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ー…“此れは”なんだっけ
ー…“アレは”なんだろう?
ー…私は、誰だったっけ?
ー…私は……
『コヨミ』
『コヨミ、起きて』
『コヨミちゃーん、眼を覚ましなよー』
三人の声が聞こえる。
嗚呼、そうだった私は「コヨミ」だった
ハッと起き上がれば三人が心配な表情を浮かべて私を見つめている。
『良かった、おはよう』
『皆で心配していたんだぞ』
『良かったー!!!もう、自分を見失っちゃダメだよ!』
三人に思いっきり抱きしめられる。
ヒンヤリとした感触が何だか心地よい。
皆、心配して私の所に来てくれたんだ。
なんだかそんなのがとても暖かくて。
現世さんが、狭間さんが、夢夢さんが
私の兄で良かった。
ー…“アレは”なんだろう?
ー…私は、誰だったっけ?
ー…私は……
『コヨミ』
『コヨミ、起きて』
『コヨミちゃーん、眼を覚ましなよー』
三人の声が聞こえる。
嗚呼、そうだった私は「コヨミ」だった
ハッと起き上がれば三人が心配な表情を浮かべて私を見つめている。
『良かった、おはよう』
『皆で心配していたんだぞ』
『良かったー!!!もう、自分を見失っちゃダメだよ!』
三人に思いっきり抱きしめられる。
ヒンヤリとした感触が何だか心地よい。
皆、心配して私の所に来てくれたんだ。
なんだかそんなのがとても暖かくて。
現世さんが、狭間さんが、夢夢さんが
私の兄で良かった。
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