トイレットペーパー以外流さないでください

キレのあるウエイト

　２０１８年６月現在。私の身長は１７０センチ。体重は６６キロと言った辺りで安定しています。この値で肥満か否かを数値で示しますＢＭＩを計算してみますと２２．８。健康的な範囲であります18.5～２５の間に収まっています。そのＢＭＩの中におきまして最も病気になり難いとされています標準体重は63.6キロ。この数値が健康診断などで記載されておりまして当初、私はその値を目標にダイエットに取り組んでおりました。この目標を達成するべく私は筋トレとウォーキングを行う一方、食事の量に注意を払うことにしました。その結果。最終的には６１．６キロにまで体重を落とすことが出来たのでありましたが、その代償としまして
（……仕事中。救急車のお世話になる事態に陥ってしまいました。）

　この出来事で思い出しますのが、とあるキャッチャーのかたの話でありまして。身体の大きなかたでありましたので、球団から体重を落とさないと試合には使わない。と減量指令が出ました。そのかた。もともとがその身体で生まれた。動いて痩せることが出来ないため。体重を落とすとなりますと『食べない』と言う選択肢しか存在していなかった。と……。球団の指令に従い体重を落としたのでありましたが、意識が朦朧としてしまい試合どころでは無かった。と……。
　この出来事に限らず。つい最近まで、スポーツ選手。特にスピードや演技にまつわる競技をされるかたに対しまして『めかたをとにかく落とせ』と言う指導が行われておりまして。実際。体重が落ちますと速くなるのは速くなるのではありますが。それが行き過ぎてしまいますと、栄養不足に陥りましてその後の人生に悪影響を及ぼすことにもなり兼ねない。加えて、体重を落としたからと言いまして成績が向上するとは限らない。野球選手の場合ですと、特に打者は、時速１５０キロのボールを打ち返さなければなりませんので。そのボールに負けない身体。そのかたに合ったウエイトが必要となります。
で、少なくともただでさえ基礎代謝の高い＝動いてもなかなか脂肪を燃焼させることが難しい１０代のかたに食事制限を課すような『痩せろ』の圧力は……。

　救急車の厄介になりました何年かのち、ダイエットとは異なる理由でジムに通うことになりました私。それから３年経過しましたが、こと身長に関しまして変化はありません。むしろ６６キロと言う体重を維持するべく食べる量を増やしているのが現状かもしれません。勿論食べるモノに注意してはおりますが。周りを見ていましても（その人が）狙っている体型になって来ているのかな？と言うかた。
（引き締まったな……。）
とか
（筋肉ついたな……。）
と言うかたは見たことがありますが、
（……この人痩せたな……。）
と言う人は某か身体の中にトラブルを抱えている時。必ずしも良いことではない理由で。はありましたが、基本。見たことはありません。
かく言う私も
（……これを行っておけば生活に支障を来すことが無い。仕事を全うすることの出来る身体を作ることが出来るから。）
で通っているのが現状と言えば現状。
『どう言う身体になりたいですか？』
と問われましても
（……仕事に必要な身体を手に入れるため。）
としか答えることが出来ない。自分のやっているメニューを記してみましても

筋トレのマシンを使って各部位フォームを乱さず。かつ筋肉痛にならない重さで１０回×３。
行いましたのち
ランニングマシンを３０分（時速１０キロ設定を６分。１２キロ設定５分。１０キロ設定３分。１２キロ設定５分。残り１１分はその時の調子に合わせ。）
自転車１０分。
クロストレーナーを２０分。

これだけやりますと翌日の仕事の調子が良いのではありますが
（……なんの競技にも使えない……。）