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好きな人とだけ?
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毎日誰かに抱かれるという僕の生活はあまり変わっていない。
それはこの国の宰相であるセラスを僕の特別ということにしてもそのままだった。別に今の生活に不満があるわけじゃない。
元の世界にいた時と比べれば、今の生活は楽だ。ただ真綿に包むように守られて、毎日ただひたすらに気持ちよくさせられている。週に一度くらい同じ天使だというクインが来てくれて、一晩中甘く抱かれる他はセラスとか、騎士、そしてイチモツが大きい童貞の相手をするぐらいだ。それでも童貞の相手は減ったと思う。今では二日に一度ぐらいしか童貞には抱かれていない。
だから僕が、初対面の童貞にもう抱かれたくないと思うのはわがままなんだろう。
できればセラスとクイン、後は知っている騎士に身体を開かれるだけにしてほしい。でも規格外のイチモツを持つ人って意外と多いらしくて、僕が「天使」だって情報が流されてしまったからイチモツがでかい童貞が王都に集まってきているのだと聞いた。
それぐらいこの世界の人々は童貞のままでいたくなくて必死なのだ。
その理由もわかっている。元いた世界の人々とは違い、この世界では30歳までに童貞を失わないと僕みたいに「天使」になってしまうからだ。
僕はここに召喚されてきた時童貞で、更にもう32歳だったから必然的に「天使」になった。
なんでこの世界に来たらこの世界の理(ことわり)に組み込まれるのかわからないけど、僕はセラスに強姦されたというのにものすごく感じてしまった。しかも体液も甘くなり、尻穴にイチモツを受け入れると感じまくってしまう身体になってしまったらしい。それだけでなく、尻穴の奥で精液を受け止めないと三日と経たず衰弱死してしまうと言われた。びっくりである。更に身体が弱くなり、ちょっとでも身体が傷つくと感染症などにかかって死んでしまうと聞いたから僕は震え上がった。まだ死にたくなかった。
この世界は元の世界と違うところが沢山ある。その「天使」もそうだけど、この世界には女性はいないし、魔法がある。何もかもがびっくりだ。
「アキラ、どうかしましたか?」
セラスの腕の中でまどろみながらつらつら考えていたら、声をかけられた。
「ううん……」
セラスの胸に擦り寄る。最初強姦されてしまったけど、今は好きで好きでたまらない。強姦っていってもものすごく感じてしまったから和姦なんだろうか。ふと、とっくに元の世界に帰ったはずのかつての上司の顔が思い浮かんだ。想像の中の彼は「強姦は強姦だろ!」と言っているような気がした。
「アキラ、そんなかわいいことをすると、また抱いてしまいますよ……」
カァッと顔が熱くなった。
「ねえ、セラス」
「なんでしょう?」
「あの……この世界でも強姦ってあるの?」
そう尋ねたらセラスは目を泳がせた。
「……ございます」
「強姦ってこの世界では罪になるの?」
ちょっと気になって聞いてみた。
「強姦は罪というほどではございません。強姦では子どもはできませんし……ただ強姦されたことで不能になったと認められた場合はその限りではありません」
「僕は……不能になってはいないから罪ではないね」
ふふっと笑った。
「……アキラが天使さまと知ってとても嬉しかったのです。しかも貴方は処女で……どこもかしこも感じやすくて愛らしい。私はすぐに貴方に夢中になってしまいました。ですが、アキラがそれでとても傷ついたというのでしたらお詫びします」
「お詫びって、具体的に何をしてくれるのかなぁ?」
「……そうですね」
セラスは考えるような顔をした。
「アキラの願いを一つおっしゃってください。私が叶えられる範囲の事柄であれば叶えましょう」
どきっとした。
まさか心の中を覗かれたのかと思った。ってそんなわけないよね。
本当は童貞の人たちも受け入れた方がいいってことはわかってる。でもなんか……嫌で……。
「願いなんて……たぶん……ない、と思うよ」
セラスは笑んだ。
「……アキラは願いがあっても言わないと聞いたことがあります」
「……え?」
「言わないのでしたら、今からアキラを強姦します」
「えええっ?」
もう寝る時間だとか、キレイにしてもらったばっかりだとかそんなこと関係なくひっくり返されて、うつ伏せになった背中にセラスが口づけた。
「セ、セラス……」
「アキラが願いを言わないなら、言うまで強姦しますね。このかわいいおまんこにずっとイチモツを入れてぐちょぐちょに犯します。アキラが許してと啼いてもずっと入れたままにしますから……」
「やっ、そ、そんなのぉっ……あぁあああっっ……!?」
ずぶりっ! とセラスのおっきいイチモツが突き入れられた。前戯も何もしないで入れられてしまったのに僕は感じることしかできない。しかもセラスは容赦なくずぶっずぶっと根元まで突き入れてしまった。
「あっ、あっ、おっき、おっきぃ、よおおっ……あんっ、あんっ……!」
「そんなっ、かわいいことを言われたら止まれなくなるでしょうっ!」
全然止める気なんかないくせにセラスが俺をなじる。だっておっきいんだもん。おっきいからついつい締め付けちゃって余計に感じてしまう。
そしてセラスは有言実行だった。
「願い」を言うまで僕のおまんこはセラスのイチモツでいっぱいにされ、延々犯され続けたのだった。
「童貞の相手はしたくない、ですか? すぐには無理かもしれませんがいずれ叶いますよ」
「え? で、でも……」
「もしかしたら新しい天使さまが王城に来るかもしれません。そうしたら貴方は今度こそ私のものだ」
「ほ、本当に……?」
「はい、お約束します」
涙を舐め取られながらあやすように髪を撫でられる。
「新しい天使さまが来たら今度こそ結婚休暇を取りましょうね」
「あ……」
強姦でもそうじゃなくても僕がセラスに抱かれるのは変わらない。でもセラスのことが好きだからこれでいいのかもしれない。
僕はそっとセラスの腕を取って抱きしめた。
Love Love End!
ーーーーー
「天使さまの愛で方」更新記念です。fujossyのurlからどうぞ~。
また、新しく天使シリーズの連載を開始しています。
「化物の里に嫁ぎます~意地っ張りな童貞処女は毎日化物たちに愛でられる」
鬼に嫁ぐことになった天使候補の青年のお話です。らぶらぶえろえろハッピーエンドになります。
よろしくー。
それはこの国の宰相であるセラスを僕の特別ということにしてもそのままだった。別に今の生活に不満があるわけじゃない。
元の世界にいた時と比べれば、今の生活は楽だ。ただ真綿に包むように守られて、毎日ただひたすらに気持ちよくさせられている。週に一度くらい同じ天使だというクインが来てくれて、一晩中甘く抱かれる他はセラスとか、騎士、そしてイチモツが大きい童貞の相手をするぐらいだ。それでも童貞の相手は減ったと思う。今では二日に一度ぐらいしか童貞には抱かれていない。
だから僕が、初対面の童貞にもう抱かれたくないと思うのはわがままなんだろう。
できればセラスとクイン、後は知っている騎士に身体を開かれるだけにしてほしい。でも規格外のイチモツを持つ人って意外と多いらしくて、僕が「天使」だって情報が流されてしまったからイチモツがでかい童貞が王都に集まってきているのだと聞いた。
それぐらいこの世界の人々は童貞のままでいたくなくて必死なのだ。
その理由もわかっている。元いた世界の人々とは違い、この世界では30歳までに童貞を失わないと僕みたいに「天使」になってしまうからだ。
僕はここに召喚されてきた時童貞で、更にもう32歳だったから必然的に「天使」になった。
なんでこの世界に来たらこの世界の理(ことわり)に組み込まれるのかわからないけど、僕はセラスに強姦されたというのにものすごく感じてしまった。しかも体液も甘くなり、尻穴にイチモツを受け入れると感じまくってしまう身体になってしまったらしい。それだけでなく、尻穴の奥で精液を受け止めないと三日と経たず衰弱死してしまうと言われた。びっくりである。更に身体が弱くなり、ちょっとでも身体が傷つくと感染症などにかかって死んでしまうと聞いたから僕は震え上がった。まだ死にたくなかった。
この世界は元の世界と違うところが沢山ある。その「天使」もそうだけど、この世界には女性はいないし、魔法がある。何もかもがびっくりだ。
「アキラ、どうかしましたか?」
セラスの腕の中でまどろみながらつらつら考えていたら、声をかけられた。
「ううん……」
セラスの胸に擦り寄る。最初強姦されてしまったけど、今は好きで好きでたまらない。強姦っていってもものすごく感じてしまったから和姦なんだろうか。ふと、とっくに元の世界に帰ったはずのかつての上司の顔が思い浮かんだ。想像の中の彼は「強姦は強姦だろ!」と言っているような気がした。
「アキラ、そんなかわいいことをすると、また抱いてしまいますよ……」
カァッと顔が熱くなった。
「ねえ、セラス」
「なんでしょう?」
「あの……この世界でも強姦ってあるの?」
そう尋ねたらセラスは目を泳がせた。
「……ございます」
「強姦ってこの世界では罪になるの?」
ちょっと気になって聞いてみた。
「強姦は罪というほどではございません。強姦では子どもはできませんし……ただ強姦されたことで不能になったと認められた場合はその限りではありません」
「僕は……不能になってはいないから罪ではないね」
ふふっと笑った。
「……アキラが天使さまと知ってとても嬉しかったのです。しかも貴方は処女で……どこもかしこも感じやすくて愛らしい。私はすぐに貴方に夢中になってしまいました。ですが、アキラがそれでとても傷ついたというのでしたらお詫びします」
「お詫びって、具体的に何をしてくれるのかなぁ?」
「……そうですね」
セラスは考えるような顔をした。
「アキラの願いを一つおっしゃってください。私が叶えられる範囲の事柄であれば叶えましょう」
どきっとした。
まさか心の中を覗かれたのかと思った。ってそんなわけないよね。
本当は童貞の人たちも受け入れた方がいいってことはわかってる。でもなんか……嫌で……。
「願いなんて……たぶん……ない、と思うよ」
セラスは笑んだ。
「……アキラは願いがあっても言わないと聞いたことがあります」
「……え?」
「言わないのでしたら、今からアキラを強姦します」
「えええっ?」
もう寝る時間だとか、キレイにしてもらったばっかりだとかそんなこと関係なくひっくり返されて、うつ伏せになった背中にセラスが口づけた。
「セ、セラス……」
「アキラが願いを言わないなら、言うまで強姦しますね。このかわいいおまんこにずっとイチモツを入れてぐちょぐちょに犯します。アキラが許してと啼いてもずっと入れたままにしますから……」
「やっ、そ、そんなのぉっ……あぁあああっっ……!?」
ずぶりっ! とセラスのおっきいイチモツが突き入れられた。前戯も何もしないで入れられてしまったのに僕は感じることしかできない。しかもセラスは容赦なくずぶっずぶっと根元まで突き入れてしまった。
「あっ、あっ、おっき、おっきぃ、よおおっ……あんっ、あんっ……!」
「そんなっ、かわいいことを言われたら止まれなくなるでしょうっ!」
全然止める気なんかないくせにセラスが俺をなじる。だっておっきいんだもん。おっきいからついつい締め付けちゃって余計に感じてしまう。
そしてセラスは有言実行だった。
「願い」を言うまで僕のおまんこはセラスのイチモツでいっぱいにされ、延々犯され続けたのだった。
「童貞の相手はしたくない、ですか? すぐには無理かもしれませんがいずれ叶いますよ」
「え? で、でも……」
「もしかしたら新しい天使さまが王城に来るかもしれません。そうしたら貴方は今度こそ私のものだ」
「ほ、本当に……?」
「はい、お約束します」
涙を舐め取られながらあやすように髪を撫でられる。
「新しい天使さまが来たら今度こそ結婚休暇を取りましょうね」
「あ……」
強姦でもそうじゃなくても僕がセラスに抱かれるのは変わらない。でもセラスのことが好きだからこれでいいのかもしれない。
僕はそっとセラスの腕を取って抱きしめた。
Love Love End!
ーーーーー
「天使さまの愛で方」更新記念です。fujossyのurlからどうぞ~。
また、新しく天使シリーズの連載を開始しています。
「化物の里に嫁ぎます~意地っ張りな童貞処女は毎日化物たちに愛でられる」
鬼に嫁ぐことになった天使候補の青年のお話です。らぶらぶえろえろハッピーエンドになります。
よろしくー。
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