10 / 52
10.やっと魔法を教えてもらいます
しおりを挟む
翌日の朝も例のように起こされ、しっぽりした後朝食をとった。
けれどやつれないのが不思議だ。出せばそれなりに疲れるのだが、ゆかりさんのふわふわな身体を触っているともっとしたくなってしまう。魔法の存在を知らなかったら僕って実は絶倫? とか思ってしまっただろうが、明らかに精力増強の魔法がかけられているようだ。目をそらすゆかりさんの姿がそう語っていた。
「魔法、教えてもらえます?」
目の前でにっこりして言えば、ゆかりさんは困ったような顔をした。
「それはかまわないのですが、まず魔法がどういうものか旦那さまはご存知ですか?」
「どういうもの、といいますと?」
漠然としすぎてよくわからない。僕にとって魔法とは、簡単にはできない超常現象のようなものだ。
「確か旦那さまは魔法のない世界からいらしたのですよね?」
「はい」
もしかしたら本当はあるのかもしれないが僕の知っている範囲ではなかったと思う。
「そうしますとまず魔法を使う為の魔素が体内にあるかどうかが問題になります。魔素の量が少なければどんな魔法を継承できても使用できません」
魔素とか、ファンタジーっぽい用語が出てきた。
「まず魔素って何ですか?」
ゲームでいうMPみたいなものなんだろうけど、そんなの目に見えてわかるものなのかな。もしかして「ステータスオープン」とか言ったら見えたりして。もし言ってなにも起こらなかったら恥ずかしいからやらないけど。
「目には見えませんがこの世界の生き物には備わっているものです。ただ種族や個体によりその量は違います」
「その量を調べる方法ってないんですか?」
「魔素の量を正確に測る方法はございません。ただ産まれた際に魔法を持っているか、また継承した魔法によって自分が使えるか使えないかがわかります」
「けっこう漠然としているんですね」
「そうなのです。旦那さまは魔法を持っていらっしゃらないので、試しに体力増強の魔法を継承させていただきます。無事継承がなされれば、それが使用できるかどうか旦那さまご自身で理解できるかと思います」
「その、何度か言われている”継承”ってなんですか?」
ゆかりさんは微笑んで、僕に手を翳した。
「魔法を習得する法です。少し痛みがある方法と、抱き合う方法のどちらがよろしいですか?」
「……痛いのは嫌です」
「では旦那さま、どうかお情けを……」
「はい」
着物をはだけてその豊満なおっぱいを見せられたら僕に逆らうすべはない。
ゆかりさんを布団に押し倒して、僕は再度確認することにした。
「ええと、その魔法を僕が習得できない場合もあるんですよね」
「はい。魔法にも相性があるので必ず継承できるとは限りません。その際は確認し、また別の魔法を継承する形でもよろしいでしょうか」
「うーんと、その継承する時は必ずゆかりさんを抱くんですよね」
「はい、そうしていただけると嬉しいです」
なんというか、嬉しいのは僕じゃないのかと思うのだが、ゆかりさんは本当に幸せそうに僕に抱かせてくれるからたまらない。これが演技だとしてもずっと続けてくれるならそれでいいと思ってしまう。
「うーん、魔法の継承? ができなくてもゆかりさんはその……」
「私は旦那さまのものですわ」
「……はい」
ここで愛の言葉でもなんでもさらりと言えればよかったけど、僕は言葉に詰まってしまいそっけない返事しかできなかった。でもそれもわかっているというように微笑まれたら勝ち目なんかない。つか、元々僕なんかがゆかりさんにかなうわけもないのだ。僕にできることと言えば柔らかくてふわふわなおっぱいを揉んだり吸ったりすることとか、温かくて柔らかい中に囚われて延々腰を振るぐらいだ。
昨日のゆかりさんの痴態を思い出すだけで僕自身が硬くなる。またあの甘い蜜を舐めたい。
「ゆかりさん!」
「旦那、さま?」
僕は押し倒したゆかりさんの身体から下にずれると、ゆかりさんの柔らかい太ももをがばあっと広げさせた。ゆかりさんは着物の下に下着を着けてはいない。昔は日本もそうだったらしいなと思いながら、整えられた下生えと広げたことで覗いた大事なところが少し濡れているのを確認した。
この淫乱が、という言葉が頭に浮かんだが彼女は淫乱でもなんでもない。子種を得ることは彼女たちにとって大事なことだし、ゆかりさんの顔を見ればうっすらと赤くなり、恥ずかしがっているようだった。その表情がたまらなくて僕はゆかりさんの秘処にむしゃぶりついた。
「あっ、旦那、さまぁっ……」
僕をいつも受け入れてくれる穴の入口を舐め、そのまま舌をずぶずぶと差し入れる。そして彼女の狭い中をべろべろと舐め、その甘い蜜をじゅるじゅると啜った。昨日もたっぷり飲ませてもらったが、ゆかりさんの蜜はほんのりと甘いのだ。しょっぱいものだと聞いていたがこの世界の女性は違うのかもしれない。
「あっ、あっ、旦那、さま……」
いやいやをするようにくねる腰をがしっと固定し、僕は満足するまでゆかりさんの蜜を舐め啜った。そしてゆかりさんがぐったりした頃にようやくその中に入ったのだった。
けれどやつれないのが不思議だ。出せばそれなりに疲れるのだが、ゆかりさんのふわふわな身体を触っているともっとしたくなってしまう。魔法の存在を知らなかったら僕って実は絶倫? とか思ってしまっただろうが、明らかに精力増強の魔法がかけられているようだ。目をそらすゆかりさんの姿がそう語っていた。
「魔法、教えてもらえます?」
目の前でにっこりして言えば、ゆかりさんは困ったような顔をした。
「それはかまわないのですが、まず魔法がどういうものか旦那さまはご存知ですか?」
「どういうもの、といいますと?」
漠然としすぎてよくわからない。僕にとって魔法とは、簡単にはできない超常現象のようなものだ。
「確か旦那さまは魔法のない世界からいらしたのですよね?」
「はい」
もしかしたら本当はあるのかもしれないが僕の知っている範囲ではなかったと思う。
「そうしますとまず魔法を使う為の魔素が体内にあるかどうかが問題になります。魔素の量が少なければどんな魔法を継承できても使用できません」
魔素とか、ファンタジーっぽい用語が出てきた。
「まず魔素って何ですか?」
ゲームでいうMPみたいなものなんだろうけど、そんなの目に見えてわかるものなのかな。もしかして「ステータスオープン」とか言ったら見えたりして。もし言ってなにも起こらなかったら恥ずかしいからやらないけど。
「目には見えませんがこの世界の生き物には備わっているものです。ただ種族や個体によりその量は違います」
「その量を調べる方法ってないんですか?」
「魔素の量を正確に測る方法はございません。ただ産まれた際に魔法を持っているか、また継承した魔法によって自分が使えるか使えないかがわかります」
「けっこう漠然としているんですね」
「そうなのです。旦那さまは魔法を持っていらっしゃらないので、試しに体力増強の魔法を継承させていただきます。無事継承がなされれば、それが使用できるかどうか旦那さまご自身で理解できるかと思います」
「その、何度か言われている”継承”ってなんですか?」
ゆかりさんは微笑んで、僕に手を翳した。
「魔法を習得する法です。少し痛みがある方法と、抱き合う方法のどちらがよろしいですか?」
「……痛いのは嫌です」
「では旦那さま、どうかお情けを……」
「はい」
着物をはだけてその豊満なおっぱいを見せられたら僕に逆らうすべはない。
ゆかりさんを布団に押し倒して、僕は再度確認することにした。
「ええと、その魔法を僕が習得できない場合もあるんですよね」
「はい。魔法にも相性があるので必ず継承できるとは限りません。その際は確認し、また別の魔法を継承する形でもよろしいでしょうか」
「うーんと、その継承する時は必ずゆかりさんを抱くんですよね」
「はい、そうしていただけると嬉しいです」
なんというか、嬉しいのは僕じゃないのかと思うのだが、ゆかりさんは本当に幸せそうに僕に抱かせてくれるからたまらない。これが演技だとしてもずっと続けてくれるならそれでいいと思ってしまう。
「うーん、魔法の継承? ができなくてもゆかりさんはその……」
「私は旦那さまのものですわ」
「……はい」
ここで愛の言葉でもなんでもさらりと言えればよかったけど、僕は言葉に詰まってしまいそっけない返事しかできなかった。でもそれもわかっているというように微笑まれたら勝ち目なんかない。つか、元々僕なんかがゆかりさんにかなうわけもないのだ。僕にできることと言えば柔らかくてふわふわなおっぱいを揉んだり吸ったりすることとか、温かくて柔らかい中に囚われて延々腰を振るぐらいだ。
昨日のゆかりさんの痴態を思い出すだけで僕自身が硬くなる。またあの甘い蜜を舐めたい。
「ゆかりさん!」
「旦那、さま?」
僕は押し倒したゆかりさんの身体から下にずれると、ゆかりさんの柔らかい太ももをがばあっと広げさせた。ゆかりさんは着物の下に下着を着けてはいない。昔は日本もそうだったらしいなと思いながら、整えられた下生えと広げたことで覗いた大事なところが少し濡れているのを確認した。
この淫乱が、という言葉が頭に浮かんだが彼女は淫乱でもなんでもない。子種を得ることは彼女たちにとって大事なことだし、ゆかりさんの顔を見ればうっすらと赤くなり、恥ずかしがっているようだった。その表情がたまらなくて僕はゆかりさんの秘処にむしゃぶりついた。
「あっ、旦那、さまぁっ……」
僕をいつも受け入れてくれる穴の入口を舐め、そのまま舌をずぶずぶと差し入れる。そして彼女の狭い中をべろべろと舐め、その甘い蜜をじゅるじゅると啜った。昨日もたっぷり飲ませてもらったが、ゆかりさんの蜜はほんのりと甘いのだ。しょっぱいものだと聞いていたがこの世界の女性は違うのかもしれない。
「あっ、あっ、旦那、さま……」
いやいやをするようにくねる腰をがしっと固定し、僕は満足するまでゆかりさんの蜜を舐め啜った。そしてゆかりさんがぐったりした頃にようやくその中に入ったのだった。
10
お気に入りに追加
1,032
あなたにおすすめの小説
所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!
ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…
【完結】貴方が幼馴染と依存し合っているのでそろそろ婚約破棄をしましょう。
紺
恋愛
「すまないシャロン、エマの元に行かなくてはならない」
いつだって幼馴染を優先する婚約者。二人の関係は共依存にも近いほど泥沼化しておりそれに毎度振り回されていた公爵令嬢のシャロン。そんな二人の関係を黙ってやり過ごしていたが、ついに堪忍袋の尾が切れて婚約破棄を目論む。
伯爵家の次男坊である彼は爵位を持たない、だから何としても公爵家に婿に来ようとしていたのは分かっていたが……
「流石に付き合い切れないわね、こんな茶番劇」
愛し合う者同士、どうぞ勝手にしてください。
誰からも愛されない悪役令嬢に転生したので、自由気ままに生きていきたいと思います。
木山楽斗
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢であるエルファリナに転生した私は、彼女のその境遇に対して深い悲しみを覚えていた。
彼女は、家族からも婚約者からも愛されていない。それどころか、その存在を疎まれているのだ。
こんな環境なら歪んでも仕方ない。そう思う程に、彼女の境遇は悲惨だったのである。
だが、彼女のように歪んでしまえば、ゲームと同じように罪を暴かれて牢屋に行くだけだ。
そのため、私は心を強く持つしかなかった。悲惨な結末を迎えないためにも、どんなに不当な扱いをされても、耐え抜くしかなかったのである。
そんな私に、解放される日がやって来た。
それは、ゲームの始まりである魔法学園入学の日だ。
全寮制の学園には、歪な家族は存在しない。
私は、自由を得たのである。
その自由を謳歌しながら、私は思っていた。
悲惨な境遇から必ず抜け出し、自由気ままに生きるのだと。
【R18】ひとりで異世界は寂しかったのでペット(男)を飼い始めました
桜 ちひろ
恋愛
最近流行りの異世界転生。まさか自分がそうなるなんて…
小説やアニメで見ていた転生後はある小説の世界に飛び込んで主人公を凌駕するほどのチート級の力があったり、特殊能力が!と思っていたが、小説やアニメでもみたことがない世界。そして仮に覚えていないだけでそういう世界だったとしても「モブ中のモブ」で間違いないだろう。
この世界ではさほど珍しくない「治癒魔法」が使えるだけで、特別な魔法や魔力はなかった。
そして小さな治療院で働く普通の女性だ。
ただ普通ではなかったのは「性欲」
前世もなかなか強すぎる性欲のせいで苦労したのに転生してまで同じことに悩まされることになるとは…
その強すぎる性欲のせいでこちらの世界でも25歳という年齢にもかかわらず独身。彼氏なし。
こちらの世界では16歳〜20歳で結婚するのが普通なので婚活はかなり難航している。
もう諦めてペットに癒されながら独身でいることを決意した私はペットショップで小動物を飼うはずが、自分より大きな動物…「人間のオス」を飼うことになってしまった。
特に躾はせずに番犬代わりになればいいと思っていたが、この「人間のオス」が私の全てを満たしてくれる最高のペットだったのだ。
異世界で四神と結婚しろと言われました
浅葱
恋愛
【第三部完結・第四部開始】中国留学を終えて帰国する飛行機に乗っていたはずが、気がついたら見知らぬところにいました。迎えが来たので着いていったら辿りついたのは王城でした。そこでいきなり国を守護する四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)と結婚しろと言われて!? 1日1日が濃く、のんびり話が進んでいきます。
主人公至上主義。逆ハー中華ファンタジー異世界トリップ。中国ネタ多しの、作者の趣味満載の物語です。たまに飯テロ(?)注意。
倫理感等でヒロインがたびたびもだもだします。脱線多すぎ(ぉぃ
『』内の言葉は中国語です。
注:なろう版からの移転です。改稿はそれほどしていません。R18指定にしていますが保険です。内容自体はR15程度の予定です。
写真はフリー写真をお借りしました。
関連作:「貴方色に染まる」「初恋は草海に抱かれ」(アルファポリス内に掲載。浅葱のマイページをご確認ください)
「花嫁は笑わない~傾国異聞~」https://ncode.syosetu.com/n4007ee/
登場人物や世界設定などはこちら↓
https://paleblue.fanbox.cc/posts/6069842
[R18] 異世界に勇者として転移したが、強過ぎるサキュバスとか魔女とかに屈服して奴隷になった
Subtle
ファンタジー
異世界に勇者として転移した主人公は強過ぎるサキュバスや魔女に屈服し、奴隷として支配されてしまう……!
奴隷からの解放と元の世界に戻れる日を願う主人公だったが……!?
SMとファンタジーを融合した小説です。
ハードなプレイがあるのでご注意ください(女性がSで男がM)。
ありがたいことに、本作品のファンアートを頂いております(pixivです)↓
takiさん(2020.10.25)
https://www.pixiv.net/artworks/85239767(←第6章のワンシーンを切り取ったマンガですのでネタバレ注意です)
takiさん(2020.8.1)
https://www.pixiv.net/artworks/83371003
ドームさん(2020.1.7)
https://www.pixiv.net/artworks/78770430
ドームさん(2019.11.12)
https://www.pixiv.net/artworks/77773063
ドームさん(2019.10.21)
https://www.pixiv.net/artworks/77412058
ドームさん(2019.10.10)
https://www.pixiv.net/artworks/77216057
takiさん(2018.10.7)
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=71068670
ぶたのさん(2018.9.2)
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=70508484(現在リンク切れ)
takiさん(2018.9.2)
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=70507705
人外専用カフェでテイクアウトされる彼らは
たなぱ
BL
この世界から消えてしまいたい
そう、理由はどうであれ考え、行動に移してしまった人間が行き着く場所、異型の店長に捕まり、無理矢理従業員にさせられる人間を待つ結末は…
人外×人間
(色んな要素入ります!注意!)
優しい?人外お客様にお持ち帰りされて幸せになるゆるいアホエロな話
人外×お兄さん
人外×おじさん
人外×ショタ
などなど読み切り完結タイプなので更新不定期です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる