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37.戻ってきたら
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キールに抱きついたまま困っていたら、ようやくカヤテが戻ってきた。
「遅くなりました~! ん? どうしました?」
肩に手を当て、首を回しながら戻ってきたカヤテは、俺たちの状態を見て首を傾げた。
「カヤテ殿、おかえりなさいませ。ジュン様はそこの者たちに度を超えた愛撫をされて怖がってしまいました。故に今は私が保護させていただいています」
「それは困りましたね。天使になられたばかりですから大切に愛でなければいけないというのに……」
カヤテが嘆息する。そして俺をキールから受け取ろうとしたが俺はキールにしがみついた。
「やっ、カヤテのバカぁっ……!」
涙目でカヤテを睨む。なんで俺を鬼たちに任せちゃったんだよっていう八つ当たりだ。
もちろんカヤテだって俺に相当ひどいことするけど、こんなに尻穴が疼いたままで放置はされなかったはずである。そう、今俺の尻穴はすごく潤んでしまっていて、早くイチモツでぐちょぐちょにしてほしくてたまらなくなっていた。
でもそんなこと言えない。恥ずかしいし、してやったり、みたいな顔をされるのは業腹だ。
カヤテは苦笑した。そして耳元で囁く。
「……仕事で疲れて帰ってきた夫をねぎらっていただけませんか? 貴方のおまんこでイチモツをよしよししてほしいです……」
その科白に中が反応してびくびくと震えた。俺は余計にキールにしがみついた。尻穴がひくひくして、自分の身体ではないみたいだった。
カヤテがキールに抱きついたままの、俺の尻を撫でた。
「ひゃっ!?」
そのまま尻の間を指先で撫でる。シーツ越しにされているのにびくびく感じてしまった。
「ここに、私のイチモツを入れたくてたまりません。どうか奉仕させてください。貴方が気持ちいいことしかしませんから、ね?」
「そ、そんな、ことっ……!」
奉仕って、それじゃまるで俺がイチモツを求めているみたいじゃないか。って、本当はカヤテのイチモツを入れてほしくて尻穴がひくひくしているのだけど。
カヤテは今度こそ俺をキールから受け取り、布団に優しく横たえた。とても嬉しそうな笑顔に恥ずかしくなって、つい顔を反らしてしまう。
「おまんこ、舐めさせてください……」
「やっ、やだぁっ……!」
そんなことしないでいいから早くカヤテのイチモツを入れてほしい。なのにカヤテは俺の足を開かせて折り曲げ、尻を持ち上げてひくひくと物欲しげに動いているはずの尻穴に吸い付いた。
「あっ、あああーーっ……!?」
ちゅうっと尻穴を吸い、舌をぐにぐにと入れてしまう。がくがくと震える腰はがっしりとカヤテに掴まれているから逃げることもできない。
「やっ、舐めちゃっ、あぁあんっ……!」
気持ちいいけど、気持ちいいけどほしいのはそれじゃないのにぃっ。
カヤテがぐちゅぐちゅと尻穴の中を舐めてから顔を上げた。
「柔らかく溶けてますね。これなら大丈夫でしょうが……もう少し拡げておきましょうか」
「え? やぁあっ……!」
カヤテは太い指を俺に見せつけるように舐めると、尻穴にぐちゅり、と突き入れてしまった。指も気持ちいいけどほしいのはそれじゃないんだってばぁ。
ぐっちゅぐっちゅと中で回したり、抜き差ししたりしながらカヤテは俺を観察していた。俺はまた涙も涎も止まらなくなってしまった。
「やっ、ゆびっ、やぁあっ、はや、くっ、やぁああっ……!」
もう恥も外聞もなく、俺はどうにか腰を揺らしてカヤテのイチモツをねだった。後悔するかもしれないけど今はカヤテのイチモツを入れてほしくてたまらない。
「かわいくでき上りましたね。本当に貴方は……素敵です」
俺の尻穴に指を三本入れてぐりぐりといじってから、やっとカヤテは指を抜いてくれた。
「入れますね」
俺は無意識で両手を伸ばした。抱かれるならぎゅっと抱きしめてほしいって思ってしまった。カヤテはとても嬉しそうに笑んで、俺の両手を掴んでくれた。
「私は独占欲が強いんですから……こんなかわいいことしたらだめじゃないですかっ!」
そう言いながらカヤテは俺に覆いかぶさり、尻穴にイチモツを当てた。途端に尻穴がひくつきだして、早く早くとおねだりを始めた。
「首に回してください」
カヤテに言われた通りに、おずおずとその首に両腕を回した。その途端、ずぶりっ! とイチモツを突き入れられた。
「あっ、あーーーーっっ!?」
その衝撃で俺はイッてしまったようだった。頭の中が一瞬真っ白になって、背筋を駆け上ってきた快感にがくがくと身を震わせた。カヤテは俺がイッたことを知っているのにそのままずぶっずぶっとイチモツを入れ、すぐに根元まで納めてしまった。
「あっ、あっ、あぁあああーーーっっ!?」
イッたばかりなのにカヤテはひどい。俺は涙をぼろぼろこぼしながらカヤテの首をぎゅうぎゅう抱きしめた。
「っはー……気持ちいいです。中がぐねぐね動いて……最高ですね!」
カヤテにも抱きしめ返されてまたびくびく震えた。気持ちいい、気持ちいいよぉ。
「あ……あ……」
イチモツ、だめ。気持ちよすぎて、だめ。
さっきまであんなに入れてほしくてたまらなかったのに、みっちりと中を埋められたらその快感が怖くなってしまった。
「今日はもうずっとおまんこに入れさせてください。イチモツを入れられてないと寂しくなっちゃうぐらいいっぱいにしてあげますねっ」
「やっ、そん、なぁっ……!」
中がきゅんきゅんする。そして俺はカヤテの宣言通りずっと尻穴を満たされたのだった。
もうっ、スキモノになっちゃうよぉ。
「遅くなりました~! ん? どうしました?」
肩に手を当て、首を回しながら戻ってきたカヤテは、俺たちの状態を見て首を傾げた。
「カヤテ殿、おかえりなさいませ。ジュン様はそこの者たちに度を超えた愛撫をされて怖がってしまいました。故に今は私が保護させていただいています」
「それは困りましたね。天使になられたばかりですから大切に愛でなければいけないというのに……」
カヤテが嘆息する。そして俺をキールから受け取ろうとしたが俺はキールにしがみついた。
「やっ、カヤテのバカぁっ……!」
涙目でカヤテを睨む。なんで俺を鬼たちに任せちゃったんだよっていう八つ当たりだ。
もちろんカヤテだって俺に相当ひどいことするけど、こんなに尻穴が疼いたままで放置はされなかったはずである。そう、今俺の尻穴はすごく潤んでしまっていて、早くイチモツでぐちょぐちょにしてほしくてたまらなくなっていた。
でもそんなこと言えない。恥ずかしいし、してやったり、みたいな顔をされるのは業腹だ。
カヤテは苦笑した。そして耳元で囁く。
「……仕事で疲れて帰ってきた夫をねぎらっていただけませんか? 貴方のおまんこでイチモツをよしよししてほしいです……」
その科白に中が反応してびくびくと震えた。俺は余計にキールにしがみついた。尻穴がひくひくして、自分の身体ではないみたいだった。
カヤテがキールに抱きついたままの、俺の尻を撫でた。
「ひゃっ!?」
そのまま尻の間を指先で撫でる。シーツ越しにされているのにびくびく感じてしまった。
「ここに、私のイチモツを入れたくてたまりません。どうか奉仕させてください。貴方が気持ちいいことしかしませんから、ね?」
「そ、そんな、ことっ……!」
奉仕って、それじゃまるで俺がイチモツを求めているみたいじゃないか。って、本当はカヤテのイチモツを入れてほしくて尻穴がひくひくしているのだけど。
カヤテは今度こそ俺をキールから受け取り、布団に優しく横たえた。とても嬉しそうな笑顔に恥ずかしくなって、つい顔を反らしてしまう。
「おまんこ、舐めさせてください……」
「やっ、やだぁっ……!」
そんなことしないでいいから早くカヤテのイチモツを入れてほしい。なのにカヤテは俺の足を開かせて折り曲げ、尻を持ち上げてひくひくと物欲しげに動いているはずの尻穴に吸い付いた。
「あっ、あああーーっ……!?」
ちゅうっと尻穴を吸い、舌をぐにぐにと入れてしまう。がくがくと震える腰はがっしりとカヤテに掴まれているから逃げることもできない。
「やっ、舐めちゃっ、あぁあんっ……!」
気持ちいいけど、気持ちいいけどほしいのはそれじゃないのにぃっ。
カヤテがぐちゅぐちゅと尻穴の中を舐めてから顔を上げた。
「柔らかく溶けてますね。これなら大丈夫でしょうが……もう少し拡げておきましょうか」
「え? やぁあっ……!」
カヤテは太い指を俺に見せつけるように舐めると、尻穴にぐちゅり、と突き入れてしまった。指も気持ちいいけどほしいのはそれじゃないんだってばぁ。
ぐっちゅぐっちゅと中で回したり、抜き差ししたりしながらカヤテは俺を観察していた。俺はまた涙も涎も止まらなくなってしまった。
「やっ、ゆびっ、やぁあっ、はや、くっ、やぁああっ……!」
もう恥も外聞もなく、俺はどうにか腰を揺らしてカヤテのイチモツをねだった。後悔するかもしれないけど今はカヤテのイチモツを入れてほしくてたまらない。
「かわいくでき上りましたね。本当に貴方は……素敵です」
俺の尻穴に指を三本入れてぐりぐりといじってから、やっとカヤテは指を抜いてくれた。
「入れますね」
俺は無意識で両手を伸ばした。抱かれるならぎゅっと抱きしめてほしいって思ってしまった。カヤテはとても嬉しそうに笑んで、俺の両手を掴んでくれた。
「私は独占欲が強いんですから……こんなかわいいことしたらだめじゃないですかっ!」
そう言いながらカヤテは俺に覆いかぶさり、尻穴にイチモツを当てた。途端に尻穴がひくつきだして、早く早くとおねだりを始めた。
「首に回してください」
カヤテに言われた通りに、おずおずとその首に両腕を回した。その途端、ずぶりっ! とイチモツを突き入れられた。
「あっ、あーーーーっっ!?」
その衝撃で俺はイッてしまったようだった。頭の中が一瞬真っ白になって、背筋を駆け上ってきた快感にがくがくと身を震わせた。カヤテは俺がイッたことを知っているのにそのままずぶっずぶっとイチモツを入れ、すぐに根元まで納めてしまった。
「あっ、あっ、あぁあああーーーっっ!?」
イッたばかりなのにカヤテはひどい。俺は涙をぼろぼろこぼしながらカヤテの首をぎゅうぎゅう抱きしめた。
「っはー……気持ちいいです。中がぐねぐね動いて……最高ですね!」
カヤテにも抱きしめ返されてまたびくびく震えた。気持ちいい、気持ちいいよぉ。
「あ……あ……」
イチモツ、だめ。気持ちよすぎて、だめ。
さっきまであんなに入れてほしくてたまらなかったのに、みっちりと中を埋められたらその快感が怖くなってしまった。
「今日はもうずっとおまんこに入れさせてください。イチモツを入れられてないと寂しくなっちゃうぐらいいっぱいにしてあげますねっ」
「やっ、そん、なぁっ……!」
中がきゅんきゅんする。そして俺はカヤテの宣言通りずっと尻穴を満たされたのだった。
もうっ、スキモノになっちゃうよぉ。
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