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朝倉との決着
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敦賀の戦いは織田軍の完勝と言っても過言ではなかった。徳川軍と足利軍が一向宗を抑えてくれたおかげでもあるが、真柄直隆を討ち取ったことが戦いの趨勢を決めた。
敗北した朝倉軍は一目散に一乗谷へと逃げ去るが、柴田さまの軍が追撃し、多くの将兵を討ち取った。中でも軍の指揮者で朝倉宗滴の後継者として名高い、山崎吉家が討ち死にしたと聞かされたときはあの大殿が手放しに褒め称えたのだ。
「よくやった権六! 後で感状をやる!」
感状を貰うのは武士にとって名誉なことだ。柴田さまが大層喜ぶ姿が目に浮かぶ。
一方、秀吉も柴田さまには劣るが、大殿からお褒めの言葉をいただくほどの手柄を立てた。これはひょっとするとまた出世するかもしれない。
「それでだ。次は一乗谷城攻めとなる」
秀吉の陣。日が落ち、かがり火で照らされながら、僕たちは軍議をしていた。秀長さんと正勝は少し疲れている。まあ撤退戦の後に続けて戦をしたのだから、仕方ないけど。
「各々、意見があれば申せ」
「うーん。なるべく被害が出ないようにしたいわね。それに一乗谷城の城下町は栄えていると聞いているから、後の統治のためにむやみに燃やしたり奪ったりするのは駄目ね」
さっそく半兵衛さんが開口一番に方針を述べた。本来なら戦について議論するところだったけど、僕はつい気になったことを訊ねる。
「栄えている? 噂には聞くけど、朝倉義景は内政が得意なのか?」
「内政官としては優秀よ。でもね、戦国大名としては三流ね」
辛辣な評価を下す半兵衛さん。続けてこう言った。
「同盟国の先代を殺し、山崎と真柄と言った優秀な武将が居て、織田家を追い詰めたのにも関わらず、こうして滅びの道に進んでいる。三流としか言いようがないわ」
「かばうわけじゃねえけどよ。結果論だと思うぜ? 朝廷や公方さまに和睦を命じられたんだ。従うしかないだろ」
「正勝ちゃん。あたしだったらその段階に至る前に、公方さまから上洛を要請されたときに従うべきだと考えるわ。くだらない名門の誇りなんて捨てちゃって、家を守るために一時的にでも従うべきだった」
熱のこもった言葉だった。半兵衛さんの主君を諌めた過去を思えば当然だと思う。
「それで、竹中殿は朝倉義景は次に何をしてくるか、想像できるかい?」
秀長さんの問いに半兵衛さんは「篭城してくると思うわ」と断言した。
「一向宗の援軍を待ちつつ、大軍である織田家の兵糧が無くなるまで耐え忍ぶ。これが一番ありうる策だわ」
「ふむ。ではそれより劣る策は?」
秀長さんが不思議なことを訊ねた。どうして最上の策ではなく、劣る策を訊ねるんだろうか?
だけど半兵衛さんは「もう一度野戦を挑むこと」と素早く答えた。
「ま、それをやったら今度こそ朝倉家は終わりね」
「……朝倉家にはもうろくな武将は残されていない。竹中殿の最適解より下の策をとってくるはずだ」
おお、なるほど。そういう意図だったんだ。
「ねえ雲之介ちゃんはどう思う?」
話を振られた僕はちょっと考えて「もし朝倉義景が優秀な内政官だったら」と前置きしてから述べる。
「降伏してくるかもしれない」
「……名門の朝倉家が織田家に下るわけないじゃない」
少しだけ呆れた表情になった半兵衛さんを余所に、秀吉も「わしもその可能性が高いと思っている」と断言した。
「秀吉ちゃんまで……一体どうして?」
「それは朝倉義景が君主として三流であるからだ」
秀吉は真剣な表情で語りだす。
「おぬしも言っただろう。朝倉義景という男の本質は保留だ。攻めるべきときに攻められない。そして和睦という留められる機会には飛びつく。内政が得意というのも現状維持を好むからだ」
「それがどうして降伏につながるのよ? 今の地位どころか己の命すら助かるか分からないじゃない」
「保留とは自分で物事を決められぬということに他ならない。残った朝倉家家臣の連中は真柄や山崎が消えて気骨がない。おそらく城を枕に最後まで戦おうなどと言う者はおらん。こぞって降伏を勧めるだろう」
すると正勝は「まさか、それで従っちまうのか?」と目を丸くした。
「兄弟も同じ意見なのか?」
「いや。もし内政官だったら、自分が作った町を焼かれたり壊されたりされたくないだろうと思っただけなんだ」
内政をしていると不思議と子育てしている気分になっている自分が居る。
そんな愛する子どもを見殺しにする親が居るだろうか?
「しかし、本当に降伏してくる――」
秀長さんが苦笑混じりに言おうとしたとき、陣の中に「御免」と言いながら伝令がやってきた。
「どうした? 何があった?」
「朝倉家から使者が来ました。なんでも降伏したいとのこと。至急木下さまは本陣に向かうようにと大殿からのご命令です」
早口でそう言われた僕たちは顔を見合わせた。
「今回はわしと雲之介に軍配が挙がったな。あっはっは」
豪快に秀吉は笑った。半兵衛さんは悔しそうに唇を噛んだ。
僕は久政さまや亡くなった浅井家の家臣たちの仇だというのに、朝倉義景という人物に興味が湧いてきた。はたしてどのような人なんだろうか。
一乗谷城の城下町は下手をすると京の都よりも栄えているかもしれなかった。目抜き通りは整備されていて、町割りもしっかりなされていた。行軍している僕たちを不安そうに見ている民の着物は安物ではなかった。
「しっかりしているわね。これなら自尊心が肥大してもおかしくないわ」
「……そうだね。見事な内政だ」
半兵衛さんの言葉にそう返すしかない僕。おそらく明との貿易で明銭を輸入しているからこそ、成り立つところもあるだろうけど、真に民のことを考えているのだと肌で感じた。
会ったことがないのに、負けた気分になった。
「そういえば、猿飛ちゃんは?」
「ああ。後ろで正勝と話しているよ。同じ山賊同士――兄弟は元だけど――気が合うのかもしれないね」
「分かる気がするわね」
一乗谷城に着くと、まず大殿が主だった武将と護衛の兵士を連れて、近くの寺に向かった。流石に城内は朝倉家の兵士が潜んでいるかもしれないので危険だ。
大殿と秀吉が居ないときでも仕事はある。朝倉家の兵の武装解除、民の不安を抑えるため、全ての通りに立て札を立てるなど。立て札の内容は朝倉家の降伏と織田家の支配を告げること。そして織田軍は一切略奪はしないことなどが書かれている。
「雲之介。猿飛を連れて寺に向かえ」
前田さまが武具の計上をしている僕に話しかけた。
「はあ。分かりました」
「うん? なんだそれは?」
手に持っていた算盤を指差す。計算機であることを説明すると感心したように頷いた。
「俺は計算が苦手だから、そういうのがあると便利だな」
「同じ物を作らせて、差し上げましょうか?」
「おお! それはありがたい!」
前田さまと約束して、それから何故か正勝と相撲をしていた猿飛を見つけて、それから寺に向かった。
「なあ。俺に何の用だよ?」
「知らないよ。僕も何も聞かされてないんだ」
寺の本堂に入ると、そこには大殿と柴田さま、徳川さまと見慣れない男が居た。
頬がこけている。ちょび髭。貧相な身体。まるでキツネのような顔立ちだった。
「来たか。雲之介、猿飛。こやつが朝倉義景だ」
大名らしくない姿だった。陣羽織を着ているけど、なんというか着られている感が凄い。
「き、君は、長政か! 生きていたのか!」
義景が驚いた表情で猿飛を見つめる。
「……何度も言うけどよ。俺は――」
違うと言いかける猿飛だったけど、言葉が続かなかった。
義景が――深く頭を下げたからだ。
もっと言うのなら土下座をしたのだ。
「すまなかった。私には止められなかった」
義景は頭を下げながら言う。
「久政殿をみすみす殺させてしまった。全ての責任は私にある――」
敗北した朝倉軍は一目散に一乗谷へと逃げ去るが、柴田さまの軍が追撃し、多くの将兵を討ち取った。中でも軍の指揮者で朝倉宗滴の後継者として名高い、山崎吉家が討ち死にしたと聞かされたときはあの大殿が手放しに褒め称えたのだ。
「よくやった権六! 後で感状をやる!」
感状を貰うのは武士にとって名誉なことだ。柴田さまが大層喜ぶ姿が目に浮かぶ。
一方、秀吉も柴田さまには劣るが、大殿からお褒めの言葉をいただくほどの手柄を立てた。これはひょっとするとまた出世するかもしれない。
「それでだ。次は一乗谷城攻めとなる」
秀吉の陣。日が落ち、かがり火で照らされながら、僕たちは軍議をしていた。秀長さんと正勝は少し疲れている。まあ撤退戦の後に続けて戦をしたのだから、仕方ないけど。
「各々、意見があれば申せ」
「うーん。なるべく被害が出ないようにしたいわね。それに一乗谷城の城下町は栄えていると聞いているから、後の統治のためにむやみに燃やしたり奪ったりするのは駄目ね」
さっそく半兵衛さんが開口一番に方針を述べた。本来なら戦について議論するところだったけど、僕はつい気になったことを訊ねる。
「栄えている? 噂には聞くけど、朝倉義景は内政が得意なのか?」
「内政官としては優秀よ。でもね、戦国大名としては三流ね」
辛辣な評価を下す半兵衛さん。続けてこう言った。
「同盟国の先代を殺し、山崎と真柄と言った優秀な武将が居て、織田家を追い詰めたのにも関わらず、こうして滅びの道に進んでいる。三流としか言いようがないわ」
「かばうわけじゃねえけどよ。結果論だと思うぜ? 朝廷や公方さまに和睦を命じられたんだ。従うしかないだろ」
「正勝ちゃん。あたしだったらその段階に至る前に、公方さまから上洛を要請されたときに従うべきだと考えるわ。くだらない名門の誇りなんて捨てちゃって、家を守るために一時的にでも従うべきだった」
熱のこもった言葉だった。半兵衛さんの主君を諌めた過去を思えば当然だと思う。
「それで、竹中殿は朝倉義景は次に何をしてくるか、想像できるかい?」
秀長さんの問いに半兵衛さんは「篭城してくると思うわ」と断言した。
「一向宗の援軍を待ちつつ、大軍である織田家の兵糧が無くなるまで耐え忍ぶ。これが一番ありうる策だわ」
「ふむ。ではそれより劣る策は?」
秀長さんが不思議なことを訊ねた。どうして最上の策ではなく、劣る策を訊ねるんだろうか?
だけど半兵衛さんは「もう一度野戦を挑むこと」と素早く答えた。
「ま、それをやったら今度こそ朝倉家は終わりね」
「……朝倉家にはもうろくな武将は残されていない。竹中殿の最適解より下の策をとってくるはずだ」
おお、なるほど。そういう意図だったんだ。
「ねえ雲之介ちゃんはどう思う?」
話を振られた僕はちょっと考えて「もし朝倉義景が優秀な内政官だったら」と前置きしてから述べる。
「降伏してくるかもしれない」
「……名門の朝倉家が織田家に下るわけないじゃない」
少しだけ呆れた表情になった半兵衛さんを余所に、秀吉も「わしもその可能性が高いと思っている」と断言した。
「秀吉ちゃんまで……一体どうして?」
「それは朝倉義景が君主として三流であるからだ」
秀吉は真剣な表情で語りだす。
「おぬしも言っただろう。朝倉義景という男の本質は保留だ。攻めるべきときに攻められない。そして和睦という留められる機会には飛びつく。内政が得意というのも現状維持を好むからだ」
「それがどうして降伏につながるのよ? 今の地位どころか己の命すら助かるか分からないじゃない」
「保留とは自分で物事を決められぬということに他ならない。残った朝倉家家臣の連中は真柄や山崎が消えて気骨がない。おそらく城を枕に最後まで戦おうなどと言う者はおらん。こぞって降伏を勧めるだろう」
すると正勝は「まさか、それで従っちまうのか?」と目を丸くした。
「兄弟も同じ意見なのか?」
「いや。もし内政官だったら、自分が作った町を焼かれたり壊されたりされたくないだろうと思っただけなんだ」
内政をしていると不思議と子育てしている気分になっている自分が居る。
そんな愛する子どもを見殺しにする親が居るだろうか?
「しかし、本当に降伏してくる――」
秀長さんが苦笑混じりに言おうとしたとき、陣の中に「御免」と言いながら伝令がやってきた。
「どうした? 何があった?」
「朝倉家から使者が来ました。なんでも降伏したいとのこと。至急木下さまは本陣に向かうようにと大殿からのご命令です」
早口でそう言われた僕たちは顔を見合わせた。
「今回はわしと雲之介に軍配が挙がったな。あっはっは」
豪快に秀吉は笑った。半兵衛さんは悔しそうに唇を噛んだ。
僕は久政さまや亡くなった浅井家の家臣たちの仇だというのに、朝倉義景という人物に興味が湧いてきた。はたしてどのような人なんだろうか。
一乗谷城の城下町は下手をすると京の都よりも栄えているかもしれなかった。目抜き通りは整備されていて、町割りもしっかりなされていた。行軍している僕たちを不安そうに見ている民の着物は安物ではなかった。
「しっかりしているわね。これなら自尊心が肥大してもおかしくないわ」
「……そうだね。見事な内政だ」
半兵衛さんの言葉にそう返すしかない僕。おそらく明との貿易で明銭を輸入しているからこそ、成り立つところもあるだろうけど、真に民のことを考えているのだと肌で感じた。
会ったことがないのに、負けた気分になった。
「そういえば、猿飛ちゃんは?」
「ああ。後ろで正勝と話しているよ。同じ山賊同士――兄弟は元だけど――気が合うのかもしれないね」
「分かる気がするわね」
一乗谷城に着くと、まず大殿が主だった武将と護衛の兵士を連れて、近くの寺に向かった。流石に城内は朝倉家の兵士が潜んでいるかもしれないので危険だ。
大殿と秀吉が居ないときでも仕事はある。朝倉家の兵の武装解除、民の不安を抑えるため、全ての通りに立て札を立てるなど。立て札の内容は朝倉家の降伏と織田家の支配を告げること。そして織田軍は一切略奪はしないことなどが書かれている。
「雲之介。猿飛を連れて寺に向かえ」
前田さまが武具の計上をしている僕に話しかけた。
「はあ。分かりました」
「うん? なんだそれは?」
手に持っていた算盤を指差す。計算機であることを説明すると感心したように頷いた。
「俺は計算が苦手だから、そういうのがあると便利だな」
「同じ物を作らせて、差し上げましょうか?」
「おお! それはありがたい!」
前田さまと約束して、それから何故か正勝と相撲をしていた猿飛を見つけて、それから寺に向かった。
「なあ。俺に何の用だよ?」
「知らないよ。僕も何も聞かされてないんだ」
寺の本堂に入ると、そこには大殿と柴田さま、徳川さまと見慣れない男が居た。
頬がこけている。ちょび髭。貧相な身体。まるでキツネのような顔立ちだった。
「来たか。雲之介、猿飛。こやつが朝倉義景だ」
大名らしくない姿だった。陣羽織を着ているけど、なんというか着られている感が凄い。
「き、君は、長政か! 生きていたのか!」
義景が驚いた表情で猿飛を見つめる。
「……何度も言うけどよ。俺は――」
違うと言いかける猿飛だったけど、言葉が続かなかった。
義景が――深く頭を下げたからだ。
もっと言うのなら土下座をしたのだ。
「すまなかった。私には止められなかった」
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