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25.匂いに興奮する
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女の子、というか女性の匂いはいい。
僕はそれほど鼻がいい方ではないが、ゆかりさんとかやの匂いはもう知っている。女性はみんな同じような匂いがするのかと思っていたけど違った。かやの匂いはなんというか、甘酸っぱいような、男をやっと知り始めましたみたいな匂いだ。ゆかりさんは抱くと濃厚な女! ってかんじの匂いがする。うまく言えないけど僕にとってはそうなのだ。
みんな小まめにキレイにしているみたいだから、抱く時ぐらいしか匂いは嗅げない。
お風呂場で抱くと汚れがすぐに落ちていいのだが、匂いまで落ちてしまうのはいただけないと思う。でも抱いている時はぶわりぶわりと匂いがしてくる。それを嗅ぐと更に僕自身が硬くなってしまいもっとヤりたい! となってしまうのだ。これが発情ってやつなのかもしれない。
「あっ、あっ、だんな、さまぁっ……!」
甘く啼くかやの気持ちいい穴の奥にびゅくびゅくと精液を吐き出す。ちゃんとかやもイケただろうかと窺うと、びくびくしながら潤んだ瞳で見つめられた。
「あっ、ああっ……お情け……ありがとうございます……」
かわいい。かやさんかわいいよかやさん。
クン、とかやの匂いを嗅ぐ。イキそこねちゃったかもしれない。でもこれ以上ここで抱いてしまうとのぼせると思ったので抜いた。抜いた時にとろりとした粘液が絡みついているのがエロくて、また勃ちそうだったがどうにかこらえた。
「ごめん、イケなかったよね」
「え!? だ、だんなさまっ!?」
僕はかやの足の間をぺろりと舐めた。ふるふると息づいているちっちゃい突起をまた刺激し、どうにかイカせた。
「あっ、だんな、さまっ、あんっ、あっ、あーーーーーっっ!」
ぶわりぶわりと匂いが立って、イッたことがわかった。うん、これからはこの匂いに気をつけて抱けばいいなと、やっとなんらかの基準ができて俺はほっとした。だってどうせ抱くなら気持ちよくさせたいじゃん。
もしかしてゆかりさんはほとんどイッてなかったのではないかと思ってしまい、少し落ち込んだ。夢中でただ腰振ってただけでごめんなさい。次からは反応を見ながら抱こうと思います!
足腰が立たなくなってしまったかやを、どうにか抱き上げて脱衣所に運ぶ。ううむ、情けない。体力増強の魔法は覚えたが、筋力増強の魔法のようなものはないのだろうか。あとでかやに聞いてみようと思った。
「だんなさま、申し訳ありません……」
脱衣所で水を飲んで落ち着いたかやは、すぐに僕の世話を始めた。もう少し休んでいればいいのにと思ったが、それはかや的にだめらしい。真面目な子だなと思った。
僕に着物を着せ、自分もどうにか着物を着て、そうして与えられた座敷に戻った。すぐにかやはお茶を淹れてくれた。
「ありがとう、かや」
「もったいないお言葉」
黒髪美少女が控えめにはにかむ。かやさんかわいいよかやさん。
こうなったらもうお布団にダイブしてもいいよね。連れ込んでもいいよね。
たいへん興奮したが、その前に、と思い出したことを提案することにした。
「かや、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「? はい、なんでしょう?」
ただでさえしっかりと正座をしているのに、かやは居住まいを正した。真面目だなぁ。かわいいなぁ。
「かやは魔法は使える?」
「はい、少しではございますが……」
やっぱりこの村の女性は魔法が使えるらしい。
「かやが持ってる魔法の中にさ、筋力を増やすみたいな魔法ってあったら継承してほしいんだけど……」
「少々お待ちください」
かやは目を閉じ、自分の持っている魔法を探ったようだった。
「……はい。筋力増強の魔法がございます」
「継承ってできる? できれば、僕がかやを抱きながらしてもらえると助かるんだけど」
「旦那さまに抱かれながら、ですか……」
かやは少し考えるような顔をした。
「その……もしかしたら継承できない場合もございますが……」
「それはかまわない。そういうこともあるって聞いてるし。でも」
「はい」
「できればかやをもっと危なげなく抱き上げたいから、さ」
言ってて照れてしまった。かやはカーッと赤くなった。かわいい。
「だ、だんなさまぁっ! かやは、かやは……果報者でございます……」
お茶を置いたところで抱き着かれて、僕の顔がにやけた。こんな美少女に旦那さまと傅かれ、しかも抱き着かれてしまうなんて至福である。今昇天しても悔いは……いや、あるな。僕は体力と精力増強の魔法をかけてかやとゆかりさんを同時に抱きたい! 魔法をかけないと二人を抱けないってところがヘタレだけど使えるものは使うのだ。
ってことでまずはかやを抱くことにした。手を繋いで隣の部屋に移動して、頬が真っ赤に染まっているかやを布団に押し倒した。
「一番いいのは僕がイク時なんだけど……タイミングがつかめないだろうから、僕がかやを抱いている時ならいつでもいいよ」
「はい、がんばります……」
魔法の継承には痛みを伴う。痛みだけで継承できないこともあるし、継承できてもそれを使う為の魔力がなければ使えないようだ。でもそれは継承してみないとわからない。
そんなことより、かやだ。
僕は真っ白い肌をほんのりと桃色に染めているかやの唇を奪った。
僕はそれほど鼻がいい方ではないが、ゆかりさんとかやの匂いはもう知っている。女性はみんな同じような匂いがするのかと思っていたけど違った。かやの匂いはなんというか、甘酸っぱいような、男をやっと知り始めましたみたいな匂いだ。ゆかりさんは抱くと濃厚な女! ってかんじの匂いがする。うまく言えないけど僕にとってはそうなのだ。
みんな小まめにキレイにしているみたいだから、抱く時ぐらいしか匂いは嗅げない。
お風呂場で抱くと汚れがすぐに落ちていいのだが、匂いまで落ちてしまうのはいただけないと思う。でも抱いている時はぶわりぶわりと匂いがしてくる。それを嗅ぐと更に僕自身が硬くなってしまいもっとヤりたい! となってしまうのだ。これが発情ってやつなのかもしれない。
「あっ、あっ、だんな、さまぁっ……!」
甘く啼くかやの気持ちいい穴の奥にびゅくびゅくと精液を吐き出す。ちゃんとかやもイケただろうかと窺うと、びくびくしながら潤んだ瞳で見つめられた。
「あっ、ああっ……お情け……ありがとうございます……」
かわいい。かやさんかわいいよかやさん。
クン、とかやの匂いを嗅ぐ。イキそこねちゃったかもしれない。でもこれ以上ここで抱いてしまうとのぼせると思ったので抜いた。抜いた時にとろりとした粘液が絡みついているのがエロくて、また勃ちそうだったがどうにかこらえた。
「ごめん、イケなかったよね」
「え!? だ、だんなさまっ!?」
僕はかやの足の間をぺろりと舐めた。ふるふると息づいているちっちゃい突起をまた刺激し、どうにかイカせた。
「あっ、だんな、さまっ、あんっ、あっ、あーーーーーっっ!」
ぶわりぶわりと匂いが立って、イッたことがわかった。うん、これからはこの匂いに気をつけて抱けばいいなと、やっとなんらかの基準ができて俺はほっとした。だってどうせ抱くなら気持ちよくさせたいじゃん。
もしかしてゆかりさんはほとんどイッてなかったのではないかと思ってしまい、少し落ち込んだ。夢中でただ腰振ってただけでごめんなさい。次からは反応を見ながら抱こうと思います!
足腰が立たなくなってしまったかやを、どうにか抱き上げて脱衣所に運ぶ。ううむ、情けない。体力増強の魔法は覚えたが、筋力増強の魔法のようなものはないのだろうか。あとでかやに聞いてみようと思った。
「だんなさま、申し訳ありません……」
脱衣所で水を飲んで落ち着いたかやは、すぐに僕の世話を始めた。もう少し休んでいればいいのにと思ったが、それはかや的にだめらしい。真面目な子だなと思った。
僕に着物を着せ、自分もどうにか着物を着て、そうして与えられた座敷に戻った。すぐにかやはお茶を淹れてくれた。
「ありがとう、かや」
「もったいないお言葉」
黒髪美少女が控えめにはにかむ。かやさんかわいいよかやさん。
こうなったらもうお布団にダイブしてもいいよね。連れ込んでもいいよね。
たいへん興奮したが、その前に、と思い出したことを提案することにした。
「かや、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「? はい、なんでしょう?」
ただでさえしっかりと正座をしているのに、かやは居住まいを正した。真面目だなぁ。かわいいなぁ。
「かやは魔法は使える?」
「はい、少しではございますが……」
やっぱりこの村の女性は魔法が使えるらしい。
「かやが持ってる魔法の中にさ、筋力を増やすみたいな魔法ってあったら継承してほしいんだけど……」
「少々お待ちください」
かやは目を閉じ、自分の持っている魔法を探ったようだった。
「……はい。筋力増強の魔法がございます」
「継承ってできる? できれば、僕がかやを抱きながらしてもらえると助かるんだけど」
「旦那さまに抱かれながら、ですか……」
かやは少し考えるような顔をした。
「その……もしかしたら継承できない場合もございますが……」
「それはかまわない。そういうこともあるって聞いてるし。でも」
「はい」
「できればかやをもっと危なげなく抱き上げたいから、さ」
言ってて照れてしまった。かやはカーッと赤くなった。かわいい。
「だ、だんなさまぁっ! かやは、かやは……果報者でございます……」
お茶を置いたところで抱き着かれて、僕の顔がにやけた。こんな美少女に旦那さまと傅かれ、しかも抱き着かれてしまうなんて至福である。今昇天しても悔いは……いや、あるな。僕は体力と精力増強の魔法をかけてかやとゆかりさんを同時に抱きたい! 魔法をかけないと二人を抱けないってところがヘタレだけど使えるものは使うのだ。
ってことでまずはかやを抱くことにした。手を繋いで隣の部屋に移動して、頬が真っ赤に染まっているかやを布団に押し倒した。
「一番いいのは僕がイク時なんだけど……タイミングがつかめないだろうから、僕がかやを抱いている時ならいつでもいいよ」
「はい、がんばります……」
魔法の継承には痛みを伴う。痛みだけで継承できないこともあるし、継承できてもそれを使う為の魔力がなければ使えないようだ。でもそれは継承してみないとわからない。
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僕は真っ白い肌をほんのりと桃色に染めているかやの唇を奪った。
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