ニワトリ君の脱走劇

ニワトリ君

　ニワトリ君は今日も卵を産みます。


「はぁ～また明日も卵を産まないといけないのか～」


　ニワトリ君は落胆らくたんします。卵を毎日産まないとニワトリ君はお肉として売られてしまうのです。



「でも、もうここにいたくない！そうだ！」


　ニワトリ君は名案が思い浮かびました。



「本当に大丈夫？外は危険コッコー」


「ココ―、死なないでおくれ」


「コッケ―、元気に暮らすんだよ！！」


　ニワトリ君の仲間たちが心配そうな顔をしていました。



「だいじょうぶ！もし死んだら鳥さんに報告してもらうから、そして住む家が見つかったら空を飛べる鳥さんに頼んで手紙出すね」



　ニワトリ君は未来は輝かしいと信じていない希望に満ちた目で答えました。


　そして他のニワトリたちがここの飼い主の気を引いている間に外に出ました。



　そして、ヘビに襲われそうになったりタカに襲われそうになりました。


　ですがニワトリ君の卵をあげて難を逃れました。



　ニワトリ君は友達になったヘビ君とタカさんに協力してもらって卵のお店を開き大繁盛しましたとさ。



　ニワトリ君は毎日たくさんの卵を産みましたとさ・・・・・今も嫌がりながら産んでるかも？



「新鮮な卵だよぉ～！」


　今朝か新鮮さが売りの卵のお店、コッケ―店が開店した。



◅⋄—おわり—⋄▻