い。セフィ、可愛い。」
たくさん触れて、たくさん口づけをし、溶けるくらいに熱く、何度も何度も奥に押し付けるように腰を揺らすと、そのたびに中が締まり、たらたらと彼の中心からはとめどなく蜜が溢れてくる。名前を呼び、好きだと囁き、愛しい身体を撫でる。
「あ、…ぼくっ、アレク、アレクっ…んんっ」
名前を呼ばれると、愛しさが募って、ぎゅっと締め付けられて、俺も押し寄せる波に飲まれるように、眼前が白んでいく。
「…アレク、…アレクっ…きもちい、…おくっ」
そういうと、セフィリオの足にぐっと力が入り、腰が締め上げられて、熱くうねる壁に強く押し付けられて、俺も堪らず、飲まれて爆ぜた。
数回震えるように、欲をすべて吐き出すと、乱れた呼吸が整うまで、セフィリオをじっと抱きしめた。
ふと、髪にセフィリオの手が触れて顔をあげると、とろけた顔をしたセフィリオがいて唇が重ねられ、舌が中に入ってくる。
俺の口内をくすぐる小さな舌に、俺も舌を絡め擦り合わせていると、唾液が溢れてセフィリオの顎を伝う。ごくり、と嚥下する音が鳴り、それでも唇を食まれ、再びじわりと、熱が溜まってきて。
「アレク……僕、もっと、もっと、したい」
口許で吐息混じりに囁かれて、煽られるがままに欲望が渦巻いて、中にいたままの俺は再び硬くなっていく。
快感を求めて揺れる腰の扇情的な光景に、さらに煽られて、再び抽挿を繰り返すと、セフィリオは先ほどよりもさらに乱れた様子で、嬌声をあげて善がった。
その姿が、可愛くて、愛しくてたまらなくて。セフィリオが意識を失うまで、終われなかった。
ふわり、とセフィリオの甘い香りが漂ってきた。
「今日は、セフィを甘やかしたい気分だ」
束ねられた銀髪をすくい、自分の色をした髪紐をもてあそびながら、そこに唇を落とす。
ちらりと、首筋の白印が見えて、そこに誘われるように吸い付く。
「…っつ……。僕は、いつも、甘やかされてるよ…んっ…」
「…そんなこともないと思うけど」
「本気で言ってるの?…あっ…アレク」
「じゃあ、もっと甘やかすことにする」
白印に、紅い印を散らしながら、セフィリオをベッドに横たえ、頬を撫でると、その手にすり寄る様に顔を寄せてくる。
「そんなことしたら、僕ダメ人間になる」
まあ、俺はなってもらってもいいのだけど。
「セフィはならないよ」
俺はなるかもしれないけれど。
「どうしてほしい?」
頬にキスをして、こめかみに、額に、顔中に口づけを落とすと、くすぐったそうにセフィリオが笑って言う。
「たくさん触って、たくさんキスして」
「了解」
「誰よりも近くに一緒にいて」
「俺もそうしたい」
そうして、セフィリオの薄い唇に、俺のを重ねる。何度か、確かめるように啄んで、深く混ざり合うようにキスをする。
セフィリオの舌は、俺より薄くて、口の中は少しひんやりとしていて、触れ合う感触が甘い疼きとなって全身に広がる。
セフィリオの身体も段々と緩んできて、普段は常に強張っているのだと切なくなる。
上顎をくすぐられるのが弱くて、繰り返していると、溺れて縋る様にしがみつく手に力が入って、もっと溺れてほしくて、何度もゆっくり味わうように愛撫すると、空気を求めるように喘ぐ吐息がどんどん甘くなる。
二人とも、隔てる布が邪魔で、お互いを脱がしあい、肌が触れ合う。
「…あ…もう、…んっ…」
全身に手を這わせながら、上半身から隅々に口づけし、あちこちに印をつけていく。
セフィリオはその印を嬉しそうに撫でながら、気持ちよさそうに俺を見ている。
「いっぱい、つけて」
言われなくても。
胸の突起にも口づけすると、ぴくり、と身体が震えて、舌で弾く様に刺激して、尖ったところに歯を立てる。
反対側も指で挟むと、引っ張る様につまんで、先端を指の腹で擦る。
「っふぁ…それ、…きもちいい…あっ」
空いている手は首筋から撫でおろして、鎖骨に沿わせ、肩に触れ、わき腹をくすぐって、腰をさすると、尻を揉む。繰り返し、そうしていると、汗ばんできた肌がしっとりと吸い付くようで、甘い香りが強くなり、
「んん、…もう、アレクっ」
声が上ずり、俺の五感を刺激して、さらに興奮が高まってくる。
欲しくて、でも欲しがってほしくて、もっともっと近づきたくなる。
とろとろと蜜をこぼした、セフィリオの中心に触れると、くち、と湿った音がして、びくり、と身体が跳ねて、根元から先端へ何度も掴んだ手を這わす。
「あっ…ああっ!だめっ…それ、すぐ、いっちゃっ…あ、あっ!」
「いいよ」
口づけを全身に続けながら、尻を撫でるように腰を支えて、その手で足の付け根と尻との境をなぞる様に触れていく。触れるか触れないか、後ろの蕾をくすぐると、身悶えて腰が揺れてくる。
「んん、…んぁっ…もう…さわって、…さわってっ!アレク、…せつない、よぅ」
ベッドサイドから浄化薬と香油を取り出すと、一瞬セフィリオが驚いた顔をして、しかしそれは無視して、浄化薬を一包開封すると、彼の蜜をまとわせて、まだ閉じている蕾に指でゆっくりと押し込んでいく。
「…んうっ…これ、…ああっん、…アレク、まって、まってっ!」
どうも、この浄化薬が苦手のようで、自分で魔術を使おうとするのだが、俺は自分がしたいので家中に忍ばせている。
昨日着いたあとにこの屋敷にも配置済みだ。
指をゆっくりと出し入れして、香油をまとわしながら、ぬるぬると滑る様に中に触れて、熱く緩みうねるのを感じながら、指を増やすと弾力のある快感の中心を探り当てる。
「ああっ!…だめ、だめっ!…ああっ…がまん、できな…あっ!」
ぐり、とそこを抉る様に何度も強く押すように触れて、たっぷりと香油を注ぐと、水音が響き、セフィリオの快感が溜まってくる。
その高まりを感じながら、それに自分自身の興奮も煽られて、わざと音を立てるように蕾を拡げながら、胸の突起を強く吸い、扱く手の律動を早くする。
「…あっ!だめっ!…わから、なく…なっちゃう!……ああっ!」
「なったらいい」
訳が分からなくなるくらい、溺れたらいい。
ああ、でも。
もっと近づきたい。
「あっ!…アレク、…きてっ…いっしょ、に」
快感に彷徨う瞳が俺をとらえて、その腕が力なく伸ばされる。ずくり、と自分の欲望が沸き起こり、どうしようもなく愛しくて。
指を引き抜くと、セフィリオの身体が震えて、俺は両足を持ち上げると、ひくつく蕾にあてがった。
「…まってっ!ゆっくり…――ああぁっ!」
ぐり、と奥に俺のもの当たる感触がして、その瞬間に、セフィリオの肢体が跳ねてしなり、何度も痙攣するようにびくつき、ぎゅっと力が入ると、それと共に白濁が彼の白い腹に散った。
中が熱くうねって、強く締め付けるのを感じながら、汗ばんで紅潮した身体が、何度も震えるのを見つめていると、恍惚とした瞳と視線が合った。
涙に濡れた目元を拭ってやると、切なそうに眉根が歪んで、
「だから、…まって、て、…いったのに」
と、整わない息を吐きながら言うセフィリオに、身体を引き寄せられて、抱きしめられた。
動きたい欲求に耐えていると、セフィリオの中で、ぴくり、と俺のがひくつく。
すると、抱きしめる力が緩んで、身体が離れて、俺の顔を覗き込んでくる。
「我慢してる顔。…色っぽい」
そう言って頬を撫でるセフィリオの方が、ずっと気だるげな妖艶な美しさがあって、熱がぐっと集まるのが分かる。
「なか、…アレクでいっぱい、だね」
セフィリオの足が、するりと俺の足に触れて、腰に絡んでくる。
すりすりと、撫でるように腰をさすられて、そこからぞくり、と快感が背内に走って、腰が熱く重くなる。
「も、…お前っ」
「アレク…すき、だいすき…いっぱい、して」
強烈な誘惑に、かっと一気に欲望が滾り、俺はセフィリオを揺さぶる。
反応を見ながら、快感の場所を探りながら、じっくりそこを押さえつけるようにこすり、さらに奥を抉る。
「あ、はっ…あついっ…それ、きもち…いい、…ああっ!」
「セフィ、すきだ」
セフィリオは、俺のどんな欲求も受け入れてくれるけど、じわじわとしつこく、ゆっくり味わうように刺激する方が、溺れて惚けていくことを、俺は知っている。
「ん、…あ、あっ…もう、とけちゃう…あっ…ふっ」
力なくよがりながら、それとは逆に中がぎゅうぎゅうと締まって絡みついてきて、とろとろと熱くからめとられて、俺にも強い快感が押し寄せてくる。
「可愛い。セフィ、可愛い。」
たくさん触れて、たくさん口づけをし、溶けるくらいに熱く、何度も何度も奥に押し付けるように腰を揺らすと、そのたびに中が締まり、たらたらと彼の中心からはとめどなく蜜が溢れてくる。名前を呼び、好きだと囁き、愛しい身体を撫でる。
「あ、…ぼくっ、アレク、アレクっ…んんっ」
名前を呼ばれると、愛しさが募って、ぎゅっと締め付けられて、俺も押し寄せる波に飲まれるように、眼前が白んでいく。
「…アレク、…アレクっ…きもちい、…おくっ」
そういうと、セフィリオの足にぐっと力が入り、腰が締め上げられて、熱くうねる壁に強く押し付けられて、俺も堪らず、飲まれて爆ぜた。
数回震えるように、欲をすべて吐き出すと、乱れた呼吸が整うまで、セフィリオをじっと抱きしめた。
ふと、髪にセフィリオの手が触れて顔をあげると、とろけた顔をしたセフィリオがいて唇が重ねられ、舌が中に入ってくる。
俺の口内をくすぐる小さな舌に、俺も舌を絡め擦り合わせていると、唾液が溢れてセフィリオの顎を伝う。ごくり、と嚥下する音が鳴り、それでも唇を食まれ、再びじわりと、熱が溜まってきて。
「アレク……僕、もっと、もっと、したい」
口許で吐息混じりに囁かれて、煽られるがままに欲望が渦巻いて、中にいたままの俺は再び硬くなっていく。
快感を求めて揺れる腰の扇情的な光景に、さらに煽られて、再び抽挿を繰り返すと、セフィリオは先ほどよりもさらに乱れた様子で、嬌声をあげて善がった。
その姿が、可愛くて、愛しくてたまらなくて。セフィリオが意識を失うまで、終われなかった。
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