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49.見られながら黒髪美少女を抱く

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「旦那さま、失礼いたします」

 寝室に移動して、二人の女性に傅かれる。ゆかりさんとかよが布団の脇で三つ指をつき、少し顔を上げて上目遣いで僕を見た。
 これはもうルパンダイブ案件ではないだろうか。

「よ、よろしく……」

 だが僕はヘタレだった。布団の真ん中であぐらをかいたまま彼女たちを待つだけである。

「旦那さまの……」

 僕の前を寛がせて、ゆかりさんが自分の髪をかき上げる。そうして僕自身を舐め、僕に見せつけるようにしてぱくりと咥えた。

「うっ……」

 かやにも口での奉仕をしてもらったことはあるが、ゆかりさんのテクにはとてもかなわない。舐め方、咥え方などもあるのだろうが、僕に見せつけるようにしてするのがたまらなくエロいのだ。そういうものだとわかっていても煽られてしまう。

「ゆ、ゆかりさんっ!」
「旦那さまの……おっきいです……」

 そんなことをうっとりしたように言わないでほしい。すぐに僕自身が調子に乗り、勃起して動いてしまう。本当はこのままゆかりさんを押し倒したかったが、それはいけないと事前に聞いていたのでかやに手を伸ばした。

「くっ……かや、おいで」
「はいっ、旦那さまぁ……」

 仰向けに寝転がり、かやに僕の顔の上に乗るように言った。

「は、はい……」

 かやは白い肌を真っ赤に染めながらおずおずとそれに従う。恥ずかしくてたまらないけど、というやつだ。これがポーズであっても十分煽られる。
 すでに少し潤ってきている女陰を舐めると、「ああっ……」と声を上げてかやの股間が更に押し付けられた。力が抜けたのだろう。僕はいやらしい匂いがしてきた穴を丹念に舐め、ゆかりさんから与えられる刺激にどうにか耐えた。

「旦那さま、ちょうどいい頃合いですわ」

 嬉しそうにゆかりさんが言う。

「あっ、あっ、あっ……」

 穴をぐちゅぐちゅと舐められて感じていたかやが、それを聞いてどうにか腰を浮かせた。

「だ、旦那、さまぁ……」
「うん、入れてみようか」

 かやに動いてもらい、上半身を起こす。ゆかりさんは僕自身から手を放し、布団の脇に控えた。

「かや」
「あっ……」

 かやの腰を掴み、僕自身の上にあてがった。対面座位の状態でずぶずぶとかやの穴に入れていく。
 狭い中がすごく気持ちよくて、今にもイッてしまいそうになるのをこらえた。でも先ほどまでゆかりさんに舐められていたからあまり持ちそうにない。

「あっ、あっ、あっ、あっ……」

 かやの中を抉るように腰を使うと泣きそうな高い声が上がった。慌てて感度を上げる魔法をかやにかける。

「っ!? あっ、やぁあっ……旦那、さまぁあっ……!」

 これは嬌声に近かった。かやはいきなり深く感じてしまったらしく、ひくひくと中が僕自身に絡みつく。自分でもやらかしたと思ったが、後の祭りだった。

「くっ、ううっ……!」

 音がしたわけではないが、どくどくとかやの中に注ぎ込んでしまう。その度にかやががくがくと震えた。

「あっ、あっ、旦那さま、のぉ……!」

 なんてかわいいんだ。たまらん。

「っ……煽らないでくれないか?」
「あっ、そん、なぁ……」

 僕自身が異例の速さで復活した。萎えて柔らかくなったものがまたムクムクと力を取り戻したことで、かやが喘ぐ。

「ゆっくりする……」

 かやも軽く何度かイッたようで、目に涙を浮かべていた。

「旦那、さま……旦那、さまぁ……」

 甘えるようなかわいい声を聞きながら、絡みついてくる穴の中をこねるようにして刺激していく。僕にはテクニックみたいなのはないけど、今のかやは魔法で感度が上がっているから十分気持ちよくなってくれるだろう。
 かやの腰を掴んで、下から優しく何度も突き上げる。

「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ……!」

 涙と涎をこぼしながら感じてくれるのが嬉しい。

「かや、気持ちいいか?」
「あっ……いいっ、いいっ、ですぅ……旦那、さまもぉ……」
「ああ、とても気持ちいい。かやの中がきゅうきゅう締め付けてきて、すごくいいよ」
「旦那、さまぁ……」

 甘えて縋りついてくる姿がたまらない。背筋をツツーと指先で辿れば、びくびく震えて背を反らす。こんな美少女が僕に甘えて抱いてくれというなんて未だに信じられない気持ちだ。
 ゆかりさんはにこにこしながらそんな僕たちを見守っている。不思議なのだけど、この村では男を独占するのはいけないことだからそういうものらしかった。少しは嫉妬みたいな感情を向けてくれてもいいと思うけど、それはそれでたいへんなんだろうな。
 かやは細い身体で精いっぱい僕を受け入れてくれた。
 そんなかやに甘えてまた何度も抱かせてもらう。ふにゃふにゃになったかやを放した時には、さすがに腹が減っていた。
 ぐうぅ~と腹が鳴る。

「たいへん失礼しました。今食事をお持ちします」

 ゆかりさんが笑みを浮かべ、僕の身支度を整えてくれた。

「かやの世話は他の者が行いますので、どうぞこちらへ」
「あ、うん……」

 ドロドロになっているのがいたたまれないので、洗浄魔法だけかけさせてもらった。さすがにヤりすぎたみたいだ。

「旦那さま、なんてお優しい……」
「いや、その……汚したのは僕だし」
「そこが好ましくてたまりませんわ」

 にこにこしながらゆかりさんに言われるのは満更でもない。本当はすぐにでもゆかりさんのことも押し倒したくてしかたないけど、あと二、三日と言われてしまっては耐えるしかなかった。
 そういえばジャンニー村の女性たちはいつ来るんだろうな?
 運ばれてきたお膳に手をつけながら、ふと思い出したのだった。
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