【完結】村娘は聖剣の主に選ばれました ~選ばれただけの娘は、未だ謳われることなく~
外の世界へ出ることを夢見ながらも、夢はしょせん夢だと諦めていた17歳の村娘ローゼ。
彼女の生活は、ある日王都の大神殿から来た使者に
「神により聖剣の主として選ばれました」
と告げられた時から一変した。
「聖剣の主……? あたしが……?」
人の敵である魔物を倒すため、神から与えられている聖剣は世に10振。
ただし聖剣を持つ血筋はやはり神によって決められており、辺境に住む村娘には関係のない話だ。
戸惑うローゼに使者は重ねて言う。
「あなたに与えられるのは、400年もの間誰も手にしていない『11振目の聖剣』です」と。
記録がほとんど無く、謎ばかりが多い、11振目の聖剣。
なぜそんな聖剣が再び世に出て、更にはローゼが持つことになったのか。
その理由は分からない、と使者は言う。
単なる村娘でしかない自分が聖剣を手にして良いのかどうか。
悩むローゼだったが、最終的に聖剣の主となることを決め、夢見ていた村の外へと出る。
そこで待っていたのは聖剣の主としての役目と、村にいては知り得なかったこと。
生涯の友との出会い。
交錯する人々の思惑。
無自覚なまま恋をしていた相手との、突然の別れ。
――様々な事に遭遇するたびローゼは少しずつ成長し、そして世界は彼女に影響されて少しずつ変化する。
!閲覧の際はご注意ください !
-----タイトルに▲が付く話には性的なことを連想させる言葉が出てきます。-----
-----タイトルに★が付く話には性的な描写があります。-----
(読まなくても物語の展開に影響はありません)。
◆展開は遅め。話はシリアス寄り。恋愛は主に中盤~後半。
◆毎週『土曜』に更新。
◆小説家になろう様 ノベルアッププラス様 カクヨム様(3章で終了)でも公開中です。
◆表紙:銀タ篇(ぎんたぺん)様(@RB02x4Bda6FoFqc)
◆ロゴ:草食動物 様(@sousyoku_animal)
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ごんさん様、なろうだけでなくアルファにもお越しくださってありがとうございます!
ディアナにお褒めの言葉をいただけてとても嬉しいです。
村に流布する噂を聞いて心を痛めていたディアナは、ローゼの汚名返上できる機会を密かに狙っていました。
今回は「みんなが話を聞いてくれるチャンスだ」とふんで、話を始めた次第です♪
意地悪アーヴィン、言葉責めしてじらしまくるの回。
態度だけでも嬉しいんだけど、やっぱり言ってもらいたいな的な感じっぽいです。
こんなに欲丸出しなのに、今まで完全に禁欲生活。
おそらく独りで北にいても禁欲生活。
そもそも色んなことが枯れまくってたせいで、欲ってものも分からなかった…。
感想ありがとうございまあす!
ヴィンさんの心の中をローゼが見たら悶えて転がっちゃいそう(〃ω〃)
どちゃくそ愛されてて良かったね、ローゼ☺️❤️
完全に「ローゼしか見えない」的アーヴィンでした。
ローゼが心の中を見たら、顔真っ赤にしてゴロゴロしそうですね(笑)。
2つも感想、ありがとうございました!
フロランのことも見て下さってありがとうございます、嬉しいー!
たまに出てくるアーヴィンの内面ですが、最近は割と暴走傾向にあるかもしれません(笑)。
ローゼだいすきー!!
R-15のお話ですよ☆(キャピ
周囲は「ふーん」という顔をしたとしても、ひとりでうろたえて騒ぎまくるローゼであります。
ドキドキしちゃうお年頃。
R-15程度(大事なことなので二度)の艶っぽいお話を読んで下さってありがとうございました!
今は何をしても悲しくなってしまうローゼです…。
いずれ笑顔でドレスを着られる日がくるのでしょうか…。
ローゼのドレス姿を見てみたいと思って下さってとっても嬉しいです♪
よろしければ、思い浮かべて下さると書き手の私も大変幸せです💖
感想、ありがとうございました!
そ、そんな、褒めて頂いてありがとうございます…嬉しい。
ローゼの異変に関しては、ちみちみと情報を撒いてまいりましたー。
この後も解決(?)に向かって進んでまいりますので、予想が当たっているかどうか見て下さると嬉しいです。
なお、当たらなかった場合は私の書き方が悪いせい…!
銀多さん、こちらにも来て下さって嬉しいです!
今回はレオンだけでなく、アーヴィンも近くにいます。
ローゼもきっと頑張れる…はず。
最終章となる5章。
「なーんだ」と言われてしまったらどうしようとドキドキしておりますが、頑張って更新していきますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
とても励みになる感想をありがとうございました!
おもしろい!
お気に入りに登録しました~
面白いと言って下さって、ありがとうございます!
長い話ですので、ゆっくりお越しくださいね。
お気に入りもありがとうございました!
お越しくださってありがとうございますー。
長い話ですので、お好みに合いましたら&お時間がありましたらまた遊びに来て下さいませ!
そうですね~
北の地で上に立ち、思うが儘に振る舞ってきた彼であります。
果たしてどのようになるのでしょうか。
そして彼女も。
感想ありがとうございました!
一応の決着がつきました。
長い話ですが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!
感想ありがとうございます!
銀狼自体は神木の枝を取り込んだために2000年相当の力を持っていますが、本来は生を受けてから1000年弱ほどの精霊になります(三章(後)17話)。
精霊の年齢としては長い部類には入りますが、主としては長くないほうです。
今回は人の事情を気にしないのもそうですが、銀狼としては他にも「せっかく自分が来てやってるんだから、今やっちゃえばいいじゃないか」という思いがあります。つまり自分勝手なんですね。
そのあたりが上手く伝わらなかったようですみません。私の表現力不足です。
精進いたします。
感想ありがとうございます!
部屋が狭いのと、あまり音をたてたくないのとで、ガッツリやっているわけではないのですが、完全になまってしまわない程度の動きの訓練や、筋トレらしきことは行っている設定になっております。
しかし、確かにどこにも書いてなかったですね…。
いずれにせよ、へっぽこなのは間違いないのですが(笑)。
近いうちに改稿する予定なので、付け加えておきます。ご指摘ありがとうございます。
地味に頑張りますので、よろしければまたお越しください。
神官に呼ばれなにかが始まる予感です
まとめて失礼します。
はい、その通りです。
ここから彼女の今までと違う生き方が始まり、村にいただけでは分からなかった世界で頑張ることになっていきます。
感想ありがとうございました!
神官に呼ばれるという事は選ばれし者ですね
もしかして1日で読んでいただいたのでしょうか。
文字数も結構あったと思いますのに、嬉しいです!
間をあけて4章以降も話は続ける予定ですが、元々物語の終了だった3章は、やはり主人公的に大きな区切りとなります。
よろしければ最後までお付き合いいただけると幸いです。
マリエラの背景も余話に少しだけにおわせてありますので、彼女の考えも近いうちに…?
感想、本当にありがとうございました!
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