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1.出会い編

1-2.シュバルツ公爵領とセフィリオ

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 俺は、その後もまた、腹のぞわぞわと付き合いながら、同じように魔獣の大量発生に出くわすことを繰り返した。

 距離が遠すぎると、何も感じないようで、例えば国の反対側だったりすると、全く感知しないらしく、そのことに俺は妙に安心した。


 ただ。

 討伐後に、ぞわぞわが消えたのを確認して、シュミナの匂い袋を嗅ぐという一連の儀式をしに行くと、2年ほどの間に毎回、5回もあの子供と騎士に会ってしまった。


 回数を数えるごとに、微妙な雰囲気になってきている。ような気がする。


 子供の方は名前も知らないが、あの騎士エドガー・シュバルツはどうやら公爵家の出身で、しかも王立騎士団所属らしいことがわかった。

 王立騎士団は、貴族が領地に抱える私設の騎士団ではなく、国王直属の騎士団だ。言ってみれば、身分のあるエリートである。

 その騎士がついてくる子供が、只者じゃないことくらい、俺にもわかる。


 俺が先にいたり、あちらが先にいたりするのだが、騎士エドガーはどうやらかなり腕がたつらしく、俺が気配を消してもすぐに見つかってしまうのだ。


 あちらは討伐に参加するわけではなく、魔獣の大量発生があった現場の、何か事後調査をしているのだろうと思う。
 けれど、俺はどうだ。各地で発生する討伐現場に、討伐する冒険者として毎回参加しているわけで…。


 我ながらかなり怪しいことを自覚している。最悪、俺が魔獣を大量発生させていると思われてもおかしくないじゃないか。そんなことが出来るのか知らないが。


 しかし、どうにも腹のぞわぞわには逆らえないのだ。感知したものには毎回どうしても討伐に参加してしまう。そちらをやめる選択肢はなかった。


 だから俺は、討伐の中心地でぞわぞわが消えるのを確認し、シュナミの花の匂い袋を嗅ぐという一連の儀式の方を諦めた。


 そうしたら、あの二人と出会うことも無くなった。会わなくなって安心したのに、変に胸がざわついて、残念に思う気持ちがあった。


 かわりにシュミナのお茶を飲むことで、気持ちを落ち着けて、自身を現実へと縛り付けている。





*****






 最近の王都は、治世が変わって5年たち、随分と発展しにぎやかになったらしい。
 前の国王の治世下では、治安や行政が酷かったらしい。


 俺自身も20歳になり、それなりに身体もでき、冒険者としてもランクがAになった。
 冒険者ランクがAになると、どこへ行っても一目を置かれるようになり、非常に討伐がしやすくなった。


 王都に観光に行くのもたまには悪くないかもしれない。
 普段は考えもしない、そんなことを思い立って、珍しく都市部へと足を運んだ。


 と、シュバルツ公爵領にさしかかった時、いつもの腹のぞわぞわが突然起こった。


 いつもはちょっとぞわぞわする?というところから、あ、ぞわぞわするなあ、と感じ、そこでぞわぞわが強くなる方へ移動するのだけど、今回は中心地にいるようなぞわぞわが一気に腹を駆け巡る。


 シュバルツ公爵領は、きっとあの騎士エドガー・シュバルツの生家が管理している領地に違いないが、安定した商業都市として、先代の国王の悪政化でも発展を続けた土地だ。


 そんな場所に魔獣が大量発生するのか?


 どうする?ギルドに駆け込むか?
 いや、どう説明するんだ。

 これから魔獣が大量発生すると話すのか?
 誰が信じるんだ。
 森の中ならいざ知らず、こんな大都市の近郊で。


 下手をしたら、頭のおかしい奴か、危ない反逆者として投獄すらありうる。


 この頃には、俺はおおよそぞわぞわの雰囲気から、魔獣の大量発生の規模を推測することが出来るようになっており、今感じている感覚からすると、規模としてはそれほど大きくないと判断する。

 といっても百匹単位の規模とは思うけれど。


 ああーっ!仕方ない!!


 俺は覚悟を決めると、いつもの感覚を頼りに進んでいく。シュバイツ公爵領の西にある山林。どうやらその山の中腹あたりにその中心があると感知し、近場でありったけの回復薬と、防御の魔術護符、予備の武器を買い込んだ。

 一人でどうにかするしかない。

 たぶん、大丈夫だ。そんな気がした。









 ああ。やっぱり、不毛だったかな。
 もう何匹の魔獣を屠ったか分からない。


 次々にどこからともなく現れる魔獣に、嫌気がさす。

 大量発生といっても、徐々に魔獣が増加してくるため、次々に討伐すれば、俺単独で不可能という訳ではないのだが、いたちごっこもいい所だ。

 自身の怪我は大したことないけど、戦い続ける武器の耐久性と、持久力がどうしようもない。しかも、周囲へ魔獣が拡散しすぎないように、街の方面へと方向を定めている魔獣は取りこぼすことが出来ない。

 かれこれ半日は戦闘を続けているはずだが、期待もしていないけれど助っ人は現れそうにない。

 ああ、死ぬかも。

 と、疲労で足が一瞬ぬかるみにとられ、攻撃のリズムに隙が生まれる。


 まずい


 態勢を整えなおし、剣を持ち直すが、一瞬間に合わない。
 狼型の魔獣が、眼前に迫っていて、鋭利な牙のならぶ大きな口と、鋭い爪をスローモーションのように見て、


 ―――ごうっっ!!


 炎と熱風が魔獣を襲い、俺はその隙に後ろへ跳躍し、距離をとった。魔獣はあっけなく炎に飲まれ絶命していた。

 次の魔獣の攻撃を、斬撃で振り払い、魔術の気配のする方をみると。
 数年前にみた銀髪の、星空を閉じ込めた瞳を持つ少年が、記憶より成長した姿でそこに立っていた。


「アレクセイさん、お久しぶりです。
 3年ぶり?でしょうか」


 ああ、どうやら俺は。

 この星空の瞳に魅了されているようだ。



 胸の中に沸き起こったざわめきを、それでも俺はかき消した。





 その後は実にあっけなく、背中を任せられる安心感と、広範囲の攻撃が可能な魔術のすごさを思い知りながら、二人であっという間に魔獣を殲滅した。

 いや、これがあの坊ちゃん?強すぎる。
 というか、ああいう魔術、見たことがない。

 他の魔術師の発現させる魔術とは、全然違う炎とか、水とか風とか、もう何だか理解できないものを見せられて。


 けれど彼が起こす現象は、変わらず全て美しかった。


 俺も一心に魔獣を討伐した。









 で、なぜか今、俺は少年と一緒に公爵領の宿屋にいる。
 疲れきった俺は、適当に食事を買って、適当な宿屋で休むつもりだったのだが、なぜか少年は俺に着いてきた。


 安宿には不釣り合いの上等な刺繍を施された、白いシャツに黒いトラウザーズという軽装だ。綺麗な銀髪が左肩で一つにゆるく束ねられ、キラキラと光っている。


 途中で何やら、従者らしき人物に伝言を頼んでいたが、公爵家に滞在中のようだった。
 魔獣の発生についても何かしら話していたようなので、処理してくれるのだろう。


「怪我は大丈夫ですか?」


 銀髪の美少年が微笑みながらいう。
 なぜか、その瞳には、こちらが恥ずかしくなるような、俺に対する熱量が籠っていて。

 俺は気づかないふりをする。

 うん、無理だから。こんなきらきらした人が、こんな安宿に場違いだよ、君。

 なぜこのような状況になっているのか、甚だ疑問だし、彼の意図も分かるような、分かってはいけないような……でも、さすがの俺も、もう疲労で動きたくない。

 俺は部屋に入るとベッドに腰を下ろした。少年は物珍しそうに周囲をキョロキョロと見渡しながら、とても楽しそうだ。


 そうだ、お礼は言わなければ。


「いや、本当に助かりました。あの時助けてもらわなきゃ、死んでたと——」

「アレクセイさん、敬語はいらないですから」

 いやいや。君、絶対に身分ある立場だろ。

「さすがにそれは、」

「普通に、話してください」

 被せ気味に言う。力強い瞳が、譲らない意思を示している。

 いいのかよ。

「じゃあ。助けてくれて助かった。あのままじゃ、ほんとに死んでたわ。怪我は大したことない。回復薬でなおる程度だし。ただ流石に疲れたな。
 で、俺が敬語なしで、君に敬語使ってもらうのはおかしいから。アレクセイでも、アレクでも、好きに呼んで。
 俺のこと、よく覚えてたね」

 俺は少年に答えた。
 5年も前に一度名乗ったきりの名前だが、覚えられているらしい。

「ああ。ごめんなさい。ギルドへ問い合わせて、ちょっと調べたんだ。
 その、…貴方のことが気になって。
 アレクセイ・ヒューバード、20歳。剣士。今はAランク冒険者で、各地の魔獣の討伐に参加している」


 俺は、剣士と登録したことも、名乗ったこともないが、いつも目立つように長剣を下げているので、周囲にはそう認知されているようだ。
 長剣でも、短剣でも、弓でも体術も使う。槍だけは、教えを乞う人がいないため苦手だ。
 あれは、難しい。


「あー……俺、怪しいもんな。自覚あるから」

 この謎の体質については、さすがに話せない。

 俺が考えていると、「いや、怪しいとかじゃないんですけどね」と小さく呟くが、聞かなかったことにする。


「ところで、君さぁ……」

「セフィリオ、と呼んで下さい」


 出会って5年たって、俺は初めて少年の名前を知った。

 セフィリオ。
 セフィリオ、か。

 何度も心の中で、名前を繰り返す。


「セフィリオは魔術師なのか?」
「うん。半分は趣味みたいなものだけど、それなりに得意だよ」


 魔術が趣味、てなんだ。あれが、それなりに得意、というレベルなのか?

 俺は5年前にセフィリオの魔術を見て以来、他の魔術師をそれとなく観察するようになった。

 詠唱のタイミングや、呪文、仕草や、それに伴って発生する現象を数多くみて分かったのは、みんな他の魔術師は同じ呪文で、同じ仕草で、同じ効果を発生させているということだ。

 どんな魔術師が、どの魔術を行使しようと、同じ呪文と仕草を経なければ、その魔術は発動しないらしい。

 実際、冒険者ギルドに所属する魔術師に尋ねたことがあったが、それが魔術でしょ、とすごく不審な顔をされたのだ。


 いや、けどな。
 セフィリオの使う魔術は、どう考えても見たことがなければ、こう、思い通りの現象を起こしてる感じがするんだよ。


 他の魔術師が使う魔術が、判子みたいなものだとしたら、セフィリオの起こす魔術は絵画のようだ。


 セフィリオをまじまじと観察していると、ふふふ、と楽しそうに笑った。


「今は、冒険者ギルドにも登録してる。
 シュバルツ公爵領は王都より討伐依頼が多いから。魔獣の研究も兼ねてたまに滞在してるんだ。
 さっきは、あの場所に試験的に設置してる魔素計の観測器が異常値になったから、様子を見に行ったんだけど」



 魔素計。
 前に討伐後に一生懸命記録してた、あの箱のことか?

 あれで何かを測って調べているらしい。


「僕はこの前ランクがBになったんだけど、アレクさんは討伐数が多いから、もうすぐSランクでしょ?すごいね。
 アレクさん、普段はもっと地方にいるのに、こんなところで会えるなんて、本当に運がよかったな。
 エドに感謝しないと」



 俺のことに詳しいな。
 冒険者ランクだけでなく、行動範囲までバレてるのか。


 確かに、あと2回分ほど、魔獣の大量発生に出くわせば、ランクが上がるだろう。Sランクの冒険者はこの国でも数名しかいないため、俺がこのスピードでなれば、おそらく最年少記録になるだろう。


 けど、何だろうな。


「何も、すごいことはないだろ。たくさん、魔獣を殺した、てだけだ」


 俺は、立ち向かっているようで、逃げ回っている。

 逃げ回った結果、生きることを理由に、たくさんの魔獣を殺して、その結果が、ただそういう魔獣の討伐数とか、冒険者のランクとかの形になっているだけだ。

 分かっていて、目を背けている。そんな自分を見てしまうのが、怖い。

 俺は、あの日、村が無くなった時から、ずっと逃げ続けている。

 ああ。なんだか気分が重い。


 そして気持ちは沈むのに、体は妙に熱い。
 あれだけ暴れたにもかかわらず、まだ何かが身体の中にこもって、唸り声をあげている。

 そういえば、シュミナのお茶も飲んでいない。

 魔獣を討伐して、荒れ狂うような感覚の、あの、嵐のような激しい衝動の中から、出てこれない。現実に、まだ戻ってきていないような。


 ああ、まずい。本当にまずい。

 滾ったまま、静まらない熱が、下半身に集まってくるのがわかる。
 俺の中心に熱が溜まり、張りつめる。


 俺はベッドに仰向けに倒れこむと、枕に顔をうずめる。

 この状況は……なんだかとても、良くない気がする。


「セフィリオ、悪いけど、今日はもう帰ってくれないか」

 枕に吸い込まれてくぐもった声が震える。
 早急にこの熱を、自己処理しなければ。


 息をのむような声が聞こえて、

「僕、ずっとアレクさんのこと探してたんだよ」

 どうやらそうらしいな。
 怪しいとか、そういうのじゃなく、何かしらの好意があるのは、顔を見てればわかるよ。

 数回会っただけの俺に、何を求めてるんだよ。

 なんでお前が泣きそうなんだよ。声が震えてるぞ。


「疲れてるんだよ。また、明日待ち合わせして―」
「いや、アレクさん、それ絶対来ませんよね」

 なんで分かった。敬語怖いな。

「アレクさん、僕はね。できれば国家権力まで使いたくない」

 おい。
 何を言い出してるんだお前は。
 そんなん俺だって使われたくないよ。

「冒険者ギルドは、王国とは利権が独立してるからな」
「不幸な事故で空いた席に、実力者がつくことはあるかもしれないよね」

 おいおい。可愛い顔して物騒だな。

 なんでそんなに必死なんだ。


「ああ、もう!違うんだよ!!」

 がばっと俺は枕から顔をあげ、セフィリオの方を見やる。
 思いの外、近くにいて驚く。


「なにが違うんだよ」

 ああ、涙目だよ。
 顔も赤くなって、ぷるぷるしてる。
 そんなに大きな声も出るのか。

「何て顔してるんだよ」
「あなたがさせてる」


 言ってることの意味、わかってるのかな。

 ああでも、可愛いな。

 なんて思ってしまったりして。


「ちょっと、、やりたいことがあるんだよ」


 俺は、一人、を強調していう。

 頼むから察してくれ。俺はもう限界なんだ。


「……………えーっと?…そういう?」



 しばらく間があって、どうやら坊ちゃんにも理解してもらえたようだ。
 ほのかに赤く染まった頬が、可愛らしい。


 教育してくれた人ありがとう。健全な青少年には必要な知識だ。


「でも、それって、………二人でも出来るよね?」
「いや、何言ってるんだ」



 教育者出てこい。どういう教育してるんだよ。

 妙に真剣な眼差しがこちらを見ている。


「むしろ、本来二人でやることだよね?」
「いや、本来一人でやることだよ」


 ぐいぐいくるな。
 何言ってるんだ、マジで。


「…………セフィリオ、君何歳なんだ?」

 一応、確認してみる。

「15歳」
「まだ、成人してないだろ」


 この国の成人は16歳だ。

 それに、「意外と真面目なんだ」とまたセフィリオが一人で呟く。

 意外ってなんだ。
 もう頼むから、いい加減引いてくれ。


「わかった」

 分かってくれたらしい。

 セフィリオの言葉に安堵して、


「僕がやる」

 何もわかってなかった。

 “一人”はそういう意味ではない。


 ふざけるな、と声を上げかけて、その時にはベッドに乗り上げてきたセフィリオが俺の足を跨ぐようにのしかかて来た。


「大丈夫だよ」

 といって、ふふっと少年とは思えない、妖艶な笑みを浮かべていて。

 俺はごくりと喉を鳴らした。

 結論から言うと、何も大丈夫なことはなかった。

 いや、わかってたけど。
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