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第一章
第二話 青空
しおりを挟む「き・・貴様何者だ!!」
私を囲んでいる中、一人の高級そうな着物を着ており肥えた人間が叫んだ。
「はぁうるさいよ。頭に響くあと子供に怒鳴るなんて大人としてどうかと思うよ。おじさん」
はぁめんどくさい。まぁ私が力加減を間違えてしまったせいか。
「なっオジサン!?私はまだ47歳だぞ!」
わぁおお腹ががぶるぶるうごいてる。なんか生き物みたいだな。しかもすごい大声だな。
そんな大声出してしんどくないんだろうか。お腹に赤ちゃんいるのかなぁ??すごく興味深いな。
私は、肥えた男の言葉など聞いていなく、私は人にそんなあったことがなくてしかも肥えた人など見たことがなかったので、男の体を興味深く見てしまって男が吐いた言葉など右から左へ抜けてしまっていた。
うぅぅんやっぱなんか汗ばんでるな汗をかきやすいのかな???
気になるなぁ・・・・うわっ唾が飛んできた!!てゆうか妊娠するのは女の人のはずだけど違うのかな地上世界はまさか男も赤ちゃんを産めるのかな???うーん聞いてもいいかな。
「おい!!小娘私の言葉を聞いているのかぁ!!!」
「むむむむ・・どうしようかなぁ~うぅ~ん」
「おぃぃぃぃぃぃい!!!無視をするなぁ~~~~~~~~!!!」
男は顔を赤くしながら広い敷地内全体に響ているではないかと思うほど大声を出した。声が大きすぎるな、横にいる人は大変だな。
そしてこのやり取りに意味がないと思ったのか、黒スーツを着た偉そうな14歳くらいの鬼の男が私の前に出てきた。
「はぁ貴様は何をしている。おい小娘、貴様の名はなんだ。そしてなぜ地下にいた?質問に拒否することは許さないぞ」
「あ゛ぁ゛?なんでお前のゆうことをきかなければいけないんだ?とゆうか相手のことをきくんだったら、まず自分のことを名乗ってから言ったらどうなんだよ」
私は少し威圧を放ちながら偉そうな14歳位の鬼を見つめた。そして威圧を放った鬼の後ろからさっき大声を出していた肥えていた人間の着物より上等な着物を着ている鬼の男が出できた。ははっ鬼は全員顔が整っているのかな?まぁ、お母さまの方が顔が整ってるな、勝ったな!
「私の息子が済まない。私は鬼の一族当主 百鬼 庵司 だ。えっと年は34だ。庵司とできればを呼んでくれ、君の名前と年はなんだい?」
・・・・・・・・・・・・この男、私の威圧を平気そうにしながら余裕げだった。少しだけの威圧だけど全然なんにも反応がないって・・・・・・・結構なえるな。妖でも怯えたりするのにな。
「私の名前は、月出 瑛菜 そして年は10だ。よろしく庵司のおじさん」
私は威圧を解いてニコッと作り物の笑顔をした。
そして私に偉そうに言った14歳の鬼は当主をため口でしゃべりしかもオジサンと言われて私に文句を言おうとしたのか、庵司のおじさんは目配せをして息子を止めていた。すごいな息子に目配せをあげただけで止めるなんて、さすがとゆうべきか圧倒的なカリスマ性や圧倒的力が息子の行動を止められるのだろう。やっぱ私にかみついたのはお父さんが大好きだからかな??仲がいいのかな・・・・・・・・・・・・
「ホゥ、月出 瑛菜か月出一族の最後の生き残りか。しかも蘇芳眼ではないかしかしなぜ月出家の者が地下しかもろうやにいたんだい?」
百鬼のおじさんは言葉を言うにつれ怒りをあらわにしながらさっき瑛菜に怒鳴った太った男性を睨みつけた。
んん~?あの妊婦?みたいな人を睨んでいるとゆうことはこの人がこの家の主なのか?
「百鬼様違います!!この汚らわしい忌子が勝手に我が邸に入り込んできたのです!私は何もしておりません!百鬼様は、長年四季当主の一角をになっていた、秋月 風和 の名に懸けて言いましょう!!」
・・・・・・・・・・・あの人の名前風和さんっていうんだ。見た目に似合わず変わらずかわいいな見た目はなんかお肉みたいなのに。
「黙れ貴様ごときが汚らわしていい存在ではないのだぞ?そもそもお前が汚らわしていい存在などいないぞ?その醜い口を閉じろよ?」
庵司は秋月風和に殺気を向けながら静かことばを紡いだ。
その場がまるで誰にもいないような静けさになった。
「うわぁ~庵司おじさん怖いよ~あははそんなに殺気向けたら全然こいつ・・風和?に全然話を聞けないじゃないかぁ~もう!おこりますよ!」
私は呆れながら庵司おじさんを見た。
「あっ、確かにそうだな忘れていたよ相手は人間だったな。」
庵司は気が付いたようで殺気を解いたが。
「・・・・・・・妖でもどうかと思うけど・・・・」
え?庵司おじさんの殺気、下位の妖ならもう失神してると思うのだけれど、
「うん?私の殺気に怖気づいたのかい??」
庵司おじさんは小馬鹿にしながら私を見た。
「ハァァァァァ・・・・・・・・おじさん言ってんの威圧をしただけで人間は死んでしまうんだよ!!しかも殺気を加減しないで放ったら人間は言わずも下位の妖だった死んでしまうほどだよ!!!人間はすごく弱い生き物だから優しくしてやらないといけないんだよ!!馬鹿なのか??だからさっき威圧したときムチャクチャ手加減したし!!!あれ程度で青ざめるんだぞ!お前のちょっと殺気を放ったら人間の体は魂はどうなると思っているんだ!!だから人間に威圧や殺気を放つとき気をつけなよ!!しかも庵司おじさんは強いんだからな!!もうっ!!」
私はぷんぷん怒りながら言った。本当分かってないなぁ。下位の妖でさえ弱いのに人間なんて虫みたいに弱いのにな。
「あぁすまない・・・これから気を付けるよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・下位の妖を殺気だけで殺せるか・・・・言っておくが本当か?」
庵司おじさんは私の言葉に驚いていた。
「うん?本当かって?本当だよ~ふふふふあいつらが殺気だけで死んだからね。種族は、えっと狐??ようき?いや違うな、よ、よ、妖狐そう!妖狐と猫又だったよ!たしか二種族は下位の者だったよね?まぁその時は色々な意味で特別だからだったかな多分」
「まぁそれでも猫又は多少下位の中くらいの位置だし妖狐は上位に位置しているよ??え、いくら弱くても妖狐を殺気だけで・・・・質問だが殺した奴の名前はわかるか?」
庵司おじさんは顔には出していないけれど警戒していた。
「は?あいつらの名前???そんなの覚える価値もないでしょう??しかもあいつら多分ならず者だよ。殺すのを手慣れたからね。あははは私が妖を殺したから私をまた牢屋に入れる??言っておくけれど手を出してきたやつはあいつらだ。ふふふふうふふふふふ私も殺されそうになったからね。」
私は殺気や威圧など放っていないく、言葉に連れるにして多分どんどん表情が削げ落ちたような無表情な顔をしているだろう。
後から聞いた話では、赤い目、蘇芳眼がほの暗くなり。この場にいる瑛菜以外、全員この時命の危機の感じたらしい。
「おい・・落ち着け・・・・今怒っていても何も始まらない。しかも私たちに向けるなもう一回言う!落ち着け大丈夫だ。信用ないかもしれないが私はお前の敵にならないし殺そうともしない!だからのまれるな」
庵司おじさんは肩に手を置き私の目線を合わせながら落ち着かせるように言った。
「・・・・っ・・・・・・すみません。」
と言いながら気持ちを読まれないように笑顔を作った。庵司おじさんは私の表情を見て一瞬顔をしかめたがすぐ元の顔に戻った。
「はぁ気を付けろよ。」
庵司おじさんは頭が痛いのか、頭をおさえていた。
「えぇすみませんちょっと二週間の間軟禁されていた時に嫌な昔の思い出を思い出しまして・・・・・・・・」
私は笑顔を作りながら、不満という顔を作った。
「少し疑問だったのだがお前すごい強いだろう?なのに何で人間に軟禁されたんだ?」
庵司おじさんは本当に意味が分からないという顔になっていた。
「ああそれは面倒だったから全てが」
私は冗談みたいな口調で言い笑った。庵司おじさんは私の表情に唾をのんで眉を寄せていた。
「けどさ庵司おじさんこの状況どうするわけ??みんな気絶して聞けないじゃん」
周りには庵司おじさんの殺気によって気絶をしたりしており、妖はみな腰を抜かしたりしていた、そしてなかには失禁しているものなどいた。
この場に立っているものは庵司おじさんと私しかいなかった。
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