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32.黒髪美少女とまたお風呂場H

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 ここは本当にいくつ風呂があるんだろうか。
 女性たち専用の風呂はあるらしい。そこは男は入ってきてはいけないのだとか。

「ふうん、そうなんだ」

 かやに身体を洗ってもらいながらここのことを教えてもらう。かやは背を流し、前を洗い始めた。最後に僕自身にかやが触れる。

「旦那さま、失礼します」

 かやは恥ずかしいそうに頬を染め、僕自身をぱくりと咥えた。

「くっ……!」

 口に咥えられるというそのビジュアルにぐいん、と暴れてしまう。

「あっ……」

 僕自身が口の中で暴れたことで抜けてしまったのを、かやはまたぱくりと咥えた。ああもう今すぐ押し倒したい。ちゅっちゅっと吸われながら舌で舐められているのが見える。正直ちんちんって何でどうされてるとかそこまで鋭敏でもないんだよな。だからこうして何をされてるかが見えないとそこまで興奮材料にはならないっていうか……。
 とか多少冷静でいられたのもそこまでだった。

「旦那さま……あの……」

 真っ赤になって恥じらうかやさん最高です。かやを持ち上げ、出来心でこんなことを言ってしまうぐらいに興奮した。

「かや、かやの下のお口で咥えてもらってもいいか?」
「は、はい……」

 傍から聞いたら何言ってんだってヤツだな。でも是非かやの穴の中に入れさせてもらいたかったんだ。

「かや、僕の首に腕を回して……」
「……はい」

 あぐらをかいた上にかやを座らせ、首に掴まらせた。そのまま腰を上げさせて、感度が上がる魔法をかけた。

「あっ!?」

 対面座位でずぶっとかやの中に入れた。ちょうど魔法をかけたせいか、かやはわなないた。きっと僕のを受け入れたことで感じてしまったに違いない。本当にこの魔法って便利だよな。一人になることができればもう少し継承した魔法を試すこともできるだろうけど、本当はこんな魔法習ってないはずだから使うにも注意が必要だ。
 ここの人たちがどれだけ僕たちを大事にしてくれるかわからないしな。

「あっ、あっ……!」

 かやが喘いでいる。彼女を抱きしめてゆるゆると腰を使った。

「あっ、旦那、さまぁっ、あっ、あっ……!」

 ぎゅっと閉じた目尻に涙が浮かんでいるのが見えてまたぐいん! と僕自身が膨張した。

「かや……かや……つらくないか?」
「あっ、あっ、旦那さま……かやは……かやは……」

 全身を桜色に染めてぴくん、ぴくんと震える身体がかわいい。かやが感じるポイントを中心に腰を慎重に動かせば、

「あぁあああーーーーっ……!」

 と嬌声が上がる。このまま激しくしないようにして、かやの反応を見ながら突き上げた。

「あーっ、旦那さまぁっ、あーっ、あーっ、あーっ……!」

 たまらない、というような声が上がり、かやの身体ががくがく震えた。中もきゅっきゅっと断続的に締まり、僕自身に快感を伝える。搾り取られる、と思った途端僕自身も達していた。

「っはーーーっ……!」

 かやよりは後だったが、それでも大して変わらなかったと思う。それがくやしくて、僕は何度か腰を突き上げた。

「あっ、あっ……!」

 でも萎えていく僕自身でそんなことをやっても墓穴を掘っただけだった。イッたばかりのちんちんは敏感だ。つまり、僕もびくんびくんしてしまったわけだ。

「旦那さまの……」

 かやがぎゅっときつく抱きついてきた。僕がイッたのは伝わっただろう。早すぎてごめんなさい。
 でもこれ以上ここでしたらのぼせてしまいそうだから、落ち着いてからかやを抱き上げて湯舟に浸かった。一戦交えた後は気だるい。だが僕には魔法がある。そう、精力増強の魔法が! それでまたずっとかやに挑むのだ。
 かやが僕にそっと寄り添っているのがかわいい。ゆかりさんもキレイだけどかやもいいなぁ。なんかこう、タイプの違う美少女っていいよな。二人にまたがられるとか想像したら夢のようだ。おっといけない、涎が垂れていたようだ。

「そろそろ出ようか」

 かやを抱き上げて立ち上がる。筋力増強の魔法はちゃんとかけている。落としたりしたらたいへんだからな。あー、ホントに魔法って便利だ。

「旦那さま……あの、お召し物を……」
「うん」

 脱衣所でかやを下ろして世話をしてもらう。してもらうのはいいんだけど、できれば僕もかやにいろいろしてあげたいんだよな。だめみたいだからしないけどさ。身支度を整えてもらってからかやが着物を着るのを眺める。キレイな所作だった。
 部屋に戻る。お茶を淹れてもらった。やっぱ入浴の後は水分補給をしないと。欲望に任せて押し倒してもよかったが、それでかやにつらい思いをさせるのは本末転倒だ。
 ……そういえば、風呂場でも視線を感じた。見るのが好きな男たちとかが見てるんだろうか。この辺りでは全く男は見当たらないんだが。つか、数が圧倒的に少ないから大事にしまっておいているんだろうな。まさに種馬だ。
 僕たちはお客さんだから絶対にその男たちと会うことはないんだろうけど、自分たちの境遇をどう思っているのかは聞いてみたい気がする。でもそれが生まれた時から当たり前だったら何も感じないのかな。
 僕には想像もつかないけれど。
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