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21.黒髪美少女と初H

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「ふ……んっ、んっ……」

 かやさんを抱き寄せて口付けをする。もちろん舌を入れるディープキスだ。ゆかりさん仕込みの口付けで、少し逃げ気味の舌を追いかける。

「んっ、んっ……」

 コクリ、とかやさんの喉が鳴った。たまった唾液を飲んだという事実に僕はひどく興奮した。かやさんの舌を絡め取り何度も舐めると、おずおずとだが彼女の舌が僕に応えた。そのぎこちなさが慣れていないことを伝え、僕の頭は沸騰寸前になった。
 慣れてない黒髪美少女たまらん。
 着物の中に手を入れ、脇から胸を揉みはじめる。ゆかりさんよりも小ぶりの胸は僕の手のひらにすっぽりとおさまるサイズだ。これはこれでいいと思う。

「んっ、はぁ……」

 口付けを解くとかやさんの口端から飲み込みきれなかった唾液がツーッと垂れた。エロい。それを舐め取ると、彼女は恥ずかしそうに目を伏せた。抱きしめてみるとゆかりさんよりも華奢で今にも折れてしまいそうである。それでいて女性特有のふわふわした柔らかさが心地いい。布団まで抱き上げて行こうかと思ったが、もし持ち上げられなかったら情けないので連れ立って布団へ移動した。
 かやさんは布団の側に居住まいを正して座ると、

「旦那様、どうぞよろしくお願いします」

 と改めて頭を下げた。そんな堅苦しくしなくていいのにと苦笑して掛け布団をはぎ、そこに彼女を座らせる。そうして体勢を整えてから僕は彼女を布団に押し倒した。

「この間まで童貞だったから、下手だったらごめんね」

 へらりと笑って予防線を張ると、かやさんがくすっと笑ってくれた。うん、かわいい。

「……旦那様、どうかかやを優しく犯してくださいませ……」

 頬をほんのりと染めて恥ずかしそうにそんなこと言われたらもういいよね。襲い掛かっていいよね!

「んんっ……」

 布団の上に散らばるストレートの黒髪が艶かしい。口付けをしながら着物の前をくつろげ、やわやわと胸を揉む。きゅっと乳首を摘めばぴくん、と彼女の身体が跳ねた。
 男は胸の大きさや柔らかさにばかり気をとられてしまうが、女性も乳首以外はあまり感じないらしい。ゆかりさんは授乳をしているから乳首をくにくにといじれば乳がにじむことがままあった。かやさんは違うようなので口付けを解き、首筋を舐めてから乳首を舐めた。
 薄茶色の乳首はゆかりさんよりも小さい。それを乳輪から覆うようにして吸ったり舐めたりするとぴくぴくと彼女の身体が跳ねた。

「あっ、旦那、さまぁ……」

 白いほっそりとした手が僕の頭を抱え込む。少しは感じてくれるといいなと思いながらもう片方の乳首は指でくりくりといじった。

「あっ、あっ、旦那、さま……どうか……どうか……」

 彼女の腰がゆらゆらと揺れ出す。押し倒した時に足の間に身体を入れていたので彼女が足を閉じようとしても無理だ。ちゅううっと乳首を吸い、彼女の身体をびくん! と大きく跳ねさせてから僕は足の間に顔を落とした。

「ああっ……」

 淡い茂みをかきわけ、くぱぁと割れ目を開かせる。すでにそこは少し濡れていた。
 僕のは決して大きくないが女性の蜜だけで中が潤うなんて都合のいい話はないと思っているから、僕を受け入れてくれるだろう穴を舐めることにした。

「あっ、旦那、さまっ、そこはっ……」

 穴の入口をぺろぺろと舐め蜜を味わう。うん、やっぱり甘くておいしい。これが異世界の証拠のような気がする。穴に舌を差し入れて穴の中を舐める。がくがくとかやさんの腰が震え、甘い嬌声が上がった。

「あっ、あっ、旦那さまぁ……」

 甘い蜜にばかり気をとられて慣らすということを失念していた。いけないいけない。僕は唾液を送り込むようにしながら彼女の穴を舐め、濡れたかなと思ったところで指を入れた。

「あっ、旦那さま、どうか……どうか……」
「もう少し慣らすよ」

 誘う腰つきに勃ち上がったモノを入れたい衝動にかられるが、彼女の中は明らかにゆかりさんよりも狭い。一本ずつ増やしていき、ようやく彼女の穴に指が三本ずっぽりと入ったのでもういいかなと指を抜いた。

「あっ、あっ……旦那さまぁ……」

 かやさんの目が涙で濡れている。赤く染まる頬とか、上気してる肌とかもうごちそうである。僕はぐいん! と大きくなった僕自身を穴に合わせた。

「かや、いくよ」
「はいっ……あああーーーっっ!!」

 ずぶっ! と濡れた穴に突き入れる。入口は念入りにほぐしたせいかスムーズに入ったが、指が届かない場所はまだ狭かった。
 びくびくーーっっ! と彼女の身体が大きく跳ねた。ひくひくと穴が収縮し、きゅっきゅっと僕自身を刺激する。危ない。暴発するところだった。

「あ……あ……旦那、さまぁ……」

 首に回された腕がぎゅうぎゅう僕を抱きしめる。もしかしてかやさんイッた?

「もしかして……イッちゃった?」

 耳元で囁くとまたきゅっと穴が締まった。うわ、ホントかわいい。
 こくこくと頷く彼女を抱きしめる。きっと女性もイッたばかりで刺激されたらつらいはずだと思い、少しそのままでいた。それから「動くよ」と申告してゆるゆると腰を動かし始めた。

「あっ、あっ……旦那、さま……旦那さまぁああ……」


 正直言ってかやさんも最高だった。感じやすい身体らしく、僕が一回イくまでに三回ぐらいイッてたと思う。演技だって? ほっとけ。
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