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第1章 異世界へようこそ
この世界について3
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「倒した敵は自動的にバッグに収納される仕組みになってるんだ。人間は殺してもアイテムにならないけどね」
笑って付け足したその言葉に恐怖を覚えた。
人間と殺し合いするのか・・・?
はっはっは、世界は私のものだ!みたいな敵が現れるって感じ??倒さなきゃ世界滅亡きゃーみたいな感じ??
んと待てよ、俺を掘った狼が消えたのもフレディが倒したからなのか。成程納得。
「落ちているアイテムは手を触れて念じるとバッグの中に入るようになってる」
なんともカッコいい世界ですねぇ。俺の中の厨二心も騒ぎ立っちゃうな~!
まぁ今一番の気がかりはこれです。【能力吸収】みなさんお気づきですか?
完全にスルーしてたんですけどね、一番怖いです。
スキル
【能力吸収】
他の生物の体液が自分の中に入ると対象生物のスキルをランダムで一つ入手できる。
全生物に対応。
体液!!!絶対せーえきじゃん!!!血液とかありますけど?俺は生憎吸血鬼じゃ無いんですよ。そんなもの飲みたくも見たくも無いです。凄いスキルだと思うんですよ。無限にスキルが増えるわけじゃ無いですか、それはチートなんだと思うんですけど。
そんな屈辱あるかあああああああああああああああああ!!!!!!
フレディにおんぶされながら森を抜けると街が見えてきた。
昔ながらの家感があり、俺にとっては見慣れない景色そのものであった。
「こんな平和に見えるけどさ、みんな魔物や獣に怯えながら生活しているんだ。だから人々の安全を守る存在として冒険者がいる。僕はこの職業を誇りに思うよ。」
悲しげな表情を見せるフレディ。死と隣り合わせの経験なんて俺には初めてで、どことなく恐怖心が芽生えていた。
まぁ一回死んでるんだけどね俺。
それから少し無言の時間が続き、揺さぶられながら街の景色を眺めていた。
街の中を進んでいくと一際目立った大きな建物の前で止まった。
「ここがギルドだよ」
そう言うとフレディはガッと蹴って扉を開けた。
ちょ、蹴るの!?自分が背中に乗っいて両手が塞がれているのが原因ではあるものの、先ほどまで紳士的な振る舞いをしていたフレディの少し乱暴な一面を見てびっくりした。
「やぁ、フィン。丁度僕が背負っているこの子をギルドに入会するのはどうかっていう提案をしたいんだが。」
フレディがそう言うとフィンと呼ばれた男は俺の顔を覗いてきた。
目の前に整ったワイルドなイケメンが現れたので緊張しておどおどしてしまった。
フレディは白くて造形美みたいな顔なのに対し、彼は薄い褐色で鋭い目が特徴的である。
「あーーーー、いいぞ。歓迎しよう。」
俺の顔を見たかと思えば話しかけることもなくフレディと俺のギルド入会について話を進めていた。
暇だなぁと思っていたので、俺はあることを思い出した。
よし、魔眼
ステータス
名前:フィン・スチュアート
レベル:89
年齢:24
職業:ピューフォルテギルドリーダー
スキル:大虐殺、最後の審判、魔力消費軽減、浄化
魔法:火属性魔法、召喚魔法、結界魔法
スキル
【大虐殺】
念じることで20レベル以下の敵を一掃することができる。
【最後の審判】
自身が死を迎えた際、任意の1生物を道連れにできる。
【浄化】
状態異常や呪いの効果を受けない。また、受けた対象に使用すると対象の異常状態や呪いを解除する。
彼がギルドリーダー!?強い強い、みんな強いです。俺のチートが霞みます。
知らない人がいたら魔眼を使う癖をつけたほうがいいな、と自分で納得しながら、彼のスターテスの凄さの余韻に浸っていた。
「ミチルと言ったか、来い。ギルド入会の手続きを行う。」
フレディに歩けるようになったから降ろしてもらって、リーダーの後を続いた。
笑って付け足したその言葉に恐怖を覚えた。
人間と殺し合いするのか・・・?
はっはっは、世界は私のものだ!みたいな敵が現れるって感じ??倒さなきゃ世界滅亡きゃーみたいな感じ??
んと待てよ、俺を掘った狼が消えたのもフレディが倒したからなのか。成程納得。
「落ちているアイテムは手を触れて念じるとバッグの中に入るようになってる」
なんともカッコいい世界ですねぇ。俺の中の厨二心も騒ぎ立っちゃうな~!
まぁ今一番の気がかりはこれです。【能力吸収】みなさんお気づきですか?
完全にスルーしてたんですけどね、一番怖いです。
スキル
【能力吸収】
他の生物の体液が自分の中に入ると対象生物のスキルをランダムで一つ入手できる。
全生物に対応。
体液!!!絶対せーえきじゃん!!!血液とかありますけど?俺は生憎吸血鬼じゃ無いんですよ。そんなもの飲みたくも見たくも無いです。凄いスキルだと思うんですよ。無限にスキルが増えるわけじゃ無いですか、それはチートなんだと思うんですけど。
そんな屈辱あるかあああああああああああああああああ!!!!!!
フレディにおんぶされながら森を抜けると街が見えてきた。
昔ながらの家感があり、俺にとっては見慣れない景色そのものであった。
「こんな平和に見えるけどさ、みんな魔物や獣に怯えながら生活しているんだ。だから人々の安全を守る存在として冒険者がいる。僕はこの職業を誇りに思うよ。」
悲しげな表情を見せるフレディ。死と隣り合わせの経験なんて俺には初めてで、どことなく恐怖心が芽生えていた。
まぁ一回死んでるんだけどね俺。
それから少し無言の時間が続き、揺さぶられながら街の景色を眺めていた。
街の中を進んでいくと一際目立った大きな建物の前で止まった。
「ここがギルドだよ」
そう言うとフレディはガッと蹴って扉を開けた。
ちょ、蹴るの!?自分が背中に乗っいて両手が塞がれているのが原因ではあるものの、先ほどまで紳士的な振る舞いをしていたフレディの少し乱暴な一面を見てびっくりした。
「やぁ、フィン。丁度僕が背負っているこの子をギルドに入会するのはどうかっていう提案をしたいんだが。」
フレディがそう言うとフィンと呼ばれた男は俺の顔を覗いてきた。
目の前に整ったワイルドなイケメンが現れたので緊張しておどおどしてしまった。
フレディは白くて造形美みたいな顔なのに対し、彼は薄い褐色で鋭い目が特徴的である。
「あーーーー、いいぞ。歓迎しよう。」
俺の顔を見たかと思えば話しかけることもなくフレディと俺のギルド入会について話を進めていた。
暇だなぁと思っていたので、俺はあることを思い出した。
よし、魔眼
ステータス
名前:フィン・スチュアート
レベル:89
年齢:24
職業:ピューフォルテギルドリーダー
スキル:大虐殺、最後の審判、魔力消費軽減、浄化
魔法:火属性魔法、召喚魔法、結界魔法
スキル
【大虐殺】
念じることで20レベル以下の敵を一掃することができる。
【最後の審判】
自身が死を迎えた際、任意の1生物を道連れにできる。
【浄化】
状態異常や呪いの効果を受けない。また、受けた対象に使用すると対象の異常状態や呪いを解除する。
彼がギルドリーダー!?強い強い、みんな強いです。俺のチートが霞みます。
知らない人がいたら魔眼を使う癖をつけたほうがいいな、と自分で納得しながら、彼のスターテスの凄さの余韻に浸っていた。
「ミチルと言ったか、来い。ギルド入会の手続きを行う。」
フレディに歩けるようになったから降ろしてもらって、リーダーの後を続いた。
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