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第50話 恐怖のゴキブリ怪人現る

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 今日もモモは街の見回りを行っていた。

 ここ3週間前くらいからだろうか?
 怪人が出没し始め、街に恐怖と混乱をもたらしていた。

 以前の怪人とは違い、目的もなく暴れ、あまつさえ人をさらってしまう。
 しかも、戦闘力が高く、魔法による攻撃でさえ一撃では倒せない程の強さなのだ。

 これまでは辛勝しんしょうながらも、どうにか怪人を倒しているピーチエールであったが……

 「いつ怪人が現れるかも知れません、気を引き締めて行かないと……」

 国家警備隊のモモはいつもの巡回ルートを回っていた。
 怪人の出現する場所は誘拐のためであろうか? 人の多い所だ。
 本来は誘拐など人気のない場所で行うのだが、怪人は力任せに暴れ、無理矢理に連れ去ってしまう。

 「大統領とも連絡が取れませんし…… もりもり博士なら何か知っていると思うのですが……」

 怪人の第一人者であるもりもり大統領とは音信不通であった。
 官邸へ直接出向いても、いつも留守だと言われる。

 不安に駆られながらも、商店街に足を踏み入れようとした時だった。

 「キャーッ! 誰か―っ 助けてー」

 アーケードの奥から悲痛な叫びが聞こえてくる!

 「うわー、やめろ! やめてくれっ、凍った魚で殴らないでくれっ!」

 「あなたっ、あなた、しっかりして! ひぃぃぃっ!?」

 「ああっ、魚屋の奥さん、彼はもうダメだ早く逃げるんだっ!」

 間違いない、怪人が現れたのだ。
 モモは咄嗟に物陰に隠れると乙女戦士ピーチエールへと変身し現場に急行する。

 一刻も早く到着して、被害を最小限に食い止めねばと正義の心を胸に抱いて……

 「待ちなさいっ! そこまでです!」

 魚屋の前に颯爽と現れるピンクのコスチュームを纏った魔法少女。
 ピーチエールが怪人に立ちはだかると、人々の視線が集まる。

 「やったー、ピーチエールだ、ピーチエールが来てくれたぞ」

 「これでもう安心だ。怪人なんかやっつけてしまえ!」

 「がんばれー、みんなを守ってくれっ」

 群衆の歓声が聞こえる。
 皆の期待を一手に引き受け、果敢に立ち向かうのだ!

 「街の平和を脅かす怪人! 魚は人を殴るものではありません。大人しく降参しなさい!」

 「ははん、出やがったなピーチエール。今日こそ貴様を血祭にしてくれるわ!」

 目の前の怪人は不敵に笑いながら言った。

 顔こそは人間であるが、皮膚は茶色く、身長は2メートル近くあり、全身筋肉。
 頭には2本の触角が生え、背中には脂ぎった羽を持つ。
 見ただけで分かる、ゴキブリ怪人であった。

 「行きますよっ! やあぁぁぁっ、ピコリンハンマー!!」

 ピーチエールはハートの鈍器で殴りかかると、ゴキブリ怪人は地面に伏せて避ける。
 空を殴ったスティックを再び振り上げて殴ろうとするが、四つん這いのまカサカサと異様に速い動きで距離を取られた。
 そこへ聖なる光の玉で遠距離攻撃を仕掛ける。

 「はぁぁぁ…… ホーリーボンバー!!」

 光球が発射されるとゴキブリ怪人は立ち上がり、突進して来る!!
 ドーンとホーリーボンバーは直撃するが、まったく効いている様子もなく、何事も無かったかのように迫って来た。

 「え? そんな…… 直撃のっ!?」

 「へっ、痛くも痒くもないわっ!!」

 ドゴォッ!!

 腹部に激痛が走る。

 「がはぁぁぁっ!?」

 ゴキブリ怪人のボディーブローが炸裂しピーチエールの体が宙に浮くと、続けざまに回し蹴りが脇腹を襲う。
 骨の軋む音と共に吹き飛ばされ、魚屋の冷蔵に激突してしまった。

 ガラ ガラ ガラ!

 「あぐっ…… かはッ……」

 脇を押さえながら立ち上がるピーチエール。
 顔に苦悶の表情を浮かべながらも、スティックを構えた。
 そこへ、四つん這いダッシュでゴキブリ怪人が迫る!

 カサ カサ カサ……

 「まだまだ行くぞ!」

 素早いゴキブリ怪人は一気に近づきパンチを繰り出す。
 ピーチエールはギリギリで避けると、スティックから光の刃を展開させ、振り下ろす。

 「ホーリーランサーっ! えいっ、やっ」

 キィィィィィンッ!

 テカった羽に当たり光の火花を散らす。
 深くは切れなかったが、一筋の傷を与えた。
 致命傷にはならなくとも、ダメージは通る様子だ。

 「くそっ、てめぇ!」

 驚いたゴキブリ怪人は急いで距離を取った。

 「逃しませんよっ」

 「調子に乗るな、小娘がぁっ!」

 両者は互い向かって行き、斬撃と打撃の応酬が始まった。
 パワーとスピードを兼ね備えたゴキブリ怪人だが、ピーチエールも負けてはいない。
 重い一撃を喰らいながらも、徐々にダメージを与えていった。

 ……………
 ………
 …

 しばらく一進一退の攻防が続き、お互いに致命傷を与えられぬままであった。
 しかし、体力で劣るピーチエールは次第に動きが遅くなってきていた。

 「ハァ、ハァ……(このままでは埒が明きません。なんとか隙を付いて倒さなければ……)」

 「どうした? 息が上がってるぞ」

 「このっ! やぁぁぁっ!」

 「無駄だ、オラァ!」

 斬撃が体を刻むが、ゴキブリ怪人は無視して股間を蹴り上げた!
 ひざがマン筋に食い込みクリトリスが圧迫される!

 「ぎはぁぁぁぁぁっ!?」

 凄まじい衝撃にピーチエールは股間を押さえ痛みを堪える。
 おしっこを漏らす寸前だったが、少し滲んだだけで、なんとか我慢することができた。

 「ひゃひゃひゃ、どうだ? 今のは良かっただろ? んん?」

 「いっがぁぁぁ…… こ、これくらいでぇ……」

 今にも倒れそうであったが、正義が屈する分けにゆかなとの思いから、辛うじて踏みとどまった。

 「苦しそうだな。降参して俺様の玩具おもちゃになるなら、命だけは助けてやらんでもないぞ?」

 「誰が降参など…… 倒されるのは、あなたの方です!」

 「ふむ。では、いいことを教えてやろう」

 「いい…… こと?」

 「そうだ。何を隠そう俺様は貴様の弱点を知っている。今までの怪人とは一味違うぞ?」

 「何が違うと言うのですか……」

 「こいつだ」

 と、背中に手をやると、羽の内側から水筒を取り出した。

 「……それがどうかしたのですか? 私に勝てないので諦めて、お茶でも飲む気ですか」

 「すぐに分かるさ! 諦めるのは貴様、こいつを浴びるのも貴様だってなぁっ!!」

 叫ぶゴキブリ怪人は水筒の蓋を開けると、襲い掛かって来た。

 「そんなものぉっ! たぁぁぁっ!」

 ホーリーランサーで迎え撃つ。
 股間のダメージが残っているが、鋭い斬り込みで応戦する。
 聖なる槍と水筒が交錯し、刃がゴキブリ怪人の胸を斬ると水筒の中身がピーチエールの顔面にぶっ掛かった!

 「きゃぁ、なんですかこれは」

 ねっとりとした白濁液が上半身に絡み、口の中にまで入った。
 生臭い匂いが漂い嫌悪感に包まれるが、どこか懐かしくもある。

 「はっはっはぁ、どうだピーチエール。今更降参しても遅いぞ」

 「こんなもの…… ただの嫌がらせに…… っ!?」

 胸の鼓動が高鳴り、全身がビクンと反応する。
 身体に刻まれた感覚は忘れられない。
 臭いも感触も、それは間違い無く触手の粘液であった。

 敏感になって行くのが分かる。
 浴びた箇所はもちろん、少量でも飲めば全身の感度が跳ね上がる。

 「どうした? 掛かって来ないのか?」

 「んっ、くぅっ…… このくらい…… んひぃ!」

 立っていることさえ辛い。
 ピーチエールは今すぐにでもマンコをほじくり返し、叫び上げたい衝動にかられている。
 それ程までに、久し振りの粘液は効果絶大であった。

 しかし、正義のヒロインである以上は街の人達を守らなければならない。
 ここで倒れてしまっては、誰が皆を守るのかと自分に言い聞かせる。

 「ここで私が…… くっ、私が倒される分けには…… ああんっ、あはぁ…… 私は乙女戦士…… ピーチエールですっ!!」

 と、言い放ちスティックを握り締めゴキブリ怪人に立ち向かう。

 「たあああぁっ! ホーリーランサーっ!!」

 ガキンッ

 光の刃は消えていた。
 集中しきれずに、魔法が発動していなかったのだ。
 ただのハート型鈍器が虚しくぶつかるだけであった。

 もっともピーチエールの身体は、それだけの衝撃ですら3千倍の快楽として感じてしうまう。
 力を込めて動いたのと相まって、想像を絶する刺激を受ける。

 「あひぃぃぃぃぃんっ!! だめぇぇぇぇぇっ!! イッちゃますぅぅぅぅっ!!」

 絶頂しながら内股で股間をスカートの上から押さえつけ必死に耐えようとするが、まったく意味を成さず豪快に潮を噴くマンコ。
 ショーツの上からですら、シャワーのように溢れ出る。
 我慢など到底不可能なのは、本人が一番よく知っていた。

 「くあぁぁぁ…… なぜ…… どうしてあなたがそれを……」

 ゴキブリ怪人を睨もうと顔を上げるが……

 「え?」

 目の前には居なかった。

 「ああん? こっちだぞ」

 と、後ろから声が聞こえてきた。
 咄嗟とっさに振り向こうとした瞬間であった。

 ドチュッッッ!!

 鈍い音と共にマンコに激痛が走る!

 「ギャァァァァァァァァァァッ!! イックゥゥゥゥゥァァァァァッ!!」

 壮絶にイクと股間を押さえる手に冷たい感触が伝わってくる。
 いったい何が起ったのか分からず、股を覗くと恐ろしい光景が目に入ってきた。

 「イヤァァァァァッ!?」

 なんとゴキブリ怪人が後ろから凍った魚をマンコに突き刺していた!
 しかも、よく見ると血に染まったダツである。
 染めているのは破瓜の鮮血だけでなく、ダツの尖った先が膣を通り越し、子宮頸部にまで到達して出血しているのだ!

 「ぎゃはははっ、正義のヒロインのお魚ショーだぁっ」

 と、ゴキブリ怪人は笑いながらダツをグリグリしながら更に押し込んだ。

 「うぎゃぁぁぁぁぁっ、し、し、し、子宮がちゅぶれりゅぅぅぅっ!! ヒギィ! お魚アクメでイクのぉぉぉぉぉっ!!」

 マンコを初めて冷たい感覚で刺激され、今までに味わったことの無い快楽が全身を包む。
 すると急に尿意をもよおし、呆気なく漏らし始めた。

 ジョボ ジョボ ジョボ……

 周囲で見守っている街の人々から、どよめきが起こる。

 「だ、大丈夫なのか? ピーチエールは……」

 「おしっこを漏らしているぞ」

 「しかも、さっきイッてただろ」

 「あれで感じているのか…… とんだ変態ヒロインだな」

 「本当に戦う気があるのか?」

 自分を罵る声が聞こえると、ピーチエールは悔しさの中にある快感を感じ取る。

 「うっ…… くぅぅぅ……」

 格上の敵と対峙し、粘液効果によってまともに戦うことすらできない。
 マンコは生臭い魚を生やしながら、今でも軽くイキ続けている。
 瞳からは涙を、口からは涎を、股間からは小便を垂らしながら……

 絶望的な大ピンチを群衆に見られると、マンコが一層疼いてきた。

 ピーチエールは凍った魚を握ると、フラフラと少し歩いた後に倒れてしまった。
 横になり自分で凍った魚を動かし、感じながら喘ぐ。

 惨めな姿を大勢の人に見られながらするオナニーは、悦楽の先へと魔法少女をいざなうのであった。
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