堕ちる犬

四ノ瀬 了

文字の大きさ
上 下
93 / 180

せっかく人間やらせてやったのに。

しおりを挟む
頭が靄がかったようになってまわらなかった。

霧野は再び着衣でソファの上に横になっていた。着衣とはいえシャツが擦れれば戒めを意識させられるし、口の中は気持ち悪かった。服を着ているのに違和感があるほどに性の感覚が身体に満ちていた。着衣しているからこそ、余計に恥を感じる。

「……」

また瞼が重くなる。目を閉じて、クソ、と思うほどに嫌な記憶が蘇ってくる。目を開いた方がマシだった。竜胆と久瀬はおらず、宮下と斎藤が少し離れたところに立って霧野を見降ろしていた。久瀬と竜胆は電話があって廊下に出ていた。

「何見てる。」

霧野が言うと、宮下が一瞬口角をあげて口を開きかけたが、霧野の強い視線に晒されたからか、口を何度か動かしてから居心地悪そうに目を逸らした。斎藤がそわそわと扉の方を向いた。

「見張りがそんなんで……どうすんだよ、」

霧野が立ち上がると、身体の中で異物が存在を主張し、縄と鎖が音を鳴らした。う、と口に出したくなるのをこらえて、ふぅふぅと息を荒げながら扉の方へ向かった。プールの後のようなだるさで足元がおぼつかない。当然宮下と斎藤が止めるために霧野の後を追う。斎藤が「待て」と手首を掴む。

「んっ……」

手首を握られた反動で身体が鳥肌立った。ぁ…っ、と声が出るのを堪えた。こいつらの人格は知らないのに下半身はよく知っている。振り向きざま斎藤を平手し、鳩尾に膝を入れて倒した。突然のことに立ち尽くす宮下の胴に抱き着くようにして突き飛ばし、凄まじい音が鳴った。霧野自身身体が浮いてバランスが取れず、自分も一緒に倒れそうになるの壁に手をついて防ぐ。そのままずるずると壁をそって、ナメクジのようにドアの方に向かった。たったこれだけのことなのに、息が上がる。情けがないことだ。酔ったような熱いため息が出ていった。

本当はもう体力などなく、ソファの上でまさに犬のように寝ていたって良かった。それを推奨されている。何もせず寝ていてもいい。ドアノブ。開いたとして、久瀬と竜胆がいるのだ。だったら、今この部屋のどちらかを人質にとればいいのだが、武器もなく頭も回らない。今、唯一勝てるのはちょっとした気迫だけ、油断を突くことだけなのだ。背後で人が何か言いながら起き上がっていた。何も考えずドアノブに手をかけたところで向こう側から扉が開き、マグカップを手にした久瀬が現われた。

「……」

場にそぐわない珈琲の香ばしい香りがただよい、口の中に唾液が広がる。彼は戸惑う様子もなく、躊躇なく黙って霧野の胸倉をつかみ、そのまま引きずるようにして元のソファに突き飛ばした。寧ろ戸惑っていたのは霧野の方であった。熱いカップの中身が半分零れて床を汚す。

彼は霧野の前に立ちはだかり、それから呆然とした宮下と斎藤を見た。
「何をやってるお前らは。」
それから、もう一度霧野を見降ろして笑った。

「ふふふ、そんな身体で一体どこへ行こうって言うんだよ。俺ごときに突き飛ばされるようじゃあな……」

久瀬はどこかさっきまでとは異なる以前の彼に近い目つきをして息を整える霧野を見降ろしていた。

「どこだっていい、お前らの目が届かない所ならどこだって……、……。」
「ふーん。」

久瀬はマグカップを傾け、こくこくと喉を鳴らし、息をついた。霧野は久瀬の超然とした様子に戸惑いも覚えながら彼を見上げていた。てっきり勝手に部屋を出ようとしたことをとがめられ、何かされるだろうと思った。

「目の届かないところまで行って、どうするんだ?警官を辞めて何か始めるのか?」
「なに、」
「まさか、戻る気なのか?万が一、仮に元の仕事に戻ったとしてマトモに仕事に手が付けられるかな?仕事に手を付けるたび、必ず俺達のことを思い出すんだ。好きだったはずの仕事も嫌いになるだろうぜ。」

「憎しみが糧になることもあるだろ。」

「憎しみねぇ。俺のことが憎いかよ澤野。元はと言えばお前が2000%悪い。流石に自覚はあるだろ。裏切り者とはいえ、少しくらい俺に対しても申し訳ないと思っているんじゃないか?」

口を開きかけるのを久瀬が手で制止する。

「それ以上何も言うなよな。どうせお前は口では否定しかしないんだから。俺達のような者はそういう風にできている。俺がお前だったらどうするか考えてみた。普通に考えれば自決する。お前のような恥晒しになりたくないからな。自決が禁じられているとしたら、と考える。すると、やはり多少の抵抗はするが、受け入れ、もう元の場所に戻ろうとは考えない。戻っていいと言われても、元に戻れない。苦しいから。」

「苦しい?何故?解放されるんだぞ。」

「解放?本当にそう思うか?そもそもの原因を思い出せ、お前は警官としての自分の仕事をしくじったんだろ。その事実は消えず一生付きまとう。お前がその仕事に誇りを持っていればいる程に。他人からも言われ、見られ続けるだろうぜ。時がたち、誰もが忘れたとしてもお前自身は錯覚し続ける。呪いのように。俺達はお前の前から消えるが、お前は、お前のまま、お前を監視し続ける。そうして、過去の自分を羨み、責める。なぜ、どうして、あの時ああすれば、ああしてれば、とな。そんなことをしている内に中途半端な仕事しかできなくなるんだよ。憎しみを糧に頑張る?頑張った先に何があるって言うんだ。」

久瀬は再びマグカップに口をつけた。久瀬の陰鬱な瞳が微笑んでいた。彼のカップの持ち手にかけた指が震えていた。

「俺はお前の様に強くないから無理だ。今の自分を受け入れて、一度死に、流れに身を任せてみるというのも悪くは無いぜ。新しい自分を見つけてやり直すこともできる。聞き流してくれていい。独り言だからよ。」

霧野が何かを感じて、久瀬に言葉をかける前にちょうど竜胆が戻ってきた。

「それ、片しとけよ。」

久瀬は零れた珈琲を指さし、「喉乾いてるなら舐めたっていいぜ」といやらしく笑った。

「珈琲には喉を湿す効果はない。余計に乾くだけだ。」

「ちっ、相変わらずいちいちうるさいなお前は。舐めろと命令してやろうか。そうしたらまた竜胆がそれに乗っかり、永遠にお前を媒介にして俺達は遊ぶだろう。」

久瀬は何事も無かったかのように竜胆の方へ歩み寄り、これからの仕事の話をし始めたようだった。それからすぐ、一行は診療所に戻った。久瀬がそれ以上何か霧野に話しかけてくることはなく、霧野など存在しないかのように竜胆と仕事の話を続けていた。診療所につくと姫宮が既に外に出ていた。

「準備はしてあるから一番奥の手術室に連れていってやってくれ。後で行く。」

久瀬と宮下に挟まれるようにして、手術室の扉の前に辿り着いた。久瀬が手術室のドアをノックすることに違和感を覚えた。手術室の扉が開くと薄暗い部屋の中心に、産婦人科になどにあるであろう開脚式の手術椅子が置かれ、光で照らされていた。その奥に人影があった。影がゆっくりと立ち上がる。彼はポケットに何かしまいながら、ライトの下までやってきた。

「おかえり。少し時間が空いたから立ちよったんだ。ちょうど帰ってくると聞いて。大分元気になったようだな。」

川名が霧野達の方を見てわざとらしく微笑んだ。笑みを見ていると不安になった。身体に触れられていないのに、触られた感触が身体の内側から表面にまで鮮明に蘇る。

久瀬と宮下の間で霧野一人悶々と体温をあげていた。久瀬は、何の感情も感じられない様子で事態を見守っていた。どちらに加担する気も無いように。

「お前は最底辺の鞄の仕事さえうまくできなかったんだって?わざわざ堕胎のように先生に掻きだしてもらわないといけないとは。お前は本当に手がかかる。」
「……、」
「何かあるなら言い返してみろ。お好きにどうぞ。」
「……いえ、なにも、」
「そうだろう、お前の落ち度だな。」
「申し訳ありません。」

機械的に口がそう言っていた。

いや、言い返すべきことはたくさんあったはずなのに、うまく舌が動かないのが正しかった。まるで彼に指で掴まれて引き出され弄ばれているかのように。舌の付け根が、ピアスが痛く、言葉の代わりに涎が口の中にだらだらと溜まっていき、滴り落ちないように涎を飲み込んだ。口の中が熱い。

「お前達は仕事に戻れ、ご苦労様。」

咄嗟に、待ってくれ、と思ったが久瀬などにすがることもできず、すがったところでどうにもならず、その場に立ち尽くした。久瀬が去り際に一瞬霧野の方を見た。彼は霧野の表情を見るやいなや無味乾燥としていた表情を途端に陰湿に微笑ませた。部屋が暗いせいで表情に陰影が付き、彼の顔を余計に邪悪にさせるのだった。もし誰かがこの部屋手術されている時に壁際に立つ彼の姿を見たら死神と思うだろう。

「……。あそこで採るのは相当に痛いらしい。あれは、お前なんかより余程良い値段なんだからくれぐれも術中に暴れて中で壊すんじゃねぇぞ。下手に暴れて死ぬなどいうつまらないこともするな、またお前の身体を皆で抱いてやりたいからな。取引先でも評判良かったんだからよ、お前の肉。」
「気持ち悪い顔で気持ち悪いこと言ってんなよ……」
「せいぜい頑張れよ。」

彼は宮下を引き連れ去っていった。少しだけ、川名に押しつぶされそうだった気概をとりもどしかけていた。

「こっちを見ろ。」

再び、頭の中を刺すような声が響いた。前々からよく通る声と思っていたが、どんどん度合いが強くなる。再び彼の方を見た。彼は黙っていた。駄目だ、吸われる。薄暗い手術室の中で彼の姿だけが異様にくっきりと見え始める。

衣服に手をかけながら、今の身体を川名はどう思うかと考えていた。笑うだろうか、それとも貶めるだろうか。彼の前に身体を晒すが、彼は表情一つ変えずに当たり前のように黙って見ている。そのまま床に膝を、手をつく、異様な冷たさだった。

どうしてこんなことを、という気持ちは消えない。しかし、気持ちが燃えれば燃えるほどに、霧野の身体の中、奥の被虐の炎が燃えたのだった。這いつくばる行為ひとつとっても、久瀬と竜胆たちの前で膝をつくのと彼の前で膝をつくのでは、全く意味が違った。両者ともに屈辱感は果てしないが、命その物を手で掴まれているような感覚は彼の前でが一番顕著に感じられたのだった。危険を覚えるほどに、屈辱を覚えるほどに歯向かいたくなり、それが身体を感じさせた。身体を感じさせると、逆に空しくなる。自分を許せない。

「勃っている。」

頭を下げ、地に身体を伏せる直前、霧野の身体は確かに反応していた。触られてもいない。彼の前で皮膚を晒して床に這いつくばる行為に。指摘されることで、今もまさに霧野の腹の下で余計にそれは存在を主張するようにして、持ち主の意志に逆らうように反応して先端から少量の涙をじわ、と流すのだった。

「次からいつもそうしてろ。その姿も大分サマになってきたじゃないかよ。」
「……」
「返事は。」
「……はい、」
「はいと言ったな。わかった。じゃあ勃たせていなかったら、どうすべきと思う?」
「……。それは、……、」
「ほら、またお前は自分で考えられない。代わりに考えてやる。」
「……、」

指先、掌に痛みが走った。手の上に靴が乗っていた。体重をゆっくりとかけられながら、コリコリと靴底と床の間で骨がなる。歯をくいしばって耐えた端から涎が床を汚していた。霧野の身体は声さえあげなかったが痛みに耐えて身体が小さく震えていた。

「おい。何を黙ってる。『ありがとうございます。』はどうした。お前の頭が使えないからこっちで頭を使ってやってんだろうが。当たり前と思うなよ、屑。」
「……ぐ、……ぅ」

川名の靴底が霧野の左手の指の、剥がされた爪の上に移動した。霧野がはっとして声を出す前に爪の間に太い針を挿しこまれてねじられたような痛みが走り、身体が跳ね、数秒間の耐えの後、くぐもった悲鳴があがった。

「啼くんじゃなくて言葉を喋れよ。せっかく人間やらせてやったのに。」
「う゛……っ、ぅぅ…‥く、‥…」

悲鳴が悔しそうな呻き声に変わっていく。痛みで脈拍が早まり身体が動くと縄がキシキシ軋み、誰かに抱かれているような感覚に陥ってくる。

「うぁ…ぁ‥はぁ‥…」

「簡単な言葉ひとつ言えないのか。やっぱり人間以下がいいらしい。ちょうど病院にいるところだ。お前の脚の筋を切って二度と二足歩行できないようにしてやる。今のお前は別に脚が使えなくても他に、たくさん使えるところができたもんな。」

「く……ぅ、……あ゛……ありが、とう、…‥ございます、」

「あ?全く聞こえんな。何を啼いてる。犬語か?そういうのはノアと舐めあってる時だけにしろよ。なるほど、俺よりノアが恋しいか。伴侶が恋しいというのは動物の正常な反応だ。またお前の気が済むまで好きなだけまぐわらせてやる。しかし、それより先に主を尊重できなければな。」

ゴリ、と川名が乗せていた脚を踏みしだいた。左手の一部が爆発したかのような痛みが走り、温かい血が流れた。途中まで耐え、意識を失いかけたが、歩行機能を取られることを考え、気が付けば必死で叫んでいた。川名の足がどく。靴底を拭うように床に足を擦りつけるとそこに血の跡がついていた。

「あれ?で、なんだったかな、できの悪いお前の躾に忙しくて忘れかける……。ああ、そうだ。次からお前が俺の前でそうして服従する時は、服従の証としてその薄汚い犬性器を勃たせておくという話だった。そうだな、しばらくの間はもしできていなくても、鞭打って勃たせるのを手伝ってやるから心配するな。勃起するまでいつまでも打ってやるから、今の様に感謝して啼けよ。お前は俺に鞭打たれれば勃起する。」

「……、」

「ところで、お前は鞄の仕事に行ったはずなのに、また中に出されたそうだな。で?何発出された?淫乱。」

「……、……。」

頭の中で倉庫でのことを回想した。前の乱交とは違い、久瀬や竜胆が記録をとっていると思えなかった。倉庫では二周ほど回ったから少なくとも10、多ければ20。途中から、どれが誰のナニなのかよくわからなくなり、久瀬や竜胆たちがくわわっていたかどうかもよくわからなくなっていた。マンションでは竜胆と久瀬から一発ずつ。間をとって17。

「じゅ……17、です。」

言いながら頭を伏せたまま、苦笑いする。笑うしかなかった。このまま起き上がって殺してやろうか、と思うのに、身体が床に張り付いたようになって動かない。川名の存在を感じる程にどんどん重力が大きくなるように思える。身体が単純に疲労しているというのもあるが、本当にそれだけなのだろうか。

「そうか。お前はどうだ?」
彼は無邪気な調子で聞いた。
「……は、」
「今回は根元を縛られていたから射精はできなかったろうが、気持ちは良かったんだろう。イケたか?」

言葉の前に霧野の身体がぴく、と跳ねた。何を言っている!しかし、そう思って思い返すとよくわからなくなり、身体がぞわぞわと鳥肌たった。

「……数えて、ません。」
「そうかよ。がっかりだな。次から、淫乱のお前が男に一物突っ込まれて何回気持ちよくなったかも細かく報告しろ。何発出したかも。いちいち俺に言われる前に自ら進んで言えるようにしないか馬鹿が。何のために生かされてると思ってる。それくらいのこともできないで、死にたいのか。」
「く……、」

気が狂う。いつまでこんなイカれた遊びにつきあっていなければいけない、と、思いながらも身体はぞくぞくと何かを感じ取り、勃起していた肉棒は更に鋼鉄のごとく固くなっていった。小さく口を開いた股の間、肉の裂け目から白濁の混じった液が垂れ始める。居心地が悪かった。しかし、川名の言葉の一つ一つが霧野の心を擽って焦がし、秘められた欲望を高めていった。川名への敵意とはまるで矛盾するように胸の突起と肉棒の先端が真っ赤に腫れてじんじんと熱を持って痛んでいた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】奴隷に堕ちた騎士

蒼い月
BL
気持ちはR25くらい。妖精族の騎士の美青年が①野盗に捕らえられて調教され②闇オークションにかけられて輪姦され③落札したご主人様に毎日めちゃくちゃに犯され④奴隷品評会で他の奴隷たちの特殊プレイを尻目に乱交し⑤縁あって一緒に自由の身になった両性具有の奴隷少年とよしよし百合セックスをしながらそっと暮らす話。9割は愛のないスケベですが、1割は救済用ラブ。サブヒロインは主人公とくっ付くまで大分可哀想な感じなので、地雷の気配を感じた方は読み飛ばしてください。 ※主人公は9割突っ込まれてアンアン言わされる側ですが、終盤1割は突っ込む側なので、攻守逆転が苦手な方はご注意ください。 誤字報告は近況ボードにお願いします。無理やり何となくハピエンですが、不幸な方が抜けたり萌えたりする方は3章くらいまでをおススメします。 ※無事に完結しました!

陵辱クラブ♣️

るーな
BL
R-18要素を多分に含みます。 陵辱短編ものでエロ要素満載です。 救いなんて一切ありません。 苦手な方はご注意下さい。 非合法な【陵辱クラブ♣️】にて、 月一で開かれるショー。 そこには、欲望を滾せた男たちの秘密のショーが繰り広げられる。 今宵も、哀れな生け贄が捧げられた。

犬用オ●ホ工場~兄アナル凌辱雌穴化計画~

雷音
BL
全12話 本編完結済み  雄っパイ●リ/モブ姦/獣姦/フィスト●ァック/スパンキング/ギ●チン/玩具責め/イ●マ/飲●ー/スカ/搾乳/雄母乳/複数/乳合わせ/リバ/NTR/♡喘ぎ/汚喘ぎ 一文無しとなったオジ兄(陸郎)が金銭目的で実家の工場に忍び込むと、レーン上で後転開脚状態の男が泣き喚きながら●姦されている姿を目撃する。工場の残酷な裏業務を知った陸郎に忍び寄る魔の手。義父や弟から容赦なく責められるR18。甚振られ続ける陸郎は、やがて快楽に溺れていき――。 ※闇堕ち、♂♂寄りとなります※ 単話ごとのプレイ内容を12本全てに記載致しました。 (登場人物は全員成人済みです)

見せしめ王子監禁調教日誌

ミツミチ
BL
敵国につかまった王子様がなぶられる話。 徐々に王×王子に成る

執事の嗜み

桃瀬わさび
BL
数奇な縁でヴィルフリートの執事となったケヴィンには、裏の顔がある。 当人が「執事の嗜み」とのたまうその手練手管を用いて、ヴィルフリートの異母兄・マティアスにお仕置きをしたのがきっかけで、ケヴィンとマティアスの運命の糸が絡まっていきーーー。 執事✕元王子。 転生したら精霊になったみたいです?のスピンオフです。前作をお読みいただいてからの方が楽しくお読み頂けると思います。

ニューハーフ極道ZERO

フロイライン
BL
イケイケの若手ヤクザ松山亮輔は、ヘタを打ってニューハーフにされてしまう。 激変する環境の中、苦労しながらも再び極道としてのし上がっていこうとするのだが‥

メス堕ち元帥の愉しい騎士性活

環希碧位
BL
政敵の姦計により、捕らわれの身となった騎士二人。 待ち受けるのは身も心も壊し尽くす性奴化調教の数々── 肉体を淫らに改造され、思考すら捻じ曲げられた彼らに待ち受ける運命とは。 非の打ちどころのない高貴な騎士二人を、おちんぽ大好きなマゾメスに堕とすドスケベ小説です。 いわゆる「完堕ちエンド」なので救いはありません。メス堕ち淫乱化したスパダリ騎士が最初から最後まで盛ってアンアン言ってるだけです。 肉体改造を含む調教ものの満漢全席状態になっておりますので、とりあえず、頭の悪いエロ話が読みたい方、男性向けに近いハードな内容のプレイが読みたい方は是非。 ※全ての章にハードな成人向描写があります。御注意ください。※

僕が玩具になった理由

Me-ya
BL
🈲R指定🈯 「俺のペットにしてやるよ」 眞司は僕を見下ろしながらそう言った。 🈲R指定🔞 ※この作品はフィクションです。 実在の人物、団体等とは一切関係ありません。 ※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨 ので、ここで新しく書き直します…。 (他の場所でも、1カ所書いていますが…)

処理中です...