【完結】化物の里に嫁ぎます～意地っ張りな童貞処女は毎日化物たちに愛でられる

６７．気持ちとかいろいろ複雑なんです

「あーっ、あーっ、あーっ……！」

　またいっぱい尻穴を舐め舐めされて、とろとろと奥から分泌されている液もじゅるじゅる飲まれ、指を三本入れてぐりぐりされて。それからカヤテのイチモツを入れられたから、俺はその衝撃でイッてしまった。
　もー、愛撫しつこい。すっごく気持ちいいけどしつこい。

「あっ、やっ、あぁんっ、だめぇっ……！」

　イッたばかりのちんちん揉んじゃだめだってばぁっ。
　カヤテは俺の精液を指に絡めると、それをべろべろと舐めた。

「ああ……ジュン様の蜜、おいしいです……」
「へ、変態っ！」

　涙をぼろぼろこぼしながら叫ぶと、カヤテはおや？　と言うように目を丸くした。

「変態ですかね？　天使さまの蜜も愛液もすごくおいしいんですよ？　それはみな同意すると思いますが……」

　ちらと部屋の隅を見るようにされて、俺も部屋の隅を窺った。キールも鬼たちもこれでもかってぐらい首を縦にぶんぶん振っていた。いたたまれなかったから頭もげちゃえって思った。

「みんなっ、変態っ！」
「そうですか。じゃあ、変態でいいですから……ジュン様を愛させてください」
「変態やだぁあっ！」

　ぐぐっとイチモツを根元まで入れられて背をのけ反らせた。気持ちいいよぉ。もう、俺の身体はイチモツ好きすぎだってばぁ。

「ジュン様がかわいくてたまりません。でっかくしてもいいですか？」
「やっ……」
「それは残念です」

　カヤテは俺に、首に掴まるよう言った。首に掴まったらイチモツを入れたまま身体を起こされてしまうんだろう。正常位から俺を抱きしめて身体を起こすって、やっぱりかなり身体がしっかりしているのかなと思う。その逞しさにきゅん、と尻穴の奥が疼いた。

「んんっ……！」

　俺は頬に熱が集まるのを感じながら、しぶしぶという体でカヤテの首に両腕を回した。

「ジュン様、大好きです」

　嬉しそうに言われて、想定通り抱きしめられて身体を起こされた。

「あぁああんっ！？」

　入れながらだから中を抉る角度が変わってびくんびくんと身体が跳ねてしまう。俺はカヤテにぎゅうぎゅうしがみついた。中、甘いよぉ。溶けちゃうよぉ。

「ああ……ジュン様のおまんこ気持ちよすぎです。……だめですか？」

　もー、溶けてるからそういうこと聞くなってばぁ。
　いいって言ったらまたでっかくして奥の窄まりの更に奥もいじめる気なんだろ？
　その快感を思い出しただけで奥がきゅんきゅんしてしまう。もーやだ。俺の身体エロくてやだぁっ。

「あっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ……！」

　下からずんずん突き上げられるの気持ちいいよぉ。もっと奥までいっぱい抉ってほしいよぉ。

「でっかくしたら苦しくなってしまいますか？　身体がつらくなったりします？」

　激しく突き上げながらそんなこと聞くなってばぁっ。全然言ってることとやってることが合ってなーい。

「あっ、あっ、かんじすぎっ、ちゃうからぁっ、あんっ、はずか、しっ、あーっ……！」

　これ以上感じちゃったらとんでもないことを口走りそうで怖い。
　でも……なんでもっと気持ちよくなるってわかってるのに、俺は嫌なんだろう？

「感じすぎたらつらいですか？　恥じらっているのはかわいいですが……私たちが、ジュン様を気持ちよくしているんですよ？　いっぱい感じて、私たちとのエッチに夢中になってほしいのです。まぁ……私たち以外の鬼にも抱かれたいと言われたら嫉妬してしまいそうですけど……」
「あっ、あっ、そんな、ことっ……あぁんっ、ないって、ばぁっ！」

　毎日五人に抱かれてるのにこれ以上なんて冗談じゃない。でも、カヤテたちが俺をいっぱい感じさせようとしているのは確かで、それに恥ずかしがっている俺っていうのもよくわからなくなってしまった。

「そうですか？　それなら嬉しいです」
「あんっ！　こ、こし、回しちゃぁっ……！」

　抱きしめられながら腰を回すようにされて中をぐりぐり刺激されるのがたまらない。

「あぁんっ！　お、俺ぇっ……ああっ……！」
「どうしました？」

　腰の動きを止めてもらえてほっとした。こういうところは察しがよくて悔しいって思ってしまう。

「俺……その……」
「はい」
「俺、が……あれして、これしてって……んっ……おねだりしても、おかしくなぁい？」

　カヤテは俺をぎゅううっときつく抱きしめた。

「ああ……もうだめです……」
「え？」
「ジュン様がかわいすぎてっ！」
「あぁあああんっっ！？」

　何がカヤテの琴線に触れたのだろう。俺の中を満たしているカヤテのイチモツがいきなり膨張し始めた。いいなんて言ってないのにぃっ。

「申し訳ありませんっ！　どうか奥までぐぽぐぽさせてくださいっ！　お咎めは後でいくらでも受けますからっ！」
「あぁあああーーーーっっ！？」

　カヤテは叫ぶように言うと、奥の窄まりをその凶悪なイチモツでこじ開け、その奥にまで膨張した亀頭をぐっぽりと嵌めてしまった。びくんびくんと身体が痙攣する。その衝撃でぴゅぴゅっと精も漏れてしまったようだった。限界まで拡げられた尻穴がおいしそうにカヤテのイチモツに縋りついている。
　だめ、頭おかしくなっちゃう。
　気持ちよすぎて、だめ。