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後輩くんは愛したい、愛されたい 新発田 勇士のターン
火照り
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チロっと舌が口の中に入ってきた。
少しザラっとした感触に喉の奥が震える。
「はッ……」
背中にまわしていた手がゆっくりと動き、肌全体を丁寧になぞっていく。
そして、大切な部分とくびれを通ってそれほど大きくはないが、形には若干の自信があった胸へとのびていった。
細く、武骨な感じの指先が繊細な割れ物を扱ってくれるような手つきで感じさせてくれる。
「ンァ」
熱のこもった吐息がユウのあつい胸板にかかると、そのまま体重を預けてしまう。
先ほどから私のことを好きだと言ってくれる彼のアソコはこれでもかというほど臨戦状態になっており、思わずびっくりしてしまう。
「す、凄い立派なのね」
「せ、先輩だからっすよ」
お互い照れているのを隠すために、また小さくキスをするとそのまま体を重ねていく。
お風呂場でキスをして、お互いの温もりを確かめ終えてから冷静になり私たちは自室へとこもっていた。
「な、なにをやっているのよ私は⁉」
枕に顔を埋めて声を吐き出した。
恥ずかしさと同時に心臓も飛び出そうなほど動いており、顔だけでなく全身が熱をもっていた。
それはお湯の熱さとは違った体の芯から発せられる感じで、なんとも説明しにくい。
「今絶対鏡みれない」
自分の顔がどうなっているのか真正面から見れる自身が無い。
だけど、洗顔等で荒れた肌のケアをしたいので鏡無しで行うことにした。
化粧水を手にとってペタペタと肌にあてていく、その冷たさが火照った体を冷やしてくれそうな気がするが、ユウの吐息と柔らかな唇の感触がいつまでも残っており、また一気に顔が赤くなるような感覚がした。
「うぅ、明日から顔見れないかもしれない」
まさかあんな行動にでてくるなんて誰も思わないでしょう。
でも、なんだろう……嫌な感じはしなくて彼の体に包まれたとき安心感と言ってよいのか年下なのに包容力があってびっくりした。
「それに、あの筋肉」
しっかりと鍛えられた肉体美、ちょっと普段とのギャップが激しくて驚いてしまったが、とりあえず落ち着こう。
じゃないと体がもたない。深呼吸をしながらストレッチをしていくと段々と落ち着いていく。
「はぁ、よっし。もう寝よう!」
携帯端末を確認すると、いっくんはまだ帰られないとだけ連絡がきていたので、スタンプで返信をしておいた。
ユウは既読にはなっているけれど、反応はしていない。
お布団を敷いて、いざ眠ろうとしたとき部屋のドアが叩かれた。
コンコンッ。
「⁉ ユ、ユウ?」
『先輩……さっきはすみませんでした』
ドア越しから曇ったこえが聞こえてくる。
よく聞き取るために、私もドアの近くに行って話始めた。
「う、うん大丈夫。ちょっとびっくりしたけどね……」
『そ、そうっすよね。つい、なんだろう昼とかのこともあって自分もしかすると先輩に好かれていないのかもっておもったら』
あぁ、なるほど。
それでなぜお風呂に入ってくるという考えに行きつくのかわからないけれど、きっと不安だったのだろう。
「そんなことないよ。大丈夫、ユウのこと好きだから」
少しザラっとした感触に喉の奥が震える。
「はッ……」
背中にまわしていた手がゆっくりと動き、肌全体を丁寧になぞっていく。
そして、大切な部分とくびれを通ってそれほど大きくはないが、形には若干の自信があった胸へとのびていった。
細く、武骨な感じの指先が繊細な割れ物を扱ってくれるような手つきで感じさせてくれる。
「ンァ」
熱のこもった吐息がユウのあつい胸板にかかると、そのまま体重を預けてしまう。
先ほどから私のことを好きだと言ってくれる彼のアソコはこれでもかというほど臨戦状態になっており、思わずびっくりしてしまう。
「す、凄い立派なのね」
「せ、先輩だからっすよ」
お互い照れているのを隠すために、また小さくキスをするとそのまま体を重ねていく。
お風呂場でキスをして、お互いの温もりを確かめ終えてから冷静になり私たちは自室へとこもっていた。
「な、なにをやっているのよ私は⁉」
枕に顔を埋めて声を吐き出した。
恥ずかしさと同時に心臓も飛び出そうなほど動いており、顔だけでなく全身が熱をもっていた。
それはお湯の熱さとは違った体の芯から発せられる感じで、なんとも説明しにくい。
「今絶対鏡みれない」
自分の顔がどうなっているのか真正面から見れる自身が無い。
だけど、洗顔等で荒れた肌のケアをしたいので鏡無しで行うことにした。
化粧水を手にとってペタペタと肌にあてていく、その冷たさが火照った体を冷やしてくれそうな気がするが、ユウの吐息と柔らかな唇の感触がいつまでも残っており、また一気に顔が赤くなるような感覚がした。
「うぅ、明日から顔見れないかもしれない」
まさかあんな行動にでてくるなんて誰も思わないでしょう。
でも、なんだろう……嫌な感じはしなくて彼の体に包まれたとき安心感と言ってよいのか年下なのに包容力があってびっくりした。
「それに、あの筋肉」
しっかりと鍛えられた肉体美、ちょっと普段とのギャップが激しくて驚いてしまったが、とりあえず落ち着こう。
じゃないと体がもたない。深呼吸をしながらストレッチをしていくと段々と落ち着いていく。
「はぁ、よっし。もう寝よう!」
携帯端末を確認すると、いっくんはまだ帰られないとだけ連絡がきていたので、スタンプで返信をしておいた。
ユウは既読にはなっているけれど、反応はしていない。
お布団を敷いて、いざ眠ろうとしたとき部屋のドアが叩かれた。
コンコンッ。
「⁉ ユ、ユウ?」
『先輩……さっきはすみませんでした』
ドア越しから曇ったこえが聞こえてくる。
よく聞き取るために、私もドアの近くに行って話始めた。
「う、うん大丈夫。ちょっとびっくりしたけどね……」
『そ、そうっすよね。つい、なんだろう昼とかのこともあって自分もしかすると先輩に好かれていないのかもっておもったら』
あぁ、なるほど。
それでなぜお風呂に入ってくるという考えに行きつくのかわからないけれど、きっと不安だったのだろう。
「そんなことないよ。大丈夫、ユウのこと好きだから」
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