陽のあたる場所3

仮想と真実

仮想と真実10

「……え？

つまりは……！？」




「ハッキリ言うとね……


このまま行くと元夫は血管系の病気で危ないわよ？」


「……えっ！？

本当ですか！？」



「うん…。でもね、あくまで"このまま行くと"ね？

未来は変えられるから大丈夫よ！


せっかくなら長生きして欲しいじゃない？

ちゃんと気をつければ大丈夫よ！！」



「そうですか……。

確かになるべく長生きして欲しいんで、私も協力できるよう頑張ってみますっ！


正直、１年間も会っていない北海道の彼の事でも参っているのに……

一緒に住んでいる元夫まで亡くなったら………


と思うと自分が正気でいられる自信がないです……。」



「大丈夫よ♪

未来は変えられるんだから、大丈夫っ！！」



「そうですよね！？

でも………


さっき話していた元夫の"その次"って話もちょっと気になります（笑）」



「アハハハっw

その話ね？ww


でも正直言って、あなたは男なんて必要ない人だから心配ないわよ？w

あなた自身が男性というか……ww

男なんていなくても生きて行けちゃうタイプのだから（笑）」


「それは自分でもそう思います（笑）

正直、元オナベなだけに基本的には精神的にも経済的にも自立しているんで、全く必要はないんですけどw

北海道の篤史みたいに熱意がある人には惹かれちゃう自分もいるワケで……ww


だからまたそんな人がいれば一緒になってもいいかなってくらいで……（笑）」



「まぁそうよね（笑）

あなたモテるしw 言い寄られて悪い気はしないものねww



そうねぇ……


元夫のその次の男性は………



もしかしたら既に会ってる人かもしれないわね♪（笑）」