上 下
182 / 228
新しい村で愛されています(続々編)

番外編その6:もっと傍にいてほしいから(12)

しおりを挟む
「あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 インは舌を魔法で長く肉厚なそれにすると、俺の尻穴を舐め始めた。いつもそこまでして俺の中を舐めるって、ホント何考えてるんだろう。

「やぁっ、もっ、らいじょぶ、らからぁっ、あぁんっ、あんっ、あんっ……!」

 舐めなくても十分蕩けてるから、早くインのイチモツで中を満たしてほしい。そう思ってるのに、インはじゅぷじゅぷと舌を入れて中を舐めるばかりだ。じゅるじゅると愛液を啜られてしまうのがいたたまれない。みんなの精液も混ざってるのに、それがおいしいとかありえないって思う。でもうちの連中ってえっちした後愛液も飲みたがるんだよな。もうっ、みんな変態っ変態っ。

「インッ、インッ……」

 インは蕩けた中を確認するようにたっぷりと舐めてからようやく顔を上げた。ほっとする。

「……たまんねーな。乳といい愛液といい、いくらでも飲みてえ」
「そん、なぁ……」

 そんなの飲まなくていいから早くしてほしい。俺は腰を揺らしておねだりした。

「堪え性のねえ嫁だな」
「だって……」
「なんだ?」
「インに抱いてほしい、から……」

 インは自分の顔を片手で覆った。

「……他の奴らにいっぱいしてもらっただろ?」
「インにいっぱいしてほし……あぁあんっ!?」

 インがいきなり太い指を三本尻穴に突き入れた。だから指じゃなくてぇっ。

「やだぁっ、ゆび、じゃ……」
「ああ?」

 太い指を根元まで入れてぐりぐり動かされる。俺が肛門を拡げるようにぐりぐりされるのが好きだってインはわかってるから、容赦なくぐりぐりされてがくがく震えた。

「やぁあっ、そんなっ、そんなぁっ、あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「さすがにこの動きはイチモツじゃできねえからなぁ。張型でも持ってきてぐりぐり回してやろうか?」
「やだぁっ、インッ、インのがっ、いいからぁっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 指、四本目も入れちゃだめなのに入れられてぐりんぐりん回される。インにされてるから余計に気持ちいいんだけど、早くイチモツを入れてほしかった。

「やらぁっ、インのっ、インの入れてよぉっ!」
「俺の、何をだよっ!」
「イチモツッ、ほしっ、インのぉっ!」
「しょうがねえ淫乱嫁だなっ!」
「あああっ!」

 ぐりんぐりん回して俺の尻穴を開いていた指が抜かれ、ずぶりっ! とインのイチモツがやっと突き入れられた。

「あっ、あっ、あああーーーーっっ!?」

 嬉しさと快感で俺は入れられただけでイッてしまった。

「くそっ! 締めるんじゃねーよっ!」
「あぁんっ、そんなっ、ああっ、イッた、のぉおっ、あぁんっ、あーっ!」
「イッたからなんだっ! この淫乱めっ!」

 そんなことよく知ってる。インは根元までイチモツを入れてしまうと、イッてびくびく震えている俺を抱きしめて身体を持ち上げてしまった。

「ぁああっ!? ~~~~~~っっ!?」

 ぐぽっ! と音がしたかと思った。
 対面座位にされたことで、インのイチモツが奥の窄まりを穿った。俺はインを抱きしめ返していたけど、足が勝手にバタバタ動いてしまう。

「おらっ、飲ませろよ!」

 搾乳用の魔物が胸から外されて、とろとろと乳をこぼし始めた乳首にインが吸い付く。

「~~~~~っっ!!」

 奥を抉られるだけじゃなくて乳まで吸われてがくがく震えた。
 ちゅううっと乳首を吸われて余計に感じてしまう。

「……ああ、うめえな。もっとよこせ」
「……っ! ……ぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ!」

 インは乳輪を唇で押し、乳を出させながら乳首を舌で転がす。そして窄まりにはまったイチモツで、下からぬっくんぬっくんと中をこね始めた。

「やぁっ、インッ、インッ、やぁんっ、ああっ、ああっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 そんなに優しくこねられたらまたイッちゃうからぁ。
 俺はインの頭を抱きしめながら、インに抱かれる喜びで胸がいっぱいになっていた。粗野な物言いをするけど、インは優しく乳首を吸ってくれるし、奥だってイチモツでじっくりかわいがってくれる。俺がインのこと、もっと好きになるようにされてるって思う。

「ぁんっ、あんっ、あんっ、インッ、好きっ、好きっ、らからぁっ、あぁんっ、あああっ!?」

 インのことが好きすぎて好き好き言ってたらインのが奥でぐいーんと暴れた。暴れた後はおっきくなっちゃうからできれば暴れないでほしいんだけど、俺のこと大好きって言ってるみたいだからそれはそれで嬉しくなってしまう。

「……あんま、煽るなっつってんだろーがっ!」
「ああんっ、だって、だってぇ……」
「だって、何だ?」
「インのことっ、大好きだか……あぁあああんっ!?」

 インのイチモツが更にぐいんぐいんと中で暴れ、俺はまた何度もイカされてしまった。
 暴れる度に大きくなるってたいへんだ。尻穴の中がはち切れそうだって思うし、全体的に大きくなるから窄まりの更に奥まで入ってきてしまうし、そうなったらなったで気持ちよくてどうしようもないし。でもインのことも、インに抱かれることも好きすぎてしょうがないから好きって言いたいし。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」
「煽りすぎだっ、この淫乱嫁がっ!」

 そう言いながらもインが嬉しそうだからいいかなって思った。


ーーーーー
天使に淫乱は褒め言葉~
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

勇者の股間触ったらエライことになった

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
勇者さんが町にやってきた。 町の人は道の両脇で壁を作って、通り過ぎる勇者さんに手を振っていた。 オレは何となく勇者さんの股間を触ってみたんだけど、なんかヤバイことになっちゃったみたい。

イケメン王子四兄弟に捕まって、女にされました。

天災
BL
 イケメン王子四兄弟に捕まりました。  僕は、女にされました。

顔出しナシのヤリ部屋待機してたらお父さんとマッチングされちゃったDCの話

ルシーアンナ
BL
01.  セフレや彼氏のいるビッチ受けショタがうっかり実の父親とセックスしてしまう話。  パパ×和樹(12) 02.  パパの単身赴任先で愛人していたDCが冬休みに会いに来たので3Pセックスする話。  和樹とリバショタとの挿入もあり。(和樹は受けのみ)  パパ×和樹(12)、パパ×龍之介(12)、龍之介×和樹

テニサーに入ったら肉便器になった男の話

鳫葉あん
BL
大学のテニサーに入った新入生が先輩達三人の肉便器に仕立て上げられつつも関係性を変化させようとする総受け話。 始まりは酷いけどハッピーエンドになってると思われます。 ※FANBOXで公開してましたが諸事情によりこちらで公開します ※淫語・モロ語・NTR的描写などあります ※ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿します

童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった

なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。 ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…

継母の心得

トール
恋愛
【本編第一部完結済、2023/10〜第二部スタート ☆書籍化 2024/11/22ノベル5巻、コミックス1巻同時刊行予定☆】 ※継母というテーマですが、ドロドロではありません。ほっこり可愛いを中心に展開されるお話ですので、ドロドロ重い、が苦手の方にもお読みいただけます。 山崎 美咲(35)は、癌治療で子供の作れない身体となった。生涯独身だと諦めていたが、やはり子供は欲しかったとじわじわ後悔が募っていく。 治療の甲斐なくこの世を去った美咲が目を覚ますと、なんと生前読んでいたマンガの世界に転生していた。 不遇な幼少期を過ごした主人公が、ライバルである皇太子とヒロインを巡り争い、最後は見事ヒロインを射止めるというテンプレもののマンガ。その不遇な幼少期で主人公を虐待する悪辣な継母がまさかの私!? 前世の記憶を取り戻したのは、主人公の父親との結婚式前日だった! 突然3才児の母親になった主人公が、良い継母になれるよう子育てに奮闘していたら、いつの間にか父子に溺愛されて……。 オタクの知識を使って、子育て頑張ります!! 子育てに関する道具が揃っていない世界で、玩具や食器、子供用品を作り出していく、オタクが行う異世界育児ファンタジー開幕です! 番外編は10/7〜別ページに移動いたしました。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

新しいパパは超美人??~母と息子の雌堕ち記録~

焼き芋さん
BL
ママが連れてきたパパは超美人でした。 美しい声、引き締まったボディ、スラリと伸びた美しいおみ足。 スタイルも良くママよりも綺麗…でもそんなパパには太くて立派なおちんちんが付いていました。 これは…そんなパパに快楽地獄に堕とされた母と息子の物語… ※DLsite様でCG集販売の予定あり

処理中です...