陽のあたる場所3

改俊の情

改俊の情5

浩志さんが実家のお風呂に入っている間、お義母さんとリビングで２人っきりになり、

私はここぞとばかりに愚痴をこぼした（笑）


「そりゃそうやねぇ…。


ま、家は財産やからとっといてもえぇと思うねんけど…

借金はそうもいかへんわな。

借金ゆうて、一体どれぐらいあんねん！？」



「300万くらいって言ってました（笑）

毎月10万ずつ返済してるみたいですけど、多分また借りてイタチごっこですよ（笑）」


「ホンマにもう…っ、情け無いわっ！

だらしない体型しとって！w

そっちもだらしないのはいかへんわなっ！！」


「そうなんですよっ！

浩志さんの体型は元々分かって結婚しましたけどw

さすがにお金の方は困りますっ！！（笑）」



その後も私はお義母さんに愚痴と、浩志さんの良さも話し、今後ヨリを戻そうか迷っている話をしたーー。


お義母さんも、さすがにすぐ答えは出せずに私の話を聞いているだけでその日は終わったーーー。



そして翌日………



「で、結婚してもサクは結局痩せへんかったワケやぁ！？w

そりゃサクが悪いねんて！！ww

ちゅ～か……


そりゃ～ある意味"結婚詐欺"やな！？（笑）」