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第42話 魔法少女完全敗北

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 無残に倒れた正義のヒロインは赤鬼の中から出て来た男を見て驚愕した。
 それは、決して許すことのできない、忘れることのできない親の仇であったから。
 幼い頃に目の前で惨殺された光景が鮮明に蘇る。

 「どうしてお前がここにッ!!」

 鬼の形相で男を睨み食いかかろうとするが、左足の骨が砕かれていて起き上がることもままならない。
 憎き敵を前にして何もできない自分が悔しかった。

 「ああ? 俺を知っているのか?」

 「よくも父と母をッ!!」

 「てめぇの親なんて知らねぇよ」

 「忘れたとは言わせません! 昔、ぐんぐんデパートで殺害された夫婦です!」

 「ぐんぐん…… デパート…… ああっ! あの時の」

 男は忘れていたことを思い出すように言った。
 どうやら間違いはないらしい。
 幼い頃のモモの記憶は確かであった。

 「どうしてっ! なぜ殺したのですかっ!?」

 「ああん? なぜってなぁ…… ついでに小遣い稼ぎでもしようと思ってな、金持ってそうだったからよ。ひひっ」

 「ついで…… ついでとは…… 私の両親はついでで殺されたのですかっ!!」

 なんのついでか分からないが、殺された理由があまりにも理不尽でピーチエールは我を忘れて怒鳴った。
 しかし、幾ら怒ったところで現状は変わらない。
 床で転がりながら憎悪を露わにするしかできない。

 「へへっ、まさか正義のヒロイン様があの時のガキだったとはよぉ。こいつはいい、たっぷりと犯した後にてめぇも親の元へと送ってやるよ。はーっはっはっはぁ」

 「くそぉ! 殺す殺す殺す殺す殺す! 絶対にお前を殺してやるっ!」

 「ああそうかい、ま、精々頑張れや」

 男はそう言うとズボンとパンツを下ろしチンポを出した。
 そのままピーチエールの足元でかがむと血に染まった股を無理矢理に拡げる。

 「触るな! くそっ! くそっ! くそぉぉぉっ!!」

 「おいおい、暴れるんじゃねぇ」

 ピーチエールは必死に抵抗するが男の力は尋常ではい。
 とても人間とは思えない力で押さえつけられ、強引にショーツを引き千切られた。
 マンコは剥き出しとなり潰されたクリトリスから流れ出る血を浴びている。
 男は少女の大切な部位が悲惨な姿になっているを見てニヤニヤしながら陰唇を拡げた。

 「このぉっ! やめなさい!」

 「うるせぇよ、すぐ気持ち良くしてやるから大人しくしてな」

 マンコにチンポがあてがわれズブズブと中へと押し込まれて行く。
 親の仇に犯されるなど頭では嫌悪感を覚えるが体は反応し感じてしまう。
 何もできない自分の弱さにピーチエールは涙を流しながらも、せめて男の思惑通りにはいくまいと歯を食いしばりイクのを耐えようとした。

 「くぅぅぅ……」

 チンポが根本までズッポリと挿入された。

 「うおっ!? なんて締め付けだ! あれだけ怪人に犯されながらどうなってやがんだ?」

 「だ、黙りなさい…… あなたなんかにはイカされません!」

 「へぇ、そうかい」

 ピストン運動が開始されると既にトロトロになっていたマンコはジュプジュプとイヤらしい音を奏で始める。
 一突きごとに快楽を感じ、駄目だと思っていても自然と声が出てしまう。

 「んっ、あっ、あっ、あっ! んくぅ…… あぐぅっ、あっ、あっ、あんっ! ダメぇ…… くひぃ……(こんな奴に好き勝手させられるなんて…… 悔しい、絶対にイクものですか)」

 チンポの先が子宮口に当たり愛液がとめどなく溢れ出る。
 少しでも気を抜けば絶頂してしまいそうだ。
 快楽がマンコを襲い、今にもイキそうになるが寸前の所で耐えていた。
 決して許すことのできない男に屈する分けにはゆかないのだ。

 「あああぁぁぁあああああっ、ひぃぁぁぁあああぁぁぁ、ぐひぁぁぁあああぁぁぁ……(どうしてこんなに感じるのですか。でも…… 耐えてみせます。必ずこいつを倒して…… 仇を討ちます!)」

 「ぎゃはははははぁ、いい声で鳴くじゃねーか。オラオラオラッ!」

 激しくなるピストン運動に肉棒の擦れ具合が増していく。
 どんなに我慢しようともマンコは感じまくっていた。
 愛液が飛び散り2人の股間をグショグショに濡らす。

 「あああああっあああっひぁぁぁ、くぅおおおぁぁぁあああぉぉぉ、ダメぇ、ダメぇ、んひあぁぁぁた、耐えないとぉぉぉ、あああああぁぁぁっっっ、イカない! 絶対にイッてなるものですかぁぁぁっ!!」

 「おうおうおう! 頑張るじゃぇか。だけどこれならどうだっ!!」

 ドグゥムッ!

 と、男は噛み付いてできた太ももの傷跡にパンチをかました!
 傷口への追い打ちと更には既に砕かれていた大腿骨が神経を刺激し、尋常ではない痛みをピーチエールに与える。

 「ぎえぇぇぇぇぇあああぁぁぁっっっ!! あ、足がぁぁぁぁぁっ!! いひぃぃぃあああああぁぁぁぁぁんひぃぃぃぃぃっ、んおっほぉぉぉイイイイイッッッ!!」

 プッシャァァァァァ……!

 接合部から愛液を噴射し豪快に失禁しながらピーチエールは絶頂してしまった。
 不思議と痛めつけられるのが快感に感じてしまったのだ。

 「いぎゃぁぁぁぁあああぁぁぁ、イッてりゅうぅぅぅおおおぉぉぉ、あぎぃぃぃダメなのにぃ、イッてる、イッてる、イッてるぅぅぅぅぅっ!!」

 「くはーっ、こいつ殴られてマジイキしてやがんぜ!」

 「くぉぉぉぉぉっ! おかしいおかじいおがじいぃぃぃ! どうじでイッてりゅのぉぉぉ!? おしっこ止まらにゃいひぃぃぃぎもじ良しゅぎるにょぉぉぉほぉぉぉおおおぉぉぉんっ!!」

 「ションベン漏らすほど気持ちいいのかよっ!? ならもう一発キメてやんぜぇぇぇっ!」

 ドカッ! ベキ グキョ

 男はまだ無事であったもう一方の太ももにも渾身のパンチをお見舞いした!
 人間の力を遥かに上回る攻撃で右足の大腿骨も砕かれてしまい、血管は肉の内部で切断され綺麗な太ももは瞬く間に変色し紫色となった。

 「ぎゃぁぁぁぁぁぎひぃぃぃぃぃ、おおおぉぉぉあああぁぁぁぁぁ……!! ひぃぃぃイッたばかりにゃのにぃぃぃ、またぁ…… またキターぁぁぁぁぁ!! うほぉぉぉぉぉん、ぎもじイイのぉぉぉあああっ!!」

 一度イッてしまったピーチエールは、もう耐えることができなかった。
 骨折アクメの絶頂が終わると、男のチンポが膣内を擦る度にビクビクと腰を痙攣させる。
 どんなに悔しくとも体は反応し、自分の意思に反して感じてしまう。
 抵抗しようにも両足の大腿骨が粉砕されてしまった以上はもう立ち上がることはできない。
 生きながらにして大切な部分を破壊された正義のヒロインは、惨めに泣きながらイクしかなかった。

 「ひぃぃぃぃん、やめてぇぇぇ! もう嫌ぁぁぁぁぁ、お願いやめてぇおがじぐなりゅぅぅぅ。あっ、あっ、あっ、ひぐぅ、ダメぇぇぇぇぇ! またイグぉぉぉあああぁぁぁっ!! 死んじゃうぅぅぅっ!! 誰か助けでぇぇぇぇぇ……」

 「オラオラッ、どんどん行くぜぇ! そのまま狂い死にしなっ!!」

 「はぁっ! あぐっ! うあぁっ! いっ、いっ、あああああぁぁぁぁぁっ! ダメぇぇぇぇぇ!」

 「ウラァァァァァッ! ぶちまけてやんぜぇぇぇぇぇっ!!」

 「イヤァァァァァァァァァッッッ!!」

 ドプッ ドプドプ

 豪快な中出しによって精液が膣内を満たし子宮へも侵入して行く。
 熱い感覚がお腹に広がり耐え難い快楽となって脳天に突き刺さり、受精の恐怖が脳裏を過│《よ》ぎる。

 「あああああっ! 中がぁ! 中が熱いぃぃぃぃぃっ」

 「ぎゃはははははっ、こいつぁ妊娠したかもな!」

 と、笑いながら男はチンポを引き抜いた。

 「うあああ…… ひ、酷い…… こんな奴の子供を妊むなんて嫌ぁぁぁぁぁっ!!」

 「ああ、そうかい。なら完全に子供が産めない体にしてんやぜぇぇぇっ!!」

 男は叫ぶと精液を垂れ流すマンコ目掛けて手刀を突き刺した!!
 膣を刺し更には奥の子宮をも捉え突き破る。
 もはや快楽などでは無い。
 臓器を破壊する痛みはピーチエールの心を打ち砕くにはじゅうぶんであった。

 「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 執務室に響き渡る悲痛な叫び。
 絶望という名の悪夢が正義の心を蝕む。

 「うあああぁぁぁっ、私のオマンコがぁ!! ひぎぃ!! 中が…… 嫌ぁ、中を抉らないでぇぇぇぇぇっ!! んくひぃぃぃぃぃんんんっ!?」

 ピーチエールは絶頂をした。
 それは性器で感じることのできる最後の快楽であった。
 抜かれた男の真っ赤な手には肉片が握られ子宮が完全に破壊されたのを意味していた。
 マンコから流れ出る血は虚しく股の間に血溜まりを作るのであった。

 「ははっ、良かったな。これで子供を産まずに済むぞ。うはははははっ」

 「あっ……… あぁ…… あああぁぁぁ……」

 青ざめるピーチエールはガクガクと震え、言葉もまともに発せられない状態となった。
 ジワジワと死へ近づく恐怖。
 抵抗もできずに人体を壊されて行く恐怖。
 どんなに正義感があろうともとも年頃の少女に耐えられるものではない。
 苦しみながら殺される恐ろしさを実感してしまった。

 「さーて、次は何処をぶっ壊してやるかな。ひひっ」

 「お、お願い…… もう…… 許して…… 許して下さい。こんなの…… もう、無理……」

 「はぁ? 何を言ってやがんだ。敗北した正義のヒロインはよぉ、悲惨な最後を迎えるってもんだぜ」

 「嫌ぁ…… 嫌だ。こんなの…… だったらひと思いに殺して……」

 「あーダメだダメだ。順番に少しづつ壊すのがいいんだろ? テメェの泣き叫ぶ無様な姿がたまんねぇんだよ。指を一本づつ引き千切って目玉を抉り抜いてよぉ」

 そう言うと男はピーチエールの首根っこを片手で掴んで持ち上げた。
 潰された胸は無残に垂れ下がり、股間から床に滴る血が痛々しい。
 ボロボロになった正義のヒロインを見て実に満足そうであった。

 「あ…… がぁ……」

 「うひひひぃ」

 気持ちの悪い笑い声を上げながらピーチエールの右目に親指を押し当てる男。

 と……

 その時だった。

 コン コン コン

 誰かが執務室の扉を外からノックした。
 皆は扉に注目する。
 只、黙って座っていただけの大統領の視線も動いた。

 ガチャリ

 「こんにちはー。まーす」

 扉が開くと間抜けな挨拶をしながら一人の男が入って来た。

 「ああん? なんだテメェは……?」

 「あ……? しょ、触手の人……?」

 「あ、はい」

 なんと一人ノコノコと敵陣へとやって来たのは為次であった。
 チラリとピーチエールを見ると興味無さそうに大統領へと目線を移し、そのまま近づいて行く。

 突然の来訪者に謎の男も困惑気味である。

 大統領は机を挟んで目の前に立つ為次をゆっくり見上げると、ようやく口を開くのであった。
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