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25.オナホより尿道責めの方がいいのかな?

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「ライヤって僕の穴好きなの?」

 尻穴をたっぷり舐め舐めされ、お尻オナホをずぼずぼされて二回もイカされてしまった。ライヤははーっと大仰にため息をついた。
 今はお尻オナホは脇に置かれ、寝転がった状態でライヤに抱きしめられている。こーゆーのもいいかもってなんとなく思った。

「……ヤーナ、お前本当に人の話聞いてないだろ?」
「んー? そんなことないよー? ……たぶん」

 首を傾げてみる。裸で抱きしめられるってなんか愛されてる感あるよねー。

「あ、そっか。ライヤって僕のことお嫁さんにしたいんだっけ? 物好きだね?」
「……自分で言うのかよ」

 ライヤが疲れたような声を出した。僕は自分が美少年だって自覚はあるけど、万人受けするとは思ってないし、ましてや結婚するなんて考えてみたこともない。だいたい僕って結婚とか向いてないと思うんだよ。相手のこと一番に考えることなんてできないしさ。こうやって抱き合うのは気持ちいいって思うけど、これをライヤだけとかっていうと疑問かな。

「だって僕が奥さんとか無理でしょ。僕この仕事やめる気ないよー?」
「……やめろとは言わねえよ。いいかげん黙れ」
「……んんっ……」

 唇を塞がれてしまった。長い舌で口腔内を舐められ、舌を絡め取られる。なんで童貞だったはずなのにキスは気持ちいいのかな? って疑問に思った。でも気持ちいいからいっかと、すぐにキスに夢中になった。抱きしめられてキスをされながら、お尻を揉まれる。さっきお尻オナホは使ってもらったから、今いきなり入れられても感じちゃうことはわかっていた。ライヤの指がつぷつぷと僕の尻穴を穿つ。

「んっ、んっ……」

 キスされながら尻穴いじられちゃうってエロいかもって思ったけど、さすがにぐうう~とおなかが鳴ってしまったので中断して朝ごはんを食べに行くことにした。

「さすがに腹減ったな~」
「うん、おなかすいたみたい。あんまりおなか減らないのに珍しーなー」

 ライヤにそう返したら呆れられた。なんで?

「あれだけヤッて腹減らないわけないだろ……」
「そう? 僕全然自分から動いてなかったけど?」
「イクだけで疲れるはずだぞ」
「あー、そっか」

 確かに自分からは動いてなくてもイケば体力使うもんね。昨日から散々イカされまくってるもん。気持ちよくてしょうがない。
 朝食の後は一度別れた。尿道用の魔道具をもう少し調整して魔法師団長に持っていかなくてはならない。その間ライヤはまた騎士団に戻って訓練をするらしい。やっぱり脳筋だなって思った。もし僕の仕事が昼前に終わったら騎士団に顔を出すことにした。昼を過ぎてしまったらライヤに僕の部屋で待っていてもらうことにする。連絡を取る方法がないわけではないが、どうせ魔法師団か騎士団にしかいないのですれ違いはないだろうと思った。

「さー、調整しよーっと」

 尿道用の魔道具を単独で使えるようにしたものと(ピストン運動付)、オナホ魔道具装着用の尿道用魔道具(ピストン運動&時間設定付)を作ってみた。うん、僕って天才!
 そういえば今日は魔法師団長から前のオナホ魔道具を回収しないといけない。一度回収して尻穴周りも接続する魔法陣を組み込んで完成版として団長に渡すのだ。それから魔石から魔力を抽出するタイプだっけ? で、見た目の偽装もほどこすと。こればっかりは魔石を借りてこないと試せないなー。
 というわけでとりあえずできたものを持って執務室を訪ねた。今日は、と。

「あ、ヤーナ。待ってたよ~」

 今日も団長と副団長が揃っていた。よかった。

「今日はこちらをお持ちしました~」
「これって、昨日のとは違うの?」

 尿道用の魔道具を興味深そうに手に取って団長が聞く。

「昨日お渡ししたのはオナホ装着用だったので。これは単独でも中で動きます。これはオナホ装着用ですが、機能を追加してあります」
「へー。単独でも勝手に動くっていいかも。あ、強さとかも調節できるんだね。ヤーナはすごいね~」
「昨日は確か……」

 昨日は副団長が手動で尿道用の魔道具を出し入れしていたのだ。あれから大丈夫だったんだろうか。

「あー、うん。昨日はねー、スタンがすっごく興奮しちゃってさー。あれからずっと激しく動かすものだからすっごく拡がっちゃって治療用の魔物使って治療したんだよ~」
「……大変申し訳ありませんでした」

 副団長が深々と頭を下げた。

「治療用の魔物で尿道って治るものなんですか?」
「うん、形状再生治療だからその前に尿道めちゃくちゃ拡げられちゃったけどねー。あー、すっごく気持ちよかったぁ」
「……そういえば限界まで拡げられちゃうんでしたっけ?」
「うん、お尻とかだとものすごくぶっといので二輪挿しされるぐらいまで拡げられちゃうね。あれもすっごく気持ちいいって聞いてるからガバガバにされちゃったら試してみようかなーって思ってるんだ」

 形状再生治療とは専用の治療用魔物を使って無理矢理治すというものだ。魔物が拡がった場所に入り込み、ある液体を出すことで最短三時間程度で元の形状に戻るという。とんでもなく金はかかるが僕でも出せないことはない額である。アフターケアは二週間で、その間にまたその場所が拡がっても治ると聞いている。ってことは団長の尿道はこれから二週間どんなにガバガバになるほど拡げられても元に戻るということらしい。しかも魔物を出した後は何をしていてもいいというのだからそのお値段も納得である。ちなみに魔物の大きさは尿道用でも直径3cmはあると聞いている。どうやって入れるんだろうと思うのだけど、ものすごく気持ちいいし入ってしまうものらしい。

「おかげで尿道いじられるのクセになっちゃってさー。だってスタンの指が入っちゃうんだよ~? すごくない?」

 それはちょっと遠慮したいかなって思った。団長さすがだよね。
 オナホ魔道具の回収と、魔力が籠められた魔石を渡された。

「あ、この魔力僕のだから丁重に扱ってね」
「わかりました」

 さすがに団長の尻を犯す趣味はないなぁ。
 それからまた研究室に戻り、魔石からの魔力を注げるかどうかの研究に移ったのだった。
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