陽のあたる場所3

ピンクの戦略

ピンクの戦略9

それから物件を内見し、その後下のお蕎麦でみんなで飲むことにしたーー。


「さっちゃん、アンタどうするの？（笑）

あれは内装にお金かかるよ～（笑）」


「なんとかする（笑）

ホントは居抜きで使いたかったけどね？（笑）」


「さっちゃん、私も内装頑張るからさ、業者に頼むのはやめようよ？お金かかるし。」


「まぁ内装やってる友達にも自分達でやった方がいいって言われたしね？（笑）

本人は忙しいから手伝ってもらえないし、内装屋も下手に暇な業者に頼むのも危険って言ってたからね（笑）」


「私も手伝える日は手伝うよ～！」


「桃ちゃんありがとう！

後は店の名前もどうするかだなぁ…。」


「別にそのままで◯◯◯でいいじゃない～♪」


「「えっ！？いいの！？」」


リカちゃんと私は仲良く一緒の反応をした（笑）


「だってね、別に前のお店だって私が仕切って店長みたいなモンだったからね♪」


「あ、やっぱりそうだったんだ！？」


「そうよ？（笑）

シフト作成まで私がしていたし、全部仕切ってたんだから♪

その私がスタッフとして続けるんだから、雇われ店長ってカタチでお店の名前そのままで別にいいじゃない？（笑）」


「桃ちゃんそうしようっ！ありがとうっ！！

その方がお客さんも馴染みがあるしっ！

リカちゃんもそれでいい？」


「うん♪ 私は元々◯◯◯が好きで通ってたし、もちろんOKだよ♪」


「あ、でもお店一緒で女の私がお店立っちゃうとコンセプト変わっちゃうし、お客さん嫌がるかな？」



「別にいいじゃないのぉ～？

だってアンタが店のオーナーなんだからっ！


オーナーが店立ってても別に問題ないでしょ？（笑）」